問12-8
地すべり防止工における抑制工と抑止工の説明として、適当なものはどれか。
- ①抑制工は地形や地下水の状態を変えて地すべりの動きを止める工法である
- ②抑制工は構造物の抵抗力によって地すべりの動きを直接止める工法である
- ③抑止工は地表水を排除して地すべりの動きを緩やかにする工法である
- ④抑止工は地下水位を下げることで地すべりの動きを抑える工法である
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正解
①抑制工は地形や地下水の状態を変えて地すべりの動きを止める工法である
解説
地すべり防止工は、考え方の違いによって抑制工と抑止工の二つに分かれます。
抑制工は、地形や地下水の状態といった自然条件のほうを変えることで、地すべりを動かしている力そのものを小さくする工法です。地表水排除工、地下水排除工、排土工、押え盛土工などが含まれます。構造物で押さえつけるのではない点が特徴です。
抑止工は、杭やアンカーなど構造物の抵抗力によって、動こうとする土塊を直接止める工法です。杭工、シャフト工、アンカー工などがこれにあたります。
施工では、まず抑制工を行って地すべりの動きを弱め、その後に抑止工を組み合わせるのが原則です。激しく動いている状態で構造物を入れても、押し倒されて壊れてしまうためです。
本試験では、この二つの分類と、どの工法がどちらに属するかが繰り返し問われます。
(根拠:河川砂防技術基準(計画編))
他の選択肢が不適切な理由
「抑制工は構造物の抵抗力で直接止める」は誤りで、それは抑止工の説明です。
「抑止工は地表水を排除して動きを緩やかにする」も誤りで、地表水排除工は抑制工です。
「抑止工は地下水位を下げる」も誤りで、地下水排除工はいずれも抑制工に分類されます。
地すべり防止工は、考え方の違いによって抑制工と抑止工の二つに分かれます。
抑制工は、地形や地下水の状態といった自然条件のほうを変えることで、地すべりを動かしている力そのものを小さくする工法です。地表水排除工、地下水排除工、排土工、押え盛土工などが含まれます。構造物で押さえつけるのではない点が特徴です。
抑止工は、杭やアンカーなど構造物の抵抗力によって、動こうとする土塊を直接止める工法です。杭工、シャフト工、アンカー工などがこれにあたります。
施工では、まず抑制工を行って地すべりの動きを弱め、その後に抑止工を組み合わせるのが原則です。激しく動いている状態で構造物を入れても、押し倒されて壊れてしまうためです。
本試験では、この二つの分類と、どの工法がどちらに属するかが繰り返し問われます。
(根拠:河川砂防技術基準(計画編))
他の選択肢が不適切な理由
「抑制工は構造物の抵抗力で直接止める」は誤りで、それは抑止工の説明です。
「抑止工は地表水を排除して動きを緩やかにする」も誤りで、地表水排除工は抑制工です。
「抑止工は地下水位を下げる」も誤りで、地下水排除工はいずれも抑制工に分類されます。