2026年版・8-1

丙種:扱える危険物と第4類の性質の一問一答

危険物取扱者試験(丙種・乙種)「丙種 危険物の性質・火災予防・消火」から、丙種:扱える危険物と第4類の性質に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。乙種の本試験は五肢択一式ですが、ここでは4択で出題しています。

問18-1

丙種危険物取扱者が取り扱うことができないものはどれか。

  • ①ギヤー油
  • ②軽油
  • ③重油
  • ④ジエチルエーテル
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正解 ④ジエチルエーテル
解説
丙種危険物取扱者が取り扱えるのは、ガソリン、灯油、軽油、第3石油類(重油、潤滑油、引火点130℃以上のもの)、第4石油類、動植物油類です(危険物の規制に関する規則第49条)。ジエチルエーテルは第4類の特殊引火物で、丙種の範囲に含まれません。

他の選択肢が不適切な理由
・軽油:第2石油類で、丙種が取り扱えます。
・重油:第3石油類で、丙種が取り扱えます。
・ギヤー油:第4石油類で、丙種が取り扱えます。

覚え方のポイント
丙種が扱えないのは、特殊引火物・アルコール類・ガソリン以外の第1石油類・灯油と軽油以外の第2石油類・重油と潤滑油以外で引火点130℃未満の第3石油類です。まずは「特殊引火物とアルコール類は扱えない」を確実に覚えます。
問28-1

丙種危険物取扱者が取り扱うことができる危険物の組合せとして、正しいものはどれか。

  • ①アセトン・灯油・重油
  • ②ガソリン・メタノール・灯油
  • ③ガソリン・灯油・動植物油類
  • ④二硫化炭素・軽油・重油
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正解 ③ガソリン・灯油・動植物油類
解説
ガソリン、灯油、動植物油類は、いずれも丙種危険物取扱者が取り扱うことができる危険物です(危険物の規制に関する規則第49条)。

他の選択肢が不適切な理由
・メタノール:アルコール類で、丙種の範囲に含まれません。
・アセトン:第1石油類ですが、第1石油類で丙種が扱えるのはガソリンだけです。
・二硫化炭素:特殊引火物で、丙種の範囲に含まれません。

覚え方のポイント
丙種の範囲を「燃料と油」と覚えると分かりやすくなります。ガソリン・灯油・軽油・重油(燃料)と、潤滑油・動植物油(油)です。
問38-1

第4類の危険物に共通する性質として、正しいものはどれか。

  • ①引火性の固体で、蒸気は空気より軽いものが多い
  • ②引火性の液体で、蒸気は空気より重いものが多い
  • ③不燃性の液体で、他の物質を酸化させる働きを持つ
  • ④空気中で自然発火し、水と反応して水素を発生する
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正解 ②引火性の液体で、蒸気は空気より重いものが多い
解説
第4類の危険物は引火性の液体で、その蒸気は空気より重い(蒸気比重が1より大きい)ものが多く、低い所に流れて滞留しやすい性質があります。液体の比重は1より小さいものが多く、水に溶けないものが多くあります。

他の選択肢が不適切な理由
・引火性の固体:これは第2類の引火性固体の説明です。第4類は液体です。
・不燃性の液体で酸化させる:これは第6類の性質です。
・自然発火し水と反応して水素:これは第3類の性質です。

覚え方のポイント
第4類は「液体は水より軽い(浮く)、蒸気は空気より重い(沈む)」。この組合せが火災の広がり方を決めます。
問48-1

第4類の危険物の一般的な性質として、誤っているものはどれか。

  • ①電気をよく通す良導体であるため、静電気が蓄積することはない
  • ②水に溶けないものが多く、液体の比重は1より小さいものが多い
  • ③蒸気は低い所に滞留しやすく、遠くの火源で引火することがある
  • ④引火点が低いものほど、低い温度でも引火しやすく危険である
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正解 ①電気をよく通す良導体であるため、静電気が蓄積することはない
解説
第4類の危険物の多くは電気の不良導体で、流動や摩擦によって静電気が発生し、蓄積しやすい性質があります。静電気の放電火花は引火の原因になるため、接地などの対策が必要です。

