2026年版・8-2

マーケティングとビジネス戦略の一問一答

基本情報技術者試験 科目A「経営戦略」から、マーケティングとビジネス戦略に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。科目Aの本試験と同じく、4択で出題しています。

問18-2

マーケティングミックスの4Pの組合せとして、正しいものはどれか。

  • ①政治、経済、社会、技術
  • ②製品、価格、流通、販売促進
  • ③顧客、競合、自社、流通チャネル
  • ④強み、弱み、機会、脅威
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正解 ②製品、価格、流通、販売促進
解説
マーケティングミックスの4Pは、企業が市場に働きかけるために組み合わせる4つの要素です。
・Product(製品):どのような製品・サービスを提供するか
・Price(価格):いくらで売るか
・Place(流通):どこで、どのような経路で売るか
・Promotion(販売促進):どのように知らせ、買ってもらうか
これらを、狙う顧客層に合わせて整合性のとれた形で組み合わせます。

他の選択肢が不適切な理由
・顧客、競合、自社、流通チャネル:3C分析の3つに流通チャネルを加えたもので、4Pではありません。
・政治、経済、社会、技術:PEST分析の4つの観点です。
・強み、弱み、機会、脅威:SWOT分析の4つの観点です。

覚え方のポイント
「4P=売り手の視点(製品・価格・流通・販促)」。これを買い手の視点で言い換えたものが4C(顧客価値・コスト・利便性・コミュニケーション)です。
問28-2

マーケティングの4Cは、4Pを顧客の視点から捉え直したものである。4Pの「流通(Place)」に対応する4Cの要素はどれか。

  • ①利便性(Convenience)
  • ②顧客価値(Customer Value)
  • ③顧客の負担(Cost)
  • ④コミュニケーション(Communication)
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正解 ①利便性(Convenience)
解説
4Cは、4Pを買い手(顧客)の視点から捉え直したもので、次のように対応します。
・製品(Product)→ 顧客価値(Customer Value)
・価格(Price)→ 顧客の負担(Cost)
・流通(Place)→ 利便性(Convenience)
・販売促進(Promotion)→ コミュニケーション(Communication)
「どこで売るか」を、顧客から見ると「どれだけ手軽に買えるか」と捉え直すため、流通は利便性に対応します。

他の選択肢が不適切な理由
・顧客価値:製品(Product)に対応する要素です。
・顧客の負担:価格(Price)に対応する要素です。
・コミュニケーション:販売促進(Promotion)に対応する要素です。

覚え方のポイント
「売り手の4P」と「買い手の4C」は1対1で対応します。「どこで売るか→どれだけ買いやすいか」のように、立場を入れ替えて考えましょう。
問38-2

マーケティングのSTPの考え方の説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①市場を細分化し、狙う市場を決めて、自社の立ち位置を明確にする
  • ②製品・価格・流通・販売促進の4つの要素を、最適に組み合わせる
  • ③市場の成長率と占有率から、事業への資源の配分を決定する
  • ④自社・競合・顧客の3つの観点から、成功の要因を見つけ出す
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正解 ①市場を細分化し、狙う市場を決めて、自社の立ち位置を明確にする
解説
STPは、次の3つの段階で、狙う市場と自社の位置づけを決めるマーケティングの考え方です。
・Segmentation(セグメンテーション):年齢、地域、好みなどの基準で、市場を細分化する
・Targeting(ターゲティング):細分化した中から、狙う市場(標的)を決める
・Positioning(ポジショニング):標的の市場の中で、競合と比べた自社の立ち位置を明確にする

他の選択肢が不適切な理由
・4つの要素を最適に組み合わせる:マーケティングミックス(4P)の説明です。
・成長率と占有率から資源の配分を決める:PPMの説明です。
・自社・競合・顧客の3つの観点:3C分析の説明です。

