2026年版・7-3

ソリューションビジネスとシステム活用促進の一問一答

基本情報技術者試験 科目A「システム戦略」から、ソリューションビジネスとシステム活用促進に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。科目Aの本試験と同じく、4択で出題しています。

問17-3

データセンターを利用するサービスのうち、ハウジングサービスの説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①利用者が所有するサーバなどの機器を事業者の施設に設置し、場所や電源、回線を借りる
  • ②事業者が所有するサーバの機能や領域を、利用者がネットワークを通じて借りて利用する
  • ③事業者が用意したアプリケーションの機能を、利用者がネットワーク経由で利用する
  • ④利用者の社内に設置したサーバの運用や監視を、事業者の要員が常駐して代行する
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正解 ①利用者が所有するサーバなどの機器を事業者の施設に設置し、場所や電源、回線を借りる
解説
ハウジングサービスは、利用者が自分で所有するサーバやネットワーク機器を、事業者のデータセンターに設置させてもらい、設置場所、電源、空調、通信回線、入退室の管理などの設備を借りるサービスです。機器そのものは利用者のもので、機器の選定や設定は利用者が行います。

他の選択肢が不適切な理由
・事業者が所有するサーバを借りる:ホスティングサービスの説明です。機器を事業者が用意する点がハウジングとの違いです。
・事業者のアプリケーションの機能を利用する:SaaSやASPの説明です。
・社内のサーバの運用を事業者の要員が常駐して代行する:運用業務のアウトソーシングの説明で、事業者の施設を借りるものではありません。

覚え方のポイント
「ハウジング=自分の機器を預ける(場所を借りる)」「ホスティング=事業者の機器を借りる」。機器の持ち主がどちらかで区別しましょう。
問27-3

クラウドサービスの利用形態のうち、ハイブリッドクラウドの説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①不特定多数の利用者が、事業者の設備を共同で利用する形態
  • ②特定の組織だけが専用に利用できる環境として構築された形態
  • ③全てのシステムを自社で所有する設備だけで運用する形態
  • ④複数の形態のクラウドやオンプレミスを組み合わせて使う形態
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正解 ④複数の形態のクラウドやオンプレミスを組み合わせて使う形態
解説
ハイブリッドクラウドは、パブリッククラウドとプライベートクラウド、あるいはクラウドと自社の設備(オンプレミス)など、異なる形態の環境を組み合わせ、連携させて利用する形態です。例えば、機密性の高い顧客データは自社の設備で管理し、アクセスが大きく変動するWebサイトはパブリッククラウドで運用する、といった使い分けができます。

他の選択肢が不適切な理由
・不特定多数の利用者が共同で利用する:パブリッククラウドの説明です。
・特定の組織だけが専用に利用する:プライベートクラウドの説明です。
・全てを自社所有の設備だけで運用する:オンプレミスの説明で、クラウドを組み合わせていません。

覚え方のポイント
「パブリック=共用」「プライベート=専用」「ハイブリッド=組合せ」。それぞれの長所を生かして使い分けるのがハイブリッドです。
問37-3

政府の情報システムの整備に関する方針として示されている「クラウド・バイ・デフォルト原則」の説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①クラウドサービスを使う場合、利用者の同意を得たうえで個人情報を扱うようにする
  • ②システムを整備する際、機密性の高いものは必ず自前の設備で構築して運用する
  • ③システムを整備する際は、オープンソースの利用を第一の候補として検討する
  • ④システムを整備する際は、クラウドサービスの利用を第一の候補として検討する
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正解 ④システムを整備する際は、クラウドサービスの利用を第一の候補として検討する
解説
クラウド・バイ・デフォルト原則は、政府の情報システムを整備するとき、クラウドサービスの利用を第一の候補(デフォルト)として検討するという考え方です。クラウドサービスを使うことで、効率的で柔軟なシステムの整備や、コストの削減、セキュリティの向上などが期待できるためです。検討の結果、クラウドが適さない場合に、他の方法を選びます。

他の選択肢が不適切な理由
・機密性の高いものは必ず自前の設備で構築:クラウドの利用を最初から排除する考え方で、この原則とは逆です。
・オープンソースの利用を第一の候補とする:この原則が第一の候補とするのはクラウドサービスの利用です。
・利用者の同意を得たうえで個人情報を扱う:個人情報の取扱いの話で、この原則の内容ではありません。

