問11-13
鉄筋の加工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- ①鉄筋は、加熱して赤熱させてから曲げるのが原則である。
- ②鉄筋の加工は、原則として常温で行うものとする。
- ③いったん曲げ加工した鉄筋は、原則として曲げ戻さない。
- ④有害な曲がりや傷のある鉄筋は、部材に使用しない。
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正解
①鉄筋は、加熱して赤熱させてから曲げるのが原則である。
解説
鉄筋の加工は常温で行うのが原則で、加熱して曲げるという記述は逆です。
常温での加工を原則とするのは、鋼材を高い温度にさらすと、その部分の材質が変わってしまうためです。鉄筋は熱の履歴によって強度やねばり強さが変化します。加熱した箇所だけ性質が変われば、設計で見込んだ強さが出なくなります。
やむを得ず加熱して加工する場合は、監督職員の承諾を得たうえで、温度や冷却方法を管理して行います。
また、一度曲げた鉄筋を元に戻す「曲げ戻し」も原則として行いません。曲げと曲げ戻しを受けた部分は、ねばり強さが落ちてもろくなり、地震などの力を受けたときに折れる危険があるためです。
本試験では「常温」を「加熱して」に入れ替えた形や、曲げ戻しを認める形で問われます。
(根拠:土木学会 コンクリート標準示方書 施工編、国土交通省 公共建築工事標準仕様書 鉄筋の加工及び組立)
他の選択肢が不適切な理由
鉄筋の加工を原則として常温で行うものとするのは、材質の変化を避けるための正しい記述です。
いったん曲げ加工した鉄筋を原則として曲げ戻さないというのも、曲げ戻した部分がもろくなるためで正しい記述です。
有害な曲がりや傷のある鉄筋を部材に使用しないというのも、断面が減ったり応力が集中したりするためで正しい記述です。
鉄筋の加工は常温で行うのが原則で、加熱して曲げるという記述は逆です。
常温での加工を原則とするのは、鋼材を高い温度にさらすと、その部分の材質が変わってしまうためです。鉄筋は熱の履歴によって強度やねばり強さが変化します。加熱した箇所だけ性質が変われば、設計で見込んだ強さが出なくなります。
やむを得ず加熱して加工する場合は、監督職員の承諾を得たうえで、温度や冷却方法を管理して行います。
また、一度曲げた鉄筋を元に戻す「曲げ戻し」も原則として行いません。曲げと曲げ戻しを受けた部分は、ねばり強さが落ちてもろくなり、地震などの力を受けたときに折れる危険があるためです。
本試験では「常温」を「加熱して」に入れ替えた形や、曲げ戻しを認める形で問われます。
(根拠:土木学会 コンクリート標準示方書 施工編、国土交通省 公共建築工事標準仕様書 鉄筋の加工及び組立)
他の選択肢が不適切な理由
鉄筋の加工を原則として常温で行うものとするのは、材質の変化を避けるための正しい記述です。
いったん曲げ加工した鉄筋を原則として曲げ戻さないというのも、曲げ戻した部分がもろくなるためで正しい記述です。
有害な曲がりや傷のある鉄筋を部材に使用しないというのも、断面が減ったり応力が集中したりするためで正しい記述です。