「保育所における感染症対策ガイドライン」に示されている、1分あたりの正常な呼吸数のめやすの組み合わせとして、正しいものはどれか。
- ①新生児60〜70回 乳児50〜60回 幼児40〜50回
- ②新生児20〜30回 乳児30〜40回 幼児40〜50回
- ③新生児40〜50回 乳児30〜40回 幼児20〜30回
- ④新生児30〜40回 乳児20〜30回 幼児12〜16回
答えと解説を見る
「保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)」の別添「子どもの病気〜症状に合わせた対応〜」には、呼吸の様子が気になるときのめやすとして、1分あたりの正常呼吸数が新生児40〜50回、乳児30〜40回、幼児20〜30回と示されています。子どもの呼吸数が大人より多いのは、肺や胸郭が小さく1回に吸い込める空気の量(1回換気量)が少ないうえ、体の大きさの割に多くの酸素を必要とするためです。年齢が上がって肺が発達するにつれ、呼吸数は少しずつ減っていきます。呼吸数を数えるときは、泣いたり動いたりしていない安静時に、胸やお腹の動きを1分間しっかり見ることが大切です。
他の選択肢が不適切な理由
・新生児20〜30回 乳児30〜40回 幼児40〜50回:年齢と数値の関係が逆になっています。年齢が低いほど呼吸数は多くなります。
・新生児60〜70回 乳児50〜60回 幼児40〜50回:どの年齢でもめやすより多すぎます。安静時にこのような呼吸数が続く場合は、呼吸が苦しいサイン(多呼吸)として注意が必要です。
・新生児30〜40回 乳児20〜30回 幼児12〜16回:全体に少なすぎます。12〜16回程度は、おおむね成人の呼吸数に近い値です。
【覚え方のポイント】
「新生児40〜50、乳児30〜40、幼児20〜30」と、年齢が1段上がるごとに10回ずつ減ると覚えます。脈拍数も同じく年齢が低いほど多くなるので、「小さい子ほど呼吸も脈も速い」と大きな傾向をまず押さえ、数値はガイドラインのめやすで確認しておきましょう。