覚え方のポイント
「バイ・デフォルト(by default)=初期設定で・標準で」。まずクラウドを前提に考える、という意味です。
問47-3

オンプレミスの説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①情報システムの開発から運用までを、外部の事業者に一括して委託する形態
  • ②情報システムの機能を、ネットワーク経由で必要なときに必要な分だけ利用する形態
  • ③情報システムの機器を自社の施設内に設置し、自社で所有して運用する形態
  • ④情報システムの機器を、事業者のデータセンターの設備を借りて設置する形態
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正解 ③情報システムの機器を自社の施設内に設置し、自社で所有して運用する形態
解説
オンプレミス(on-premises:自社の構内で)は、サーバやネットワーク機器などの情報システムを、自社の施設の中に設置し、自社で所有して運用する形態です。自社の方針どおりに自由に構成・管理できる反面、機器の購入や設置、保守、更新の費用と手間を自社で負担します。クラウドサービスと対比して使われる言葉です。

他の選択肢が不適切な理由
・必要なときに必要な分だけネットワーク経由で利用する:クラウドサービスの説明です。
・開発から運用までを外部に一括して委託する:システム開発・運用のアウトソーシングの説明です。
・事業者のデータセンターの設備を借りて設置する:ハウジングサービスの説明です。

覚え方のポイント
「オンプレミス=自社の建物の中で自社が持つ」。クラウドへの移行を検討するときの比較の基準になる形態です。
問57-3

システムインテグレーション(SI)の説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①自社の製品を、他社のブランドの製品として製造して納入する
  • ②顧客の課題に合わせ、システムの企画・構築から運用までを請け負う
  • ③ソフトウェアの利用権を、利用する人数や台数に応じてまとめて販売する
  • ④完成したシステムの利用状況を、第三者の立場から点検して評価する
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正解 ②顧客の課題に合わせ、システムの企画・構築から運用までを請け負う
解説
システムインテグレーション(SI)は、顧客の経営や業務の課題に合わせて、情報システムの企画・設計・開発・構築、さらに導入や運用・保守までを一貫して請け負うサービスです。複数のメーカーのハードウェアやソフトウェアを組み合わせて(統合して)、顧客に合ったシステムを作り上げます。このサービスを提供する事業者をシステムインテグレータ(SIer)といいます。

他の選択肢が不適切な理由
・他社のブランドの製品として製造して納入する:OEM(相手先ブランドによる製造)の説明です。
・利用権を人数や台数に応じてまとめて販売する:ボリュームライセンスなど、ソフトウェアの販売形態の説明です。
・利用状況を第三者の立場から点検して評価する:システム監査などの説明です。

覚え方のポイント
「インテグレーション=統合」。様々な製品や技術を組み合わせて、顧客専用のシステムにまとめ上げるのがSIです。
問67-3

BYOD(Bring Your Own Device)の説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①従業員が私物のスマートフォンやパソコンを業務に利用すること
  • ②会社が貸与した端末を、業務の時間外に私的な目的で使うこと
  • ③会社の業務用の端末を、従業員が自宅へ持ち帰って保管すること
  • ④利用者が使う端末を、会社が一括して購入して配布すること
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正解 ①従業員が私物のスマートフォンやパソコンを業務に利用すること
解説
BYODは、従業員が個人で所有しているスマートフォンやパソコンなどの端末を、業務に持ち込んで利用することです。端末の購入費用を抑えられ、使い慣れた端末で作業できる利点がある一方、私物の端末に業務のデータが残ることによる情報漏えいや、マルウェアへの感染などのリスクがあるため、利用のルールづくりや端末の管理(MDMなど)が必要になります。

他の選択肢が不適切な理由
・会社の端末を時間外に私的な目的で使う:BYODとは逆に、会社の端末を私物のように使うことで、BYODの説明ではありません。
・業務用の端末を自宅へ持ち帰って保管する:端末の持ち出しの説明で、私物の端末を使うことではありません。
・会社が一括して購入して配布する:会社が端末を用意する従来の方法で、BYODとは逆の形態です。

覚え方のポイント
「Bring Your Own Device=自分の端末を持ってくる」。私物を業務に使う、という意味をそのまま覚えましょう。
問77-3

情報システムの活用を促進する手法のうち、ゲーミフィケーションの説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①得点や順位の表示などゲームの要素を取り入れ、利用の意欲を高める
  • ②利用者の操作の記録を分析して、画面の配置を自動的に最適なものに変える
  • ③業務の手順を図にまとめて、関係者の間で流れを共有しやすくする
  • ④問合せへの回答を自動で行うプログラムを置いて、窓口の負担を減らす
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正解 ①得点や順位の表示などゲームの要素を取り入れ、利用の意欲を高める
解説
ゲーミフィケーションは、ポイント、ランキング、バッジ、達成度の表示など、ゲームで使われる要素や考え方を、ゲーム以外の分野(業務、学習、健康管理など)に取り入れて、利用者の意欲を引き出し、継続的な利用を促す手法です。例えば、社内のシステムの利用や研修の受講に応じてポイントを与え、部署ごとの順位を表示する、といった使い方があります。

