2026年版・1-2

賃貸住宅管理業の登録制度(登録要件・拒否事由・更新・廃業等)の一問一答

賃貸不動産経営管理士試験「賃貸住宅管理業法」から、賃貸住宅管理業の登録制度(登録要件・拒否事由・更新・廃業等)に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問11-2

賃貸住宅管理業の登録義務に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①賃貸住宅管理業の登録義務については、管理戸数の合計が200戸以上の場合に国土交通大臣の登録を要するとされている。
  • ②賃貸住宅管理業の登録義務については、管理戸数の合計が200戸に満たない場合ならば登録は認められないとされている。
  • ③賃貸住宅管理業の登録義務については、管理戸数が200戸以上でも維持保全を再委託すれば登録は不要とされている。
  • ④賃貸住宅管理業の登録義務については、管理戸数の合計が1000戸以上の場合に限り登録を要するとされている。
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正解 ①賃貸住宅管理業の登録義務については、管理戸数の合計が200戸以上の場合に国土交通大臣の登録を要するとされている。
解説
賃貸住宅管理業を営もうとする者は国土交通大臣の登録を受けなければならないが、その事業の規模が国土交通省令で定める規模未満であるときは登録を要しない。この規模は、賃貸住宅管理業に係る賃貸住宅の戸数が200戸と定められており、管理戸数の合計が200戸以上となる規模で営む場合に登録義務が生じる。

他の選択肢が不適切な理由
「管理戸数の合計が200戸に満たない場合ならば登録は認められないとされている」という記述は、200戸未満の規模であっても任意に登録を受けることはできるため誤り。「管理戸数が200戸以上でも維持保全を再委託すれば登録は不要とされている」という記述は、維持保全の一部を再委託しても自らが委託を受けて管理業務を行う事業者であることに変わりはなく登録義務は免れないうえ、管理業務の全部の再委託は法律上禁止されているため誤り。「管理戸数の合計が1000戸以上の場合に限り登録を要するとされている」という記述は、登録義務が生じる基準は1000戸ではなく200戸であるため誤り。
問21-2

管理戸数が200戸未満の賃貸住宅管理業者の登録に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①管理戸数が200戸未満の賃貸住宅管理業者は、国土交通大臣の登録を任意に受けることができるとされている。
  • ②管理戸数が200戸未満の賃貸住宅管理業者は、登録を受けた場合でも本法の業務規制は適用されないとされている。
  • ③管理戸数が200戸未満の賃貸住宅管理業者は、都道府県知事の登録を受けなければならないとされている。
  • ④管理戸数が200戸未満の賃貸住宅管理業者は、市町村長の許可を受けなければ営業できないとされている。
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正解 ①管理戸数が200戸未満の賃貸住宅管理業者は、国土交通大臣の登録を任意に受けることができるとされている。
解説
管理戸数が200戸未満であれば登録義務は生じないが、登録を受けること自体は妨げられず、国土交通大臣の登録を任意に受けることができる。

他の選択肢が不適切な理由
「登録を受けた場合でも本法の業務規制は適用されないとされている」という記述は、任意に登録を受けた者も賃貸住宅管理業者として業務管理者の選任・重要事項説明・締結時書面の交付・分別管理等の業務規制に服するため誤り。「都道府県知事の登録を受けなければならないとされている」という記述は、賃貸住宅管理業の登録は都道府県知事ではなく国土交通大臣が行うものであるため誤り。「市町村長の許可を受けなければ営業できないとされている」という記述は、本法は市町村長の許可制ではなく国土交通大臣の登録制を採用しているため誤り。
問31-2