他の選択肢について
※この問題は「誤っているもの」を選ぶ問題です。以下は正しい記述です。
・水に溶けないものが多く比重は1より小さいものが多い:ガソリンや灯油は水に浮きます。
・蒸気は低所に滞留し遠くの火源で引火:蒸気は空気より重いものが多いためです。
・引火点が低いほど危険:低い温度でも引火するからです。

覚え方のポイント
第4類の危険の3本柱は「引火しやすい・蒸気が低所にたまる・静電気がたまる」。
問58-1

丙種の範囲の危険物と、その品名の組合せとして、正しいものはどれか。

  • ①灯油 ― 第1石油類
  • ②軽油 ― 第2石油類
  • ③重油 ― 第4石油類
  • ④ガソリン ― 第2石油類
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正解 ②軽油 ― 第2石油類
解説
軽油は、灯油と同じく第2石油類(引火点21℃以上70℃未満)に当たります。

他の選択肢が不適切な理由
・灯油 ― 第1石油類:灯油は第2石油類です。
・重油 ― 第4石油類:重油は第3石油類(引火点70℃以上200℃未満)です。
・ガソリン ― 第2石油類:ガソリンは第1石油類(引火点21℃未満)です。

覚え方のポイント
丙種の範囲の品名は「ガソリン=第1、灯油・軽油=第2、重油・潤滑油の一部=第3、ギヤー油・シリンダー油=第4、動植物油類」。
問68-1

第4類の危険物の蒸気が空気より重いことによる危険として、正しいものはどれか。

  • ①屋外では風で流されるので、低い所にたまることはない
  • ②天井付近に集まるので、換気の排出口は天井付近だけに設ければよい
  • ③すぐに空気中に拡散して薄まるので、引火するおそれはほとんどない
  • ④低い所やくぼみに滞留し、離れた場所の火源で引火するおそれがある
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正解 ④低い所やくぼみに滞留し、離れた場所の火源で引火するおそれがある
解説
第4類の蒸気の多くは空気より重いため、床面に沿って流れ、低い所やくぼみ、ピット(地下の溝)などに滞留します。その蒸気が離れた場所の火源に達すると引火し、火が蒸気をたどって燃え広がることがあります。

他の選択肢が不適切な理由
・天井付近に集まる:蒸気比重が1より小さい気体の性質です。第4類の蒸気は低所にたまるので、低所の蒸気を屋外の高所へ排出するようにします。
・すぐに拡散して薄まる:空気より重い蒸気は低所に滞留しやすく、薄まりにくい場所ができます。
・屋外では低い所にたまらない:屋外でも、側溝やピットなどの低い所には蒸気がたまることがあります。

覚え方のポイント
「重い蒸気は床をはう」。換気は低所の蒸気を屋外の高所へ排出するようにし、低所の火気に注意します。
問78-1

第4類の危険物の火災に、棒状の水で注水することが不適当な理由として、正しいものはどれか。

  • ①水と反応して有毒な硫化水素を発生し、中毒のおそれがあるから
  • ②水と激しく反応して水素を発生し、爆発的に燃焼するおそれがあるから
  • ③水に溶けず水より軽いものが多く、燃えながら水面に広がるから
  • ④水をかけると分解して酸素を放出し、燃焼を激しくさせるから
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正解 ③水に溶けず水より軽いものが多く、燃えながら水面に広がるから
解説
ガソリンや灯油など第4類の多くは、水に溶けず比重が1より小さいため、注水すると水に浮いたまま燃え広がり、火災を拡大させるおそれがあります。このため、泡・粉末・二酸化炭素などによる窒息消火を行います。

