2026年版・5-2

第3類:カリウム・ナトリウム・リチウムの一問一答

危険物取扱者試験(丙種・乙種)「第3類 自然発火性・禁水性物質」から、第3類:カリウム・ナトリウム・リチウムに関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。乙種の本試験は五肢択一式ですが、ここでは4択で出題しています。

問15-2

カリウムの性状として、正しいものはどれか。

  • ①黄色の結晶で、比重は約2.0で二硫化炭素に溶ける
  • ②銀白色の硬い金属で、比重は約7.9と水よりずっと重い
  • ③銀白色の軟らかい金属で、比重は約0.86と水より軽い
  • ④無色の液体で、比重は約0.8で水に溶けやすい
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正解 ③銀白色の軟らかい金属で、比重は約0.86と水より軽い
解説
カリウム(K)は銀白色の軟らかい金属で、ナイフで切ることができます。比重は約0.86と水より軽く、融点は約63℃です。炎色反応は紫色です。水と激しく反応して水素と熱を発生し、発火します。

他の選択肢が不適切な理由
・硬い金属で比重約7.9:これは鉄の性状です。
・黄色の結晶で二硫化炭素に溶ける:これは硫化りんや硫黄の性状に近いものです。
・無色の液体:カリウムは常温では固体です。

覚え方のポイント
アルカリ金属は「銀白色・軟らかい・水より軽い」。比重はリチウム0.53<カリウム0.86<ナトリウム0.97の順です。
問25-2

カリウムが水と反応したときの変化として、正しいものはどれか。

  • ①激しく反応して水素と熱を発生し、発火することがある
  • ②穏やかに溶けて、燃焼を助ける酸素だけを発生させていく
  • ③水と反応して、有毒で可燃性の硫化水素を発生させる
  • ④水と反応して水素を出すが、発熱しないので発火はしない
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正解 ①激しく反応して水素と熱を発生し、発火することがある
解説
カリウムは水と激しく反応して、水素と熱を発生し、水酸化カリウム(強いアルカリ)を生じます(2K+2H₂O→2KOH+H₂)。反応熱で水素が発火し、カリウム自体も燃えることがあります。ナトリウムより反応が激しい物質です。

他の選択肢が不適切な理由
・酸素だけを発生:カリウムが水と反応して出すのは水素です。
・硫化水素を発生:カリウムに硫黄は含まれていません。
・発熱しないので発火しない:反応の際に多量の熱を出し、その熱で水素やカリウム自体が発火することがあります。

覚え方のポイント
「カリウム+水=水素+熱+強アルカリ」。反応の激しさはカリウム>ナトリウム>リチウムの順です。
問35-2

ナトリウムの性状として、正しいものはどれか。

  • ①黄色の結晶で、水にも二硫化炭素にも溶けないもの
  • ②銀白色の軟らかい金属で、炎色反応は紫色である
  • ③暗赤色の粉末で、炎色反応は赤色を示すものである
  • ④銀白色の軟らかい金属で、炎色反応は黄色である
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正解 ④銀白色の軟らかい金属で、炎色反応は黄色である
解説
ナトリウム(Na)は銀白色の軟らかい金属で、比重は約0.97と水より軽く、融点は約98℃です。炎色反応は黄色です。水と反応して水素と熱を発生し、水酸化ナトリウムを生じます。

他の選択肢が不適切な理由
・炎色反応が紫色:紫色はカリウムの炎色反応です。
・暗赤色の粉末で炎色反応が赤色:ナトリウムは銀白色の金属で、赤色の炎色反応はリチウムなどです。
・黄色の結晶:ナトリウムは金属です。