覚え方のポイント
「S(分ける)→T(選ぶ)→P(位置づける)」の順です。STPで狙う市場を決めてから、4Pで具体的な施策を組み立てます。
問48-2

プロダクトライフサイクルの成熟期の特徴として、最も適切なものはどれか。

  • ①売上と利益が減少していくため、撤退や製品の改良を検討する必要がある
  • ②製品が市場に知られておらず、認知度を高めるための宣伝が重要になる
  • ③需要が急速に拡大し、競合の参入も増えるため、販売網の拡大が重要になる
  • ④売上の伸びが鈍り競争が激しくなるため、差別化や費用の削減が重要になる
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正解 ④売上の伸びが鈍り競争が激しくなるため、差別化や費用の削減が重要になる
解説
プロダクトライフサイクルは、製品が市場に投入されてから撤退するまでを、導入期・成長期・成熟期・衰退期の4つの段階で表したものです。
・導入期:認知度が低く、宣伝などで需要を喚起する
・成長期:需要が急拡大し、競合も参入する。販売網を広げる
・成熟期:市場が飽和して売上の伸びが鈍り、競争が激しくなる。差別化や費用の削減で、占有率の維持を図る
・衰退期:売上と利益が減少する。撤退や、経営資源の再配分を検討する

他の選択肢が不適切な理由
・認知度を高める宣伝が重要:導入期の特徴です。
・需要が急速に拡大し、販売網の拡大が重要:成長期の特徴です。
・売上と利益が減少し、撤退を検討:衰退期の特徴です。

覚え方のポイント
「導入(知ってもらう)→成長(広げる)→成熟(守る・違いを出す)→衰退(引き際)」。各段階でやるべきことをセットで覚えましょう。
問58-2

新製品の価格設定で、発売当初に低い価格を付けて短期間で市場占有率を高め、大量生産による費用の低下で利益を確保しようとする戦略はどれか。

  • ①バンドリング
  • ②スキミングプライシング
  • ③ペネトレーションプライシング
  • ④ダイナミックプライシング
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正解 ③ペネトレーションプライシング
解説
ペネトレーションプライシング(市場浸透価格戦略)は、新製品の発売当初に低い価格を設定して、一気に顧客を獲得し、市場占有率を高める価格戦略です。大量に生産・販売することで単位あたりの費用を下げ、利益を確保します。競合の参入を防ぐ効果もあります。

他の選択肢が不適切な理由
・スキミングプライシング:発売当初に高い価格を設定し、新しいものに高い価値を認める顧客から早く利益を回収する価格戦略です(上澄み吸収価格)。
・ダイナミックプライシング:需要と供給の状況に応じて、価格を柔軟に変動させる価格の設定方法です。
・バンドリング:複数の製品やサービスを組み合わせて、1つのセットとして販売する方法です。

覚え方のポイント
「ペネトレーション=浸透(安くして一気に広める)」「スキミング=上澄みをすくう(高くして早く回収)」。発売当初の価格が低いか高いかで区別しましょう。
問68-2

バランススコアカード(BSC)で、企業の業績を評価するための4つの視点の組合せとして、正しいものはどれか。

  • ①企画、開発、製造、物流、販売、サービス
  • ②財務、顧客、業務プロセス、学習と成長
  • ③収益性、安全性、成長性、生産性
  • ④製品、価格、流通、販売促進
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正解 ②財務、顧客、業務プロセス、学習と成長
解説
バランススコアカードは、企業のビジョンや戦略を、次の4つの視点から具体的な目標と評価指標に落とし込み、業績をバランスよく管理する手法です。
・財務の視点:売上や利益など、株主から見た成果
・顧客の視点:顧客満足度や市場占有率など
・業務プロセスの視点:業務の効率や品質など
・学習と成長の視点:従業員の能力や組織の改善の力など
財務的な指標だけでなく、将来の業績につながる非財務的な指標も評価できるのが特徴です。

他の選択肢が不適切な理由
・製品、価格、流通、販売促進:マーケティングミックスの4Pです。
・収益性、安全性、成長性、生産性:財務諸表を分析するときの主な観点で、BSCの4つの視点ではありません。
・企画、開発、製造、物流、販売、サービス:企業の業務の流れを並べたもので、BSCの視点ではありません。

覚え方のポイント
「BSC=財務・顧客・業務プロセス・学習と成長」。財務(結果)だけでなく、その原因となる3つの視点も見る、という点がポイントです。
問78-2

経営目標の達成に向けた指標のうち、最終的な目標の達成度合いを測るための指標をKGIとしたとき、その達成に向けた途中の過程が順調に進んでいるかを測る指標はどれか。

  • ①ROE(自己資本利益率)
  • ②KPI(重要業績評価指標)
  • ③CSF(重要成功要因)
  • ④SLA(サービスレベル合意書)
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正解 ②KPI(重要業績評価指標)
解説
KGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)は、最終的な目標(例:年間売上高10億円)の達成度合いを測る指標です。KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)は、KGIを達成するための途中の過程が順調に進んでいるかを測る指標(例:新規顧客の訪問件数、成約率)です。
また、目標を達成するために特に重要な要因をCSF(Critical Success Factor:重要成功要因)といい、「CSFを決め、その進み具合をKPIで測る」という関係になります。

