2026年版・7-3

計画:計画使用水量と同時使用水量の一問一答

給水装置工事主任技術者試験「給水装置計画論」から、計画:計画使用水量と同時使用水量に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は四肢択一式と五肢択一式が混在しますが、ここでは全て4択で出題しています。

問17-3
計画使用水量に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①直結式でも受水槽式でも、計画使用水量は計画1日使用水量で表す。
  • ②直結式では計画1日使用水量を、受水槽式では同時使用水量をもとに計画する。
  • ③計画使用水量は給水管の口径の決定とは関係がなく、料金の計算だけに使う。
  • ④直結式では同時使用水量を、受水槽式では計画1日使用水量をもとに計画する。
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正解 ④直結式では同時使用水量を、受水槽式では計画1日使用水量をもとに計画する。
解説
計画使用水量は、給水管の口径の決定などの基礎となる水量です。
直結式では、同時に使用する給水用具の水量(同時使用水量、L/minなど)をもとに給水管の口径などを決めます。受水槽式では、受水槽への給水量は受水槽の容量などから決まるため、計画1日使用水量(1日あたりの使用水量)をもとに受水槽の容量や給水管の口径を決めます。

他の選択肢が誤りである理由
・直結式と受水槽式の説明が逆になっています。
・直結式では、1日の水量ではなく同時使用水量(瞬間の水量)をもとに口径を決めます。
・計画使用水量は、口径の決定などの基礎になります。

覚え方のポイント
「直結=瞬間の水量(同時使用水量)」「受水槽=1日の水量(計画1日使用水量)」。
問27-3
直結式の給水装置で、同時使用水量を算定する方法として、一般に用いられないものはどれか。
  • ①同時に使用する給水用具を設定して計算する方法
  • ②同時使用水量比を用いて計算する方法
  • ③計画1日使用水量を使用時間で割って求める方法
  • ④給水用具給水負荷単位で計算する方法
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正解 ③計画1日使用水量を使用時間で割って求める方法
解説
同時使用水量の算定方法には、(1)同時に使用する給水用具を設定して計算する方法(給水用具数に応じた同時使用の数を考慮する)、(2)標準化した同時使用水量(給水用具数に応じた同時使用水量比)により計算する方法、(3)給水用具給水負荷単位により計算する方法(事務所ビルや集合住宅などの大規模な建物で使われる)などがあります。
計画1日使用水量を使用時間で割る方法は、受水槽への平均の給水量を求める考え方で、直結式で必要な瞬間の最大の水量(同時使用水量)は求められません。

他の選択肢が正しい理由
・3つの方法は、いずれも同時使用水量の算定に用いられます。

覚え方のポイント
同時使用水量は「用具を設定・同時使用水量比・給水負荷単位」の3通り。
問37-3
ある住宅の給水用具は、台所流し(20L/min)、洗面器(10L/min)、浴槽(30L/min)、大便器(洗浄タンク・12L/min)の4個である。標準化した同時使用水量により計算する場合、同時使用水量として適当なものはどれか。ただし、給水用具数4個の同時使用水量比は2.0とする。
  • ①18L/min
  • ②25.2L/min
  • ③72L/min
  • ④36L/min
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正解 ④36L/min
解説
標準化した同時使用水量による計算では、次の式を使います。
同時使用水量 = 給水用具の全使用水量 ÷ 給水用具の総数 × 同時使用水量比
全使用水量 = 20 + 10 + 30 + 12 = 72L/min
72 ÷ 4 = 18L/min(1個あたりの平均)
18 × 2.0 = 36L/min

他の選択肢が誤りである理由
・18L/minは、平均の使用水量で、同時使用水量比を掛け忘れています。
・25.2L/minは、同時使用水量比を2.0ではなく1.4として計算した値です。
・72L/minは、すべての給水用具を同時に使う場合の合計で、同時使用を考慮していません。

