2026年版・9-4

会計・財務の計算(在庫評価・財務指標・投資評価)の一問一答

基本情報技術者試験 科目A「企業と法務」から、会計・財務の計算(在庫評価・財務指標・投資評価)に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。科目Aの本試験と同じく、4択で出題しています。

問19-4

ある商品の当期の受払いが次のとおりであった。先入先出法で評価したとき、期末の在庫の評価額はいくらか。

日付取引数量単価
期首在庫10個100円
5日仕入20個130円
20日払出15個-

  • ①1,950円
  • ②1,650円
  • ③1,800円
  • ④1,500円
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正解 ①1,950円
解説
先入先出法は、先に受け入れたものから先に払い出したとみなして、在庫を評価する方法です。
払出の15個は、先に受け入れた期首の10個(100円)と、5日に仕入れた20個(130円)のうちの5個から出したとみなします。
期末に残るのは、5日に仕入れた分の残り 20-5=15個(単価130円)です。
期末在庫の評価額 = 15個 × 130円 = 1,950円

他の選択肢が不適切な理由
・1,500円:期末の在庫数(15個)に、期首の単価(100円)を掛けた値です。
・1,650円:払い出した15個の原価(10×100+5×130)で、期末在庫の評価額ではありません。
・1,800円:総平均法で評価した値(平均単価(1,000+2,600)÷30=120円 ×15個)です。

覚え方のポイント
先入先出法では「古いものから出ていく」ので、期末の在庫は新しい(最近仕入れた)単価で評価されます。
問29-4

ある商品の当期の受払いが次のとおりであった。総平均法で評価したとき、20日に払い出した15個の払出原価はいくらか。

日付取引数量単価
期首在庫10個100円
5日仕入20個130円
20日払出15個-

  • ①1,650円
  • ②1,725円
  • ③1,950円
  • ④1,800円
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正解 ④1,800円
解説
総平均法は、期首の在庫と期中の仕入の合計金額を、合計数量で割った平均単価で払出と在庫を評価する方法です。
合計金額:10×100 + 20×130 = 1,000 + 2,600 = 3,600円
合計数量:10 + 20 = 30個
平均単価:3,600 ÷ 30 = 120円
払出原価:15個 × 120円 = 1,800円

他の選択肢が不適切な理由
・1,650円:先入先出法で求めた払出原価(10×100+5×130)です。
・1,725円:2つの単価を単純に平均した値((100+130)÷2=115円 ×15個)で、数量の違いを考えていません。
・1,950円:払出の全てを新しい単価(130円)で計算した値です。

覚え方のポイント
平均単価は「単価の平均」ではなく「合計金額÷合計数量」で求めます。数量で重み付けされた平均である点に注意しましょう。
問39-4

ある企業の貸借対照表の数値の一部が次のとおりであるとき、当座比率は何%か。

項目金額(百万円)
流動資産500
 うち棚卸資産200
流動負債250
(流動資産のうち、棚卸資産以外は全て当座資産とする)

  • ①80%
  • ②200%
  • ③120%
  • ④60%
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正解 ③120%
解説
当座比率は、すぐに現金化できる当座資産(現金、預金、売掛金など)が、1年以内に支払う流動負債の何%あるかを表し、短期的な支払能力を、流動比率よりも厳しく見る指標です。棚卸資産(在庫)は、売れるまで現金にならないため当座資産に含めません。
当座資産 = 500 - 200 = 300
当座比率 = 300 ÷ 250 × 100 = 120%

他の選択肢が不適切な理由
・80%:棚卸資産を流動負債で割った値(200÷250)です。
・200%:流動資産を流動負債で割った流動比率(500÷250)で、棚卸資産を除いていません。
・60%:当座資産を流動資産で割った値(300÷500)で、分母を取り違えています。

覚え方のポイント
「流動比率=流動資産÷流動負債」「当座比率=(流動資産から棚卸資産などを除いた)当座資産÷流動負債」。どちらも高いほど短期の支払能力が高いと判断します。
問49-4

