いわゆるサブリース方式による賃貸住宅経営における契約構造に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- ①オーナーとサブリース業者間のマスターリース契約と、業者・入居者間の転貸借契約という二段階構造をとる。
- ②オーナーと入居者との間に直接の賃貸借契約が成立し、サブリース業者は仲介的な立場にとどまる。
- ③マスターリース契約が締結されると、オーナーと入居者との間にも当然に賃貸借契約関係が生じる。
- ④サブリース業者は入居者との間で契約を締結せず、オーナーが自ら入居者と直接契約を締結する仕組みである。
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サブリース方式では、オーナーがサブリース業者(特定転貸事業者)に賃貸住宅を一括して賃貸するマスターリース契約(原賃貸借契約)と、サブリース業者がその賃貸住宅を入居者に転貸する転貸借契約(サブリース契約)という、二段階の契約構造が形成される。オーナーと入居者との間には直接の契約関係は生じない。
他の選択肢が不適切な理由
「オーナーと入居者との間に直接の賃貸借契約が成立し、サブリース業者は仲介的な立場にとどまる」とする記述は、サブリース方式ではオーナーと入居者の間に直接の契約関係は生じない点を見誤っている。「マスターリース契約が締結されると、オーナーと入居者との間にも当然に賃貸借契約関係が生じる」とする記述は、マスターリース契約の締結のみをもってオーナーと入居者間に契約関係が生じるとする点で誤りである。「サブリース業者は入居者との間で契約を締結せず、オーナーが自ら入居者と直接契約を締結する仕組みである」とする記述は、サブリース業者が入居者と契約を締結しないとする点が、転貸借の仕組みと矛盾している。