2026年版・1-3

業務管理者の選任・要件・職務の一問一答

賃貸不動産経営管理士試験「賃貸住宅管理業法」から、業務管理者の選任・要件・職務に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問11-3

賃貸住宅管理業者による業務管理者の選任に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①賃貸住宅管理業者による業務管理者の選任については、営業所等ごとに一人以上選任しなければならないとされている。
  • ②賃貸住宅管理業者による業務管理者の選任については、法人全体で一人を選任すれば足り他は不要であるとされている。
  • ③賃貸住宅管理業者による業務管理者の選任については、選任は努力義務にとどまり登録拒否とはならないとされている。
  • ④賃貸住宅管理業者による業務管理者の選任については、都道府県ごとに最低一人以上を選任すれば足りるとされている。
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正解 ①賃貸住宅管理業者による業務管理者の選任については、営業所等ごとに一人以上選任しなければならないとされている。
解説
賃貸住宅管理業者は、営業所又は事務所ごとに、一人以上の業務管理者を選任しなければならないとされている。

他の選択肢が不適切な理由
「法人全体で一人を選任すれば足り他は不要であるとされている」という記述は、業務管理者は営業所又は事務所ごとに選任する必要があり、法人全体で一人選任すれば足りるものではないため誤り。「選任は努力義務にとどまり登録拒否とはならないとされている」という記述は、業務管理者の選任は法律上の義務であり、選任しなければ登録拒否事由に該当し得るため誤り。「都道府県ごとに最低一人以上を選任すれば足りるとされている」という記述は、業務管理者は都道府県ごとではなく営業所又は事務所ごとに選任する必要があるため誤り。
問21-3

業務管理者となるための資格要件に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①業務管理者となるための資格要件については、賃貸不動産経営管理士又は同等の宅建士等が該当し得るとされる。
  • ②業務管理者となるための資格要件については、実務経験を問わず宅地建物取引士であれば当然に該当するとされる。
  • ③業務管理者となるための資格要件については、弁護士又は公認会計士の資格を有することが唯一の要件とされる。
  • ④業務管理者となるための資格要件については、宅地建物取引業の免許を自ら受けていることが必須とされる。
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正解 ①業務管理者となるための資格要件については、賃貸不動産経営管理士又は同等の宅建士等が該当し得るとされる。
解説
業務管理者となるには、まず管理業務に関し2年以上の実務の経験を有する者(又は国土交通大臣がこれと同等以上の能力を有すると認めた者)であることが必要であり、その上で、賃貸不動産経営管理士のように国土交通大臣の登録を受けた登録証明事業による証明を受けている者か、宅地建物取引士であって国土交通大臣が指定する管理業務に関する実務についての講習を修了した者のいずれかに該当しなければならない。あわせて、登録拒否事由のうち法定の一定の欠格事由に該当しないことも必要である。

他の選択肢が不適切な理由
「実務経験を問わず宅地建物取引士であれば当然に該当するとされる」という記述は、宅地建物取引士による場合でも2年以上の実務の経験(又は同等以上の能力の認定)と指定講習の修了が必要であるため誤り。「弁護士又は公認会計士の資格を有することが唯一の要件とされる」という記述は、これらの資格は業務管理者の資格要件として定められていないため誤り。「宅地建物取引業の免許を自ら受けていることが必須とされる」という記述は、業務管理者に宅地建物取引業の免許は要求されていないため誤り。
問31-3

業務管理者が行うべき職務に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①業務管理者が行うべき職務については、重要事項説明等の実施方法に関する管理及び監督が含まれるとされている。
  • ②業務管理者が行うべき職務については、賃貸住宅の日常的な清掃作業を自ら実施することに限られるとされている。
  • ③業務管理者が行うべき職務については、賃貸住宅の外壁塗装工事を自ら施工することに限られるとされている。
  • ④業務管理者が行うべき職務については、賃貸住宅の固定資産税の申告書を作成することに限られるとされている。
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正解 ①業務管理者が行うべき職務については、重要事項説明等の実施方法に関する管理及び監督が含まれるとされている。
解説
管理受託契約の重要事項説明その他管理業務の実施方法に関する事項の管理及び監督は、業務管理者が行うべき職務に含まれるとされている。