覚え方のポイント
「全水量 ÷ 個数 × 同時使用水量比」。平均を出してから比を掛けます。
問47-3
ある住宅の給水用具は、台所流し20L/min、洗濯流し20L/min、浴槽30L/min、シャワー12L/min、大便器12L/min、洗面器10L/minの計6個である。同時に使用する給水用具を設定して計算する場合、同時使用水量として適当なものはどれか。ただし、総給水用具数が5〜10個のときの同時に使用を考慮する給水用具数は3個とし、使用水量の大きいものから選ぶものとする。
  • ①34L/min
  • ②50L/min
  • ③70L/min
  • ④104L/min
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正解 ③70L/min
解説
総給水用具数6個に対し、同時に使用を考慮する給水用具数は3個です。使用水量の大きいものから3個を選ぶと、浴槽30L/min、台所流し20L/min、洗濯流し20L/minとなります。
同時使用水量 = 30 + 20 + 20 = 70L/min
実際の計画では、使用頻度の高い給水用具(台所流し・洗面器など)を含めるなど、使用の実態に合わせて選ぶこともあります。

他の選択肢が誤りである理由
・34L/minは、使用水量の小さいもの3個(10+12+12)を選んだ値です。
・50L/minは、2個(30+20)だけで計算した値です。
・104L/minは、6個すべてを同時に使う場合の合計です。

覚え方のポイント
この方法は「同時に使う個数を表で決め、その個数分の水量を足す」。
問57-3
集合住宅で1戸あたりの人員が4人、1人1日あたりの使用水量が250Lとし、20戸に給水する場合の計画1日使用水量として、適当なものはどれか。
  • ①2m³
  • ②5m³
  • ③20m³
  • ④80m³
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正解 ③20m³
解説
計画1日使用水量 = 1人1日あたりの使用水量 × 1戸あたりの人員 × 戸数
= 250L × 4人 × 20戸 = 20,000L = 20m³
計画1日使用水量は、受水槽式の場合に受水槽の容量を決める基礎になります。

他の選択肢が誤りである理由
・2m³は、Lからm³への換算で桁を1つ落とした値です。
・5m³は、人員(4人)を掛け忘れた値です(250 × 20 = 5,000L)。
・80m³は、人員を2回掛けるなど、計算を誤った値です。

覚え方のポイント
「1人あたり × 人数 × 戸数」を求めたら、1,000Lで1m³に換算します。
問67-3
給水用具給水負荷単位による同時使用水量の算定に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①延べ面積だけから同時使用水量を求める方法で、主に一般住宅に用いられる方法である。
  • ②負荷単位を合計し、同時使用流量線図などから求める方法で、大規模な建物に用いられる。
  • ③すべての給水用具の使用水量を単純に合計したものを、同時使用水量とする方法である。
  • ④各給水用具の口径の数値を合計した値から、同時使用水量を直接求める簡便な方法である。
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正解 ②負荷単位を合計し、同時使用流量線図などから求める方法で、大規模な建物に用いられる。
解説
給水用具給水負荷単位は、給水用具の種類ごとに、使用水量や使用頻度などを考慮して負荷の大きさを数値で表したものです。建物内のすべての給水用具の負荷単位を合計し、同時使用流量線図などを使って同時使用水量を求めます。
給水用具の数が多く、すべてが同時に使われることがない事務所ビルや集合住宅などの大規模な建物で用いられます。

他の選択肢が誤りである理由
・延べ面積だけから求める方法ではなく、主に大規模な建物に使われます。
・単純に合計すると、同時使用を考慮しない過大な値になります。
・給水用具の口径を合計するものではなく、負荷単位を合計して線図から求めます。

覚え方のポイント
「給水負荷単位=大規模な建物向け・合計して線図で読む」。
問77-3
同時使用水量の考え方に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①同時使用水量は、給水用具のうち最も使用水量の大きいもの1個分の水量とする。
  • ②給水用具が多いほど、すべてを同時に使う可能性は低くなるので、同時使用を考慮する。
  • ③給水用具の数が多いほど、同時に使う割合は高くなるため、合計よりも大きな値にする。
  • ④同時使用水量は給水用具の数には関係せず、常に一定の値として定められている。
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正解 ②給水用具が多いほど、すべてを同時に使う可能性は低くなるので、同時使用を考慮する。
解説
給水装置に接続されたすべての給水用具が同時に使われることは、ほとんどありません。給水用具の数が多いほど、すべてが同時に使われる割合は低くなります。
そこで、実際に同時に使われる水量(同時使用水量)を、同時使用の割合などを考慮して算定し、それをもとに給水管の口径を決めます。全使用水量の合計で計画すると、口径が過大になり、水の滞留や不経済の原因になります。

