2026年版・1-4

軟弱地盤対策工法の一問一答

2級土木施工管理技士「土木一般」から、軟弱地盤対策工法に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問11-4

サンドドレーン工法に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

  • ①地盤中に砂柱を設け、水平方向の排水距離を縮めて圧密を促す。
  • ②地盤中に砂柱を設け、地盤の透水性を下げて圧密沈下を抑える。
  • ③地盤を掘削して砂に置き換え、支持力を増加させる工法である。
  • ④地表面に砂を敷き、施工機械の走行性を確保する工法である。
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正解 ①地盤中に砂柱を設け、水平方向の排水距離を縮めて圧密を促す。
解説
サンドドレーン工法は、軟弱な粘性土の地盤に一定の間隔で砂の柱を打込み、粘性土の中の水を横方向へ短い距離で抜けるようにして、圧密沈下を早く終わらせる工法です。バーチカルドレーン工法の代表格にあたります。
粘性土は水を通しにくいため、そのままでは荷重をかけても水がなかなか抜けず、沈下が何年も続きます。砂柱を設けると、水は近くの砂柱まで横に移動するだけでよくなり、その後は砂柱の中を通って上へ抜けます。水が移動する距離が短くなるほど圧密は速く進むため、沈下を工事期間中に済ませることができます。
盛土などの荷重をかけて初めて効果が出るため、載荷重工法と組み合わせて用いるのが基本です。同じ考え方の工法に、砂の代わりに板状の材料を用いるカードボードドレーン工法があります。
(根拠:道路土工-軟弱地盤対策工指針)

他の選択肢が不適切な理由
透水性を下げて圧密沈下を抑えるという説明は逆で、この工法は水を抜けやすくして沈下を早く進ませるものです。
地盤を掘削して砂に置き換えるのは置換工法の説明で、砂柱を打ち込むサンドドレーン工法とは異なります。
地表面に砂を敷いて走行性を確保するのはサンドマット工法の説明で、表層処理工法に分類される別の工法です。
問21-4

軟弱地盤対策工法とその主な目的の組合せとして、適当でないものはどれか。

  • ①サンドマット工法 ---- 表層部の排水と施工機械の走行性の確保
  • ②ウェルポイント工法 ---- 地下水位の低下による地盤の強度増加
  • ③深層混合処理工法 ---- 固化材の撹拌混合による地盤の強度の増加
  • ④サンドコンパクションパイル工法 ---- 粘性土の圧密沈下の促進
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正解 ④サンドコンパクションパイル工法 ---- 粘性土の圧密沈下の促進
解説
サンドコンパクションパイル工法は、地盤に振動を与えながら砂を圧入し、締め固まった砂の杭を造る工法です。目的は地盤を締め固めて強度と支持力を高めることであり、砂質地盤では液状化の防止にも効果があります。粘性土の圧密沈下を促進する工法ではありません。
圧密沈下の促進を目的とするのは、サンドドレーン工法などのバーチカルドレーン工法です。名前に砂という語が共通するため混同しやすく、そこが出題の狙いどころになります。
軟弱地盤対策は目的別に整理すると覚えやすくなります。沈下を早く終わらせる、地盤の強度を増やす、すべりを防ぐ、液状化を防ぐ、といった目的があり、工法名を目的とセットで押さえておくと組合せ問題に対応できます。
(根拠:道路土工-軟弱地盤対策工指針)

他の選択肢が不適切な理由
サンドマット工法は地表面に厚さ数十センチの砂を敷く工法で、表層の排水と施工機械の走行性の確保を目的とする正しい組合せです。
ウェルポイント工法は地中に管を打ち込んで真空吸引で地下水を汲み上げる工法で、地下水位を下げて地盤の強度を増加させます。
深層混合処理工法はセメント系の固化材を地中で撹拌混合して固める工法で、地盤の強度増加を目的とする正しい組合せです。
問31-4

軟弱地盤における表層処理工法に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

  • ①サンドマット工法は、地表面に砂を敷いて排水と走行性を確保する。
  • ②表層排水工法は、地下の深い位置の水を井戸で汲み上げて排水する。
  • ③表層混合処理工法は、石灰やセメントを表層土に混合して改良する。
  • ④敷設材工法は、ジオテキスタイルなどを敷いて盛土の変形を抑える。
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正解 ②表層排水工法は、地下の深い位置の水を井戸で汲み上げて排水する。
解説
表層排水工法は、地表面に溝を掘って表面近くの水を集め、外へ流し出す工法です。井戸を使って地下深くの水を汲み上げるのはディープウェル工法で、こちらは地下水位低下工法に分類されます。
表層処理工法は、軟弱地盤の一番上の部分だけを対象に、施工機械が走れるようにし、盛土の初期の安定を確保するための工法群です。深いところまで改良するものではありません。
具体的には、砂を敷くサンドマット工法、地表の水を溝で排除する表層排水工法、石灰やセメントを表層土に混ぜる表層混合処理工法、ジオテキスタイルという合成繊維のシートを敷く敷設材工法などがあります。
いずれも比較的簡単で費用が安いため、本格的な対策工の前段階として広く用いられます。工法名の「表層」という語が、対象とする深さを示していると考えると整理しやすくなります。
(根拠:道路土工-軟弱地盤対策工指針)