他の選択肢が不適切な理由
「賃貸住宅の日常的な清掃作業を自ら実施することに限られるとされている」という記述は、業務管理者の職務は清掃作業そのものの実施に限られるものではないため誤り。「賃貸住宅の外壁塗装工事を自ら施工することに限られるとされている」という記述は、業務管理者の職務は外壁塗装工事の施工そのものに限られるものではないため誤り。「賃貸住宅の固定資産税の申告書を作成することに限られるとされている」という記述は、業務管理者の職務は固定資産税の申告書作成に限られるものではないため誤り。
問41-3

業務管理者となることができない者に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①業務管理者となることができない者については、拘禁刑の執行後5年を経過しない者が挙げられるとされている。
  • ②業務管理者となることができない者については、財産的基礎の要件を満たさない者も当然に該当するとされている。
  • ③業務管理者となることができない者については、宅地建物取引士を兼務している者は当然に該当するとされている。
  • ④業務管理者となることができない者については、満60歳以上であることが欠格事由に当たるとされている。
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正解 ①業務管理者となることができない者については、拘禁刑の執行後5年を経過しない者が挙げられるとされている。
解説
業務管理者は、賃貸住宅管理業の登録拒否事由のうち、心身の故障に関する事由から法定代理人に関する事由までの一定の欠格事由(法第6条第1項第1号から第7号まで)のいずれにも該当しない者でなければならない。拘禁刑以上の刑に処せられ、又は賃貸住宅管理業法の規定により罰金の刑に処せられ、その執行を終わり若しくは執行を受けることがなくなった日から5年を経過しない者はこれに当たるため、業務管理者となることができない。

他の選択肢が不適切な理由
「財産的基礎の要件を満たさない者も当然に該当するとされている」という記述は、財産的基礎に関する事由は登録拒否事由のうち業務管理者の欠格事由として準用されない号に置かれており、個人である業務管理者の要件とはされていないため誤り。「宅地建物取引士を兼務している者は当然に該当するとされている」という記述は、同一の営業所において宅地建物取引士を兼ねること自体は禁じられておらず、欠格事由にも当たらないため誤り。「満60歳以上であることが欠格事由に当たるとされている」という記述は、年齢のみを理由に業務管理者となることを制限する規定は設けられていないため誤り。
問51-3

業務管理者の兼務に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①他の営業所又は事務所の業務管理者を兼ねることは法律上できない。
  • ②同一の営業所において宅地建物取引士を兼ねることはできない。
  • ③全国の営業所又は事務所の業務管理者を一人で兼ねることができる。
  • ④入居者からの苦情処理の業務に従事することは法律上認められない。
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正解 ①他の営業所又は事務所の業務管理者を兼ねることは法律上できない。
解説
賃貸住宅管理業法は「業務管理者は、他の営業所又は事務所の業務管理者となることができない」と明文で定めており、営業所又は事務所を越えた業務管理者の兼務は認められない。営業所又は事務所ごとに一人以上を選任させ、その営業所等における管理及び監督の実効性を確保する趣旨である。

他の選択肢が不適切な理由
「同一の営業所において宅地建物取引士を兼ねることはできない」という記述は、業務管理者が同一の営業所で宅地建物取引士を兼ねること自体は、管理業務等について必要な指導・管理・監督の業務に支障を来さない限り差し支えないとされているため誤り。「全国の営業所又は事務所の業務管理者を一人で兼ねることができる」という記述は、他の営業所又は事務所の業務管理者となることが法律上禁じられているため誤り。「入居者からの苦情処理の業務に従事することは法律上認められない」という記述は、賃貸住宅の入居者からの苦情の処理に関する事項は業務管理者が管理及び監督すべき事項として定められており、その業務に従事することも妨げられないため誤り。
問61-3

