次の文は、保育所保育指針「第1章 総則」の「保育の目標」の一部である。(A)(B)に入る語句の組み合わせとして正しいものはどれか。
保育所の保育は、子どもが(A)を最も良く生き、望ましい(B)をつくり出す力の基礎を培うために、次の目標を目指して行わなければならない。
- ①A 今日 B 社会
- ②A 現在 B 社会
- ③A 現在 B 未来
- ④A 乳幼児期 B 未来
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指針 第1章1(2)アは、保育所は子どもが生涯にわたる人間形成にとって極めて重要な時期に、その生活時間の大半を過ごす場であるとしたうえで、保育所の保育は「子どもが現在を最も良く生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培う」ために行うとしています。
保育所保育指針解説は、子どもたちの「現在」が心地よく生き生きと幸せなものとなることと、長期的な視野で「未来」を見据えて生涯にわたる生きる力の基礎を培うことの両方を目標にする、と説明しています。将来のために今を我慢させるのではなく、今を充実して生きること自体が未来の力につながる、という考え方です。
他の選択肢が不適切な理由
・A 今日 B 社会:どちらも条文の語ではありません。
・A 現在 B 社会:Bは「未来」です。「現在」と「未来」が対になっています。
・A 乳幼児期 B 未来:Aは「現在」です。乳幼児期という語は直前の「生涯にわたる人間形成にとって極めて重要な時期」という説明の文脈で使われる考え方で、この箇所の語ではありません。
【覚え方のポイント】
「現在を最も良く生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培う」は指針の中核フレーズです。現在と未来の対比で覚えましょう。全国保育士会倫理綱領の前文にも「現在(いま)を幸せに生活し、未来(あす)を生きる力を育てる」という似た表現があり、混同に注意します。