2026年版・4-8

相談援助の方法と技術の一問一答

保育士 筆記試験「社会福祉」から、相談援助の方法と技術に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問14-8

個別援助(ケースワーク)の一般的な展開過程を順に並べたものとして、正しいものはどれか。

  • ①インテーク→プランニング→アセスメント→インターベンション→モニタリング→エバリュエーション
  • ②インテーク→アセスメント→プランニング→インターベンション→モニタリング→エバリュエーション
  • ③アセスメント→インテーク→プランニング→インターベンション→エバリュエーション→モニタリング
  • ④インテーク→アセスメント→プランニング→モニタリング→インターベンション→エバリュエーション
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正解 ②インテーク→アセスメント→プランニング→インターベンション→モニタリング→エバリュエーション
解説

個別援助は一般に、インテーク(受理面接:相談を受け止め、援助関係を結ぶ入口)→アセスメント(事前評価:情報を集めて利用者の状況やニーズを理解する)→プランニング(援助計画の作成:目標と具体的な方法を利用者とともに決める)→インターベンション(介入:計画にもとづいて援助を実施する)→モニタリング(経過の観察:援助が計画どおり進み効果があがっているかを確かめる)→エバリュエーション(事後評価:援助全体をふり返って評価する)→終結、という順で展開します。モニタリングで計画が合っていないとわかれば、再びアセスメントに戻って計画を見直します。一方通行ではなく、必要に応じて前の段階に戻る循環的な過程である点も大切です。

他の選択肢が不適切な理由

・プランニングがアセスメントより先:状況やニーズを理解する前に計画を立てることはできません。計画はアセスメントの結果にもとづいて作ります。
・アセスメントがインテークより先:援助関係を結ぶ入口であるインテークが最初です。また、モニタリングとエバリュエーションの順も逆になっています。
・モニタリングがインターベンションより先:モニタリングは、実施している援助の経過を観察するものなので、援助の実施(インターベンション)の後に行います。

【覚え方のポイント】
「受け付けて(インテーク)→調べて(アセスメント)→計画して(プランニング)→実行して(インターベンション)→見守って(モニタリング)→ふり返る(エバリュエーション)」と、日本語の動詞に置き換えて覚えます。カタカナの頭文字を並べて「イ・ア・プ・イ・モ・エ」と唱えるのも有効です。
問24-8

相談援助の展開過程に関する記述として、誤っているものはどれか。

  • ①インテークでは、利用者の主訴を聴き取り、機関で対応できるかを確かめる
  • ②インテークでは、機関が提供できる支援の内容を利用者に説明する
  • ③アセスメントでは、問題だけでなく本人の強みや環境についても把握する
  • ④モニタリングは、援助の終結後に一度だけ行う援助全体の総括である
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正解 ④モニタリングは、援助の終結後に一度だけ行う援助全体の総括である
解説

モニタリングは、援助を実施している途中で、計画どおりにサービスや支援が提供されているか、利用者の状況に変化はないか、新たなニーズが生じていないかなどを、継続的に確かめる段階です。問題があれば、アセスメントや計画の見直しにつなげます。援助の終結の段階で、援助全体の効果や過程をふり返って評価するのはエバリュエーション(事後評価)です。したがって、モニタリングを終結後に一度だけ行う総括とする記述が誤りです。モニタリングは「途中で何度も行う点検」、エバリュエーションは「最後に行う総括」と区別されます。

他の選択肢が適切な理由

・インテークでの主訴の聴き取り:正しい記述です。インテーク(受理面接)では、利用者が何に困っているのか(主訴)を聴き、その機関で対応できる内容か、他の機関につなぐべきかを見極めます。
・インテークでの機関の説明:正しい記述です。機関の役割や提供できる支援の内容を説明し、利用者が援助を受けるかどうかを判断できるようにします。援助関係の土台をつくる大切な段階です。
・アセスメントでの強みや環境の把握:正しい記述です。アセスメントでは、問題や困りごとだけでなく、本人の強み(ストレングス)、家族や地域の社会資源など、利用者を取り巻く状況を総合的に把握します。

