2026年版・8-2

丙種:ガソリンの一問一答

危険物取扱者試験(丙種・乙種)「丙種 危険物の性質・火災予防・消火」から、丙種:ガソリンに関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。乙種の本試験は五肢択一式ですが、ここでは4択で出題しています。

問18-2

自動車ガソリンの性状として、正しいものはどれか。

  • ①オレンジ色に着色されており、水に溶けず水に浮く
  • ②無色透明で着色されておらず、水によく溶けるもの
  • ③淡黄色で、比重は1より大きく水に沈むものである
  • ④黒褐色で粘り気が強く、常温では引火しないもの
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正解 ①オレンジ色に着色されており、水に溶けず水に浮く
解説
自動車ガソリンは、灯油や軽油などと区別するため、オレンジ色(橙色)に着色されています。水に溶けず、比重は0.65〜0.75程度と水より軽いため、水に浮きます。

他の選択肢が不適切な理由
・無色透明で水によく溶ける:自動車ガソリンは着色されており、水には溶けません。
・比重が1より大きく水に沈む:ガソリンは水より軽い液体です。
・黒褐色で粘り気が強く常温で引火しない:これは重油に近い説明で、ガソリンは常温で非常に引火しやすい液体です。

覚え方のポイント
「自動車ガソリン=オレンジ色」。ほかの油と間違えて給油・販売しないための着色です。
問28-2

ガソリンの引火点として、正しいものはどれか。

  • ①21℃以上
  • ②-40℃以下
  • ③40℃以上
  • ④約300℃
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正解 ②-40℃以下
解説
ガソリンの引火点は-40℃以下と非常に低く、冬の屋外でも液温は引火点より高いため、火源があれば常に引火するおそれがあります。

他の選択肢が不適切な理由
・21℃以上:21℃は第1石油類と第2石油類の境目の引火点です。
・40℃以上:これは灯油の引火点です。
・約300℃:これはガソリンの発火点です。

覚え方のポイント
ガソリンは「引火点-40℃以下・発火点約300℃」。引火点と発火点を取り違える問題が定番です。
問38-2

ガソリンの燃焼範囲として、正しいものはどれか。

  • ①約2.5〜81容量%
  • ②約12.5〜74容量%
  • ③約1.4〜7.6容量%
  • ④約1.9〜36容量%
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正解 ③約1.4〜7.6容量%
解説
ガソリンの燃焼範囲(爆発範囲)は、およそ1.4〜7.6容量%です。下限値が低いので、わずかな蒸気でも燃焼範囲に入り、引火する危険があります。

他の選択肢が不適切な理由
・約12.5〜74容量%:これは一酸化炭素の燃焼範囲に近い値です。
・約2.5〜81容量%:これはアセチレンの燃焼範囲に近い値です。
・約1.9〜36容量%:これはジエチルエーテルの燃焼範囲に近い値です。

覚え方のポイント
ガソリンは「燃焼範囲は狭めだが下限値が1.4%と低い」。少しの蒸気でも危険、と覚えます。
問48-2

ガソリンの蒸気について、正しいものはどれか。

  • ①蒸気はほとんど発生せず、引火の危険は小さい
  • ②空気よりもずっと軽く、天井付近に集まりやすい
  • ③空気と同じ重さで、室内に均一に広がりやすい
  • ④空気の3〜4倍ほど重く、低い所に滞留しやすい
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正解 ④空気の3〜4倍ほど重く、低い所に滞留しやすい
解説
ガソリンの蒸気比重は3〜4程度で、空気より重いため、床面に沿って流れ、低い所やピットなどに滞留しやすい性質があります。ガソリンは揮発しやすく、常温でも盛んに蒸気を発生します。

他の選択肢が不適切な理由
・空気より軽く天井に集まる:ガソリンの蒸気は空気より重いものです。
・空気と同じ重さ:蒸気比重は約3〜4です。
・蒸気はほとんど発生しない:ガソリンは揮発性が高く、常温で盛んに蒸気を発生します。

覚え方のポイント
ガソリンスタンドの地下ピットやマンホールの中は、ガソリンの蒸気がたまりやすい危険な場所です。
問58-2

ガソリンについて、誤っているものはどれか。

  • ①発火点は約300℃で、引火点よりもはるかに高い温度である
  • ②水に溶けず水より軽いので、こぼれると水面に浮いて広がる
  • ③電気の良導体なので、流動しても静電気は発生しないもの
  • ④さまざまな炭化水素が混ざり合ってできた混合物である
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正解 ③電気の良導体なので、流動しても静電気は発生しないもの
解説
ガソリンは電気の不良導体で、配管やホースを流れるときの摩擦などで静電気が発生し、蓄積しやすい液体です。静電気の放電火花で引火する事故を防ぐため、接地や流速の制限などの対策が必要です。

他の選択肢について
※この問題は「誤っているもの」を選ぶ問題です。以下は正しい記述です。
・水に溶けず水より軽い:比重は0.65〜0.75程度です。
・発火点は約300℃:引火点(-40℃以下)よりはるかに高い温度です。
・炭化水素の混合物:ガソリンは多くの炭化水素の混合物で、沸点も幅があります。

覚え方のポイント
「ガソリン=静電気がたまる液体」。給油や詰め替えのときの静電気対策は、丙種で最も実務的な知識です。
問68-2

ガソリンを金属製の携行缶に詰め替える作業として、適切なものはどれか。

  • ①容器を接地し、ノズルを容器の底近くまで入れてゆっくり注ぐ
  • ②静電気を防ぐため、プラスチック製の灯油用容器に詰め替える
  • ③早く終わらせるため、ノズルを高く上げて勢いよく注ぎ込む
  • ④給油中エンジンを止めないまま、車内に容器を置いて詰め替える
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正解 ①容器を接地し、ノズルを容器の底近くまで入れてゆっくり注ぐ
解説
ガソリンを容器に詰め替えるときは、容器を接地(アース)して静電気を逃がし、ノズルを容器の底近くまで差し込んで、流速を抑えてゆっくり注ぎます。高い位置から勢いよく注ぐと、静電気が多く発生し、蒸気も多く出て危険です。

