表面利率年2.0%、発行価格99円、償還期限5年の利付債券を発行時に購入し、償還まで保有した場合の応募者利回りとして、正しいものはどれか。なお、答えは小数第4位以下を切り捨てるものとする。
- ①2.020%
- ②2.200%
- ③2.222%
- ④3.030%
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応募者利回りは、発行時に購入して償還まで保有した場合の年あたりの収益率です。単利で計算します。
1 応募者利回り={表面利率+(額面100円-発行価格)÷償還年限}÷発行価格×100
2 表面利率2.0%は、額面100円につき年2.0円の利子を受け取ることを意味します。
3 1年当たりの償還差益=(100円-99円)÷5年=0.2円
4 分子=2.0円+0.2円=2.2円
5 応募者利回り=2.2円÷99円×100=2.2222…=2.222%
6 したがって答えは2.222%です。
額面より安い99円で購入しているため、償還時に1円の差益が出ます。その分だけ利回りは表面利率の2.0%を上回ります。
他の選択肢が誤りである理由
2.020%は償還差益を加えずに表面利率だけを発行価格で割った直接利回りの値です。
2.200%は分母を発行価格ではなく額面100円として計算した場合の値です。
3.030%は償還差益1円を年当たりに直さずそのまま加えた場合の値です。
覚え方のポイント
分子は年あたりの利子と償還差損益の合計、分母は買った値段、と固定して覚えます。