2026年版・4-5

第2類:マグネシウムの一問一答

危険物取扱者試験(丙種・乙種)「第2類 可燃性固体」から、第2類:マグネシウムに関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。乙種の本試験は五肢択一式ですが、ここでは4択で出題しています。

問14-5

マグネシウムの性状として、正しいものはどれか。

  • ①暗赤色の粉末で、比重は約2.2である
  • ②黄色の結晶で、比重は約2.0である
  • ③銀白色の軽い金属で、比重は約1.7である
  • ④灰白色の重い金属で、比重は約7.9である
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正解 ③銀白色の軽い金属で、比重は約1.7である
解説
マグネシウムは銀白色の軽い金属で、比重は約1.74です。融点は約650℃です。空気中では表面に酸化被膜ができますが、粉末やリボン状のものは燃えやすく、点火すると強い白い光を放って激しく燃えます。

他の選択肢が不適切な理由
・黄色の結晶で比重約2.0:これは硫黄や硫化りんの性状に近いものです。
・暗赤色の粉末で比重約2.2:これは赤りんの性状です。
・灰白色の重い金属で比重約7.9:これは鉄粉の性状です。

覚え方のポイント
マグネシウムは「銀白色・軽い(比重1.74)・白い光で燃える」。硫黄・赤りん・鉄粉など、第2類の主な物質の中でも特に軽い金属です。
問24-5

マグネシウムが燃焼するときの様子として、正しいものはどれか。

  • ①強い白い光を放って激しく燃え、酸化マグネシウムを生じる
  • ②青い炎を上げて静かに燃え、有毒な二酸化硫黄を発生させる
  • ③炎を出さずに表面だけが赤く光り、二酸化炭素を発生させる
  • ④黒い煙を多く出して燃え、有毒な硫化水素を発生させる
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正解 ①強い白い光を放って激しく燃え、酸化マグネシウムを生じる
解説
マグネシウムは点火すると、強い白い光を放って激しく燃え、酸化マグネシウム(白色の粉末)を生じます。この強い光は、昔のカメラのフラッシュや花火に利用されてきました。

他の選択肢が不適切な理由
・青い炎で二酸化硫黄:これは硫黄の燃え方です。
・炎を出さずに二酸化炭素:これは木炭などの表面燃焼の説明に近く、マグネシウムには炭素が含まれていません。
・黒い煙と硫化水素:マグネシウムの燃焼で硫化水素は発生しません。

覚え方のポイント
「マグネシウム=まぶしい白い光」。燃え方の見た目は、硫黄(青い炎)と対比して覚えます。
問34-5

マグネシウムと水や酸との反応について、正しいものはどれか。

  • ①酸と反応すると有毒な硫化水素を発生し、中毒の危険がある
  • ②水にも酸にもまったく反応しないので、水中保存が適している
  • ③水と反応すると酸素を発生して、周囲の可燃物を燃やしやすくする
  • ④熱水や酸と反応して水素を発生し、冷水とも徐々に反応する
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正解 ④熱水や酸と反応して水素を発生し、冷水とも徐々に反応する
解説
マグネシウムは、熱水や酸と反応して水素を発生し、冷水とも徐々に反応して水素を発生します。このため水分・湿気・酸との接触を避けて貯蔵し、火災の際も注水は厳禁です。

他の選択肢が不適切な理由
・水にも酸にも反応しない:マグネシウムは水や酸と反応して水素を出します。
・水と反応して酸素:水と反応して酸素を出すのは、第1類のアルカリ金属の過酸化物です。
・酸と反応して硫化水素:マグネシウムに硫黄は含まれていないので、硫化水素は発生しません。

覚え方のポイント
「マグネシウム+水・酸=水素」。第2類の鉄粉・金属粉と同じ仲間として、水と酸を避けます。
問44-5

マグネシウムの火災の消火方法として、最も適切なものはどれか。

  • ①大量の水を注いで冷却しながら消火する
  • ②乾燥砂や金属火災用の粉末消火剤で覆う
  • ③二酸化炭素を放射して窒息消火する
  • ④泡消火剤で表面を覆って窒息消火する
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正解 ②乾燥砂や金属火災用の粉末消火剤で覆う
解説
マグネシウムの火災には、乾燥砂・膨張ひる石・膨張真珠岩や、金属火災用の粉末消火剤で覆って窒息消火します。高温のマグネシウムは水と反応して水素を発生し、爆発的に燃えるおそれがあるため、注水は厳禁です。また、二酸化炭素の中でも燃え続けるため、二酸化炭素消火剤も使えません。