賃貸住宅管理業の登録拒否事由に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①賃貸住宅管理業の登録拒否事由については、破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者が該当するとされている。
  • ②賃貸住宅管理業の登録拒否事由については、成年被後見人であることのみをもって当然に該当するとされている。
  • ③賃貸住宅管理業の登録拒否事由については、資本金の額が1億円に満たない法人はそれだけで該当するとされている。
  • ④賃貸住宅管理業の登録拒否事由については、賃貸住宅を一戸も所有していない者はそれだけで該当するとされている。
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正解 ①賃貸住宅管理業の登録拒否事由については、破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者が該当するとされている。
解説
破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者は、賃貸住宅管理業の登録拒否事由に当たる。このほか、心身の故障により賃貸住宅管理業を的確に遂行することができない者として国土交通省令で定めるもの、登録を取り消され取消しの日から5年を経過しない者、拘禁刑以上の刑等に処せられ5年を経過しない者、暴力団員等などが登録拒否事由として定められている。

他の選択肢が不適切な理由
「成年被後見人であることのみをもって当然に該当するとされている」という記述は、成年被後見人という形式的な地位を欠格事由とする定めは置かれておらず、精神の機能の障害により賃貸住宅管理業を的確に遂行するに当たって必要な認知・判断・意思疎通を適切に行うことができない者かどうかが個別に判断されるため誤り。「資本金の額が1億円に満たない法人はそれだけで該当するとされている」という記述は、資本金の額そのものを基準とする登録拒否事由は定められていないため誤り。「賃貸住宅を一戸も所有していない者はそれだけで該当するとされている」という記述は、賃貸住宅の所有の有無は登録拒否事由と関係がないため誤り。
問41-2

賃貸住宅管理業の登録拒否事由として暴力団員等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①登録拒否事由における暴力団員等については、暴力団員又はその離脱後5年を経過しない者が該当するとされている。
  • ②登録拒否事由における暴力団員等については、暴力団員であった者は脱退から何年経過しても該当しないとされている。
  • ③登録拒否事由における暴力団員等については、暴力団員等が支配する法人は役員次第で該当しないとされている。
  • ④登録拒否事由における暴力団員等については、暴力団員でなくなった日から2年で該当しなくなるとされている。
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正解 ①登録拒否事由における暴力団員等については、暴力団員又はその離脱後5年を経過しない者が該当するとされている。
解説
暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に規定する暴力団員、又は暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者(暴力団員等)は、賃貸住宅管理業の登録拒否事由に該当する。また、暴力団員等がその事業活動を支配する者も登録を拒否される。

他の選択肢が不適切な理由
「暴力団員であった者は脱退から何年経過しても該当しないとされている」という記述は、暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者は依然として登録拒否事由に該当するため誤り。「暴力団員等が支配する法人は役員次第で該当しないとされている」という記述は、暴力団員等がその事業活動を支配する者は、役員の構成にかかわらず登録拒否事由に該当するため誤り。「暴力団員でなくなった日から2年で該当しなくなるとされている」という記述は、経過を要する期間は2年ではなく5年であるため誤り。
問51-2

賃貸住宅管理業の登録の有効期間及び更新に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①賃貸住宅管理業の登録の有効期間及び更新については、有効期間は5年であり満了後も営業するには更新を要するとされている。
  • ②賃貸住宅管理業の登録の有効期間及び更新については、有効期間は3年であり更新なしでも自動的に延長されるとされている。
  • ③賃貸住宅管理業の登録の有効期間及び更新については、有効期間は10年であり一度受ければ更新は不要であるとされている。
  • ④賃貸住宅管理業の登録の有効期間及び更新については、有効期間の定めはなく廃業届をしない限り永久に有効であるとされている。
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正解 ①賃貸住宅管理業の登録の有効期間及び更新については、有効期間は5年であり満了後も営業するには更新を要するとされている。
解説
賃貸住宅管理業の登録の有効期間は5年であり、5年ごとに更新を受けなければ期間の経過によって効力を失う。更新を受けようとする者は、現に受けている登録の有効期間の満了の日の90日前から30日前までの間に申請書を提出しなければならない。なお、期間満了の日までに申請に対する処分がされないときは、従前の登録は処分がされるまでの間なお効力を有する。

