2026年版・8-5

離乳の進め方の一問一答

保育士 筆記試験「子どもの食と栄養」から、離乳の進め方に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問18-5

授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)における「離乳の開始」の説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①なめらかにすりつぶした状態の食物を初めて与えた時
  • ②果汁やスープなど、乳汁以外の液体を初めて与えた時
  • ③つぶしがゆを1日2回与えられるようになった時
  • ④歯が生え始め、かたい食物をかめるようになった時
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正解 ①なめらかにすりつぶした状態の食物を初めて与えた時
解説

ガイドは、離乳の開始を「なめらかにすりつぶした状態の食物を初めて与えた時」と定義し、その時期は生後5〜6か月頃が適当としています。離乳とは、成長に伴い母乳や育児用ミルク等の乳汁だけでは不足してくるエネルギーや栄養素を補うために、乳汁から幼児食に移行する過程をいいます。ただし子どもの発育・発達には個人差があるので、月齢はあくまでも目安であり、子どもの様子をよく観察しながら、親が子どもの「食べたがっているサイン」に気づけるよう支援することが重要だとされています。

他の選択肢が不適切な理由

・果汁やスープを初めて与えた時:ガイドは、離乳の開始前の子どもにとって最適な栄養源は乳汁であり、離乳の開始前に果汁やイオン飲料を与えることの栄養学的な意義は認められていないとしています。液体を与えたことは離乳の開始ではありません。
・つぶしがゆを1日2回与えられるようになった時:1日2回食に進むのは離乳中期(生後7〜8か月頃)の目安で、開始の定義ではありません。
・歯が生え始めた時:歯の生え方は開始の定義や目安には含まれていません。

【覚え方のポイント】
「開始=なめらかにすりつぶした食物を初めて与えた時(5〜6か月頃)」と、定義と時期をセットで覚えましょう。「果汁から始める」という古い考え方は現在のガイドでは否定されている点が頻出です。
問28-5

授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)に示された、離乳を開始する時期の子どもの発達状況の目安として、誤っているものはどれか。

  • ①首のすわりがしっかりして、寝返りができる
  • ②スプーンを口に入れても舌で押し出すことが少ない
  • ③乳歯の前歯が、上の歯も下の歯も生えそろっている
  • ④5秒以上座れる、食べ物に興味を示すなどが見られる
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正解 ③乳歯の前歯が、上の歯も下の歯も生えそろっている
解説

ガイドは、離乳を開始する時期の子どもの発達状況の目安として、首のすわりがしっかりして寝返りができる、5秒以上座れる、スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる(哺乳反射の減弱)、食べ物に興味を示す、などを挙げています。歯が生えそろっていることは目安に含まれていません。離乳初期の食物はなめらかにすりつぶした状態なので、歯がなくても口唇を閉じて取り込み、飲み込むことができます。

他の選択肢が適切な理由

・首のすわりと寝返り:ガイドに示された目安です。
・舌で押し出すことが少ない:ガイドに示された目安です。哺乳反射は探索反射、口唇反射、吸啜反射などの原始反射で、大脳の発達とともに減少し、生後5〜7か月頃に消失するとされています。この反射が残っているうちは、口に入ったスプーンを舌で押し出してしまいます。
・5秒以上座れる、食べ物への興味:いずれもガイドに示された目安です。

【覚え方のポイント】
開始の目安は「首すわり・寝返り・5秒座れる・舌で押し出さない・食べ物に興味」の5つです。いずれも“体と口の準備ができたか”を見るもので、「歯」や「体重」の条件は入っていないと覚えましょう。
問38-5

授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)に示された、離乳中期(生後7〜8か月頃)の目安として、最も適切なものはどれか。

  • ①歯ぐきでつぶせる程度の固さのものを、1日3回与える
  • ②舌でつぶせる程度の固さのものを、1日2回与える
  • ③なめらかにすりつぶした状態のものを、1日1回与える
  • ④歯ぐきでかめる固さのものを、1日3回与える
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正解 ②舌でつぶせる程度の固さのものを、1日2回与える
解説

ガイドは、生後7〜8か月頃からは舌でつぶせる固さのものを与え、離乳食は1日2回にして生活リズムを確立していくとしています。母乳又は育児用ミルクは離乳食の後に与え、このほかに授乳のリズムに沿って、母乳は子どもの欲するままに、ミルクは1日に3回程度与えます。この時期の食べ方は、舌・顎の動きが前後から上下運動へ移行し、口唇は左右対称に引かれるようになります。食べさせ方は、平らな離乳食用のスプーンを下唇にのせ、上唇が閉じるのを待ちます。