ある企業の固定資産が600億円、自己資本が400億円、総資本が1,000億円であるとき、固定比率は何%か。

  • ①40%
  • ②150%
  • ③66.7%
  • ④60%
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正解 ②150%
解説
固定比率は、長期間使う固定資産を、返済の必要がない自己資本でどれだけまかなえているかを表す、長期的な安全性の指標です。
固定比率 = 固定資産 ÷ 自己資本 × 100 = 600 ÷ 400 × 100 = 150%
100%以下なら固定資産を自己資本だけでまかなえていることになり、一般に低いほど安全性が高いと判断します。

他の選択肢が不適切な理由
・40%:自己資本を総資本で割った自己資本比率(400÷1,000)です。
・60%:固定資産を総資本で割った値(600÷1,000)です。
・66.7%:分子と分母を逆にした値(400÷600)です。

覚え方のポイント
「固定比率=固定資産÷自己資本(低いほど安全)」「自己資本比率=自己資本÷総資本(高いほど安全)」。高い方がよいのか低い方がよいのかも、あわせて覚えましょう。
問59-4

ある企業の当期の売上高が2,000億円、総資本(総資産)が1,000億円であるとき、総資本回転率は何回か。

  • ①0.5回
  • ②2回
  • ③1回
  • ④3回
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正解 ②2回
解説
総資本回転率は、企業が持つ総資本(総資産)を使って、1年間にその何倍の売上高を上げたかを表す指標で、資本を効率よく使えているかを見るものです。
総資本回転率 = 売上高 ÷ 総資本 = 2,000 ÷ 1,000 = 2回
値が大きいほど、少ない資本で多くの売上を上げていることになります。

他の選択肢が不適切な理由
・0.5回:分子と分母を逆にした値(1,000÷2,000)です。
・1回:売上高と総資本が同じ額であるとした誤りです。
・3回:売上高と総資本を足した3,000を、1,000で割った誤りです。

覚え方のポイント
「回転率=売上高÷資本や資産」。資本が1年に何回転して売上になったか、と考えると分子と分母を間違えません。
問69-4

ある投資案は、現在200万円を投資すると、1年後に110万円、2年後に121万円の現金が得られる。割引率を年10%とするとき、この投資案の正味現在価値(NPV)はいくらか。

  • ①0円
  • ②10万円
  • ③31万円
  • ④200万円
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正解 ①0円
解説
正味現在価値(NPV)は、将来得られる現金を、割引率で現在の価値に直して合計し、そこから投資額を引いたものです。
1年後の110万円の現在価値:110 ÷ 1.1 = 100万円
2年後の121万円の現在価値:121 ÷ 1.1² = 121 ÷ 1.21 = 100万円
現在価値の合計:100 + 100 = 200万円
NPV = 200 - 200 = 0円
NPVが0なので、この投資はちょうど年10%の利回りに相当します。NPVが正なら投資する価値があり、負なら価値がないと判断します。

他の選択肢が不適切な理由
・10万円:2年後の121万円も1.1で1回だけ割った値です(100+110-200)。2年後の分は1.1の2乗で割ります。
・31万円:割り引かずに、将来の現金の合計(110+121=231)から投資額を引いた値です。
・200万円:将来の現金の現在価値の合計で、投資額を差し引いていません。

覚え方のポイント
n年後の金額の現在価値は「金額÷(1+割引率)のn乗」。お金の時間的な価値を考慮する点が、単純な回収期間法との違いです。
問79-4

取得価額100万円の機械を、償却率0.4の定率法で減価償却する。2年目の減価償却費はいくらか。

  • ①16万円
  • ②40万円
  • ③36万円
  • ④24万円
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正解 ④24万円
解説
定率法は、毎年の期首の帳簿価額(取得価額からそれまでの償却額を引いた額)に、一定の償却率を掛けて減価償却費を求める方法です。
1年目:100 × 0.4 = 40万円(1年目末の帳簿価額は 100-40=60万円)
2年目:60 × 0.4 = 24万円
最初の年ほど償却費が大きく、年々小さくなっていくのが特徴です。

