2026年版・7-1

第6類:共通する性質と消火の一問一答

危険物取扱者試験(丙種・乙種)「第6類 酸化性液体」から、第6類:共通する性質と消火に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

全10問/解説つき・基本無料

アプリ形式で解く(全660問) 第6類 酸化性液体の要点解説を読む
問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。乙種の本試験は五肢択一式ですが、ここでは4択で出題しています。

問17-1

第6類の危険物に共通する性質として、正しいものはどれか。

  • ①空気中で自然発火し、水と反応して水素を出す
  • ②可燃性の液体で、引火点が低く常温で引火しやすい
  • ③可燃性の固体で、比較的低い温度で着火しやすい
  • ④不燃性の液体で、他の物質を酸化させる働きを持つ
答えと解説を見る
正解 ④不燃性の液体で、他の物質を酸化させる働きを持つ
解説
第6類の危険物(酸化性液体)は、それ自体は燃えない不燃性の液体ですが、強い酸化力を持ち、可燃物や有機物と接触すると、それらを酸化させて発火させることがあります。過塩素酸・過酸化水素・硝酸・ハロゲン間化合物が該当します。

他の選択肢が不適切な理由
・可燃性の液体で引火しやすい:これは第4類(引火性液体)の性質です。
・可燃性の固体:これは第2類(可燃性固体)の性質です。
・自然発火し水と反応して水素:これは第3類の性質です。

覚え方のポイント
第6類は「燃えない液体の酸化剤」。第1類(燃えない固体の酸化剤)の液体版と考えます。
問27-1

第6類の危険物の一般的な性質として、誤っているものはどれか。

  • ①蒸気は有毒なものが多く、吸い込むと危険である
  • ②腐食性があり、皮膚に触れるとやけどのように侵す
  • ③いずれも比重は1より小さく、水に浮くものが多い
  • ④可燃物と混ざると、発火させるおそれがある
答えと解説を見る
正解 ③いずれも比重は1より小さく、水に浮くものが多い
解説
第6類の危険物は、一般に比重が1より大きい液体です。過塩素酸は約1.77、硝酸は約1.5、過酸化水素は約1.44(純品)、三ふっ化臭素は約2.8です。

他の選択肢について
※この問題は「誤っているもの」を選ぶ問題です。以下は正しい記述です。
・腐食性があり皮膚を侵す:過塩素酸や硝酸などは強い酸で、皮膚を激しく侵します。
・蒸気は有毒なものが多い:硝酸から生じる二酸化窒素などは有毒です。
・可燃物と混ざると発火させるおそれ:強い酸化剤なので、可燃物と接触すると発火させることがあります。

覚え方のポイント
第6類は「燃えない・重い(比重1超)・腐食性・蒸気は有毒・可燃物と混ぜると危険」。
問37-1

第6類の危険物の貯蔵・取扱いの方法として、誤っているものはどれか。

  • ①容器は耐酸性のものを使い、直射日光を避けて貯蔵する
  • ②可燃物や有機物と一緒に保管して、酸化力を弱めておく
  • ③水と反応するものは、水と接触しないようにして貯蔵する
  • ④流出したときに備え、可燃物のない場所で取り扱う
答えと解説を見る
正解 ②可燃物や有機物と一緒に保管して、酸化力を弱めておく
解説
第6類の危険物は強い酸化剤で、可燃物や有機物と接触すると発火させるおそれがあります。可燃物や有機物とは必ず離して保管しなければなりません(危険物の規制に関する政令第25条第1項第6号)。

他の選択肢について
※この問題は「誤っているもの」を選ぶ問題です。以下は正しい方法です。
・耐酸性の容器で直射日光を避ける:腐食性があり、光や熱で分解するものがあるためです。
・水と反応するものは水と接触させない:ハロゲン間化合物は水と激しく反応します。
・可燃物のない場所で取り扱う:流出したときに可燃物と接触しないようにします。