他の選択肢が不適切な理由

・歯ぐきでつぶせる固さ・1日3回:離乳後期(生後9〜11か月頃)の目安です。
・なめらかにすりつぶしたもの・1日1回:離乳初期(生後5〜6か月頃)の目安です。
・歯ぐきでかめる固さ・1日3回:離乳完了期(生後12〜18か月頃)の目安です。完了期は1日3回の食事に加え、必要に応じて1日1〜2回の補食を与えます。

【覚え方のポイント】
固さは「なめらか(初期)→舌でつぶせる(中期)→歯ぐきでつぶせる(後期)→歯ぐきでかめる(完了期)」、回数は「1回→2回→3回→3回+補食」と、段階ごとに1つずつ進むと覚えましょう。
問48-5

次のA〜Dのうち、授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)に示された離乳後期(生後9〜11か月頃)の支援に関する記述として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせはどれか。
A 歯ぐきでつぶせる固さのものを与える。
B 離乳食は1日3回にし、食欲に応じて離乳食の量を増やす。
C 手づかみ食べは周りが汚れて片付けが大変なので、できるだけさせないようにする。
D 丸み(くぼみ)のある離乳食用のスプーンを下唇にのせ、上唇が閉じるのを待つ。

  • ①A○ B○ C○ D×
  • ②A○ B× C○ D○
  • ③A× B○ C× D○
  • ④A○ B○ C× D○
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正解 ④A○ B○ C× D○
解説

A:○。離乳後期は歯ぐきでつぶせる固さのものを与えます。舌で食べ物を歯ぐきの上に乗せられるようになり、歯や歯ぐきでつぶせるようになる時期です。
B:○。離乳食は1日3回にし、食欲に応じて量を増やします。離乳食の後に母乳又は育児用ミルクを与え、育児用ミルクはこのほかに1日2回程度与えます。
C:×。ガイドは、手づかみ食べは生後9か月頃から始まり、1歳過ぎの子どもの発育及び発達にとって積極的にさせたい行動だとしています。食べ物を触ったり握ったりすることで固さや触感を体験し、食べ物への関心や、自らの意志で食べようとする行動につながるからです。手づかみ食べをさせたくない親には、その必要性について情報提供することが大切だとされています。
D:○。この時期の食べさせ方として示されています(中期は平らなスプーン)。
したがって「A○ B○ C× D○」が正解です。

他の選択肢が不適切な理由

・A○ B○ C○ D×:Cは×、Dは○です。
・A○ B× C○ D○:Bは○、Cは×です。
・A× B○ C× D○:Aの歯ぐきでつぶせる固さは正しいので○です。

【覚え方のポイント】
「手づかみ食べ=9か月頃から、積極的にさせたい行動」は頻出です。汚れや時間を理由に制限する選択肢は誤りと判断しましょう。
問58-5

授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)に示された「離乳の完了」に関する記述として、誤っているものはどれか。

  • ①形のある食物をかみつぶせるようになった状態をいう
  • ②母乳や育児用ミルクを飲まなくなった状態をいう
  • ③その時期は、生後12か月から18か月頃である
  • ④食事は1日3回となり、必要に応じて補食を与える
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正解 ②母乳や育児用ミルクを飲まなくなった状態をいう
解説

ガイドは、離乳の完了を「形のある食物をかみつぶすことができるようになり、エネルギーや栄養素の大部分が母乳又は育児用ミルク以外の食物から摂取できるようになった状態」と定義し、離乳の完了は、母乳又は育児用ミルクを飲んでいない状態を意味するものではないと明記しています。母乳や育児用ミルクは、子どもの離乳の進行及び完了の状況に応じて与えるもので、いつまで乳汁を続けるかは母親等の考えを尊重して支援するとされています。子どもが乳汁を必要としなくなる時期には、成長や発達、離乳の進み具合、家庭環境によって個人差があるためです。

他の選択肢が適切な理由

・形のある食物をかみつぶせる状態:正しい記述です。完了の定義の中心部分です。
・生後12か月から18か月頃:正しい記述です。
・1日3回と補食:正しい記述です。食事は1日3回となり、その他に1日1〜2回の補食を必要に応じて与えます。

【覚え方のポイント】
「完了=乳汁をやめること」ではない、という点が最大のひっかけです。「かみつぶせる」「栄養の大部分を乳汁以外から」「12〜18か月頃」「3回食+補食1〜2回」の4点で覚えましょう。
問68-5

授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)で、蜂蜜は「1歳を過ぎるまでは与えない」とされている。その理由として示されているものはどれか。

