基本情報技術者試験 科目Aとは?
合格に必要な全知識
基本情報技術者試験(FE)は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験で、情報処理技術者試験の区分の一つです。ITを活用したサービス・製品・システム・ソフトウェアを作る人材に必要な、基本的な知識と技能を問います。
試験は知識を問う「科目A」と、技能を問う「科目B」に分かれています。このサイトが対策するのは科目Aです。
ここでは、試験の全体像と、科目Aに合格するための要点を整理します。
1. 受験資格と試験の形式
受験資格の制限はなく、どなたでも受験できます。
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■ 受験方法:
コンピュータを使って解答するCBT方式で実施されます。同じ日に科目Aと科目Bを続けて受験します。最新の日程・申込方法・受験料は、必ず情報処理推進機構の公式サイトでご確認ください。 -
■ 科目Aの出題数と形式:
試験時間は90分で、60問全てに解答する四肢択一式です。60問のうち評価に使われるのは56問で、残りの4問は今後の出題のための評価に使われます(どれがその4問かは分かりません)。1問あたりにかけられる時間は平均1分30秒です。 -
■ 合格基準:
採点はIRT(項目応答理論)に基づいて行われ、科目A・科目Bともに1,000点満点で600点以上が基準点です。科目Aと科目Bの両方が基準点以上で合格となります。IRTでは問題ごとの配点は公表されないため、「何問正解すれば合格」とは一概に言えません。どの分野でも安定して正解できる力をつけることが大切です。 -
■ 科目Bについて:
科目Bは試験時間100分・20問で、アルゴリズムとプログラミング分野16問、情報セキュリティ分野4問が出題されます。本サイトは科目Aの対策専用で、科目Bの演習は収録していません。科目Bは別の教材や、情報処理推進機構が公開しているサンプル問題・公開問題で対策してください。
2. 科目Aの出題範囲
出題範囲は、情報処理推進機構の試験要綱とシラバスで定められています。科目Aは、共通キャリア・スキルフレームワークの9つの大分類(テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系)の全体から出題されます。本サイトは2026年9月時点の試験要綱とシラバス(Ver.9.2)に準拠しています。情報処理推進機構は試験制度の見直しを進めているため、最新の出題範囲は必ず公式サイトでご確認ください。
試験要綱の大分類と本サイトのカテゴリー
- 01: 基礎理論(テクノロジ系)(80問)
- 02: コンピュータシステム(テクノロジ系)(80問)
- 03: 技術要素(テクノロジ系)(170問)
- 04: 開発技術(テクノロジ系)(40問)
- 05: プロジェクトマネジメント(マネジメント系)(30問)
- 06: サービスマネジメント(マネジメント系)(30問)
- 07: システム戦略(ストラテジ系)(30問)
- 08: 経営戦略(ストラテジ系)(30問)
- 09: 企業と法務(ストラテジ系)(70問)
1〜4がテクノロジ系(370問)、5・6がマネジメント系(60問)、7〜9がストラテジ系(130問)です。本試験でもテクノロジ系の出題が中心になるため、本サイトもテクノロジ系を厚くしています。「最初に覚える土台知識」(40問)は、どの分野にも共通する基本用語と単位の読み方を最初に押さえるための初心者向けカテゴリーです。
3. 必要な学習時間と合格への3つのポイント
ITの知識がほとんどない方が科目Aの対策に必要な学習時間は、約80〜150時間(1日1〜2時間で2〜3か月)が一つの目安です。これは当サイトの整理による目安であり、試験の実施団体が公表している数値ではありません。ITパスポート試験に合格している方や、実務でITに触れている方は、これより短くて済むこともあります。
合格を確実にするための最重要ポイントは以下の3点です。
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計算問題を「型」で解けるようにする:
基数変換、稼働率、待ち行列、キャッシュの実効アクセス時間、転送時間、IPアドレス、EVM、損益分岐点などの計算は、毎回ほぼ同じ手順で解けます。解説の途中式を自分の手で書き写し、何も見ずに再現できるまで繰り返してください。計算問題は、正しく解ければ確実な得点源になります。 -
似た用語を「違い」で覚える:
ライトスルーとライトバック、ハブ・スイッチ・ルータ、共通鍵暗号と公開鍵暗号、インシデント管理と問題管理、請負と準委任のように、科目Aは似た用語の取り違えを狙った選択肢が中心です。1つずつ覚えるのではなく、「何が違うのか」を説明できるようにしておくことが得点に直結します。 -
情報セキュリティとマネジメント・ストラテジを捨てない:
情報セキュリティは出題範囲の重点分野で、科目Bでも出題されます。マネジメント系・ストラテジ系は暗記で得点しやすい分野なので、テクノロジ系の後回しにせず早めに固めましょう。当サイトの600問を繰り返し解き、間違えた問題の復習機能で弱点を潰していきましょう。
通勤・通学のスキマ時間を活用して、
一発合格をつかみ取りましょう!