問11-2
発達の方向性に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ①歩行が安定してから、首のすわりが完成するようになる
- ②指先の細かな動きが育ってから、腕全体を動かせるようになる
- ③首がすわり、腰がすわってから、立って歩けるようになる
- ④足の運動の調整が先に育ち、最後に頭部の制御が完成する
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正解
③首がすわり、腰がすわってから、立って歩けるようになる
解説
身体や運動の発達には、一定の方向性があります。その代表が「頭部から尾部(脚部)へ」と「中心部から末梢部へ」の2つです。頭部から尾部へとは、首がすわる→寝返り→おすわり(腰がすわる)→はいはい→つかまり立ち→ひとり歩き、というように、頭に近い部分から順に自分でコントロールできるようになることです。中心部から末梢部へとは、肩や腕全体を大きく動かす動きが先に育ち、その後に手首、さらに指先の細かな動き(微細運動)ができるようになることです。保育では、この順序を踏まえて、今の子どもの姿に合った遊びや環境を用意することが大切です。
他の選択肢が不適切な理由
・指先の細かな動きが先:方向性が逆です。中心部から末梢部へ進むので、腕全体の大きな動きが先で、指先で小さな物をつまむ動作は後から育ちます。
・歩行が安定してから首のすわり:順序が逆です。首のすわりは生後3〜4か月頃に見られ、歩行はそれよりずっと後の1歳前後から始まります。
・足の運動が先で頭部が最後:頭部から尾部へという方向性とは逆の説明です。
【覚え方のポイント】
「上から下へ(頭→脚)」「内から外へ(体の中心→指先)」の2つをセットで覚えます。スプーンの持ち方が、手のひら全体で握る持ち方から、指先で鉛筆のように持つ持ち方へ変わっていくのも「中心から末梢へ」の具体例です。
身体や運動の発達には、一定の方向性があります。その代表が「頭部から尾部(脚部)へ」と「中心部から末梢部へ」の2つです。頭部から尾部へとは、首がすわる→寝返り→おすわり(腰がすわる)→はいはい→つかまり立ち→ひとり歩き、というように、頭に近い部分から順に自分でコントロールできるようになることです。中心部から末梢部へとは、肩や腕全体を大きく動かす動きが先に育ち、その後に手首、さらに指先の細かな動き(微細運動)ができるようになることです。保育では、この順序を踏まえて、今の子どもの姿に合った遊びや環境を用意することが大切です。
他の選択肢が不適切な理由
・指先の細かな動きが先:方向性が逆です。中心部から末梢部へ進むので、腕全体の大きな動きが先で、指先で小さな物をつまむ動作は後から育ちます。
・歩行が安定してから首のすわり:順序が逆です。首のすわりは生後3〜4か月頃に見られ、歩行はそれよりずっと後の1歳前後から始まります。
・足の運動が先で頭部が最後:頭部から尾部へという方向性とは逆の説明です。
【覚え方のポイント】
「上から下へ(頭→脚)」「内から外へ(体の中心→指先)」の2つをセットで覚えます。スプーンの持ち方が、手のひら全体で握る持ち方から、指先で鉛筆のように持つ持ち方へ変わっていくのも「中心から末梢へ」の具体例です。