  • ①腸管出血性大腸菌感染症
  • ②鉄欠乏性貧血
  • ③ビタミンB1欠乏症
  • ④乳児ボツリヌス症
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正解 ④乳児ボツリヌス症
解説

ガイドは、蜂蜜は乳児ボツリヌス症を引き起こすリスクがあるため、1歳を過ぎるまでは与えないとしています。乳児ボツリヌス症は、食品中にすでにできたボツリヌス毒素によって起こる通常のボツリヌス食中毒とは異なり、1歳未満の乳児が、芽胞として存在しているボツリヌス菌を摂取し、それが腸管内で増えて毒素を出すことで発症します。腸内環境が未熟な乳児に特有の病気で、国内でも蜂蜜を原因とする死亡事例が発生しています。ボツリヌス菌の芽胞は熱に強く、通常の加熱では死滅しないため、蜂蜜入りの加工食品にも注意が必要です。

他の選択肢が不適切な理由

・腸管出血性大腸菌感染症:生や加熱不十分な肉などが主な原因で、蜂蜜を与えない理由ではありません。
・鉄欠乏性貧血:牛乳を飲用として与えるのを1歳過ぎからとする理由です。
・ビタミンB1欠乏症:ガイドでは、イオン飲料の多量摂取による乳幼児のビタミンB1欠乏が報告されていると注意喚起されています。

【覚え方のポイント】
「1歳まで与えない=蜂蜜(乳児ボツリヌス症)」「1歳を過ぎてから飲用=牛乳(鉄欠乏性貧血)」と、理由を取り違えないようにセットで覚えましょう。
問78-5

授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)に示された、牛乳の与え方として最も適切なものはどれか。

  • ①飲用とする場合は、1歳を過ぎてからが望ましい
  • ②カルシウム補給のため、中期から飲用で与える
  • ③アレルギー予防のため、3歳を過ぎてから与える
  • ④離乳の開始時から、飲用として与えてよい
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正解 ①飲用とする場合は、1歳を過ぎてからが望ましい
解説

ガイドは「牛乳を飲用として与える場合は、鉄欠乏性貧血の予防の観点から、1歳を過ぎてからが望ましい」としています。牛乳は鉄の含量が少なく、乳児期に飲用として多く与えると、鉄を多く含む食品の摂取が減ったり、鉄が不足しやすくなったりするためです。一方で、ヨーグルトや塩分・脂肪の少ないチーズは離乳の進行に応じて用いてよいとされており、乳製品すべてを1歳まで避けるわけではありません。

他の選択肢が不適切な理由

・中期から飲用で与える:飲用は1歳を過ぎてからが望ましいとされており、誤りです。
・3歳を過ぎてから与える:ガイドは、食物アレルギーの発症を心配して特定の食物の摂取開始を遅らせても予防効果があるという科学的根拠はないとしており、このような目安は示されていません。
・離乳の開始時から飲用:離乳の開始時は、なめらかにすりつぶしたおかゆから始めるとされています。

【覚え方のポイント】
牛乳は「飲用なら1歳過ぎ、理由は鉄欠乏性貧血の予防」と、理由とセットで覚えます。「料理やヨーグルト・チーズなどの乳製品」と「飲み物としての牛乳」を区別して読むことが、ひっかけ対策になります。
問88-5

授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)に示されたフォローアップミルクに関する記述として、誤っているものはどれか。

  • ①鉄の含有量は、育児用ミルクより多くなっている
  • ②離乳が順調に進んでいる場合、摂取する必要はない
  • ③母乳代替食品なので、母乳の代わりとして与える
  • ④鉄欠乏のリスクが高い場合は医師に相談し検討する
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正解 ③母乳代替食品なので、母乳の代わりとして与える
解説

ガイドは「フォローアップミルクは母乳代替食品ではなく、離乳が順調に進んでいる場合は、摂取する必要はない」としています。離乳が順調に進まず鉄欠乏のリスクが高い場合や、適当な体重増加が見られない場合には、医師に相談した上で、必要に応じてフォローアップミルクを活用すること等を検討するとされています。母乳の代わりとして与えるものではありません。

他の選択肢が適切な理由

・鉄の含有量が多い:正しい記述です。ガイドの注記では、フォローアップミルクの鉄含有量(6商品平均9.0mg/100g)は育児用ミルク(平均6.5mg/100g)の約1.4倍とされています。
・順調なら不要:正しい記述です。
・医師に相談して検討:正しい記述です。自己判断ではなく、医師への相談が前提になっています。

