2026年版・3-5

第1類:よう素酸塩類・過マンガン酸塩類ほかの一問一答

危険物取扱者試験(丙種・乙種)「第1類 酸化性固体」から、第1類:よう素酸塩類・過マンガン酸塩類ほかに関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。乙種の本試験は五肢択一式ですが、ここでは4択で出題しています。

問13-5

過マンガン酸カリウムの性状として、正しいものはどれか。

  • ①オレンジ色の粉末で、水と激しく反応して酸素と熱を放出するもの
  • ②無色の結晶で水に溶けにくく、熱水にだけわずかに溶ける性質を持つ
  • ③橙赤色の結晶で水に溶けるが、アルコールにはまったく溶けないもの
  • ④赤紫色の光沢がある黒紫色の結晶で、水に溶けると濃い紫色を示す
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正解 ④赤紫色の光沢がある黒紫色の結晶で、水に溶けると濃い紫色を示す
解説
過マンガン酸カリウム(KMnO₄)は、赤紫色の光沢を持つ黒紫色の結晶です。水に溶けると濃い紫色の水溶液になります。殺菌・消毒剤や酸化剤として使われます。約200℃に加熱すると分解して酸素を放出します。

他の選択肢が不適切な理由
・無色の結晶で水に溶けにくい:これは塩素酸カリウムの性状に近いものです。
・橙赤色の結晶でアルコールに溶けない:これは重クロム酸カリウムの性状です。
・オレンジ色の粉末で水と激しく反応:これは過酸化カリウムの性状です。

覚え方のポイント
第1類の数少ない「色つき」の代表が過マンガン酸カリウム(黒紫色・水溶液は濃い紫色)。色で見分けられる問題は確実に得点します。
問23-5

過マンガン酸カリウムの危険性として、正しいものはどれか。

  • ①空気中に放置するだけで自然発火し、白煙を上げて激しく燃焼を続ける
  • ②水に溶けると激しく反応して水素を発生し、その熱で自然発火してしまう
  • ③濃硫酸を加えると爆発するおそれがあり、加熱すると分解して酸素を出す
  • ④それ自体がよく燃える物質で、火を近づけるだけで容易に着火してしまう
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正解 ③濃硫酸を加えると爆発するおそれがあり、加熱すると分解して酸素を出す
解説
過マンガン酸カリウムは、濃硫酸と接触すると爆発するおそれがあり、約200℃に加熱すると分解して酸素を放出します。有機物や可燃物、還元性の物質と混ざると、発火や爆発のおそれがあります。

他の選択肢が不適切な理由
・水と反応して水素を発生:過マンガン酸カリウムは水に溶けますが、水と反応して水素を出すことはありません。
・自然発火する:過マンガン酸カリウムは不燃性で、自然発火しません。
・それ自体がよく燃える:第1類は不燃性の物質です。

覚え方のポイント
過マンガン酸カリウムの危険は「濃硫酸で爆発・約200℃で分解して酸素・可燃物と混合で発火」の3つです。
問33-5

過マンガン酸ナトリウムの性状として、正しいものはどれか。

  • ①無色の結晶で潮解性がなく、水には溶けない
  • ②赤紫色の粉末で潮解性があり、水によく溶ける
  • ③黄色の液体で、空気中で自然発火しやすいもの
  • ④銀白色の金属で、水と反応して水素を出すもの
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正解 ②赤紫色の粉末で潮解性があり、水によく溶ける
解説
過マンガン酸ナトリウム(NaMnO₄)は赤紫色の粉末で、潮解性があり、水によく溶けます。過マンガン酸カリウムと同様に強い酸化剤で、加熱すると分解して酸素を放出し、濃硫酸や可燃物との接触は危険です。

他の選択肢が不適切な理由
・無色で潮解性がなく水に溶けない:過マンガン酸ナトリウムは色があり、潮解性もあり、水によく溶けます。
・黄色の液体で自然発火:過マンガン酸ナトリウムは固体で、自然発火しません。
・銀白色の金属で水素を出す:これは第3類のナトリウム(金属)の性状です。

