問11-5
植生によるのり面保護工の主な目的として、適当でないものはどれか。
- ①降雨によるのり面表層の侵食を防止する。
- ②のり面の凍上による崩落を抑制する。
- ③周辺環境との調和や緑化を図る。
- ④崩壊しようとする土塊を直接抑止する。
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正解
④崩壊しようとする土塊を直接抑止する。
解説
崩れようとする土の塊を力ずくで押さえ込むのは、構造物による保護工の役割です。植物の根が土を抱えて表面を安定させる効果はありますが、大きな土塊のすべりに抵抗できるほどの力はありません。
植生工の目的は、雨によってのり面の表面が削られる侵食の防止、寒冷地で土が凍って持ち上がり緩んで崩れる凍上崩落の抑制、そして周辺の景観となじませる緑化です。いずれも表面を覆って守ることによる効果です。
これに対し、土塊の滑動を抑止する必要がある場合は、グラウンドアンカー工やロックボルト工、擁壁工といった構造物工を用います。
のり面保護工は、大きく植生工と構造物工に分かれ、植生工は表面の保護、構造物工はより大きな力への抵抗と役割が分かれています。この役割分担が出題の中心です。
(根拠:道路土工-切土工・斜面安定工指針)
他の選択肢が不適切な理由
降雨によるのり面表層の侵食を防止することは、植物が地表面を覆って雨滴が直接当たるのを防ぐ効果によるもので、植生工の代表的な目的です。
のり面の凍上による崩落を抑制することも、根が土を保持して緩みを防ぐ効果によるもので、植生工の目的に含まれます。
周辺環境との調和や緑化を図ることは、植生工が構造物工にはない利点として持つ目的そのものです。
崩れようとする土の塊を力ずくで押さえ込むのは、構造物による保護工の役割です。植物の根が土を抱えて表面を安定させる効果はありますが、大きな土塊のすべりに抵抗できるほどの力はありません。
植生工の目的は、雨によってのり面の表面が削られる侵食の防止、寒冷地で土が凍って持ち上がり緩んで崩れる凍上崩落の抑制、そして周辺の景観となじませる緑化です。いずれも表面を覆って守ることによる効果です。
これに対し、土塊の滑動を抑止する必要がある場合は、グラウンドアンカー工やロックボルト工、擁壁工といった構造物工を用います。
のり面保護工は、大きく植生工と構造物工に分かれ、植生工は表面の保護、構造物工はより大きな力への抵抗と役割が分かれています。この役割分担が出題の中心です。
(根拠:道路土工-切土工・斜面安定工指針)
他の選択肢が不適切な理由
降雨によるのり面表層の侵食を防止することは、植物が地表面を覆って雨滴が直接当たるのを防ぐ効果によるもので、植生工の代表的な目的です。
のり面の凍上による崩落を抑制することも、根が土を保持して緩みを防ぐ効果によるもので、植生工の目的に含まれます。
周辺環境との調和や緑化を図ることは、植生工が構造物工にはない利点として持つ目的そのものです。