【覚え方のポイント】
フォローアップミルクは「母乳代替ではない」「順調なら不要」「鉄が多い(育児用ミルクの約1.4倍)」「必要なら医師に相談して活用」の4点です。「育児用ミルク」の定義にもフォローアップミルクは含まれない、という点とあわせて覚えましょう。
問98-5

次のA〜Dのうち、授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)に示された離乳期の食品の種類と調理に関する記述として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせはどれか。
A 離乳の開始は、おかゆ(米)から始める。
B 卵は全卵から始め、慣れてきたら卵黄へと進めていく。
C 魚は白身魚から赤身魚、青皮魚へと進めていく。
D 離乳の開始時期は、調味料は必要ない。

  • ①A○ B○ C× D○
  • ②A○ B× C○ D○
  • ③A× B× C○ D×
  • ④A○ B○ C○ D×
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正解 ②A○ B× C○ D○
解説

A:○。ガイドは、離乳の開始はおかゆ(米)から始めるとし、新しい食品を始める時には離乳食用のスプーンで1さじずつ与え、子どもの様子をみながら量を増やしていくとしています。慣れてきたらじゃがいもや人参等の野菜、果物、さらに慣れたら豆腐や白身魚、固ゆでした卵黄など、種類を増やしていきます。
B:×。離乳が進むにつれ、卵は卵黄から全卵へと進めていくとされています。順序が逆です。
C:○。魚は白身魚から赤身魚、青皮魚へと進めていきます。脂肪の多い肉類は少し遅らせます。
D:○。離乳の開始時期は調味料は必要なく、離乳の進行に応じて食塩、砂糖など調味料を使用する場合は、食品のもつ味を生かしながら薄味でおいしく調理するとされています。
したがって「A○ B× C○ D○」が正解です。

他の選択肢が不適切な理由

・A○ B○ C× D○:Bは×、Cは○です。
・A× B× C○ D×:AとDはいずれも正しいので○です。
・A○ B○ C○ D×:Bは×、Dは○です。

【覚え方のポイント】
食品は「米→野菜・果物→豆腐・白身魚・固ゆで卵黄」と広げ、魚は「白身→赤身→青皮」、卵は「卵黄→全卵」と“淡白なもの・少量から”進めると覚えましょう。
問108-5

保育所で、生後4か月の子どもの保護者から「食物アレルギーが心配なので、離乳食はできるだけ遅く始めたい」と相談を受けた。授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)の考え方に基づく保育士の対応として、最も適切なものはどれか。

  • ①遅らせても予防効果の根拠はないと伝え、5〜6か月頃の開始を勧める
  • ②心配が大きいので、生後8か月頃まで開始を遅らせ、その間はミルクで補う
  • ③卵・牛乳・小麦は、3歳を過ぎるまで家庭でも与えないよう勧めておく
  • ④開始前に果汁を与えてみて、アレルギーの有無を確かめるよう勧める
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正解 ①遅らせても予防効果の根拠はないと伝え、5〜6か月頃の開始を勧める
解説

ガイドは「食物アレルギーの発症を心配して、離乳の開始や特定の食物の摂取開始を遅らせても、食物アレルギーの予防効果があるという科学的根拠はないことから、生後5〜6か月頃から離乳を始めるように情報提供を行う」としています。また、食物アレルギーの発症リスクに影響する因子として、特定の食物の摂取開始時期の遅れも指摘されています。ただし、離乳を進める中で食物アレルギーが疑われる症状がみられた場合は、自己判断で対応せず、必ず医師の診断に基づいて進めることが必要です。保護者の不安に寄り添いながら、正しい情報を伝えることが大切です。

他の選択肢が不適切な理由

・生後8か月頃まで遅らせる:開始を遅らせても予防効果はないため、ガイドは生後5〜6か月頃からの開始を情報提供するとしています。遅らせると、乳汁だけでは不足してくるエネルギーや鉄などの栄養素を補いにくくなります。
・卵・牛乳・小麦を3歳まで与えない:特定の食物の摂取開始を遅らせる予防効果の根拠はなく、自己判断での除去は適切ではありません。
・開始前に果汁を与える:離乳の開始前に果汁を与えることの栄養学的な意義は認められておらず、アレルギーの有無を確かめる方法でもありません。

【覚え方のポイント】
2019年改定版の食物アレルギーの考え方は「遅らせても予防できない→5〜6か月頃から開始」「疑わしい症状は必ず医師の診断」の2本柱です。「心配だから遅らせる・除去する」は誤り、と覚えましょう。
保育士 筆記試験の問題を続けて解く(全1000問) 子どもの食と栄養の一問一答

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