他の選択肢が不適切な理由
「有効期間は3年であり更新なしでも自動的に延長されるとされている」という記述は、有効期間は3年ではなく5年であり、更新を受けなければ効力を失うため誤り。「有効期間は10年であり一度受ければ更新は不要であるとされている」という記述は、有効期間は10年ではなく5年であり、更新も必要であるため誤り。「有効期間の定めはなく廃業届をしない限り永久に有効であるとされている」という記述は、登録には5年の有効期間の定めがあり、更新の手続を経なければ効力を失うため誤り。
問61-2

賃貸住宅管理業者登録簿の登録事項に変更が生じた場合の届出に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①登録事項に変更が生じた場合の届出については、変更の日から30日以内に届け出なければならないとされている。
  • ②登録事項に変更が生じた場合の届出については、変更があれば次回の更新申請時にまとめて届ければ足りるとされている。
  • ③登録事項に変更が生じた場合の届出については、変更の日から1年以内であれば届け出れば足りるとされている。
  • ④登録事項に変更が生じた場合の届出については、届出の期限は定められておらず任意の時期でよいとされている。
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正解 ①登録事項に変更が生じた場合の届出については、変更の日から30日以内に届け出なければならないとされている。
解説
賃貸住宅管理業者は、商号・名称・氏名及び住所、法人の役員の氏名、営業所又は事務所の名称及び所在地といった登録事項に変更があったときは、その日から30日以内に国土交通大臣に届け出なければならない。この届出をせず、又は虚偽の届出をしたときは30万円以下の罰金に処せられることがある。

他の選択肢が不適切な理由
「変更があれば次回の更新申請時にまとめて届ければ足りるとされている」という記述は、変更の届出は更新申請時にまとめて行えば足りるものではなく、変更の日から30日以内に行う必要があるため誤り。「変更の日から1年以内であれば届け出れば足りるとされている」という記述は、届出の期限は1年以内ではなく30日以内であるため誤り。「届出の期限は定められておらず任意の時期でよいとされている」という記述は、30日以内という期限が法律上定められているため誤り。
問71-2

賃貸住宅管理業者が廃業した場合の届出に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①賃貸住宅管理業を廃止した場合の届出については、廃止の日から30日以内に届け出なければならないとされている。
  • ②賃貸住宅管理業を廃止した場合の届出については、廃止した場合であっても届出をする義務は課されていないとされている。
  • ③賃貸住宅管理業を廃止した場合の届出については、廃止の日から5年以内であれば届け出れば足りるとされている。
  • ④賃貸住宅管理業を廃止した場合の届出については、登録は自動的に失効するため届出は不要であるとされている。
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正解 ①賃貸住宅管理業を廃止した場合の届出については、廃止の日から30日以内に届け出なければならないとされている。
解説
賃貸住宅管理業を廃止したときは、その日から30日以内にその旨を国土交通大臣に届け出なければならない。個人が死亡したときはその相続人、法人が合併により消滅したときはその法人を代表する役員であった者、破産手続開始の決定により解散したときは破産管財人、その他の理由により解散したときは清算人が届出義務を負う。これらに該当することとなったときは登録自体も効力を失うが、届出を怠り又は虚偽の届出をしたときは20万円以下の過料に処せられる。

他の選択肢が不適切な理由
「廃止した場合であっても届出をする義務は課されていないとされている」という記述は、廃業等の届出義務が法律上定められているため誤り。「廃止の日から5年以内であれば届け出れば足りるとされている」という記述は、届出の期限は5年以内ではなく30日以内であるため誤り。「登録は自動的に失効するため届出は不要であるとされている」という記述は、登録が効力を失うこと自体は正しいものの、それとは別に届出義務が課されているため誤り。
問81-2

登録を受けずに賃貸住宅管理業を営むことに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①登録を受けるべき規模で無登録営業を行うことについては、無登録で営業した者は罰則の対象ともなるとされている。
  • ②登録を受けるべき規模で無登録営業を行うことについては、所有者の同意があれば登録義務は免除されるとされている。
  • ③登録を受けるべき規模で無登録営業を行うことについては、営業開始から1年間は登録を猶予されるとされている。
  • ④登録を受けるべき規模で無登録営業を行うことについては、業務管理者を選任していれば登録は不要とされている。
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正解 ①登録を受けるべき規模で無登録営業を行うことについては、無登録で営業した者は罰則の対象ともなるとされている。
解説
登録を受けるべき規模で賃貸住宅管理業を営もうとする者は国土交通大臣の登録を受けなければならず、これに違反して無登録で営業したときは、1年以下の拘禁刑若しくは100万円以下の罰金に処せられ、又はこれらが併科される。自己の名義をもって他人に賃貸住宅管理業を営ませる名義貸しも同様に禁止され、同じ罰則が適用される。

