2026年版・4-6

第2類:引火性固体の一問一答

危険物取扱者試験(丙種・乙種)「第2類 可燃性固体」から、第2類:引火性固体に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。乙種の本試験は五肢択一式ですが、ここでは4択で出題しています。

問14-6

引火性固体に当たるものはどれか。

  • ①アルミニウム粉
  • ②赤りん
  • ③硫黄
  • ④固形アルコール
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正解 ④固形アルコール
解説
引火性固体とは、固形アルコールその他1気圧において引火点が40℃未満のものをいいます(消防法別表第一の備考第7号)。固形アルコールのほか、ゴムのりやラッカーパテなどが該当します。

他の選択肢が不適切な理由
・赤りん:第2類ですが、「赤りん」という別の品名です。
・硫黄:第2類ですが、「硫黄」という別の品名です。
・アルミニウム粉:第2類ですが、「金属粉」という別の品名です。

覚え方のポイント
引火性固体の代表は「固形アルコール・ゴムのり・ラッカーパテ」。いずれも中に引火しやすい液体(アルコールや有機溶剤)を含んでいます。
問24-6

固形アルコールの性状として、正しいものはどれか。

  • ①金属の粉を固めたもので、水や酸と反応して水素を発生させる
  • ②硫黄とりんの化合物で、水と反応して有毒な硫化水素を発生させる
  • ③メタノールなどを凝固剤で固めたもので、40℃未満で引火する
  • ④酸素を多く含む固体で、加熱すると分解して酸素を放出するもの
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正解 ③メタノールなどを凝固剤で固めたもので、40℃未満で引火する
解説
固形アルコールは、メタノールやエタノールを凝固剤で固めてゲル状(寒天状)にしたもので、乳白色です。アルコールと同じように、常温でも可燃性の蒸気を発生し、40℃未満で引火します。キャンプ用の燃料や、料理の保温用の燃料として使われます。

他の選択肢が不適切な理由
・硫黄とりんの化合物:これは硫化りんの説明です。
・金属の粉を固めたもの:固形アルコールに金属は含まれていません。
・酸素を多く含み分解して酸素:これは第1類の性質です。

覚え方のポイント
固形アルコールは「アルコールを固めたもの」。だから性質も消火方法もアルコール(第4類)に近い、と考えます。
問34-6

引火性固体の火災の消火方法として、適切なものはどれか。

  • ①禁水性なので、乾燥砂だけで覆って消火する
  • ②泡・二酸化炭素・粉末などによる窒息消火を行う
  • ③棒状の水だけが有効で、泡や粉末では消せない
  • ④炭酸水素塩類の粉末は、引火性固体には適応しない
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正解 ②泡・二酸化炭素・粉末などによる窒息消火を行う
解説
引火性固体の火災では、第4類の引火性液体と同様に、泡・二酸化炭素・粉末・ハロゲン化物などによる窒息消火が有効です。乾燥砂なども使えます。

他の選択肢が不適切な理由
・禁水性なので乾燥砂だけ:引火性固体は水と反応する物質ではなく、泡・二酸化炭素・粉末なども有効です。
・棒状の水だけが有効:水が使えないわけではありませんが、泡・二酸化炭素・粉末による窒息消火も有効です。
・炭酸水素塩類の粉末は適応しない:政令別表第五では、炭酸水素塩類の粉末は引火性固体に適応するとされています(適応しないのは硫黄・赤りん・硫化りんなど「その他の第2類」です)。

覚え方のポイント
「引火性固体=固体版の引火性液体」。消火は第4類と同じく窒息消火が中心です。
問44-6

ゴムのりについて、正しいものはどれか。

  • ①生ゴムを石油系の溶剤に溶かした接着剤で、引火点は常温より低い
  • ②生ゴムを有機溶剤に溶かした接着剤で、引火点は40℃以上と高い
  • ③硫黄と金属の粉を固めたもので、水と反応して水素を発生させる
  • ④酸素を多く含む固体で、加熱すると分解して酸素を放出する物質
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正解 ①生ゴムを石油系の溶剤に溶かした接着剤で、引火点は常温より低い
解説
ゴムのりは、生ゴムをベンジンなどの石油系の溶剤に溶かした接着剤で、引火性固体に当たります。引火点は常温(20℃)より低く、常温でも可燃性の蒸気を発生して引火するおそれがあります。蒸気を吸い込むと頭痛やめまいを起こすことがあります。

他の選択肢が不適切な理由
・引火点が40℃以上:引火性固体は引火点が40℃未満のもので、ゴムのりの引火点は常温より低くなっています。
・硫黄と金属の粉:ゴムのりの成分とは違います。
・酸素を多く含み分解して酸素:これは第1類の性質です。

覚え方のポイント
ゴムのり・ラッカーパテは「溶剤を含むから引火点が低い」。中身の溶剤が引火の原因、と理由で覚えます。
問54-6

ラッカーパテについて、正しいものはどれか。

  • ①有機溶剤を含む下地用の塗料で、蒸気は空気より軽く上昇する
  • ②有機溶剤を含む下地の修正用の塗料で、蒸気は空気より重い
  • ③金属の粉を多く含み、水と反応して水素を発生させるもの
  • ④酸化剤を主成分とし、加熱すると分解して酸素を出すもの
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正解 ②有機溶剤を含む下地の修正用の塗料で、蒸気は空気より重い
解説
ラッカーパテは、トルエンや酢酸ブチルなどの有機溶剤を含む、塗装の下地の凹凸を埋める修正用の塗料で、引火性固体に当たります。常温でも可燃性の蒸気を発生し、その蒸気は空気より重いため、低い所にたまりやすくなります。