【覚え方のポイント】
評価に関わる語は3つあります。アセスメント=援助の前の「事前評価」、モニタリング=援助の途中の「経過観察」、エバリュエーション=援助の後の「事後評価」。「前・途中・後」の時間の順に並べておけば、取り違えを防げます。
問34-8

利用者やその家族と、それを取り巻く親族、友人、学校、関係機関などの社会資源との関係を、円と線を用いて1枚の図に表す方法はどれか。

  • ①エコマップ
  • ②ジェノグラム
  • ③ソシオグラム
  • ④フェイスシート
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正解 ①エコマップ
解説

エコマップ(生態地図)は、アメリカのハートマンが考案した図で、中心に利用者や家族を置き、そのまわりに親族、友人、近隣、学校、保育所、医療機関、行政機関などの社会資源を円で描き、それらとの関係を線で結んで表します。線の種類(太い線、点線、ぎざぎざの線など)によって、関係の強さや弱さ、ストレスや対立のある関係などを示し、矢印でエネルギーや支援の流れる向きを表すこともあります。利用者を取り巻く人間関係や支援の状況がひと目でわかるため、アセスメントや関係機関との情報共有に役立ちます。利用者と一緒に作成することで、本人が自分の置かれた状況に気づくきっかけにもなります。

他の選択肢が不適切な理由

・ジェノグラム:世代関係図とも呼ばれ、3世代程度にわたる家族の構成や関係を、決められた記号を用いて表す図です。家族の中の関係を表すもので、学校や関係機関などの社会資源との関係を描くものではありません。
・ソシオグラム:モレノが考案した、集団の中のメンバー間の関係(好意や拒否など)を図に表したものです。グループの人間関係の把握に用いられます。
・フェイスシート:利用者の氏名、年齢、家族構成、主訴などの基本的な情報をまとめて記録する用紙です。図ではありません。

【覚え方のポイント】
「エコ(生態・環境)マップ=本人と社会資源の関係」「ジェノ(遺伝・世代)グラム=家族の世代関係」「ソシオ(社会・集団)グラム=集団の中の人間関係」と、語源から区別すると覚えやすくなります。
問44-8

相談援助で用いられる記録や図の方法に関する記述として、誤っているものはどれか。

  • ①ジェノグラムは、複数の世代にわたる家族関係を記号で図に表したものである
  • ②ジェノグラムでは、一般に男性を四角形、女性を円の記号で表している
  • ③ソシオグラムは、地域にある社会資源の所在地を地図上に示したものである
  • ④エコマップでは、関係の強さやストレスの有無を線の種類によって表す
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正解 ③ソシオグラムは、地域にある社会資源の所在地を地図上に示したものである
解説

ソシオグラムは、モレノが創始したソシオメトリーの考え方にもとづき、集団の中のメンバーどうしの関係(誰が誰に好意をもっているか、誰が孤立しているかなど)を、記号と矢印で図に表したものです。グループワークや、保育所・学校のクラスの人間関係の理解などに用いられます。地域の社会資源の所在地を地図上に示したもの(いわゆる社会資源マップ)ではないので、この記述が誤りです。

他の選択肢が適切な理由

・ジェノグラムの意味:正しい記述です。ジェノグラムは、3世代程度の家族の構成、結婚・離婚、同居の状況、死別などを記号で表す図です。世代を超えて繰り返される家族の関係のパターンなどを理解するのに役立ちます。
・ジェノグラムの記号:正しい記述です。一般に、男性を四角形(□)、女性を円(○)で表し、本人は二重線で囲むなどして示します。死亡した人は×印などで表します。
・エコマップの線:正しい記述です。エコマップでは、強い関係を太い線、弱い関係を点線、ストレスや対立のある関係をぎざぎざの線などで表します。