他の選択肢が不適切な理由
・16万円:1年目の償却費(40万円)に償却率を掛けた値(40×0.4)です。
・36万円:2年目末の帳簿価額(60-24)で、償却費ではありません。
・40万円:1年目の償却費です。定率法では、2年目は帳簿価額が減った分だけ償却費も小さくなります。

覚え方のポイント
「定額法=毎年同じ額」「定率法=残っている帳簿価額に同じ率(年々減る)」。2年目以降の計算で、前の年の償却を引いた帳簿価額を使うのがポイントです。
問89-4

ある企業の売上高が1,000万円、損益分岐点売上高が800万円であるとき、安全余裕率は何%か。

  • ①80%
  • ②25%
  • ③20%
  • ④125%
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正解 ③20%
解説
安全余裕率は、現在の売上高が損益分岐点売上高をどれだけ上回っているか(売上がどれだけ減ると赤字になるか)を、売上高に対する割合で表した指標です。
安全余裕率 =(売上高 - 損益分岐点売上高)÷ 売上高 × 100
=(1,000 - 800)÷ 1,000 × 100 = 20%
売上高が20%より多く減ると、損失が出ることを意味します。値が大きいほど、不況などへの抵抗力が高いと判断します。

他の選択肢が不適切な理由
・25%:差額を損益分岐点売上高で割った値(200÷800)です。分母は現在の売上高です。
・80%:損益分岐点売上高を売上高で割った損益分岐点比率(800÷1,000)です。
・125%:売上高を損益分岐点売上高で割った値(1,000÷800)です。

覚え方のポイント
「安全余裕率+損益分岐点比率=100%」。どちらか一方が分かれば、もう一方もすぐに求められます。
問99-4

ある企業の当期の当期純利益が50億円、減価償却費が30億円であった。その他の資産・負債の増減はないものとして、間接法で求める営業活動によるキャッシュフローはいくらか。

  • ①20億円
  • ②30億円
  • ③80億円
  • ④50億円
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正解 ③80億円
解説
間接法では、当期純利益を出発点に、現金の出入りを伴わない費用や収益を調整して、営業活動によるキャッシュフローを求めます。減価償却費は、利益の計算では費用として差し引かれていますが、その年に現金が出ていったわけではない(現金の支出を伴わない費用)ため、足し戻します。
50 + 30 = 80億円

他の選択肢が不適切な理由
・20億円:減価償却費を足し戻すべきところを、さらに差し引いた値(50-30)です。
・30億円:減価償却費だけを答えた誤りです。
・50億円:当期純利益をそのまま答えた値で、減価償却費の調整をしていません。

覚え方のポイント
「減価償却費は、お金が出ていかない費用なので、キャッシュフローでは足し戻す」。利益とキャッシュフローが一致しない代表的な理由です。
問109-4

ある企業の損益計算書の数値の一部が次のとおりであるとき、税引前当期純利益はいくらか。

項目金額(百万円)
営業利益150
営業外収益20
営業外費用30
特別利益10
特別損失40

  • ①140百万円
  • ②110百万円
  • ③150百万円
  • ④170百万円
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正解 ②110百万円
解説
損益計算書では、次の順に段階的に利益を計算します。
経常利益 = 営業利益 + 営業外収益 - 営業外費用 = 150 + 20 - 30 = 140百万円
税引前当期純利益 = 経常利益 + 特別利益 - 特別損失 = 140 + 10 - 40 = 110百万円
特別利益・特別損失は、土地の売却益や災害による損失など、臨時的に発生したものです。

他の選択肢が不適切な理由
・140百万円:経常利益で、特別利益と特別損失を反映していません。
・150百万円:営業利益そのものです。
・170百万円:営業利益に営業外収益だけを足した値(150+20)です。

覚え方のポイント
「営業利益→(営業外)→経常利益→(特別)→税引前当期純利益→(法人税等)→当期純利益」。段階ごとに足すものと引くものを整理しましょう。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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