2026年版・4-7

第2類:物質の比較と総合問題の一問一答

危険物取扱者試験(丙種・乙種)「第2類 可燃性固体」から、第2類:物質の比較と総合問題に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。乙種の本試験は五肢択一式ですが、ここでは4択で出題しています。

問14-7

次の第2類の危険物のうち、火災の際に注水による消火が適しているものはどれか。

  • ①硫黄
  • ②鉄粉
  • ③マグネシウム
  • ④アルミニウム粉
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正解 ①硫黄
解説
硫黄は水と反応しないので、火災の際は水(噴霧注水など)と土砂などを使って消火します。赤りんも注水による消火が有効です。

他の選択肢が不適切な理由
・鉄粉:高温の鉄粉に水がかかると水素を発生するおそれがあり、注水は避けて乾燥砂などで消火します。
・マグネシウム:水と反応して水素を発生するので、注水は厳禁です。
・アルミニウム粉:水と反応して水素を発生するので、注水は厳禁です。

覚え方のポイント
第2類で注水による消火が基本になるのは「赤りん・硫黄」。鉄粉・金属粉・マグネシウムは注水厳禁で乾燥砂など、硫化りんは法令(政令別表第五)上は水系も適応ですが水で硫化水素が出るので注意が必要、引火性固体は泡などによる窒息消火が中心です。
問24-7

次の第2類の危険物のうち、比重が最も小さいものはどれか。

  • ①硫黄
  • ②マグネシウム
  • ③赤りん
  • ④アルミニウム粉
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正解 ②マグネシウム
解説
比重はおおむね、マグネシウム約1.74、硫黄約2.0、赤りん約2.1〜2.3、アルミニウム粉約2.7です(鉄粉は約7.9)。マグネシウムは軽金属で、この中では最も比重が小さくなっています。

他の選択肢が不適切な理由
・硫黄:比重は約2.0で、マグネシウムより大きい値です。
・赤りん:比重は約2.1〜2.3です。
・アルミニウム粉:比重は約2.7で、この中で最も大きい値です。

覚え方のポイント
硫黄・赤りん・金属類の比重はいずれも1より大きく水に沈みますが、「マグネシウムが最も軽く、鉄粉が最も重い」と両端を押さえます。
問34-7

酸とも強いアルカリとも反応して水素を発生するものはどれか。

  • ①マグネシウム
  • ②鉄粉
  • ③アルミニウム粉
  • ④赤りん
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正解 ③アルミニウム粉
解説
アルミニウムは両性金属で、酸とも強いアルカリとも反応して水素を発生します。亜鉛も両性金属で、同じ性質を持ちます。

他の選択肢が不適切な理由
・鉄粉:酸とは反応して水素を発生しますが、アルカリとは反応しません。
・マグネシウム:酸とは反応して水素を発生しますが、アルカリとは反応しません。
・赤りん:酸やアルカリと反応して水素を発生することはありません。

覚え方のポイント
「両性金属=アルミニウム・亜鉛(あ・あ=アルミ・亜鉛)」。酸にもアルカリにも溶けるのが特徴です。
問44-7

水と反応して、有毒で可燃性の硫化水素を発生するものはどれか。

  • ①マグネシウム
  • ②硫黄
  • ③赤りん
  • ④五硫化りん
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正解 ④五硫化りん
解説
五硫化りんなどの硫化りんは、水と反応して分解し、有毒で可燃性の硫化水素を発生します。このため、硫化りんの火災に水を使うときは硫化水素の発生に注意が必要です。

他の選択肢が不適切な理由
・硫黄:硫黄は水と反応しません。
・赤りん:赤りんは水と反応しません。
・マグネシウム:水と反応すると水素を発生しますが、硫化水素は発生しません。

覚え方のポイント
「水で硫化水素=硫化りん」「水で水素=鉄粉・金属粉・マグネシウム」。第2類の水との反応を2パターンで整理します。
問54-7

第2類の危険物と、運搬の際に混載することができる類の組合せとして、正しいものはどれか(指定数量の10分の1を超える場合)。

  • ①第3類と第6類
  • ②第1類と第6類
  • ③第4類と第5類
  • ④第1類と第3類
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正解 ③第4類と第5類
解説
第2類の危険物は、第4類および第5類の危険物と混載することができます(危険物の規制に関する規則別表第四)。混載できる組合せは、第1類と第6類、第2類と第4類、第2類と第5類、第3類と第4類、第4類と第5類です。

他の選択肢が不適切な理由
・第1類と第6類:酸化剤なので、可燃物である第2類とは混載できません。
・第3類と第6類:どちらも第2類とは混載できません。
・第1類と第3類:どちらも第2類とは混載できません。

覚え方のポイント
「2・4・5はどの2つでも混載できる」。第2類の相手は第4類と第5類です。
問64-7

第2類の危険物の性質と物質の組合せとして、誤っているものはどれか。

  • ①空気中で自然発火し、水中で保存する ― 赤りん
  • ②水と反応して硫化水素を発生する ― 三硫化りん
  • ③燃えると青い炎を上げ、二酸化硫黄を出す ― 硫黄
  • ④燃えると強い白い光を放つ ― マグネシウム
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正解 ①空気中で自然発火し、水中で保存する ― 赤りん
解説
空気中で自然発火しやすく、水中で保存するのは、第3類の黄りんです。赤りんは、純粋なものは自然発火せず、水中で保存する必要もありません。