覚え方のポイント
過マンガン酸塩類は「紫系の色」。ナトリウム塩のほうは潮解性がある、というナトリウム塩の傾向もあわせて覚えます。
問43-5

重クロム酸カリウムの性状として、正しいものはどれか。

  • ①橙赤色の結晶で水に溶けるが、アルコールには溶けない
  • ②黒紫色の結晶で水に溶け、水溶液は濃い紫色を示すもの
  • ③無色の結晶で水に溶けにくく、熱水にだけ溶けるもの
  • ④灰白色の粉末で、酸と反応して過酸化水素を生じるもの
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正解 ①橙赤色の結晶で水に溶けるが、アルコールには溶けない
解説
重クロム酸カリウム(K₂Cr₂O₇)は橙赤色の結晶で、水に溶けますが、アルコールには溶けません。約500℃に加熱すると分解して酸素を放出します。毒性があるので、取扱いには注意が必要です。

他の選択肢が不適切な理由
・黒紫色で水溶液は紫色:これは過マンガン酸カリウムの性状です。
・無色で熱水にだけ溶ける:これは塩素酸カリウムの性状に近いものです。
・灰白色で酸と反応して過酸化水素:これは過酸化バリウムの性状です。

覚え方のポイント
「重クロム酸塩類=橙赤色(オレンジ系)・毒性あり」。クロムの化合物は色がつき、毒性がある点が共通です。
問53-5

重クロム酸アンモニウムを加熱したときの変化として、正しいものはどれか。

  • ①約185℃で分解し、水素を発生する
  • ②約185℃で分解し、窒素を発生する
  • ③加熱しても分解せず、安定している
  • ④加熱すると液体になり、引火して燃える
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正解 ②約185℃で分解し、窒素を発生する
解説
重クロム酸アンモニウム((NH₄)₂Cr₂O₇)は橙黄色の結晶で、水やアルコールに溶けます。約185℃に加熱すると分解し、窒素を発生します。分解のときに緑色の酸化クロムを生じながら激しく反応する様子は、「火山の実験」として知られています。

他の選択肢が不適切な理由
・水素を発生:分解で発生する気体は窒素です。
・分解せず安定:加熱すると分解します。
・液体になって引火して燃える:第1類は固体の不燃物で、引火して燃えるものではありません。

覚え方のポイント
重クロム酸アンモニウムは「アンモニウム塩なので、分解すると窒素が出る」。成分から生成物を考えると覚えやすくなります。
問63-5

よう素酸カリウムの性状として、正しいものはどれか。

  • ①空気中で自然発火しやすい黄色の固体で、水中で保存する物質である
  • ②黒紫色の板状の結晶で、加熱すると昇華して紫色の気体になる
  • ③常温で液体で、水と接触すると激しく発熱して飛び散る物質である
  • ④無色の結晶で水に溶け、加熱されると分解して酸素を放出する
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正解 ④無色の結晶で水に溶け、加熱されると分解して酸素を放出する
解説
よう素酸カリウム(KIO₃)は無色の結晶で、水に溶けます。加熱すると分解して酸素を放出し、可燃物と混合すると、加熱・衝撃などで爆発するおそれがあります。

他の選択肢が不適切な理由
・黒紫色で昇華して紫色の気体:これはよう素(単体)の性状で、よう素酸カリウムではありません。
・常温で液体:よう素酸カリウムは固体です。
・自然発火しやすく水中で保存:これは第3類の黄りんの性状です。

覚え方のポイント
よう素酸塩類も「無色の結晶・加熱で酸素」という第1類の典型です。単体のよう素(黒紫色)と混同しないように注意します。
問73-5

物質とその色の組合せとして、正しいものはどれか。

  • ①塩素酸カリウム ― 橙赤色
  • ②重クロム酸カリウム ― 無色
  • ③過マンガン酸カリウム ― 黒紫色
  • ④過酸化カリウム ― 黒紫色
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正解 ③過マンガン酸カリウム ― 黒紫色
解説
過マンガン酸カリウムは、赤紫色の光沢を持つ黒紫色の結晶です。第1類の多くは無色の結晶または白色の粉末ですが、いくつかの物質には特徴的な色があります。

他の選択肢が不適切な理由
・重クロム酸カリウム ― 無色:重クロム酸カリウムは橙赤色です。
・塩素酸カリウム ― 橙赤色:塩素酸カリウムは無色(白色)です。
・過酸化カリウム ― 黒紫色:過酸化カリウムは黄色〜オレンジ色です。