他の選択肢が不適切な理由
・CSF:目標の達成に決定的な影響を与える要因そのもので、進み具合を測る指標ではありません。
・ROE:自己資本に対する当期純利益の割合を表す財務の指標です。
・SLA:サービスの提供者と顧客の間で、サービスの品質の目標を合意した文書です。

覚え方のポイント
「KGI=ゴール(最終目標)」「CSF=成功のカギ」「KPI=途中経過の物差し」。KGI←KPI←CSFのつながりで覚えましょう。
問88-2

実店舗、ECサイト、スマートフォンのアプリなど、複数の販売経路を連携させ、顧客がどの経路からでも一貫した購買体験を得られるようにする販売戦略はどれか。

  • ①オムニチャネル
  • ②オプトイン
  • ③アフィリエイト
  • ④ロングテール
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正解 ①オムニチャネル
解説
オムニチャネルは、実店舗、ECサイト、アプリ、SNS、カタログなど、あらゆる(オムニ)販売経路(チャネル)を連携させ、在庫や顧客の情報を共有して、顧客がどの経路を使っても、同じように商品を探し、購入し、受け取れるようにする販売戦略です。例えば、ECサイトで注文した商品を実店舗で受け取る、といったことができます。

他の選択肢が不適切な理由
・オプトイン:利用者が、広告メールの受信などに事前に同意することです。
・アフィリエイト:Webサイトなどに広告を掲載し、そこを経由して商品が購入されると、掲載者に報酬が支払われる仕組みです。
・ロングテール:販売数の少ない多数の商品の売上の合計が、売れ筋商品の売上に匹敵する、という考え方です。

覚え方のポイント
「オムニ=全て」。全ての経路をつないで、顧客にとって境目のない買い物を実現する戦略です。
問98-2

消費者が商品を知ってから購入するまでの心理的な過程を、注意(Attention)、関心(Interest)、欲求(Desire)、記憶(Memory)、行動(Action)の順で表したモデルはどれか。

  • ①STP
  • ②SWOT
  • ③PDCA
  • ④AIDMA
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正解 ④AIDMA
解説
AIDMAは、消費者が商品を購入するまでの心理的な過程を、次の5つの段階で表したモデルです。
Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)
企業は、消費者がどの段階にいるかに応じて、広告や販売促進の方法を変えます。インターネットでの購買行動を表すモデルとして、Search(検索)やShare(共有)を含むAISASなどもあります。

他の選択肢が不適切な理由
・SWOT:強み・弱み・機会・脅威から戦略を考える分析手法です。
・PDCA:計画・実行・評価・改善を繰り返す、継続的な改善の考え方です。
・STP:市場を細分化し、標的を決め、立ち位置を明確にするマーケティングの考え方です。

覚え方のポイント
「AIDMA=注意→関心→欲求→記憶→行動」。頭文字をつなげた名前なので、並び順もそのまま覚えられます。
問108-2

インターネットでの販売で、個々の販売数は少ない多数の商品の売上を合計すると、一部の売れ筋商品の売上に匹敵する大きさになる、という考え方はどれか。

  • ①コモディティ化
  • ②パレートの法則
  • ③ロングテール
  • ④規模の経済
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正解 ③ロングテール
解説
ロングテールは、商品を販売数の多い順に並べてグラフにしたとき、販売数の少ない商品が長い尻尾(テール)のように続く部分の売上の合計が、上位の売れ筋商品の売上に匹敵する、という考え方です。実店舗と違って陳列する場所の制約が少ないインターネットの販売では、多くの品ぞろえで収益を上げられることを表しています。

他の選択肢が不適切な理由
・パレートの法則:全体の結果の大部分(約8割)は、一部の要素(約2割)によって生み出されている、という経験則で、ロングテールとは逆に、上位の少数を重視する考え方です。
・規模の経済:生産量が増えるほど、製品1単位あたりの費用が下がることです。
・コモディティ化:製品の機能や品質の差がなくなり、価格だけで比べられるようになることです。

覚え方のポイント
「ロングテール=長い尻尾(少しずつ売れる多数の商品)で稼ぐ」。インターネット販売の特徴的な考え方です。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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