他の選択肢が不適切な理由
・大量の水:水と反応して水素を発生し、火勢が強まるおそれがあります。
・二酸化炭素:高温のマグネシウムは二酸化炭素と反応して燃え続けるため、効果がありません。
・泡消火剤:泡は水を含むので使えません。

覚え方のポイント
「マグネシウムは水もダメ、二酸化炭素もダメ、乾燥砂で」。二酸化炭素の中でも燃える、という特徴が問われます。
問54-5

高温のマグネシウムに二酸化炭素消火剤を放射した場合について、正しいものはどれか。

  • ①二酸化炭素によって冷やされ、マグネシウムが液体に変化する
  • ②二酸化炭素の窒息効果によって、マグネシウムの火は必ず消えてしまう
  • ③二酸化炭素と反応して水素を発生し、火が消えて安全になる
  • ④マグネシウムは二酸化炭素と反応して燃え続けるため、効果がない
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正解 ④マグネシウムは二酸化炭素と反応して燃え続けるため、効果がない
解説
高温のマグネシウムは、二酸化炭素から酸素を奪って燃え続けます(2Mg+CO₂→2MgO+C)。このため、酸素を遮断する目的で二酸化炭素を放射しても消火の効果がなく、かえって燃焼を続けさせてしまいます。

他の選択肢が不適切な理由
・必ず消える:マグネシウムは二酸化炭素の中でも燃えるため、窒息効果が得られません。
・水素を発生して安全になる:二酸化炭素と反応して水素は発生しません。水素を出すのは水や酸と反応したときです。
・冷やされて液体になる:二酸化炭素でマグネシウムが液体になることはありません。

覚え方のポイント
「燃えている活性な金属は、二酸化炭素の酸素まで奪う」。マグネシウムやアルカリ金属の火災に二酸化炭素は使いません。
問64-5

マグネシウムの貯蔵・取扱いの方法として、正しいものはどれか。

  • ①水を満たした容器に沈めて、空気と触れないように保存する
  • ②水分や湿気を避け、酸化剤や酸と接触しないようにする
  • ③酸に浸しておき、表面がさびないように保存しておく
  • ④塩素酸カリウムと混ぜておき、燃えにくくして保存する
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正解 ②水分や湿気を避け、酸化剤や酸と接触しないようにする
解説
マグネシウムは、水分・湿気や酸と反応して水素を発生し、湿気を帯びると自然発火するおそれもあります。このため、容器を密封して乾燥した冷暗所に貯蔵し、酸化剤や酸とは接触させないようにします。

他の選択肢が不適切な理由
・水を満たした容器に沈める:水と反応して水素を発生するので危険です。
・酸に浸しておく:酸と反応して水素を発生するので危険です。
・塩素酸カリウムと混ぜる:酸化剤との混合は、爆発的な燃焼のおそれがあり非常に危険です。

覚え方のポイント
マグネシウムの貯蔵は「乾燥・密封・酸化剤と酸を避ける」。鉄粉・金属粉と同じ扱いです。
問74-5

危険物の品名としての「マグネシウム」から除かれるものはどれか。

  • ①目開き2mmの網ふるいを通過しない塊状のもの
  • ②目開き2mmの網ふるいを通過するごく細かい粉末
  • ③薄く削って作ったリボン状のマグネシウム
  • ④マグネシウムを含有する燃えやすい合金の粉
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正解 ①目開き2mmの網ふるいを通過しない塊状のもの
解説
第2類の品名のマグネシウムからは、目開き2mmの網ふるいを通過しない塊状のものと、直径2mm以上の棒状のものが除かれます(危険物の規制に関する規則第1条の3第3項)。大きな塊や太い棒は燃えにくいためです。