業務管理者を確実に選任できないと見込まれる場合の取扱いに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①業務管理者を確実に選任できないと見込まれる場合については、その事業者の登録拒否事由に該当し得るとされている。
  • ②業務管理者を確実に選任できないと見込まれる場合については、業務管理者を選任していなくても登録の可否に影響しない。
  • ③業務管理者を確実に選任できないと見込まれる場合については、選任は登録後にすればよく登録申請時には要件とならない。
  • ④業務管理者を確実に選任できないと見込まれる場合については、登録の効力が自動的に一時停止されるにとどまる。
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正解 ①業務管理者を確実に選任できないと見込まれる場合については、その事業者の登録拒否事由に該当し得るとされている。
解説
業務管理者を確実に選任すると認められない者は、賃貸住宅管理業の登録拒否事由に該当し得るとされている。

他の選択肢が不適切な理由
「業務管理者を選任していなくても登録の可否に影響しない」という記述は、業務管理者の選任状況は登録の可否に影響し得るため誤り。「選任は登録後にすればよく登録申請時には要件とならない」という記述は、業務管理者の選任は登録申請時においても要件となるため誤り。「登録の効力が自動的に一時停止されるにとどまる」という記述は、業務管理者を選任していない場合は登録自体が拒否され得るのであり、一時停止にとどまるとする点が誤り。
問71-3

業務管理者の職務のうち帳簿の備付けに関する事項に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①業務管理者の職務のうち帳簿の備付けについては、帳簿等の書類の管理に関する管理及び監督も職務に含まれるとされている。
  • ②業務管理者の職務のうち帳簿の備付けについては、帳簿の備付けに関する事項は業務管理者の職務から除外されるとされている。
  • ③業務管理者の職務のうち帳簿の備付けについては、帳簿の備付けは所有者本人のみが行い管理者は関与できないとされている。
  • ④業務管理者の職務のうち帳簿の備付けについては、帳簿の備付けは税理士資格を有する者のみが行うことができるとされている。
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正解 ①業務管理者の職務のうち帳簿の備付けについては、帳簿等の書類の管理に関する管理及び監督も職務に含まれるとされている。
解説
帳簿の備付けその他の書類の管理に関する事項の管理及び監督も、業務管理者が行うべき職務に含まれるとされている。

他の選択肢が不適切な理由
「帳簿の備付けに関する事項は業務管理者の職務から除外されるとされている」という記述は、帳簿の備付けに関する事項は業務管理者の職務に含まれるものであり、除外されているとする点が誤り。「帳簿の備付けは所有者本人のみが行い管理者は関与できないとされている」という記述は、帳簿の備付けは所有者本人のみが行うものではなく、管理業者側の業務管理者が関与するものであるため誤り。「帳簿の備付けは税理士資格を有する者のみが行うことができるとされている」という記述は、帳簿の備付けは税理士資格を有する者のみが行うことができるものではないため誤り。
問81-3

業務管理者の職務のうち家賃等の金銭管理に関する事項に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①業務管理者の職務のうち家賃等の金銭管理については、金銭の管理の実施方法に関する管理及び監督も職務に含まれるとされている。
  • ②業務管理者の職務のうち家賃等の金銭管理については、金銭管理に関する事項は業務管理者の職務から除外されるとされている。
  • ③業務管理者の職務のうち家賃等の金銭管理については、金銭管理は賃貸住宅管理業者の代表者のみが行うことができるとされている。
  • ④業務管理者の職務のうち家賃等の金銭管理については、金銭管理は金融機関の職員のみが行うことができるとされている。
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正解 ①業務管理者の職務のうち家賃等の金銭管理については、金銭の管理の実施方法に関する管理及び監督も職務に含まれるとされている。
解説
家賃、敷金等の金銭の管理の実施方法に関する事項の管理及び監督も、業務管理者が行うべき職務に含まれるとされている。

