2026年版・0-4

燃える仕組みの基本の一問一答

危険物取扱者試験(丙種・乙種)「最初に覚える土台知識」から、燃える仕組みの基本に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。乙種の本試験は五肢択一式ですが、ここでは4択で出題しています。

問10-4

燃焼の三要素の組合せとして、正しいものはどれか。

  • ①可燃物・酸素供給源・水
  • ②可燃物・窒素・二酸化炭素
  • ③酸素供給源・水・点火源
  • ④可燃物・酸素供給源・点火源
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正解 ④可燃物・酸素供給源・点火源
解説
物が燃える(燃焼する)には、燃える物(可燃物)、酸素を供給するもの(酸素供給源)、燃焼を始めさせるエネルギー(点火源・熱源)の3つがそろう必要があります。これを燃焼の三要素といい、どれか1つでも欠ければ燃焼は起こらず、続きもしません。

他の選択肢が不適切な理由
・窒素・二酸化炭素:どちらも燃焼を助けない気体で、二酸化炭素は窒息消火に使われます。
・水:水は冷却によって燃焼を止める側の物質で、燃焼の要素ではありません。
・可燃物・酸素供給源・水:点火源が欠けており、水が入っている点も誤りです。

覚え方のポイント
「燃える物・酸素・火(熱)」の3つ。消火は、このうちどれか1つを取り除くことだと考えると、消火方法の問題も解きやすくなります。
問20-4

燃焼の三要素のうち「酸素供給源」に当たらないものはどれか。

  • ①空気
  • ②第1類の危険物
  • ③窒素
  • ④第5類の危険物
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正解 ③窒素
解説
窒素は燃焼を助けない不燃性の気体で、酸素供給源にはなりません。空気の約78%は窒素ですが、燃焼に使われるのは約21%を占める酸素のほうです。

他の選択肢が不適切な理由
・空気:約21%の酸素を含んでおり、最も身近な酸素供給源です。
・第1類の危険物:加熱などで分解して酸素を放出するため、酸素供給源になります。第6類も同じです。
・第5類の危険物:分子内に酸素を含み、それ自体が酸素供給源と可燃物を兼ねています。

覚え方のポイント
酸素供給源は「空気・酸化剤(第1類・第6類)・分子内に酸素を含む物質(第5類)」。窒素・二酸化炭素・水蒸気は燃焼を助けません。
問30-4

引火点の説明として、正しいものはどれか。

  • ①可燃性液体が、火を近づけなくても加熱されただけで自ら燃え出すことになる最低の温度
  • ②可燃性液体が、点火したとき燃え出すのに十分な濃度の蒸気を液面上に生じる最低の液温
  • ③可燃性液体が、その蒸気の圧力が大気の圧力と等しくなって沸騰を始めるときの液温
  • ④可燃性液体が、点火して燃え出したあとに燃え続けるのに必要な炎の最低の温度
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正解 ②可燃性液体が、点火したとき燃え出すのに十分な濃度の蒸気を液面上に生じる最低の液温
解説
引火点は、可燃性の液体が空気中で火を近づけたとき燃え出すのに十分な濃度の蒸気を、液面の上に発生させる最低の液温です。言い換えると、液面近くの蒸気の濃度が燃焼範囲の下限値に達するときの液温です。引火点が低いほど、低い温度でも引火するので危険性が高くなります。

他の選択肢が不適切な理由
・加熱されただけで自ら燃え出す温度:これは発火点の説明です。
・蒸気の圧力が大気の圧力と等しくなる温度:これは沸点の説明です。
・燃え続けるのに必要な炎の温度:引火点は炎の温度ではなく、液体の温度です。

覚え方のポイント
「引火点=火を近づけて燃える最低の液温」「発火点=火がなくても燃え出す最低の温度」。一般に、発火点は引火点より高い温度になります。
問40-4

発火点の説明として、正しいものはどれか。

  • ①空気中で加熱したとき、火源なしで自ら燃え出す最低の温度
  • ②空気中で火源を近づけたとき、その蒸気に火がつく最低の液温
  • ③空気中で物質が溶けて液体に変わり始める最低の温度
  • ④空気中で物質が燃えたとき、その炎が達する最も高い温度
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正解 ①空気中で加熱したとき、火源なしで自ら燃え出す最低の温度
解説
発火点は、物質を空気中で加熱したとき、炎や火花などの火源を近づけなくても、自ら燃え出す最低の温度です。発火点が低いものほど、少しの加熱でも燃え出すので危険性が高くなります。たとえば第4類の二硫化炭素は発火点が約90℃と非常に低いことで知られています。