【覚え方のポイント】
図の方法は「何と何の関係を描くか」で区別します。家族の世代間の関係=ジェノグラム、本人と社会資源の関係=エコマップ、集団のメンバー間の関係=ソシオグラム。保育の現場では、子どもの家庭の状況を理解するためにジェノグラムやエコマップが使われることがあります。
問54-8

面接で、保育士が保護者に「そのとき、どのようなお気持ちでしたか」とたずねた。このように、相手が自分の考えや気持ちを自由に語れるような質問の形式を何というか。

  • ①閉じられた質問
  • ②開かれた質問
  • ③誘導的な質問
  • ④多重質問
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正解 ②開かれた質問
解説

開かれた質問(オープン・クエスチョン)は、「どのように」「どんな」「何が」といった形でたずね、相手が自分の言葉で自由に答えられる質問です。相手の気持ちや考え、状況を幅広く知ることができ、話し手が自分の考えを整理するきっかけにもなります。保護者の思いを丁寧に受け止めたい子育て支援の面談では、特に大切な技法です。ただし、開かれた質問ばかりが続くと、答えるのに負担を感じる人もいるため、相手の様子を見ながら使うことが求められます。

他の選択肢が不適切な理由

・閉じられた質問:「はい」「いいえ」や、「何時に」「何歳」など、短い言葉で答えられる質問です(クローズド・クエスチョン)。事実を確認するときに便利で、話すことが苦手な人にも答えやすい一方、多用すると尋問のようになり、相手が自由に語る機会を狭めてしまいます。
・誘導的な質問:「〜ですよね」のように、援助者が望む答えに相手を導いてしまう質問で、面接では避けるべきものとされます。
・多重質問:一度にいくつものことをたずねる質問です。相手が何に答えればよいか迷ってしまうため、避けるべきとされます。

【覚え方のポイント】
「開かれた=自由に語る(どのように・どんな)」「閉じられた=短く答える(はい・いいえ)」と対にして覚えます。どちらが優れているというより、面接の目的や相手に応じて使い分けることが大切だという点も、事例問題で問われます。
問64-8

面接技法のうち、利用者がまだうまく言葉にできていない気持ちや考えを、援助者が言葉にして返し、確かめる技法はどれか。

  • ①要約
  • ②繰り返し
  • ③直面化
  • ④明確化
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正解 ④明確化
解説

明確化は、利用者が漠然と感じていたり、うまく言葉にできなかったりしている気持ちや考えを、援助者が先取りして言葉にし、「〜というお気持ちなのですね」と返して確かめる技法です。たとえば、保護者が「なんだか毎日、疲れてしまって…」と言葉を濁したとき、保育士が「一人で子育てを抱えていて、誰かに手伝ってほしいと感じていらっしゃるのでしょうか」と言葉にすることで、保護者は自分の本当の思いに気づき、話を深めることができます。援助者の思い込みを押しつけないよう、必ず相手に確かめる形で返すことが大切です。

他の選択肢が不適切な理由

・要約:利用者が話した内容の要点をまとめて返す技法です。話の流れを整理し、援助者が正しく理解しているかを確かめるのに役立ちますが、言葉になっていない思いを言葉にする技法ではありません。
・繰り返し:利用者が話した言葉の一部(キーワードなど)をそのまま返す技法です。きちんと聴いていることを伝え、話を続けやすくします。
・直面化:利用者の話の中の矛盾や、言葉と態度の食い違いなどに、利用者自身が向き合えるよう指摘する技法です。信頼関係ができてから慎重に用いるべきものとされます。

【覚え方のポイント】
「まだ言葉になっていない思いを言葉にする=明確化」「話した内容をまとめる=要約」「話した言葉をそのまま返す=繰り返し」「矛盾に向き合ってもらう=直面化」と、援助者が返す内容の違いで区別します。問題文の「まだ言葉にできていない」「漠然と」がキーワードです。
問74-8

集団援助技術(グループワーク)の展開過程のうち、援助者がメンバーと実際に出会う前に、メンバーの情報を集め、メンバーがどのような気持ちで参加するかをあらかじめ理解しておく「波長合わせ」を行う時期はどれか。

