問11-10
コンクリートの養生に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- ①打込み後の一定期間、コンクリートを湿潤状態に保つ。
- ②直射日光や風などによる乾燥からコンクリートを保護する。
- ③硬化中のコンクリートに振動や衝撃を与えないようにする。
- ④養生期間中は、できるだけ早く型枠を外して乾燥させる。
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正解
④養生期間中は、できるだけ早く型枠を外して乾燥させる。
解説
養生の目的は、コンクリートを乾燥させないことにあります。早く型枠を外して乾燥させるという記述は、養生の考え方と正反対です。
コンクリートが強度を得るのは、セメントと水が反応して硬化するためです。この反応には水が必要で、表面から水が失われると反応が止まり、その部分の強度が上がらなくなります。加えて、急に乾燥すると表面だけが縮んでひび割れが生じます。
そのため養生では、打込み後の一定期間、散水や湛水、湿布で覆うなどの方法で湿潤状態を保ち、直射日光や風から表面を守ります。
また、硬化の途中で振動や衝撃を受けると内部の組織が乱れるため、養生期間中は有害な力を加えないようにします。型枠は、コンクリートが必要な強度に達してから所定の順序で外します。
(根拠:土木学会 コンクリート標準示方書 施工編)
他の選択肢が不適切な理由
打込み後の一定期間コンクリートを湿潤状態に保つというのは、水和反応を続けさせるための養生の中心的な内容です。
直射日光や風などによる乾燥から保護するというのも、表面の急激な乾燥とひび割れを防ぐための正しい記述です。
硬化中のコンクリートに振動や衝撃を与えないようにするというのも、内部組織の乱れを防ぐための正しい記述です。
養生の目的は、コンクリートを乾燥させないことにあります。早く型枠を外して乾燥させるという記述は、養生の考え方と正反対です。
コンクリートが強度を得るのは、セメントと水が反応して硬化するためです。この反応には水が必要で、表面から水が失われると反応が止まり、その部分の強度が上がらなくなります。加えて、急に乾燥すると表面だけが縮んでひび割れが生じます。
そのため養生では、打込み後の一定期間、散水や湛水、湿布で覆うなどの方法で湿潤状態を保ち、直射日光や風から表面を守ります。
また、硬化の途中で振動や衝撃を受けると内部の組織が乱れるため、養生期間中は有害な力を加えないようにします。型枠は、コンクリートが必要な強度に達してから所定の順序で外します。
(根拠:土木学会 コンクリート標準示方書 施工編)
他の選択肢が不適切な理由
打込み後の一定期間コンクリートを湿潤状態に保つというのは、水和反応を続けさせるための養生の中心的な内容です。
直射日光や風などによる乾燥から保護するというのも、表面の急激な乾燥とひび割れを防ぐための正しい記述です。
硬化中のコンクリートに振動や衝撃を与えないようにするというのも、内部組織の乱れを防ぐための正しい記述です。