他の選択肢が不適切な理由
・火源を近づけて蒸気に火がつく液温:これは引火点の説明です。
・溶けて液体に変わり始める温度:これは融点の説明です。
・炎が達する最も高い温度:燃焼温度の説明で、発火点とは別のものです。

覚え方のポイント
「発火=自ら燃え出す(火源なし)」「引火=火を近づけて燃える(火源あり)」。字の意味で区別できます。
問50-4

燃焼範囲(爆発範囲)について、正しいものはどれか。

  • ①燃焼範囲が狭く、下限値が高いものほど危険性が高い
  • ②燃焼範囲が広く、下限値が低いものほど危険性が高い
  • ③燃焼範囲の上限値を超えるほど、蒸気は燃えやすくなる
  • ④燃焼範囲は、液体の温度を表す値で「℃」で示される
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正解 ②燃焼範囲が広く、下限値が低いものほど危険性が高い
解説
燃焼範囲は、可燃性の蒸気(ガス)と空気の混合気のうち、火をつけると燃焼する濃度の範囲で、容量%で表します。下限値が低いものはわずかな蒸気でも燃え、範囲が広いものは燃える濃度の幅が広いので、どちらも危険性が高くなります。たとえばガソリンの燃焼範囲はおよそ1.4〜7.6容量%です。

他の選択肢が不適切な理由
・範囲が狭く下限値が高いほど危険:逆です。
・上限値を超えるほど燃えやすい:上限値を超えると蒸気が濃すぎて(酸素が足りず)燃焼しません。
・「℃」で示される:燃焼範囲は濃度(容量%)で表します。温度で表すのは引火点や発火点です。

覚え方のポイント
燃焼範囲は「薄すぎても濃すぎても燃えない」。下限値が低く、範囲が広いほど危険、と覚えます。
問60-4

燃焼の仕方と物質の組合せとして、正しいものはどれか。

  • ①自己燃焼 ― 灯油
  • ②表面燃焼 ― ガソリン
  • ③分解燃焼 ― 木炭
  • ④蒸発燃焼 ― 硫黄
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正解 ④蒸発燃焼 ― 硫黄
解説
硫黄は、加熱されると融けて蒸発し、その蒸気が燃えます。このような燃え方を蒸発燃焼といい、ガソリン・灯油などの液体や、硫黄・ナフタレンなどの固体に見られます。

他の選択肢が不適切な理由
・表面燃焼 ― ガソリン:ガソリンは蒸発燃焼です。表面燃焼は、木炭やコークスのように、蒸気や分解ガスを出さずに表面で燃える燃え方です。
・分解燃焼 ― 木炭:木炭は表面燃焼です。分解燃焼は、木材・石炭・紙などが熱分解して生じたガスが燃える燃え方です。
・自己燃焼 ― 灯油:灯油は蒸発燃焼です。自己燃焼(内部燃焼)は、第5類のように分子内の酸素で燃える燃え方です。

覚え方のポイント
「蒸発=液体・硫黄」「分解=木材・石炭」「表面=木炭・コークス」「自己=第5類(ニトロセルロースなど)」と、代表例とセットで覚えます。
問70-4

点火源(熱源)になり得るものとして、正しいものはどれか。

  • ①物質の融解による吸熱
  • ②液体の気化による温度の低下
  • ③静電気の放電による火花
  • ④水の蒸発による冷却
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正解 ③静電気の放電による火花
解説
点火源は、燃焼を始めさせるエネルギーのもとです。裸火のほか、静電気の放電火花、電気火花、衝撃・摩擦による火花や熱、酸化による発熱(自然発火)なども点火源になります。特に静電気の火花は目に見えにくく、ガソリンなどの給油作業で火災の原因になります。