他の選択肢が不適切な理由
・水と反応して水素:これは第3類の禁水性物質などの性質です。
・水と反応して硫化水素:これは第2類の硫化りんの性質です。
・分解して酸素を放出:これは第1類のアルカリ金属の過酸化物などの性質です。

覚え方のポイント
第4類に水がダメなのは「反応するから」ではなく「浮いて広がるから」。理由を取り違えないようにします。
問88-1

製造所等に設ける掲示板で、第4類の危険物を貯蔵・取り扱う場合に表示する注意事項はどれか。

  • ①火気厳禁
  • ②火気注意
  • ③禁水
  • ④可燃物接触注意
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正解 ①火気厳禁
解説
第4類の危険物を貯蔵・取り扱う製造所等には、「火気厳禁」の掲示板(地は赤色、文字は白色)を設けます(危険物の規制に関する規則第18条第1項第4号)。給油取扱所には、これに加えて「給油中エンジン停止」(地は黄赤色、文字は黒色)の掲示板を設けます。

他の選択肢が不適切な理由
・火気注意:第2類(引火性固体を除く)の掲示板です。
・禁水:アルカリ金属の過酸化物や禁水性物品の掲示板です。
・可燃物接触注意:運搬容器の表示で、第1類や第6類に使います。

覚え方のポイント
ガソリンスタンドでよく見る「火気厳禁」と「給油中エンジン停止」。どちらも法令で決められた掲示板です。
問98-1

丙種の範囲の危険物の指定数量の組合せとして、正しいものはどれか。

  • ①ガソリン200L・灯油1,000L・重油2,000L
  • ②ガソリン400L・灯油2,000L・重油4,000L
  • ③ガソリン1,000L・灯油200L・重油6,000L
  • ④ガソリン200L・灯油2,000L・重油1,000L
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正解 ①ガソリン200L・灯油1,000L・重油2,000L
解説
指定数量は、ガソリン(第1石油類・非水溶性)200L、灯油・軽油(第2石油類・非水溶性)1,000L、重油(第3石油類・非水溶性)2,000L、ギヤー油などの第4石油類6,000L、動植物油類10,000Lです(危険物の規制に関する政令別表第三)。

他の選択肢が不適切な理由
・ガソリン400L・灯油2,000L・重油4,000L:これは水溶性の値で、ガソリン・灯油・重油は非水溶性です。
・ガソリン1,000L・灯油200L:ガソリンと灯油の値が入れ替わっています。
・灯油2,000L・重油1,000L:灯油と重油の値が入れ替わっています。

覚え方のポイント
「200・1,000・2,000・6,000・10,000」と、品名の番号が進むほど大きくなります。危険性が低いほど指定数量が大きい、という原則どおりです。
問108-1

丙種危険物取扱者について、正しいものはどれか。

  • ①第4類のすべての危険物を取り扱えるうえ、無資格者の立会いもできる
  • ②引火点130℃以上の第3石油類を扱えるが、無資格者の立会いはできない
  • ③アルコール類は取り扱えるが、動植物油類は取り扱うことが認められていない
  • ④特殊引火物は取り扱えるが、ガソリンは取り扱うことが認められていない
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正解 ②引火点130℃以上の第3石油類を扱えるが、無資格者の立会いはできない
解説
丙種危険物取扱者は、第3石油類のうち重油・潤滑油・引火点130℃以上のものを取り扱うことができます。ただし、無資格者が危険物を取り扱うときの立会いはできません(消防法第13条第3項、危険物の規制に関する規則第49条)。

他の選択肢が不適切な理由
・第4類のすべてと立会い:丙種が扱えるのは第4類の一部で、立会いはできません。
・アルコール類は扱えるが動植物油類は扱えない:逆で、動植物油類は扱えますが、アルコール類は扱えません。
・特殊引火物は扱えるがガソリンは扱えない:逆で、ガソリンは扱えますが、特殊引火物は扱えません。

覚え方のポイント
第3石油類は「重油・潤滑油・引火点130℃以上のもの」だけが丙種の範囲。第3石油類のすべてではない点が問われます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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