他の選択肢について
※この問題は「誤っているもの」を選ぶ問題です。以下は正しい組合せです。
・水と反応して硫化水素 ― 三硫化りん:硫化りんは水(熱水)と反応して硫化水素を発生します。
・青い炎で二酸化硫黄 ― 硫黄:硫黄の燃焼の特徴です。
・強い白い光 ― マグネシウム:マグネシウムの燃焼の特徴です。

覚え方のポイント
赤りんと黄りんの取り違えは、性質問題の定番のひっかけです。「水中保存・自然発火・猛毒」は黄りんだけ。
問74-7

マグネシウム粉の火災に、誤って大量の水をかけた場合に起こるおそれがあることとして、正しいものはどれか。

  • ①水と反応して不燃性のガスを出し、周囲の延焼を防ぐ
  • ②水によって冷やされるので、火はすぐに安全に消えることになる
  • ③水と反応して酸素を吸収し、燃焼が穏やかになっていく
  • ④水と反応して水素が発生し、爆発的に燃焼するおそれがある
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正解 ④水と反応して水素が発生し、爆発的に燃焼するおそれがある
解説
高温のマグネシウムに水をかけると、水と反応して水素を発生し、その水素が燃えて爆発的な燃焼を起こすおそれがあります。このためマグネシウムの火災に注水は厳禁で、乾燥砂や金属火災用の粉末消火剤を使います。

他の選択肢が不適切な理由
・すぐに安全に消える:水と反応して水素が発生するため、かえって危険になります。
・酸素を吸収して穏やかになる:水との反応で燃焼が穏やかになることはありません。
・不燃性のガスで延焼を防ぐ:発生するのは可燃性の水素です。

覚え方のポイント
「燃える金属+水=水素=爆発的燃焼」。実務でもっとも避けたい誤った消火の例です。
問84-7

第2類の危険物の指定数量として、誤っているものはどれか。

  • ①硫黄 ― 100kg
  • ②鉄粉 ― 100kg
  • ③赤りん ― 100kg
  • ④引火性固体 ― 1,000kg
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正解 ②鉄粉 ― 100kg
解説
鉄粉の指定数量は500kgです。第2類の指定数量は、硫化りん・赤りん・硫黄が100kg、鉄粉が500kg、引火性固体が1,000kg、その他は第一種可燃性固体100kgまたは第二種可燃性固体500kgです(危険物の規制に関する政令別表第三)。

他の選択肢について
※この問題は「誤っているもの」を選ぶ問題です。以下は正しい組合せです。
・硫黄 ― 100kg:正しい値です。
・赤りん ― 100kg:正しい値です。
・引火性固体 ― 1,000kg:正しい値です。

覚え方のポイント
「鉄粉だけ500kg」。同じ粉でも、鉄粉は他の名前付きの品名(100kg)より指定数量が大きいと覚えます。
問94-7

第2類の危険物の貯蔵について、正しいものはどれか。

  • ①赤りんは、自然発火を防ぐため、水を満たした容器で貯蔵する
  • ②硫化りんは、水分と接触しないように容器を密封して貯蔵する
  • ③鉄粉は、湿気を与えるため、ぬらした布で包んで貯蔵する
  • ④マグネシウムは、酸化剤と混ぜて燃えにくくして貯蔵する
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正解 ②硫化りんは、水分と接触しないように容器を密封して貯蔵する
解説
硫化りんは水と反応して有毒な硫化水素を発生するので、容器を密封して水分と接触しないように貯蔵します。

他の選択肢が不適切な理由
・赤りんを水を満たした容器で:水中で保存するのは第3類の黄りんです。赤りんは水中保存の必要はありません。
・鉄粉をぬらした布で包む:湿気で酸化・発熱し、発火するおそれがあります。
・マグネシウムを酸化剤と混ぜる:酸化剤との混合は爆発的な燃焼のおそれがあり、非常に危険です。

覚え方のポイント
第2類はどれも「酸化剤と離す」。加えて、硫化りん・鉄粉・金属粉・マグネシウムは「水分を避ける」。
問104-7

第2類の危険物に共通する火災予防の方法として、最も重要なものはどれか。

  • ①灯油などの保護液に入れ、水分と触れないようにする
  • ②水中に沈めて空気と遮断し、自然発火を防ぐようにしておく
  • ③酸化剤との接触・混合を避け、火気や高温体を近づけない
  • ④可燃物と一緒に保管し、酸素を吸収させて安定させる
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正解 ③酸化剤との接触・混合を避け、火気や高温体を近づけない
解説
第2類の危険物は燃えやすい固体なので、酸化剤との接触・混合を避け、炎・火花・高温体との接近や過熱を避けることが、すべての品名に共通する最も重要な火災予防の方法です(危険物の規制に関する政令第25条第1項第2号)。

他の選択肢が不適切な理由
・水中に沈める:水中保存は第3類の黄りんの方法で、第2類の多くには不適切です(硫化りんや金属系は水と反応します)。
・灯油などの保護液:保護液中の保存は第3類のカリウム・ナトリウムの方法です。
・可燃物と一緒に保管:第2類自体が可燃物で、一緒にしても安定することはありません。

覚え方のポイント
類ごとの基準は「第1類・第6類=可燃物を避ける」「第2類=酸化剤を避ける」。対になる関係として覚えます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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