他の選択肢が不適切な理由
サンドマット工法が地表面に砂を敷いて排水と走行性を確保する工法であるというのは、定義どおりの正しい記述です。
表層混合処理工法が石灰やセメントを表層土に混合して改良する工法であるというのも正しい記述です。
敷設材工法がジオテキスタイルなどを敷いて盛土の変形を抑える工法であるというのも正しい記述です。
問41-4

軟弱地盤対策における載荷に関する工法について、適当なものはどれか。

  • ①プレローディング工法は、あらかじめ荷重をかけて沈下を先に進ませる。
  • ②緩速載荷工法は、地盤の強度増加を待たずに一気に盛土する工法である。
  • ③押え盛土工法は、盛土の中央部を高くしてすべりに抵抗させる工法。
  • ④サーチャージ工法は、地下水位を下げて地盤を強くする工法である。
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正解 ①プレローディング工法は、あらかじめ荷重をかけて沈下を先に進ませる。
解説
プレローディング工法は、構造物を造る前に盛土などの荷重をかけて地盤をあらかじめ沈下させ、その後に荷重を取り除いて本体を造る工法です。完成後に生じるはずの沈下を先に済ませてしまうという考え方で、載荷重工法に分類されます。
沈下は荷重をかけた時間の長さに応じて進むため、あらかじめ荷重をかけて放置する期間が必要になります。この期間を短くするために、サンドドレーン工法などの圧密促進工法と組み合わせるのが一般的です。
似た工法にサーチャージ工法があり、こちらは計画している荷重より大きい荷重をかけて沈下を早め、必要な沈下量に達した時点で余分な荷重を取り除く方法です。
緩速載荷工法は逆に、ゆっくり時間をかけて盛土し、地盤の強度が増えるのを待ちながら進める方法です。
(根拠:道路土工-軟弱地盤対策工指針)

他の選択肢が不適切な理由
緩速載荷工法は地盤の強度増加を待ちながらゆっくり盛土する工法であり、一気に盛土するという説明は逆です。
押え盛土工法は本体の盛土の側方に小規模な盛土を設けてすべりに抵抗させる工法で、中央部を高くする工法ではありません。
サーチャージ工法は余分な荷重をかけて沈下を早める工法であり、地下水位を下げる工法ではありません。
問51-4

地盤の締固めを目的とする軟弱地盤対策工法に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

  • ①サンドコンパクションパイル工法は、砂杭を造成して地盤を締め固める。
  • ②バイブロフローテーション工法は、振動と注水で砂質地盤を締め固める。
  • ③締固め工法は、粘性土地盤の圧密沈下を促進するために用いられる工法。
  • ④動圧密工法は、重錘を落下させた衝撃で地盤を締め固める工法である。
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正解 ③締固め工法は、粘性土地盤の圧密沈下を促進するために用いられる工法。
解説
締固め工法の目的は、地盤の密度を高めて強度と支持力を増やし、あわせて砂質地盤の液状化を防ぐことにあります。粘性土の圧密沈下を促進するために用いる工法ではありません。
締固め工法が効果を発揮するのは、主に砂質地盤です。砂は粒どうしがばらばらに動けるため、振動や衝撃を与えると粒が詰まって密になります。粘性土は粒が細かく粘着力で結び付いているため、振動を与えても密になりにくく、この工法は適しません。
代表的なものに、砂を圧入して締め固まった杭を造るサンドコンパクションパイル工法、振動機と水で砂を締め固めるバイブロフローテーション工法、重いおもりを高い所から落として衝撃で締め固める動圧密工法があります。
圧密沈下の促進はバーチカルドレーン工法の役割であり、目的が異なる点が本試験での狙いどころです。
(根拠:道路土工-軟弱地盤対策工指針)

他の選択肢が不適切な理由
サンドコンパクションパイル工法が砂杭を造成して地盤を締め固める工法であるというのは、定義どおりの正しい記述です。
バイブロフローテーション工法が振動と注水で砂質地盤を締め固める工法であるというのも正しい記述です。
動圧密工法が重いおもりを落下させた衝撃で地盤を締め固める工法であるというのも正しい記述です。
問61-4