他の選択肢が不適切な理由
・蒸気は空気より軽い:有機溶剤の蒸気は空気より重く、低い所にたまります。
・金属の粉を多く含み水素を発生:ラッカーパテの性質ではありません。
・酸化剤を主成分とする:これは第1類の性質です。

覚え方のポイント
引火性固体の蒸気は、第4類と同じく「空気より重く低所にたまる」。換気と火気の管理が大切です。
問64-6

引火性固体の貯蔵・取扱いについて、正しいものはどれか。

  • ①日光によく当てて乾燥させ、燃えにくくして貯蔵しておく
  • ②蒸気がこもらないよう、容器のふたを開けたまま貯蔵しておく
  • ③水と激しく反応するので、灯油の中に沈めて貯蔵しておく
  • ④容器を密封して冷暗所に貯蔵し、みだりに蒸気を発生させない
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正解 ④容器を密封して冷暗所に貯蔵し、みだりに蒸気を発生させない
解説
引火性固体は、みだりに蒸気を発生させないよう、容器を密封して冷暗所に貯蔵し、炎・火花・高温体を近づけないようにします(危険物の規制に関する政令第25条第1項第2号)。

他の選択肢が不適切な理由
・ふたを開けたまま:可燃性の蒸気が発生し続け、引火の危険が高まります。
・灯油の中に沈める:引火性固体は水と反応する物質ではなく、灯油中で保存する必要もありません。
・日光に当てて乾燥:温度が上がって蒸気が多く発生し、危険が増します。

覚え方のポイント
引火性固体の基準は「みだりに蒸気を発生させない」。第4類の「みだりに蒸気を発生させない」と同じ趣旨です。
問74-6

製造所等に設ける掲示板で、引火性固体を貯蔵・取り扱う場合に表示する注意事項はどれか。

  • ①禁水
  • ②火気注意
  • ③火気厳禁
  • ④注水厳禁
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正解 ③火気厳禁
解説
第2類のうち引火性固体を貯蔵・取り扱う製造所等には、「火気厳禁」の掲示板(地は赤色、文字は白色)を設けます(危険物の規制に関する規則第18条第1項第4号)。引火性固体以外の第2類は「火気注意」です。

他の選択肢が不適切な理由
・火気注意:引火性固体以外の第2類の掲示板です。
・禁水:アルカリ金属の過酸化物や禁水性物品の掲示板です。
・注水厳禁:製造所等の掲示板の注意事項として定められた表示ではありません。

覚え方のポイント
「引火しやすいもの=火気厳禁」。引火性固体・第4類・第5類・自然発火性物品が火気厳禁です。
問84-6

引火性固体の指定数量として、正しいものはどれか。

  • ①1,000kg
  • ②100kg
  • ③500kg
  • ④200L
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正解 ①1,000kg
解説
引火性固体の指定数量は1,000kgです(危険物の規制に関する政令別表第三)。第2類の中では最も大きい指定数量です。

他の選択肢が不適切な理由
・100kg:硫化りん・赤りん・硫黄・第一種可燃性固体の指定数量です。
・500kg:鉄粉・第二種可燃性固体の指定数量です。
・200L:ガソリンなど第1石油類(非水溶性)の指定数量で、単位もリットルです。第2類はキログラムで定められています。

覚え方のポイント
第2類の指定数量は「100(硫化りん・赤りん・硫黄・第一種)・500(鉄粉・第二種)・1,000(引火性固体)」。
問94-6

屋外貯蔵所で貯蔵することができる引火性固体の条件として、正しいものはどれか。

  • ①引火点が0℃以上のものに限られる
  • ②引火点が0℃未満のものに限られる
  • ③引火点にかかわらずすべて貯蔵できる
  • ④引火性固体は一切貯蔵できない
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正解 ①引火点が0℃以上のものに限られる
解説
屋外貯蔵所で貯蔵・取り扱うことができる第2類の危険物は、硫黄、硫黄のみを含有するもの、引火性固体(引火点が0℃以上のものに限る)です(危険物の規制に関する政令第2条第7号)。

他の選択肢が不適切な理由
・0℃未満のものに限られる:逆です。引火点が0℃未満のものは、屋外では危険が大きいため貯蔵できません。
・すべて貯蔵できる:引火点が0℃以上という条件があります。
・一切貯蔵できない:引火点が0℃以上のものは貯蔵できます。

覚え方のポイント
屋外貯蔵所の「0℃以上」は、引火性固体と第4類の第1石油類に共通する条件です。
問104-6

引火性固体について、誤っているものはどれか。

  • ①常温でも可燃性の蒸気を発生し、火気によって引火するおそれがある
  • ②水と反応して水素を発生するので、注水してはならない
  • ③蒸気は空気より重いものが多く、低い所にたまりやすい
  • ④固形アルコール・ゴムのり・ラッカーパテなどが該当する
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正解 ②水と反応して水素を発生するので、注水してはならない
解説
引火性固体は、水と反応して水素を発生する物質ではありません。水と反応して水素を出すのは、第2類の鉄粉・金属粉・マグネシウムや、第3類の禁水性物質です。引火性固体の火災には、泡・二酸化炭素・粉末などによる窒息消火が有効です。

他の選択肢について
※この問題は「誤っているもの」を選ぶ問題です。以下は正しい記述です。
・常温でも可燃性の蒸気を発生:引火点が40℃未満で、常温でも引火のおそれがあるものが多くあります。
・蒸気は空気より重いものが多い:アルコールや有機溶剤の蒸気は空気より重いため、低所にたまります。
・固形アルコール・ゴムのり・ラッカーパテ:引火性固体の代表例です。

覚え方のポイント
第2類で水と反応するのは、金属系(鉄粉・金属粉・マグネシウム=水素)と硫化りん(硫化水素)です。引火性固体は水と反応しません。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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