覚え方のポイント
炎色反応は「リチウム=赤、ナトリウム=黄、カリウム=紫、カルシウム=橙赤、バリウム=黄緑」。
問45-2

ナトリウムの貯蔵方法として、正しいものはどれか。

  • ①水を満たした容器の中に沈めて、空気と遮断しておく
  • ②灯油や流動パラフィンなどの保護液の中に保存する
  • ③エタノールなどのアルコールの中に沈めて保存する
  • ④乾燥した空気中で、容器を密封してそのまま保存する
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正解 ②灯油や流動パラフィンなどの保護液の中に保存する
解説
ナトリウムは、空気中の酸素や湿気と反応するのを防ぐため、灯油や流動パラフィンなどの保護液の中に、露出しないように保存します。容器は密栓し、水分との接触を避けます。

他の選択肢が不適切な理由
・水を満たした容器:水と反応して水素と熱を出し、発火するので危険です。
・アルコールの中:ナトリウムはアルコールとも反応して水素を発生するので、保護液には使えません。
・乾燥した空気中でそのまま:空気中の酸素やわずかな湿気とも反応するため、保護液の中に露出しないように保存します。

覚え方のポイント
「ナトリウム・カリウムは灯油の中」。保護液から露出させない、という政令の基準もあわせて覚えます。
問55-2

カリウムとナトリウムの比較として、正しいものはどれか。

  • ①カリウムもナトリウムも、比重は1より大きく水に沈む
  • ②ナトリウムのほうが反応性が高く、水との反応もより激しい
  • ③ナトリウムのほうが融点が低く、常温で液体になりやすい
  • ④カリウムのほうが反応性が高く、水との反応もより激しい
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正解 ④カリウムのほうが反応性が高く、水との反応もより激しい
解説
カリウムとナトリウムはどちらもアルカリ金属で、水と反応して水素と熱を発生しますが、カリウムのほうがイオン化傾向が大きく、反応性が高いため、水との反応もより激しくなります。

他の選択肢が不適切な理由
・ナトリウムのほうが反応性が高い:逆です。
・ナトリウムのほうが融点が低い:融点はカリウム約63℃、ナトリウム約98℃で、カリウムのほうが低くなります。どちらも常温では固体です。
・比重は1より大きい:カリウム(約0.86)もナトリウム(約0.97)も水より軽い金属です。

覚え方のポイント
イオン化傾向は「K>Ca>Na>Mg」。反応の激しさも、カリウムがナトリウムより上です。
問65-2

リチウムの性状として、正しいものはどれか。

  • ①銀白色の金属で、アルカリ金属の中で最も反応が激しい
  • ②銀白色の金属で、固体の単体の中で最も比重が小さい
  • ③黄色の結晶で、空気中で自然発火し水中で保存する
  • ④銀白色の軟らかい金属で、炎色反応は黄色を示す
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正解 ②銀白色の金属で、固体の単体の中で最も比重が小さい
解説
リチウム(Li)は銀白色の軟らかい金属で、比重は約0.53と、固体の単体の中で最も小さい(最も軽い)物質です。炎色反応は赤色(深赤色)です。水と反応して水素を発生しますが、カリウムやナトリウムより反応は穏やかです。

他の選択肢が不適切な理由
・アルカリ金属の中で最も反応が激しい:リチウムの水との反応は、カリウムやナトリウムより穏やかです。
・黄色で自然発火し水中保存:これは黄りんの性状に近いもので、リチウムは水と反応するので水中保存はできません。
・炎色反応は黄色:黄色はナトリウムで、リチウムは赤色(深赤色)です。

覚え方のポイント
リチウムは「最も軽い金属・炎色反応は赤・禁水性だけで自然発火性はない」。
問75-2

リチウムについて、正しいものはどれか。

  • ①水と反応して水素を発生するが、カリウムやナトリウムより穏やかである
  • ②水と反応して酸素を発生し、カリウムやナトリウムよりも反応が激しくなる
  • ③水とは反応しないので、水中に沈めて保存することができる金属である
  • ④空気中で自然発火しやすいが、水とは反応しない性質を持つ金属である
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正解 ①水と反応して水素を発生するが、カリウムやナトリウムより穏やかである
解説
リチウムは水と反応して水素を発生しますが、その反応はカリウムやナトリウムより穏やかです。第3類の品名では「アルカリ金属(カリウム及びナトリウムを除く)及びアルカリ土類金属」に含まれます。禁水性物品として、水との接触を避けて貯蔵します。