他の選択肢が不適切な理由
「金銭管理に関する事項は業務管理者の職務から除外されるとされている」という記述は、金銭管理に関する事項は業務管理者の職務に含まれるものであり、除外されているとする点が誤り。「金銭管理は賃貸住宅管理業者の代表者のみが行うことができるとされている」という記述は、金銭管理に関する事項は代表者のみが行うことができるものではないため誤り。「金銭管理は金融機関の職員のみが行うことができるとされている」という記述は、金銭管理に関する事項は金融機関の職員のみが行うことができるものではないため誤り。
問91-3

賃貸住宅管理業法が業務管理者の選任を義務付けている趣旨に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①賃貸住宅管理業法が業務管理者の選任を義務付けている趣旨は、各営業所等での管理業務の適正な実施を確保する点にあるとされている。
  • ②賃貸住宅管理業法が業務管理者の選任を義務付けている趣旨は、賃貸住宅管理業者の事務作業を軽減し補助者を置く点にあるとされている。
  • ③賃貸住宅管理業法が業務管理者の選任を義務付けている趣旨は、宅地建物取引業での仲介手数料算定を行わせる点にあるとされている。
  • ④賃貸住宅管理業法が業務管理者の選任を義務付けている趣旨は、賃貸住宅の建築確認申請の手続を代行させる点にあるとされている。
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正解 ①賃貸住宅管理業法が業務管理者の選任を義務付けている趣旨は、各営業所等での管理業務の適正な実施を確保する点にあるとされている。
解説
業務管理者の選任は、各営業所等における管理業務の適正な実施を確保するため、専門的な知識を有する者による管理及び監督を求める趣旨で義務付けられているとされている。

他の選択肢が不適切な理由
「賃貸住宅管理業者の事務作業を軽減し補助者を置く点にあるとされている」という記述は、業務管理者は単なる事務補助者ではなく、専門的な管理及び監督を行う者として位置づけられているため誤り。「宅地建物取引業での仲介手数料算定を行わせる点にあるとされている」という記述は、業務管理者の職務は宅地建物取引業における仲介手数料の算定を行わせるためのものではないため誤り。「賃貸住宅の建築確認申請の手続を代行させる点にあるとされている」という記述は、業務管理者の職務は建築確認申請を代行させるためのものではないため誤り。
問101-3

管理受託契約締結時書面と業務管理者の関係に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①管理受託契約締結時書面と業務管理者の関係については、締結時書面の作成に関する管理及び監督も業務管理者の職務に含まれるとされている。
  • ②管理受託契約締結時書面と業務管理者の関係については、締結時書面は業務管理者ではなく所有者本人が作成しなければならないとされている。
  • ③管理受託契約締結時書面と業務管理者の関係については、締結時書面の作成に関する事項は業務管理者の職務から除外されるとされている。
  • ④管理受託契約締結時書面と業務管理者の関係については、締結時書面は公証人の認証を受けなければ効力を生じないとされている。
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正解 ①管理受託契約締結時書面と業務管理者の関係については、締結時書面の作成に関する管理及び監督も業務管理者の職務に含まれるとされている。
解説
管理受託契約締結時書面の作成に関する事項の管理及び監督も、業務管理者が行うべき職務に含まれるとされている。

他の選択肢が不適切な理由
「締結時書面は業務管理者ではなく所有者本人が作成しなければならないとされている」という記述は、締結時書面は賃貸住宅管理業者側で作成するものであり、所有者本人が作成しなければならないものではないため誤り。「締結時書面の作成に関する事項は業務管理者の職務から除外されるとされている」という記述は、締結時書面の作成に関する事項は業務管理者の職務に含まれるものであり、除外されているとする点が誤り。「締結時書面は公証人の認証を受けなければ効力を生じないとされている」という記述は、締結時書面は公証人の認証を要件とするものではないため誤り。

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