問11-4
サンドドレーン工法に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
- ①地盤中に砂柱を設け、水平方向の排水距離を縮めて圧密を促す。
- ②地盤中に砂柱を設け、地盤の透水性を下げて圧密沈下を抑える。
- ③地盤を掘削して砂に置き換え、支持力を増加させる工法である。
- ④地表面に砂を敷き、施工機械の走行性を確保する工法である。
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正解
①地盤中に砂柱を設け、水平方向の排水距離を縮めて圧密を促す。
解説
サンドドレーン工法は、軟弱な粘性土の地盤に一定の間隔で砂の柱を打込み、粘性土の中の水を横方向へ短い距離で抜けるようにして、圧密沈下を早く終わらせる工法です。バーチカルドレーン工法の代表格にあたります。
粘性土は水を通しにくいため、そのままでは荷重をかけても水がなかなか抜けず、沈下が何年も続きます。砂柱を設けると、水は近くの砂柱まで横に移動するだけでよくなり、その後は砂柱の中を通って上へ抜けます。水が移動する距離が短くなるほど圧密は速く進むため、沈下を工事期間中に済ませることができます。
盛土などの荷重をかけて初めて効果が出るため、載荷重工法と組み合わせて用いるのが基本です。同じ考え方の工法に、砂の代わりに板状の材料を用いるカードボードドレーン工法があります。
(根拠:道路土工-軟弱地盤対策工指針)
他の選択肢が不適切な理由
透水性を下げて圧密沈下を抑えるという説明は逆で、この工法は水を抜けやすくして沈下を早く進ませるものです。
地盤を掘削して砂に置き換えるのは置換工法の説明で、砂柱を打ち込むサンドドレーン工法とは異なります。
地表面に砂を敷いて走行性を確保するのはサンドマット工法の説明で、表層処理工法に分類される別の工法です。
サンドドレーン工法は、軟弱な粘性土の地盤に一定の間隔で砂の柱を打込み、粘性土の中の水を横方向へ短い距離で抜けるようにして、圧密沈下を早く終わらせる工法です。バーチカルドレーン工法の代表格にあたります。
粘性土は水を通しにくいため、そのままでは荷重をかけても水がなかなか抜けず、沈下が何年も続きます。砂柱を設けると、水は近くの砂柱まで横に移動するだけでよくなり、その後は砂柱の中を通って上へ抜けます。水が移動する距離が短くなるほど圧密は速く進むため、沈下を工事期間中に済ませることができます。
盛土などの荷重をかけて初めて効果が出るため、載荷重工法と組み合わせて用いるのが基本です。同じ考え方の工法に、砂の代わりに板状の材料を用いるカードボードドレーン工法があります。
(根拠:道路土工-軟弱地盤対策工指針)
他の選択肢が不適切な理由
透水性を下げて圧密沈下を抑えるという説明は逆で、この工法は水を抜けやすくして沈下を早く進ませるものです。
地盤を掘削して砂に置き換えるのは置換工法の説明で、砂柱を打ち込むサンドドレーン工法とは異なります。
地表面に砂を敷いて走行性を確保するのはサンドマット工法の説明で、表層処理工法に分類される別の工法です。