他の選択肢が不適切な理由
・プラスチック製の灯油用容器:ガソリンは静電気がたまりやすく、法令の基準に適合しない容器に入れるのは危険です。ガソリンの詰め替えには、基準に適合した金属製の容器などを使います。
・ノズルを高く上げて勢いよく:静電気と蒸気の発生が多くなり、危険です。
・エンジンを止めないまま車内で:火源になるおそれがあり、蒸気が車内にたまって危険です。

覚え方のポイント
詰め替えの3原則は「接地・底まで・ゆっくり」。ガソリンを灯油用のポリ容器に入れてはいけない、という実務の注意もあわせて覚えます。
問78-2

ガソリンの火災の消火方法として、適切なものはどれか。

  • ①霧状の水を放射する消火器で冷却消火する
  • ②棒状の水を大量にかけて冷却消火する
  • ③棒状の強化液を放射する消火器で消火する
  • ④泡・粉末・二酸化炭素などで窒息消火する
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正解 ④泡・粉末・二酸化炭素などで窒息消火する
解説
ガソリンの火災には、泡・粉末・二酸化炭素・ハロゲン化物などによる窒息消火が適しています。水系の消火剤のうち、消火器で使えるのは霧状の強化液と泡です(危険物の規制に関する政令別表第五)。

他の選択肢が不適切な理由
・棒状の水:ガソリンが水に浮いて広がり、火災が拡大するおそれがあります。
・霧状の水を放射する消火器:別表第五で、第4類の火災には適応しないとされています。
・棒状の強化液を放射する消火器:強化液でも棒状のものは、第4類の火災に適応しません(適応するのは霧状の強化液です)。

覚え方のポイント
第4類の消火は「窒息」が基本。消火器では「水は棒状・霧状とも不可、強化液は霧状だけ可」と覚えます。なお、固定式の水噴霧消火設備は、別表第五で第4類にも適応するとされています。
問88-2

ガソリンについて、正しいものはどれか。

  • ①揮発しにくく、加熱しない限り可燃性の蒸気は一切出ない
  • ②揮発しやすく、常温でも可燃性の蒸気を盛んに発生する
  • ③水によく溶けるので、水で薄めると燃えなくなる
  • ④蒸気は空気より軽いので、すぐ上空へ拡散して薄まる
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正解 ②揮発しやすく、常温でも可燃性の蒸気を盛んに発生する
解説
ガソリンは沸点が低い成分を多く含み、揮発しやすい液体です。常温でも可燃性の蒸気を盛んに発生し、引火点が-40℃以下と低いため、火気があれば容易に引火します。

他の選択肢が不適切な理由
・揮発しにくく加熱しないと蒸気が出ない:これは重油や潤滑油などに近い説明です。
・水によく溶ける:ガソリンは水に溶けません。
・蒸気は空気より軽い:ガソリンの蒸気は空気の3〜4倍ほど重く、低い所に滞留しやすい性質があります。

覚え方のポイント
「ガソリン=揮発しやすい=常温で蒸気=常に引火の危険」。ほかの丙種の油との違いが最も大きい点です。
問98-2

給油取扱所で自動車に給油するときの基準として、正しいものはどれか。

  • ①顧客が自ら給油する場合は、エンジンを停止させなくてよい
  • ②自動車の原動機(エンジン)を停止させて給油する
  • ③給油空地から車両がはみ出していても給油してよい
  • ④固定給油設備を使わず、容器から直接給油してよい
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正解 ②自動車の原動機(エンジン)を停止させて給油する
解説
給油取扱所で自動車等に給油するときは、自動車等の原動機(エンジン)を停止させなければなりません。また、固定給油設備を使用して直接給油し、自動車等の一部または全部が給油空地からはみ出たままで給油してはいけません(危険物の規制に関する政令第27条第6項第1号)。

他の選択肢が不適切な理由
・顧客が自ら給油する場合は停止不要:セルフ式の給油取扱所でも、エンジンを停止させる基準は同じように適用されます(危険物の規制に関する政令第27条第6項第1号の3)。
・給油空地からはみ出していても:はみ出したままで給油してはいけません。
・容器から直接給油:自動車への給油は、固定給油設備を使用して直接行います。

覚え方のポイント
給油の基準は「固定給油設備で直接・エンジン停止・給油空地からはみ出さない」の3つ。掲示板の「給油中エンジン停止」とも一致します。
問108-2

ガソリンの指定数量と品名の組合せとして、正しいものはどれか。

  • ①1,000L ― 第2石油類(非水溶性)
  • ②400L ― 第1石油類(水溶性)
  • ③200L ― 第1石油類(非水溶性)
  • ④50L ― 特殊引火物
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正解 ③200L ― 第1石油類(非水溶性)
解説
ガソリンは第1石油類の非水溶性液体で、指定数量は200Lです(危険物の規制に関する政令別表第三)。

他の選択肢が不適切な理由
・400L ― 第1石油類(水溶性):アセトンなど水溶性の第1石油類の値です。ガソリンは水に溶けません。
・1,000L ― 第2石油類(非水溶性):灯油や軽油の値です。
・50L ― 特殊引火物:ジエチルエーテルなどの値です。

覚え方のポイント
ガソリンは「第1石油類・非水溶性・200L」。倍数計算では、ガソリン1,000Lで5倍になります。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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