  • ①準備期
  • ②開始期
  • ③作業期
  • ④終結期
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正解 ①準備期
解説

グループワークの展開過程は、一般に準備期→開始期→作業期→終結期の4つに分けられます。準備期は、グループが実際に始まる前の段階で、援助者は、グループの目的を明確にし、メンバーに関する情報を集め、メンバーがどのような思いや不安を抱いて参加してくるのかを前もって理解しておきます。これを「波長合わせ」といい、シュワルツが重視した考え方です。前もって相手の気持ちに波長を合わせておくことで、最初の出会いの場面で、メンバーの不安や期待に適切に応じることができます。

他の選択肢が不適切な理由

・開始期:メンバーが初めて集まり、援助者がグループの目的や約束事を説明し、メンバーどうしの関係づくりを始める時期です。メンバーはまだ緊張や不安を抱えていることが多い段階です。
・作業期:メンバーが相互に関わり合いながら、グループの目的に向けて活動を展開する時期です。援助者は、メンバーの相互作用を促し、必要に応じて調整します。
・終結期:グループの活動を終える時期です。活動をふり返って評価し、メンバーが得たものを今後の生活に生かせるようにし、別れの感情にも配慮します。

【覚え方のポイント】
4つの時期は「準備(会う前)→開始(出会い)→作業(活動の中心)→終結(別れとふり返り)」と、グループの一生として覚えます。「波長合わせ=準備期」は頻出の組合せです。保育所での保護者の集まりや子育てサークルの支援にも、この考え方は応用できます。
問84-8

集団援助技術や地域援助技術に関わる人物とその業績に関する記述として、誤っているものはどれか。

  • ①コノプカは、グループワークの原則を示し、グループワークの発展に大きく貢献した
  • ②シュワルツは、援助者を個人と社会の媒介者とする相互作用モデルを示した
  • ③トレッカーは、小地域開発・社会計画・ソーシャルアクションのモデルを示した
  • ④ロスは、住民が主体的に参加して地域の問題を解決していく過程を重視した
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正解 ③トレッカーは、小地域開発・社会計画・ソーシャルアクションのモデルを示した
解説

コミュニティワーク(地域援助技術)の実践を、小地域開発(住民の参加と自助による地域の問題解決)、社会計画(専門家による計画的な課題解決)、ソーシャルアクション(不利な立場の人々が組織化して社会の変革を求める)の3つのモデルに整理したのはロスマンです。トレッカーは、グループワークの定義や原則を示したグループワークの研究者であり、この3モデルを示した人物ではありません。したがって、この記述が誤りです。

他の選択肢が適切な理由

・コノプカ:正しい記述です。グループワークの原則(メンバーの個別化とグループ全体の個別化、メンバーの受容、援助者とメンバーの援助関係の確立など)を示した人物として知られます。
・シュワルツ:正しい記述です。援助者を、個人と社会(グループ)の間に立って両者の関係を仲立ちする「媒介者」ととらえる相互作用モデルを示しました。準備期の「波長合わせ」も、シュワルツが重視した考え方です。
・ロス:正しい記述です。コミュニティ・オーガニゼーションを、地域社会が自らの問題を発見し、住民が主体的に協力して解決していく過程としてとらえ、その過程で地域の協力的な態度や力が育つことを重視しました。

【覚え方のポイント】
グループワークの人物=コノプカ(原則)、シュワルツ(媒介・波長合わせ)、トレッカー(定義)。コミュニティワークの人物=ロス(住民の主体的な参加の過程)、ロスマン(3つのモデル)。ロスとロスマンは名前が似ているので、「ロスマンの“マン”はモデルが3つ」などと語呂で区別するのも一つの方法です。
問94-8

スーパービジョンの機能のうち、仕事の悩みやストレスを抱えた新人保育士の気持ちを受け止め、精神的に支えることで、燃え尽きを防ぎ、仕事を続けられるようにする機能はどれか。