他の選択肢が不適切な理由
・操作の記録から画面の配置を自動で最適化する:利用状況の分析に基づく画面の改善の説明で、ゲームの要素を使うものではありません。
・業務の手順を図にまとめて共有する:業務プロセスの可視化(BPMNなど)の説明です。
・問合せへの回答を自動で行うプログラム:チャットボットの説明です。

覚え方のポイント
「ゲーミフィケーション=ゲームの仕掛けで、やる気を引き出す」。情報システムの活用を促進する普及啓発の手法として、シラバスにも挙げられています。
問87-3

デジタルディバイドの説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①同じ内容のデータが、複数のシステムに分かれて登録されること
  • ②デジタル化されたデータを、決められた期間ごとに複製すること
  • ③紙の書類を読み取って、デジタルのデータに変換する作業のこと
  • ④情報技術を使える人と使えない人の間に生じる、情報面での格差
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正解 ④情報技術を使える人と使えない人の間に生じる、情報面での格差
解説
デジタルディバイド(情報格差)は、パソコンやインターネットなどの情報技術を利用できる人と利用できない人との間に生じる、得られる情報や機会の格差のことです。年齢、地域、所得、障害の有無などが原因となります。行政サービスや業務のデジタル化を進めるときは、誰もが利用できるように、教育や支援、使いやすい設計などの配慮が必要です。

他の選択肢が不適切な理由
・データを決められた期間ごとに複製する:バックアップの説明です。
・紙の書類を読み取ってデジタルのデータに変換する:スキャンやOCRによるデジタイゼーションの説明です。
・同じ内容のデータが複数のシステムに分散して登録される:データの重複の問題の説明で、名寄せなどで解消します。

覚え方のポイント
「ディバイド(divide)=分断」。情報技術を使えるかどうかで、人の間に差が生まれることを指します。
問97-3

情報システムを廃棄するときの対応として、最も適切なものはどれか。

  • ①ファイルをごみ箱に移して空にすれば、データは完全に消去できる
  • ②機器の電源を切れば内容は消えるため、そのまま廃棄業者に引き渡す
  • ③記憶媒体のデータを復元できない方法で消去し、廃棄の記録を残す
  • ④記憶媒体を初期化(フォーマット)すれば、データは完全に消去できる
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正解 ③記憶媒体のデータを復元できない方法で消去し、廃棄の記録を残す
解説
情報システムを廃棄するときは、ハードディスクやSSDなどの記憶媒体に残ったデータが外部に漏れないよう、専用のソフトウェアによる上書き消去や、物理的な破壊などの復元できない方法で消去し、誰がいつどのように処理したかの記録を残します。あわせて、利用者への事前の周知、必要なデータの移行や保存、ソフトウェアのライセンスの整理なども計画的に行います。

他の選択肢が不適切な理由
・電源を切れば内容は消える:HDDやSSDは不揮発性の記憶装置で、電源を切ってもデータは残ります。
・ごみ箱を空にすれば完全に消去できる:ファイルの管理情報が消えるだけで、専用のツールで復元できる場合があります。
・初期化(フォーマット)すれば完全に消去できる:通常の初期化では管理情報が書き換わるだけで、データの本体は残り、専用のツールで復元できる場合があります。

覚え方のポイント
「廃棄も情報システムのライフサイクルの一部」。データの確実な消去と記録、利用者への周知がポイントです。
問107-3

チャットボットの説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①パソコンで人が行う定型的な操作を、記録して自動で再現するプログラム
  • ②利用者が入力した質問に対して、会話の形で自動的に応答するプログラム
  • ③印刷された文字を読み取り、テキストのデータに変換するプログラム
  • ④利用者の端末を乗っ取り、外部からの命令で遠隔操作するプログラム
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正解 ②利用者が入力した質問に対して、会話の形で自動的に応答するプログラム
解説
チャットボットは、チャット(会話)とボット(自動で動くプログラム)を組み合わせた言葉で、利用者が文字や音声で入力した質問に対して、会話の形で自動的に応答するプログラムです。社内の問合せ窓口やWebサイトの案内などに使われ、よくある質問への対応を自動化して、担当者の負担を減らせます。

他の選択肢が不適切な理由
・定型的な操作を記録して自動で再現する:RPA(Robotic Process Automation)の説明です。
・印刷された文字を読み取りテキストに変換する:OCR(光学文字認識)の説明です。
・端末を乗っ取り外部から遠隔操作する:マルウェアの一種であるボットの説明です。同じ「ボット」でも、チャットボットとは全く別のものです。

覚え方のポイント
「チャットボット=会話で自動応答」「RPA=操作を自動化」「ボット(マルウェア)=乗っ取って遠隔操作」。言葉が似ているので用途で区別しましょう。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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