他の選択肢が不適切な理由
・2mmの網ふるいを通過する粉末:細かく燃えやすいので、危険物に当たります。
・薄いリボン状:燃えやすく、除外の対象ではありません。
・マグネシウムを含有する合金の粉:マグネシウムを含有するものも、第2類の危険物として扱われます(形状等により除かれるものを除く)。

覚え方のポイント
「マグネシウムは2mmが境目」。細かい・薄いものは危険物、大きな塊や太い棒は危険物ではありません。
問84-5

マグネシウムの粉末の危険性として、正しいものはどれか。

  • ①水と反応して酸素を発生し、周囲の可燃物の燃焼を激しくする性質を持つ
  • ②粉末にすると燃えにくくなるので、塊よりも安全に取り扱うことができる
  • ③空気中に浮遊すると粉じん爆発を起こし、湿気で自然発火することもある
  • ④常温で液体となり、その蒸気が空気と混ざって引火するおそれがある
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正解 ③空気中に浮遊すると粉じん爆発を起こし、湿気で自然発火することもある
解説
マグネシウムの粉末は表面積が大きく、空気中に浮遊すると粉じん爆発を起こすおそれがあります。また、湿気を帯びると水と反応して発熱し、自然発火することもあります。

他の選択肢が不適切な理由
・粉末にすると燃えにくい:粉末にすると表面積が大きくなり、かえって燃えやすくなります。
・水と反応して酸素:マグネシウムが水と反応して出すのは水素です。
・常温で液体:マグネシウムの融点は約650℃で、常温では固体です。

覚え方のポイント
金属の粉末は「粉じん爆発」と「湿気による自然発火」の2つがセット。マグネシウム・アルミニウム粉・鉄粉に共通します。
問94-5

マグネシウムの指定数量について、正しいものはどれか。

  • ①品名にかかわらず、一律に1,000kgと定められている
  • ②品名にかかわらず、一律に10kgと定められている
  • ③試験の結果により、100kgまたは500kgとなる
  • ④試験の結果により、50kgまたは300kgとなる
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正解 ③試験の結果により、100kgまたは500kgとなる
解説
第2類のうち、硫化りん・赤りん・硫黄(100kg)、鉄粉(500kg)、引火性固体(1,000kg)以外の品名(金属粉・マグネシウムなど)は、試験の結果により、第一種可燃性固体(100kg)または第二種可燃性固体(500kg)に区分されます(危険物の規制に関する政令別表第三)。

他の選択肢が不適切な理由
・一律に10kg:10kgは第3類のカリウム・ナトリウムなどの値です。
・一律に1,000kg:1,000kgは引火性固体の値です。
・50kgまたは300kg:これは第1類の第一種・第二種酸化性固体の値です。

覚え方のポイント
第2類の指定数量は「第一種可燃性固体100kg・第二種可燃性固体500kg」。マグネシウムと金属粉はこのどちらかになります。
問104-5

マグネシウムについて、誤っているものはどれか。

  • ①熱水と反応して、可燃性の水素を発生するおそれがある
  • ②酸化剤と混合すると、打撃などによって発火するおそれがある
  • ③燃焼すると強い白い光を放ち、酸化マグネシウムを生じる
  • ④アルカリ土類金属の一種なので、第3類の危険物に分類される
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正解 ④アルカリ土類金属の一種なので、第3類の危険物に分類される
解説
マグネシウムは、化学ではアルカリ土類金属の仲間として扱われることがありますが、消防法別表第一では第2類の品名「マグネシウム」として別に掲げられており、第3類には分類されません(金属粉の定義でも、アルカリ土類金属とマグネシウムは別々に挙げられています)。

他の選択肢について
※この問題は「誤っているもの」を選ぶ問題です。以下は正しい記述です。
・酸化剤と混合すると発火のおそれ:可燃性の金属なので、酸化剤との混合は危険です。
・白い光を放って燃え、酸化マグネシウムを生じる:マグネシウムの燃焼の特徴です。
・熱水と反応して水素:水や酸と反応して水素を発生します。

覚え方のポイント
「マグネシウムは第2類、カルシウム・バリウムなどは第3類」。似た仲間でも、消防法での類が違います。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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