問11-4
適合性の原則に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ①顧客の財産の状況のみを基準として、勧誘を行ってよいかどうかを判断すべきものとされている。
- ②顧客の知識、経験、財産の状況及び契約を締結する目的に照らして判断すべきものとされている。
- ③特定投資家であるかどうかにかかわらず、すべての顧客に同一の規制が及ぶこととされている。
- ④顧客が了解していれば、不適当と認められる勧誘を行うことも許されるとされている。
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正解
②顧客の知識、経験、財産の状況及び契約を締結する目的に照らして判断すべきものとされている。
解説
適合性の原則とは、顧客の知識、経験、財産の状況、そして金融商品取引契約を締結する目的に照らして不適当と認められる勧誘を行い、投資者の保護に欠けることのないように業務を行わなければならないという規制です。
同じ商品でも、ある顧客には適した投資対象であり、別の顧客には過大なリスクとなります。したがって、商品の側だけを見て良し悪しを決めることはできず、顧客の属性と組み合わせて判断する必要があります。
判断の要素が四つ並べられているのは、どれか一つだけでは顧客像を捉えられないためです。資産が十分にあっても知識や経験が乏しければ、複雑な商品の勧誘は適当とはいえません。
他の選択肢が誤りである理由
財産の状況のみを基準とする記述は、四つの要素のうち一つに絞っており誤りです。
すべての顧客に同一の規制が及ぶとする記述も誤りで、特定投資家に対しては一部の行為規制の適用が除外されます。
顧客の了解があれば不適当な勧誘も許されるとする記述も誤りで、この規制は顧客の同意によって外れるものではありません。
覚え方のポイント
「知識・経験・財産の状況・目的」の四つを並べて覚えてください。年齢や収入といった別の語に置き換えた選択肢が誤りの典型です。
適合性の原則とは、顧客の知識、経験、財産の状況、そして金融商品取引契約を締結する目的に照らして不適当と認められる勧誘を行い、投資者の保護に欠けることのないように業務を行わなければならないという規制です。
同じ商品でも、ある顧客には適した投資対象であり、別の顧客には過大なリスクとなります。したがって、商品の側だけを見て良し悪しを決めることはできず、顧客の属性と組み合わせて判断する必要があります。
判断の要素が四つ並べられているのは、どれか一つだけでは顧客像を捉えられないためです。資産が十分にあっても知識や経験が乏しければ、複雑な商品の勧誘は適当とはいえません。
他の選択肢が誤りである理由
財産の状況のみを基準とする記述は、四つの要素のうち一つに絞っており誤りです。
すべての顧客に同一の規制が及ぶとする記述も誤りで、特定投資家に対しては一部の行為規制の適用が除外されます。
顧客の了解があれば不適当な勧誘も許されるとする記述も誤りで、この規制は顧客の同意によって外れるものではありません。
覚え方のポイント
「知識・経験・財産の状況・目的」の四つを並べて覚えてください。年齢や収入といった別の語に置き換えた選択肢が誤りの典型です。