問12-12
コンクリート舗装の構造に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
- ①コンクリート版は、自らの曲げ抵抗で交通荷重を路盤に伝える
- ②コンクリート版は、たわみやすく荷重を狭い範囲に集中させる
- ③コンクリート版は、路盤を介さずに路床の上へ直接載せられる
- ④コンクリート版は、車輪の直下だけで荷重を受け持つ構造体だ
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正解
①コンクリート版は、自らの曲げ抵抗で交通荷重を路盤に伝える
解説
コンクリート舗装は、路盤の上に厚いコンクリート版を置き、その版が板のように曲げに抵抗しながら交通荷重を広い面積に分散して路盤へ伝える構造です。
このため剛性舗装(剛(かた)い舗装)とよばれ、アスファルト舗装のように荷重の位置でたわんで力を伝える「たわみ性舗装」と区別されます。
版そのものが強いため、路盤の支持力がある程度小さくても対応でき、耐久性が高く、わだち掘れが生じにくいのが利点です。
一方で、目地が必要になること、養生に日数がかかること、部分的な補修がしにくいことが弱点です。
本試験では、剛性舗装とたわみ性舗装の荷重の伝わり方を入れ替えた形で出題されます。
(根拠:舗装の構造に関する技術基準、舗装設計施工指針)
他の選択肢が不適切な理由
「たわみやすく荷重を狭い範囲に集中させる」は誤りで、コンクリート版は硬く、荷重を広い範囲に分散させます。
「路盤を介さずに路床の上へ直接載せられる」も誤りで、コンクリート舗装も路盤の上に版を設け、路床の支持力を補います。
「車輪の直下だけで荷重を受け持つ」も誤りで、版全体が曲げ抵抗して荷重を分散します。
コンクリート舗装は、路盤の上に厚いコンクリート版を置き、その版が板のように曲げに抵抗しながら交通荷重を広い面積に分散して路盤へ伝える構造です。
このため剛性舗装(剛(かた)い舗装)とよばれ、アスファルト舗装のように荷重の位置でたわんで力を伝える「たわみ性舗装」と区別されます。
版そのものが強いため、路盤の支持力がある程度小さくても対応でき、耐久性が高く、わだち掘れが生じにくいのが利点です。
一方で、目地が必要になること、養生に日数がかかること、部分的な補修がしにくいことが弱点です。
本試験では、剛性舗装とたわみ性舗装の荷重の伝わり方を入れ替えた形で出題されます。
(根拠:舗装の構造に関する技術基準、舗装設計施工指針)
他の選択肢が不適切な理由
「たわみやすく荷重を狭い範囲に集中させる」は誤りで、コンクリート版は硬く、荷重を広い範囲に分散させます。
「路盤を介さずに路床の上へ直接載せられる」も誤りで、コンクリート舗装も路盤の上に版を設け、路床の支持力を補います。
「車輪の直下だけで荷重を受け持つ」も誤りで、版全体が曲げ抵抗して荷重を分散します。