先物取引の基本的な仕組みの説明として、正しいものはどれか。
- ①決めた価格で将来売買を約束する
- ②将来そのときの時価で売買を約束
- ③買い手が履行するか選べる
- ④売り手が履行するか選べる
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先物取引は、将来の一定の期日(限月の決済日)に、契約したときに決めた価格で原資産を売買することを、売り手と買い手の双方が約束する取引です。
価格を先に固定できるので、その後の値動きに左右されずに済みます。輸入企業が為替や商品の価格を先に決めておくのと同じ発想で、ヘッジの手段として使われます。
ここでいちばん大切なのは、双方が履行の義務を負うという点です。オプション取引では権利を買った側が「やめる」という選択をできますが、先物にはその選択がありません。だからこそ売り手にも買い手にも証拠金が必要になり、日々の値洗いで損益が確定していきます。
他の選択肢について
・そのときの時価で売買する:価格を先に決めない約束であり、値動きを固定するという先物の意味がなくなります。
・買い手が履行を選べる:選べるのはオプションの買い手であって、先物では認められません。
・売り手が履行を選べる:売り手も同じく履行義務を負い、選択の余地はありません。