  • ①支持的機能
  • ②管理的機能
  • ③教育的機能
  • ④評価的機能
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正解 ①支持的機能
解説

スーパービジョンは、経験や知識の豊かなスーパーバイザーが、スーパーバイジー(新人など援助を受ける側の職員)に対して、よりよい援助ができるよう指導・支援する過程です。その主な機能として、管理的機能、教育的機能、支持的機能の3つが挙げられます。このうち支持的機能は、スーパーバイジーが仕事の中で抱える不安、悩み、ストレスを受け止め、精神的に支えることで、自信を取り戻し、燃え尽き(バーンアウト)を防ぎ、仕事を続けられるようにする機能です。保育の現場でも、新人保育士が一人で悩みを抱え込まないよう、先輩や主任が話を聴いて支えることは、保育の質を保つうえでも重要です。

他の選択肢が不適切な理由

・管理的機能:組織の方針や業務の手順に沿って仕事が適切に行われるよう、業務の配分や進行を管理・調整する機能です。
・教育的機能:援助に必要な知識や技術、価値を教え、専門職として成長できるよう指導する機能です。
・評価的機能:スーパーバイジーの業務や成長の状況を評価する働きで、管理的機能に含めて説明されることもあります。精神的に支えることが中心の機能ではありません。

【覚え方のポイント】
スーパービジョンの3機能は「管理(組織として仕事を回す)」「教育(知識・技術を育てる)」「支持(心を支える)」と覚えます。問題文に「気持ちを受け止める」「燃え尽きを防ぐ」「精神的に支える」とあれば支持的機能です。
問104-8

次のA〜Dのうち、スーパービジョンとコンサルテーションに関する記述として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせはどれか。
A コンサルテーションは、異なる領域の専門家から専門的な助言を受けることをいう。
B スーパービジョンは、異なる専門職どうしが対等な立場で助言し合うことをいう。
C ピア・スーパービジョンは、同僚や仲間どうしで行うスーパービジョンである。
D コンサルテーションで助言を受けた側は、その助言に必ず従わなければならない。

  • ①A○ B○ C○ D×
  • ②A○ B× C○ D×
  • ③A× B○ C× D○
  • ④A○ B× C× D○
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正解 ②A○ B× C○ D×
解説

A:○。コンサルテーションは、援助者が、自分とは異なる領域の専門家(コンサルタント)から、専門的な知識や技術について助言を受けることです。たとえば、保育士が、発達に課題のある子どもへの関わり方について、心理職や医師から助言を受ける場合がこれにあたります。
B:×。スーパービジョンは、一般に同じ職種・同じ組織の中で、経験のあるスーパーバイザーがスーパーバイジーを指導・支援するもので、管理的機能をもつこともあります。異なる専門職どうしが対等な立場で助言し合うのは、コンサルテーションの説明に近いものです。
C:○。ピア・スーパービジョンは、同じ立場の同僚や仲間(ピア)どうしで、事例を検討したり助言し合ったりする形態です。スーパーバイザーがいなくても行え、互いの学び合いにつながります。
D:×。コンサルテーションは、対等な関係で行われる助言であり、助言を受けた側(コンサルティ)がそれを取り入れるかどうかは、自分で判断します。コンサルタントは管理的な権限をもたず、助言の結果に責任を負うのは援助者側です。

他の選択肢が不適切な理由

・A○ B○ C○ D×:Bを○としている点が誤りです。
・A× B○ C× D○:A・Cを×、B・Dを○としている点が誤りです。
・A○ B× C× D○:Cを×、Dを○としている点が誤りです。

【覚え方のポイント】
「スーパービジョン=同じ職種・組織の中で、上の立場から指導(管理的機能あり)」「コンサルテーション=異なる専門家から、対等な立場で助言(従うかは自分で判断)」と、関係の違いで区別します。保育所で外部の専門家を招いて助言を受ける場面は、コンサルテーションの典型例です。
保育士 筆記試験の問題を続けて解く(全1000問) 社会福祉の一問一答

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