他の選択肢が不適切な理由
「所有者の同意があれば登録義務は免除されるとされている」という記述は、賃貸住宅の所有者が同意しても登録義務そのものが免除されるものではないため誤り。「営業開始から1年間は登録を猶予されるとされている」という記述は、新たに営業を始める者について登録を猶予する規定は設けられていないため誤り(法施行の際に現に営業していた者に対する1年間の経過措置は既に終了している)。「業務管理者を選任していれば登録は不要とされている」という記述は、業務管理者の選任は登録を受けた事業者に課される義務であり、選任によって登録義務が免除されるものではないため誤り。
問91-2

賃貸住宅管理業の登録拒否事由のうち財産的基礎に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①登録拒否事由のうち財産的基礎については、国土交通省令で定める基準を満たさない者が該当し得るとされている。
  • ②登録拒否事由のうち財産的基礎については、財産的基礎に関する要件は登録制度に設けられていないとされている。
  • ③登録拒否事由のうち財産的基礎については、上場企業である場合にのみ適用される特別な要件であるとされている。
  • ④登録拒否事由のうち財産的基礎については、外国法人にのみ適用され国内法人には適用されないとされている。
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正解 ①登録拒否事由のうち財産的基礎については、国土交通省令で定める基準を満たさない者が該当し得るとされている。
解説
賃貸住宅管理業を遂行するために必要と認められる国土交通省令で定める基準に適合する財産的基礎を有しない者は、登録拒否事由に該当する。この基準は「財産及び損益の状況が良好であること」と定められており、登録申請時には貸借対照表及び損益計算書等の提出が求められる。

他の選択肢が不適切な理由
「財産的基礎に関する要件は登録制度に設けられていないとされている」という記述は、財産的基礎に関する事由が登録拒否事由として明文で定められているため誤り。「上場企業である場合にのみ適用される特別な要件であるとされている」という記述は、財産的基礎の要件は上場企業に限らず登録を申請する者一般に及ぶものであるため誤り。「外国法人にのみ適用され国内法人には適用されないとされている」という記述は、財産的基礎の要件は外国法人か国内法人かを問わず適用されるため誤り。
問101-2

賃貸住宅管理業の登録を取り消された者の再登録に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①登録を取り消された者の再登録については、取消し後5年を経過しない者は新たな登録を受けられないとされている。
  • ②登録を取り消された者の再登録については、取り消された者であっても翌日から直ちに登録を受けられるとされている。
  • ③登録を取り消された者の再登録については、取り消された者は理由を問わず永久に登録を受けられないとされている。
  • ④登録を取り消された者の再登録については、取消しに伴う欠格期間について本法には規定されていないとされている。
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正解 ①登録を取り消された者の再登録については、取消し後5年を経過しない者は新たな登録を受けられないとされている。
解説
賃貸住宅管理業の登録を取り消され、その取消しの日から5年を経過しない者は、新たな登録を受けることができない。登録を取り消された者が法人である場合には、取消しの日前30日以内にその法人の役員であった者で取消しの日から5年を経過しないものも同様に登録を受けられない。

他の選択肢が不適切な理由
「取り消された者であっても翌日から直ちに登録を受けられるとされている」という記述は、取消しの日から5年間は登録を受けられないため誤り。「取り消された者は理由を問わず永久に登録を受けられないとされている」という記述は、欠格の期間は永久ではなく5年間であるため誤り。「取消しに伴う欠格期間について本法には規定されていないとされている」という記述は、登録取消しに伴う欠格事由が明文で定められているため誤り。

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