覚え方のポイント
第6類の基準は「可燃物との接触・混合、分解を促す物品との接近、過熱を避ける」。第1類とほぼ同じです。
問47-1

第6類の危険物(ハロゲン間化合物を除く)が関係する火災の消火方法として、一般に適切なものはどれか。

  • ①燃焼物に応じて、大量の水や泡などで消火する
  • ②二酸化炭素を放射して、窒息消火するのが最適
  • ③ハロゲン化物を放射して、抑制消火するのが最適
  • ④炭酸水素塩類の粉末を放射して、消火するのが最適
答えと解説を見る
正解 ①燃焼物に応じて、大量の水や泡などで消火する
解説
第6類の危険物そのものは燃えませんが、周囲の可燃物を燃やします。火災の際は、燃えている物に応じて、大量の水・泡・強化液、りん酸塩類の粉末、乾燥砂などで消火します。二酸化炭素・ハロゲン化物・炭酸水素塩類の粉末は、第6類の火災には適応しないとされています(危険物の規制に関する政令別表第五)。

他の選択肢が不適切な理由
・二酸化炭素で窒息消火:第6類が酸素を供給するので、窒息効果は期待できず、適応しません。
・ハロゲン化物で抑制消火:第6類の火災には適応しません。
・炭酸水素塩類の粉末:第6類の火災には適応しません(りん酸塩類を主成分とする粉末は適応します。危険物の規制に関する政令別表第五)。

覚え方のポイント
第6類の火災は「水・泡・強化液・りん酸塩類の粉末・乾燥砂はOK」「二酸化炭素・ハロゲン化物・炭酸水素塩類の粉末はNG」。
問57-1

第6類の危険物が流出した場合の処置として、適切なものはどれか。

  • ①おがくずや布でふき取り、そのまま捨てて処理をする
  • ②乾燥砂をかけたり、中和剤で中和したりして処理する
  • ③蒸気が有毒なので、窓を閉めた室内で自然に蒸発させる
  • ④新聞紙で覆って吸い取らせ、可燃ごみとして処分する
答えと解説を見る
正解 ②乾燥砂をかけたり、中和剤で中和したりして処理する
解説
過塩素酸や硝酸などの第6類の危険物が流出したときは、乾燥砂をかけたり、ソーダ灰や消石灰などの中和剤で中和したりして処理します。

他の選択肢が不適切な理由
・おがくずや布でふき取る:おがくずや布は可燃物で、酸化剤と接触すると発火のおそれがあります。
・窓を閉めた室内で自然に蒸発させる:有毒な蒸気が室内にたまって危険です。放置すると周囲の可燃物と接触するおそれもあるので、乾燥砂や中和剤で速やかに処理します。
・新聞紙で吸い取らせる:新聞紙は可燃物で、酸化剤がしみ込むと発火のおそれがあります。

覚え方のポイント
酸化剤の流出には「燃えない物(乾燥砂)で押さえる・中和する」。可燃物を使うのは厳禁です。
問67-1

製造所等に設ける掲示板の注意事項について、第6類の危険物の場合として正しいものはどれか。

  • ①「火気注意」の掲示板を設ける
  • ②「火気厳禁」の掲示板を設ける
  • ③「禁水」の掲示板を設ける
  • ④注意事項の掲示板の定めはない
答えと解説を見る
正解 ④注意事項の掲示板の定めはない
解説
製造所等に設ける注意事項の掲示板は、「禁水」「火気注意」「火気厳禁」の3種類で、第6類の危険物については定められていません(危険物の規制に関する規則第18条第1項第4号)。ただし、類・品名・最大数量などを表示する掲示板は、すべての製造所等に必要です。

他の選択肢が不適切な理由
・「火気厳禁」:引火性固体・自然発火性物品・第4類・第5類の掲示板です。
・「禁水」:アルカリ金属の過酸化物・禁水性物品の掲示板です。
・「火気注意」:第2類(引火性固体を除く)の掲示板です。

覚え方のポイント
注意事項の掲示板がないのは「第1類(アルカリ金属の過酸化物を除く)と第6類」。燃えない酸化剤の類です。
問77-1

第6類の危険物を運搬容器に収納する場合の表示として、正しいものはどれか。

  • ①「禁水」
  • ②「火気厳禁」及び「衝撃注意」
  • ③「可燃物接触注意」
  • ④「空気接触厳禁」及び「火気厳禁」
答えと解説を見る
正解 ③「可燃物接触注意」
解説
第6類の危険物の運搬容器には、注意事項として「可燃物接触注意」を表示します(危険物の規制に関する規則第44条第1項第3号)。第6類は酸化剤なので、可燃物と接触させないことが最も重要です。