他の選択肢が誤りである理由
・給水用具1個分だけでは、複数の給水用具の同時使用に対応できません。
・数が多いほど、同時に使う割合は低くなります。
・同時使用水量は、給水用具の数や種類によって変わります。

覚え方のポイント
「全部同時には使わない」が同時使用水量の出発点です。
問87-3
受水槽式の場合の計画1日使用水量の算定に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①建物の種類ごとの1人あたりや単位面積あたりの水量と、人員や面積をもとに算定する。
  • ②建物の種類に関係なく、延べ面積だけから計画1日使用水量を一律に算定するものとする。
  • ③給水用具の1秒あたりの最大の使用水量を合計して、そのまま計画1日使用水量とする。
  • ④計画1日使用水量は、受水槽の容量を決めた後に、その容量から逆算して求めるものとする。
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正解 ①建物の種類ごとの1人あたりや単位面積あたりの水量と、人員や面積をもとに算定する。
解説
計画1日使用水量は、建物の種類(住宅、事務所、学校、病院など)ごとの1人1日あたりの使用水量や単位床面積あたりの使用水量と、使用人員や延べ面積などをもとに算定します。
この計画1日使用水量をもとに、受水槽の容量や受水槽への給水管の口径を決めます。

他の選択肢が誤りである理由
・延べ面積を使う場合も、建物の種類ごとの単位面積あたりの水量を用います。
・瞬間の最大の水量の合計は、1日の使用水量ではありません。
・計画1日使用水量が先に決まり、それをもとに受水槽の容量を決めます。

覚え方のポイント
「建物の種類 × 人数(面積)= 1日の水量 → 受水槽の容量」。
問97-3
集合住宅に直結式で給水する場合の同時使用水量の算定に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①戸数が多いほど同時使用率を高くして、各戸の使用水量から算定する。
  • ②各戸の使用水量を戸数分単純に合計し、同時使用を考慮せずに算定する。
  • ③戸数に関係なく、1戸分の使用水量をそのまま建物全体の同時使用水量とする。
  • ④各戸の使用水量に、戸数に応じた同時使用率を考慮するなどして算定する。
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正解 ④各戸の使用水量に、戸数に応じた同時使用率を考慮するなどして算定する。
解説
集合住宅の同時使用水量は、1戸あたりの使用水量に、戸数に応じた同時使用率(戸数が多いほど低くなる)を考慮して算定する方法や、給水用具給水負荷単位による方法、居住人数から算定する方法などがあります。
すべての住戸が同時に最大の水量を使うことはないため、戸数分を単純に合計すると過大な値になります。

他の選択肢が誤りである理由
・単純に合計すると、同時使用を考慮しない過大な値になります。
・1戸分だけでは、複数の住戸の同時使用に対応できません。
・同時使用率は、戸数が多いほど低くなります。

覚え方のポイント
集合住宅でも考え方は同じ「全部の住戸が同時に最大には使わない」。
問107-3
計画使用水量に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの組合せはどれか。

ア 直結式の口径決定は、同時使用水量をもとに行う。
イ 受水槽式の受水槽の容量は、計画1日使用水量をもとに決める。
ウ 同時使用水量は、すべての給水用具の使用水量の合計とする。
エ 給水用具給水負荷単位による方法は、大規模な建物で用いられる。
  • ①ア、イ、エ
  • ②ア、イ、ウ
  • ③ア、ウ、エ
  • ④イ、ウ、エ
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正解 ①ア、イ、エ
解説
ア 適当。直結式は同時使用水量をもとに口径を決めます。
イ 適当。受水槽の容量は計画1日使用水量をもとに決めます。
ウ 不適当。同時使用水量は、同時使用を考慮して算定するもので、全使用水量の合計ではありません。
エ 適当。事務所ビルや集合住宅などの大規模な建物で用いられます。
したがって、適当なものはア、イ、エです。

覚え方のポイント
「直結=同時使用水量」「受水槽=計画1日使用水量」「同時使用=全部の合計ではない」。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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