他の選択肢が不適切な理由
・液体の気化による温度の低下:気化するときは周りから熱を奪うので、温度を下げる方向に働きます。
・物質の融解による吸熱:融解も熱を吸収する変化で、点火源にはなりません。
・水の蒸発による冷却:水が蒸発するときに熱を奪うことは、冷却消火に利用されます。

覚え方のポイント
点火源は「熱や火花を出すもの」。気化・融解・蒸発は熱を「吸う」変化なので、点火源にはなりません。
問80-4

一般に、空気中の酸素濃度をどの程度まで下げると燃焼が続かなくなるとされているか。

  • ①約14〜15%以下
  • ②約18〜19%以下
  • ③約25〜26%以下
  • ④約30〜31%以下
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正解 ①約14〜15%以下
解説
空気中の酸素濃度は約21%です。一般的な可燃物では、酸素濃度をおおむね14〜15%以下に下げると燃焼が続かなくなるとされています。二酸化炭素や泡などで燃焼物を覆い、酸素濃度を下げて消す方法を窒息消火といいます。ただし必要な濃度は物質によって異なります。

他の選択肢が不適切な理由
・約18〜19%以下:通常の空気の濃度(約21%)から少し下がっただけで、多くの物質はまだ燃え続けます。
・約25〜26%以下、約30〜31%以下:これらは通常の空気より酸素が多い状態で、燃焼はかえって激しくなります。

覚え方のポイント
「空気は酸素21%、燃焼が止まる目安は14〜15%」。数字をセットで覚えると、窒息消火の問題にも対応できます。
問90-4

消火の三要素(三つの消火方法)の組合せとして、正しいものはどれか。

  • ①除去消火・窒息消火・冷却消火
  • ②除去消火・窒息消火・抑制消火
  • ③冷却消火・窒息消火・希釈消火
  • ④冷却消火・除去消火・抑制消火
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正解 ①除去消火・窒息消火・冷却消火
解説
消火は、燃焼の三要素のどれかを取り除くことで行います。可燃物を取り除くのが除去消火、酸素供給源を断つのが窒息消火、熱を奪って点火源(温度)を取り除くのが冷却消火で、これを消火の三要素といいます。燃焼の連鎖反応を止める抑制消火(負触媒消火)を加えて、消火の四要素ということもあります。

他の選択肢が不適切な理由
・除去消火・窒息消火・抑制消火:抑制消火は、三要素に加えて「消火の四要素」というときの4つ目で、三要素には冷却消火が入ります。
・冷却消火・窒息消火・希釈消火:希釈(可燃性蒸気や酸素の濃度を薄める)は、窒息や除去に近い考え方として使われることがありますが、消火の三要素の一つではありません。三要素には除去消火が入ります。
・冷却消火・除去消火・抑制消火:抑制消火は四要素の4つ目です。三要素には窒息消火が入ります。

覚え方のポイント
燃焼の三要素と消火の三要素は1対1。「可燃物⇔除去」「酸素⇔窒息」「点火源(熱)⇔冷却」と対応させて覚えます。
問100-4

消火の方法と原理の組合せとして、正しいものはどれか。

  • ①燃えている物に水をかけて消す ― 窒息消火
  • ②ガスの元栓を閉めて火を消す ― 除去消火
  • ③たき火に砂をかけて消す ― 冷却消火
  • ④ろうそくの火を吹いて消す ― 抑制消火
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正解 ②ガスの元栓を閉めて火を消す ― 除去消火
解説
ガスの元栓を閉めると、燃えているガス(可燃物)の供給が止まります。可燃物を取り除いて消すので、除去消火です。

他の選択肢が不適切な理由
・水をかけて消す ― 窒息消火:水の主な働きは、熱を奪う冷却消火です(水蒸気による窒息の効果もありますが、主な原理は冷却です)。
・砂をかけて消す ― 冷却消火:砂で覆って空気を遮るので、窒息消火です。
・ろうそくの火を吹いて消す ― 抑制消火:息で炎(可燃性の蒸気)を吹き飛ばすので、除去消火に当たります。抑制消火は、ハロゲン化物などで燃焼の連鎖反応を止める方法です。

覚え方のポイント
「元栓・吹き消し・燃え草の撤去=除去」「砂・ふた・泡で覆う=窒息」「水=冷却」「ハロゲン化物・粉末=抑制」と、身近な例で覚えます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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