他の選択肢が不適切な理由
・酸素を発生し反応が激しい:水と反応して出すのは水素で、反応はより穏やかです。
・水とは反応しない:リチウムは水と反応するので、水中保存はできません。
・自然発火しやすく水と反応しない:リチウムは禁水性の物質です。

覚え方のポイント
アルカリ金属の水との反応の激しさは「K>Na>Li」。周期表で下にあるほど激しい、と覚えます。
問85-2

カリウム・ナトリウムの火災の消火方法として、正しいものはどれか。

  • ①二酸化炭素を放射して窒息消火する
  • ②大量の水を注いで冷却消火する
  • ③乾燥砂などで覆って窒息消火する
  • ④泡消火剤で覆って窒息消火する
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正解 ③乾燥砂などで覆って窒息消火する
解説
カリウムやナトリウムの火災には、乾燥砂・膨張ひる石・膨張真珠岩や、金属火災用の粉末消火剤などで覆って窒息消火します。水と激しく反応するので注水は厳禁です。二酸化炭素やハロゲン化物とも反応するため、これらの消火剤も使えません。

他の選択肢が不適切な理由
・大量の水:水と激しく反応して水素を発生し、爆発的に燃えるおそれがあります。
・二酸化炭素:高温のアルカリ金属は二酸化炭素とも反応するため、効果がありません。
・泡:泡は水を含むので使えません。

覚え方のポイント
アルカリ金属の火災は「乾燥砂で覆う」一択。水・泡・強化液・二酸化炭素・ハロゲン化物はすべて不可です。
問95-2

カリウムの危険性として、正しいものはどれか。

  • ①空気中では酸化されず、常温なら保護液は不要である
  • ②ハロゲンとは反応せず、水とだけ激しく反応する金属である
  • ③皮膚に触れると腐食させ、ハロゲンとも激しく反応する
  • ④分子内に酸素を多く含み、加熱すると酸素を放出する
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正解 ③皮膚に触れると腐食させ、ハロゲンとも激しく反応する
解説
カリウムは、皮膚に触れると皮膚の水分と反応して強いアルカリを生じ、皮膚を腐食させます。また、ハロゲン(塩素など)とも激しく反応します。空気中の湿気とも反応するので、灯油などの保護液中に保存します。

他の選択肢が不適切な理由
・ハロゲンとは反応しない:カリウムは水だけでなく、ハロゲン(塩素など)とも激しく反応します。
・空気中で酸化されず保護液不要:空気中の酸素や湿気とすぐに反応するため、灯油などの保護液の中に保存します。
・酸素を多く含む:これは第1類の性質です。カリウムは単体の金属です。

覚え方のポイント
カリウムの危険は「水と激しく反応・皮膚を腐食・ハロゲンと反応・燃える」。取扱いには保護具が必要です。
問105-2

カリウム・ナトリウムの指定数量として、正しいものはどれか。

  • ①300kg
  • ②20kg
  • ③50kg
  • ④10kg
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正解 ④10kg
解説
カリウムとナトリウムの指定数量は10kgです。アルキルアルミニウム・アルキルリチウムも10kgで、黄りんは20kgです。その他の第3類は、試験の結果により10kg・50kg・300kgに区分されます(危険物の規制に関する政令別表第三)。

他の選択肢が不適切な理由
・20kg:黄りんの指定数量です。
・50kg:第二種自然発火性物質及び禁水性物質の指定数量です。
・300kg:第三種自然発火性物質及び禁水性物質の指定数量です。

覚え方のポイント
「K・Na・アルキル2つ=10kg、黄りん=20kg」。第3類は指定数量が小さく、それだけ危険性が高い類です。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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