軟弱地盤における固結工法に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

  • ①深層混合処理工法は、セメント系固化材を地中で撹拌して柱状に固める。
  • ②生石灰パイル工法は、生石灰の吸水と膨張により地盤を改良する工法。
  • ③薬液注入工法は、地盤に薬液を注入して透水性を下げ強度を高める。
  • ④高圧噴射撹拌工法は、重錘の落下により地盤を締め固める工法である。
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正解 ④高圧噴射撹拌工法は、重錘の落下により地盤を締め固める工法である。
解説
高圧噴射撹拌工法は、地中に挿入した管の先端から固化材を高い圧力で噴き出し、その噴流で周囲の土を切り崩しながら混ぜ合わせて円柱状に固める工法です。重いおもりを落として締め固めるのは動圧密工法であり、まったく別の工法です。
固結工法は、地盤にセメントや石灰などを加えて化学的に固めてしまう工法群で、締固め工法のように物理的に密度を高めるものとは考え方が異なります。
代表的なものに、羽根の付いた撹拌翼で固化材を混ぜる深層混合処理工法、生石灰が水を吸って膨らむ性質を利用する生石灰パイル工法、地盤の隙間に薬液を浸透させて固める薬液注入工法があります。
固結工法は強度が大きく確実ですが費用が高いため、他の工法では対応できない条件のときに選ばれます。
(根拠:道路土工-軟弱地盤対策工指針)

他の選択肢が不適切な理由
深層混合処理工法がセメント系固化材を地中で撹拌して柱状に固める工法であるというのは、正しい記述です。
生石灰パイル工法が生石灰の吸水と膨張により地盤を改良する工法であるというのも、その原理どおりの正しい記述です。
薬液注入工法が地盤に薬液を注入して透水性を下げ強度を高める工法であるというのも正しい記述です。
問71-4

地下水位低下工法に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

  • ①ウェルポイント工法は、地盤に砂杭を造成して支持力を増加させる。
  • ②ウェルポイント工法は、地下水を吸い上げて地下水位を低下させる。
  • ③ディープウェル工法は、地表に砂を敷いて走行性を確保する工法。
  • ④地下水位低下工法は、地盤の有効応力を減少させる工法である。
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正解 ②ウェルポイント工法は、地下水を吸い上げて地下水位を低下させる。
解説
ウェルポイント工法は、先端に吸水部を持つ細い管を地中に多数打込み、真空ポンプで地下水を吸い上げて地下水位を下げる工法です。掘削工事の際に、地下水によって掘削面が崩れたり湧水が出たりするのを防ぐ目的でも広く使われます。
地下水位が下がると、土の中の水圧が下がり、土粒子どうしが互いに押し合う力である有効応力が増えます。有効応力が増えると土のせん断強さが大きくなるため、地盤が強くなり圧密も進みます。ここで有効応力が増えるという向きを取り違えないことが重要です。
より深い位置まで下げる必要がある場合は、径の大きい井戸を掘って水中ポンプで汲み上げるディープウェル工法を用います。
なお、周辺の井戸の水が枯れたり、周りの地盤が沈下したりするおそれがあるため、影響範囲の調査と観測が欠かせません。
(根拠:道路土工-軟弱地盤対策工指針)

他の選択肢が不適切な理由
地盤に砂杭を造成して支持力を増加させるのはサンドコンパクションパイル工法の説明で、ウェルポイント工法とは異なります。
地表に砂を敷いて走行性を確保するのはサンドマット工法の説明で、ディープウェル工法は井戸で地下水を汲み上げる工法です。
地下水位が下がると有効応力は減少ではなく増加するため、有効応力を減少させるという記述は逆になります。
問81-4

押え盛土工法および置換工法に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

  • ①押え盛土工法は、盛土の側方に小規模な盛土を設けてすべりを防ぐ。
  • ②掘削置換工法は、軟弱層を掘削して良質土に置き換える工法である。
  • ③押え盛土工法は、本体の盛土の高さを高くしてすべりに抵抗させる。
  • ④強制置換工法は、盛土の重みで軟弱層を押し出して置き換える工法。
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正解 ③押え盛土工法は、本体の盛土の高さを高くしてすべりに抵抗させる。
解説
押え盛土工法は、本体の盛土の側方に低い盛土を追加して重しとし、地盤がすべり出そうとする動きを押さえ込む工法です。本体の盛土を高くする工法ではありません。むしろ本体を高くすると荷重が増え、すべりの危険はかえって大きくなります。
軟弱地盤に盛土をすると、盛土の重さで地盤が横へ押し出され、盛土全体が円弧を描くようにすべり落ちることがあります。側方に押え盛土を置くと、この押し出そうとする力に抵抗できます。
置換工法は別の考え方で、軟弱な土そのものを良質な土に入れ替えてしまう工法です。掘削して入れ替える掘削置換工法と、盛土の重さで軟弱層を側方へ押し出しながら置き換える強制置換工法があります。
用地に余裕が必要な押え盛土工法と、軟弱層が浅い場合に有効な置換工法という条件の違いを押さえておきます。
(根拠:道路土工-軟弱地盤対策工指針)