覚え方のポイント
第1類の色つきは「過マンガン酸塩類=紫系」「重クロム酸塩類=橙赤色」「三酸化クロム=暗赤色」「過酸化カリウム=黄〜オレンジ色」「過酸化ナトリウム=黄白色」「二酸化鉛=黒褐色」。
問83-5

過マンガン酸カリウムの貯蔵・取扱いについて、正しいものはどれか。

  • ①硫酸や有機物、可燃物と接触しないように貯蔵する
  • ②水と反応するので、灯油の中に沈めて貯蔵しておく
  • ③空気と触れると発火するので、水中に沈めて貯蔵する
  • ④分解を防ぐため、硫酸と混ぜた状態で貯蔵しておく
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正解 ①硫酸や有機物、可燃物と接触しないように貯蔵する
解説
過マンガン酸カリウムは強力な酸化剤で、濃硫酸と接触すると爆発するおそれがあり、有機物や可燃物と混ざると発火のおそれがあります。これらと接触しないよう、容器を密栓して冷暗所に貯蔵します。

他の選択肢が不適切な理由
・灯油の中に沈める:灯油は可燃物で、酸化剤と一緒にするのは危険です。
・水中に沈める:過マンガン酸カリウムは水に溶けてしまい、空気で発火する物質でもありません。
・硫酸と混ぜた状態で貯蔵:硫酸は爆発の原因になり、最も危険な組合せの一つです。

覚え方のポイント
第1類の貯蔵は「可燃物・強酸と離す」が基本。過マンガン酸カリウムは特に「濃硫酸との接触で爆発」が問われます。
問93-5

よう素酸塩類・過マンガン酸塩類・重クロム酸塩類に共通する性質として、正しいものはどれか。

  • ①いずれも第1類の酸化性固体で、加熱すると分解して酸素を放出する
  • ②いずれも第2類の可燃性固体で、火を近づけると容易に着火して燃える
  • ③いずれも第3類の禁水性物質で、水と接触すると水素を発生させる
  • ④いずれも第6類の酸化性液体で、水と混ざると激しく発熱して飛散する
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正解 ①いずれも第1類の酸化性固体で、加熱すると分解して酸素を放出する
解説
よう素酸塩類・過マンガン酸塩類・重クロム酸塩類は、いずれも消防法別表第一の第1類の品名で、酸化性固体です。それ自体は燃えませんが、加熱すると分解して酸素を放出し、可燃物の燃焼を激しくします。

他の選択肢が不適切な理由
・第2類の可燃性固体:これらは第1類で、燃えない物質です。
・第3類の禁水性物質:水と反応して水素を出す物質ではありません。
・第6類の酸化性液体:これらは固体で、第6類ではありません。

覚え方のポイント
「○○酸塩類」の多くは第1類。名前が「塩類」で終わる品名は、固体の酸化剤と考えると判断しやすくなります。
問103-5

重クロム酸塩類を取り扱うときの注意として、正しいものはどれか。

  • ①水に溶けないので、湿気の多い場所でも安全に保管できる
  • ②酸化性に加えて毒性があるので、粉じんを吸い込まないようにする
  • ③空気中で自然発火するので、常に水中に沈めて取り扱う必要がある
  • ④よく燃える物質なので、火気さえ避ければ可燃物と混ぜてもよい
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正解 ②酸化性に加えて毒性があるので、粉じんを吸い込まないようにする
解説
重クロム酸カリウムや重クロム酸アンモニウムなどの重クロム酸塩類は、強い酸化性に加えて毒性があります。取り扱うときは、粉じんを吸い込んだり皮膚に付着させたりしないように注意し、可燃物や有機物とは離して保管します。

他の選択肢が不適切な理由
・水に溶けないので安全:重クロム酸カリウムや重クロム酸アンモニウムは水に溶ける物質です。
・空気中で自然発火する:重クロム酸塩類は自然発火しません。
・よく燃える物質:重クロム酸塩類は不燃性の酸化剤で、可燃物と混ぜるのは危険です。

覚え方のポイント
クロムの化合物(重クロム酸塩類・三酸化クロム)は「酸化性+毒性」。二重の危険があると覚えます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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