他の選択肢が不適切な理由
・「火気厳禁」及び「衝撃注意」:第5類の表示です。
・「禁水」:禁水性物品の表示です(アルカリ金属の過酸化物や鉄粉などには、ほかの注意事項と組み合わせて表示します)。
・「空気接触厳禁」及び「火気厳禁」:第3類の自然発火性物品の表示です。

覚え方のポイント
「可燃物接触注意」が付くのは、酸化剤の第1類と第6類。第6類はこれだけです。
問87-1

第6類の危険物の指定数量として、正しいものはどれか。

  • ①すべて300kg
  • ②すべて300L
  • ③すべて1,000kg
  • ④すべて50kg
答えと解説を見る
正解 ①すべて300kg
解説
第6類の危険物の指定数量は、過塩素酸・過酸化水素・硝酸・ハロゲン間化合物のすべてについて300kgです(危険物の規制に関する政令別表第三)。第6類は液体ですが、指定数量はリットルではなくキログラムで定められています。

他の選択肢が不適切な理由
・すべて300L:単位はキログラムです。リットルで定められているのは第4類だけです。
・すべて1,000kg:第三種酸化性固体や引火性固体の値です。
・すべて50kg:第一種酸化性固体の値です。

覚え方のポイント
「第6類は一律300kg、液体なのにキログラム」。計算問題にも使われるので確実に覚えます。
問97-1

第6類の危険物の運搬で、混載することができる類として正しいものはどれか(指定数量の10分の1を超える場合)。

  • ①第1類
  • ②第2類
  • ③第4類
  • ④第5類
答えと解説を見る
正解 ①第1類
解説
第6類の危険物と混載できるのは、第1類の危険物だけです(危険物の規制に関する規則別表第四)。どちらも酸化剤どうしで、「可燃物+酸化剤」の危険な組合せにならないためです。

他の選択肢が不適切な理由
・第2類:可燃性固体で、酸化剤である第6類とは混載できません。
・第4類:引火性液体で、第6類とは混載できません。
・第5類:自己反応性物質で、第6類とは混載できません。

覚え方のポイント
「1と6」。酸化剤どうしだけが一緒に積める、と覚えます。
問107-1

第6類の危険物について、正しいものはどれか。

  • ①いずれも水とはまったく反応せず、水で薄めても何の変化も起きないもの
  • ②水と激しく反応して発熱したり、有毒なガスを生じたりするものがある
  • ③いずれも引火点が低く、常温で可燃性の蒸気を多く発生させるもの
  • ④いずれも固体であり、潮解性によって液体になることがあるもの
答えと解説を見る
正解 ②水と激しく反応して発熱したり、有毒なガスを生じたりするものがある
解説
過塩素酸や濃硝酸は水と混ざると激しく発熱し、ハロゲン間化合物は水と激しく反応して有毒なふっ化水素を生じます。このため、水との接触にも注意が必要なものがあります。

他の選択肢が不適切な理由
・水とまったく反応しない:水と激しく発熱したり反応したりするものがあります。
・引火点が低く可燃性の蒸気:第6類は不燃性で、引火点を持ちません。
・いずれも固体:第6類はすべて液体です(三ふっ化臭素は低温では固体になります)。

覚え方のポイント
第6類と水の関係は「過塩素酸・硝酸=混ざると発熱」「ハロゲン間化合物=反応してふっ化水素(注水不可)」「過酸化水素=水によく溶ける」。

危険物 丙種・乙種の対策問題(全660問)に戻る

非公式の資格試験対策サイトです。各都道府県及び一般財団法人消防試験研究センターとは一切関係ありません。

※本ページでは、アクセス解析(Googleアナリティクス)と、広告の配信・成果の計測(A8.net)のためにCookie等を利用し、閲覧に関する情報をGoogle LLC・株式会社ファンコミュニケーションズへ送信しています。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

【PR】