他の選択肢が不適切な理由
押え盛土工法が盛土の側方に小規模な盛土を設けてすべりを防ぐ工法であるというのは、正しい記述です。
掘削置換工法が軟弱層を掘削して良質土に置き換える工法であるというのも、定義どおりの正しい記述です。
強制置換工法が盛土の重みで軟弱層を押し出して置き換える工法であるというのも正しい記述です。
問91-4

地盤の液状化とその対策に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

  • ①液状化のおそれがある砂質地盤には、表層排水工法が有効である。
  • ②液状化のおそれがある砂質地盤には、締固め工法が有効である。
  • ③液状化は、細粒分の多い粘性土地盤で発生しやすい現象である。
  • ④液状化対策には、地下水位を上昇させる工法が有効である。
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正解 ②液状化のおそれがある砂質地盤には、締固め工法が有効である。
解説
液状化とは、地下水で満たされた緩い砂質地盤が地震の揺れを受けたとき、砂粒どうしのかみ合いが外れて水に浮いたような状態になり、地盤が液体のようにふるまう現象です。
粒が緩く詰まっていることが原因なので、対策の基本はあらかじめ密に締め固めておくことです。サンドコンパクションパイル工法やバイブロフローテーション工法などの締固め工法が代表的な対策になります。
もう一つの考え方が、地下水位を下げて砂が水に浸っている範囲を減らす方法です。水がなければ液状化は起こらないため、ウェルポイント工法などが用いられます。ほかに、固結工法で砂粒どうしを固めてしまう方法もあります。
液状化が起こるのは、緩い、砂質、地下水位が高い、という三つの条件がそろった地盤です。この条件を裏返すと、そのまま対策の考え方になります。
(根拠:道路土工-軟弱地盤対策工指針)

他の選択肢が不適切な理由
表層排水工法は地表付近の水を溝で排除する工法で、深い位置の砂層の液状化を防ぐ効果は期待できません。
液状化は緩い砂質地盤で起こる現象で、粘着力のある細粒分の多い粘性土地盤では基本的に発生しません。
地下水位を上昇させると砂が水に浸る範囲が広がるため、液状化はかえって起こりやすくなり、対策になりません。
問101-4

軟弱地盤対策工法とその主な目的に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

  • ①サンドマット工法の主な目的は、地盤の液状化の防止である。
  • ②バーチカルドレーン工法の主な目的は、圧密沈下の促進である。
  • ③深層混合処理工法の主な目的は、地盤の強度の増加である。
  • ④押え盛土工法の主な目的は、盛土のすべり破壊の防止である。
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正解 ①サンドマット工法の主な目的は、地盤の液状化の防止である。
解説
サンドマット工法は、軟弱地盤の表面に厚さおよそ0.5mから1.2m程度の砂を敷き詰める工法で、目的は施工機械が走れるようにすることと、地盤から絞り出された水を横に逃がす排水路を確保することです。地盤の液状化を防ぐ工法ではありません。
液状化の防止を主な目的とするのは、砂を圧入して締め固めるサンドコンパクションパイル工法などの締固め工法です。
軟弱地盤対策は、目的で四つに整理すると全体像がつかめます。沈下を早く終わらせる圧密促進、地盤そのものを強くする強度増加、盛土が滑り落ちるのを防ぐすべり防止、そして地震時の液状化防止です。工法名を丸暗記するのではなく、この目的の分類に当てはめて覚えると、組合せを入れ替えた出題にも対応できます。
(根拠:道路土工-軟弱地盤対策工指針)

他の選択肢が不適切な理由
バーチカルドレーン工法は地盤中に排水路を設けて水の移動距離を短くする工法で、圧密沈下の促進が主な目的です。
深層混合処理工法はセメント系固化材で地盤を柱状に固める工法で、地盤の強度の増加が主な目的です。
押え盛土工法は本体の盛土の側方に重しとなる盛土を設ける工法で、盛土のすべり破壊の防止が主な目的です。

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