2026年版・5-8

工事法:給水装置の検査と維持管理の一問一答

給水装置工事主任技術者試験「給水装置工事法」から、工事法:給水装置の検査と維持管理に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は四肢択一式と五肢択一式が混在しますが、ここでは全て4択で出題しています。

問15-8
給水装置工事の竣工検査に関する次の記述ア〜エの正誤の組合せとして、適当なものはどれか。

ア 竣工検査は、給水装置が構造・材質基準に適合していることを確認するために行う。
イ 竣工検査には、竣工図などによる書類検査と、現地で給水装置の状態を確かめる現地検査がある。
ウ 竣工検査は水道事業者だけが行うもので、主任技術者は検査に関わらない。
エ 竣工検査では、給水装置の工事費用が適正であるかどうかだけを確認する。
  • ①ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
  • ②ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:誤
  • ③ア:誤 イ:正 ウ:誤 エ:正
  • ④ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:正
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正解 ①ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
解説
ア 正。主任技術者は、その職務として基準への適合を確認します(水道法第25条の4第3項第3号)。
イ 正。あわせて耐圧試験や水質の確認なども行います。
ウ 誤。主任技術者は、基準への適合を確認する職務を担います。
エ 誤。工事費用の確認が目的ではありません。

覚え方のポイント
竣工検査は「構造・材質基準への適合の確認」「書類検査+現地検査」「耐圧試験・水質の確認も」。主任技術者の職務に直結します。
問25-8
給水装置工事の完了後に行う耐圧試験に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの組合せはどれか。

ア 給水装置に水圧を加えて一定時間保持し、水圧の低下や漏水がないかを確認する。
イ 試験の条件は、水道事業者の定める方法に従う。
ウ 給水栓を開いて、水が出ることを確認すれば耐圧試験は不要である。
エ 耐圧試験の水圧は、配水管の最小動水圧と同じ程度にすれば足りる。
  • ①ア、ウ
  • ②イ、エ
  • ③ウ、エ
  • ④ア、イ
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正解 ④ア、イ
解説
ア 適当。テストポンプなどで所定の水圧を加えます。
イ 適当。試験の水圧や保持時間は、水道事業者の定めによります。
ウ 不適当。水が出ることの確認だけでは、漏水の有無は分かりません。
エ 不適当。耐圧試験は、給水装置が水圧に十分耐えるかを確かめるため、使用時の水圧より高い、水道事業者の定める水圧で行います。
したがって、適当なものの組合せは「ア、イ」です。

覚え方のポイント
耐圧試験は「工事の完了時(埋戻し前など)」「所定の水圧を一定時間保持」「条件は水道事業者の定めに従う」。
問35-8
指定給水装置工事事業者の指定の基準として、水道法施行規則で有することが求められている機械器具に関する次の記述ア〜エのうち、定められているものの数はどれか。

ア 金切りのこその他の管の切断用の機械器具
イ やすり、パイプねじ切り器その他の管の加工用の機械器具
ウ トーチランプ、パイプレンチその他の接合用の機械器具
エ 残留塩素を測定するための水質検査用の器具
  • ①1
  • ②2
  • ③3
  • ④4
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正解 ③3
解説
ア 定められている。水道法施行規則第20条第1号に定められています。
イ 定められている。同条第2号に定められています。
ウ 定められている。同条第3号に定められています。
エ 定められていない。残留塩素の測定器具は、指定の基準の機械器具には含まれていません。第4号に定められているのは水圧テストポンプです。
したがって、定められているものは3つです。

覚え方のポイント
必要な機械器具は「切断用・加工用・接合用・水圧テストポンプ」の4種類。水質の分析機器は含まれません。
問45-8
給水装置工事の完了後、使用を開始する前に行う通水と管内の洗浄に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①通水して管内を洗浄したら、水質の確認は水道事業者に任せて使用を開始する。
  • ②通水して管内の異物や汚れを十分に排出してから、水質を確認する。
  • ③管内に異物が残っていても、給水栓のストレーナで取れるので問題ない。
  • ④通水前に管内に空気を充満させておき、そのまま使用を開始する。
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正解 ②通水して管内の異物や汚れを十分に排出してから、水質を確認する。
解説
給水装置工事の完了後は、通水して管内の空気、切りくず、砂などの異物を十分に排出(洗浄)してから、残留塩素、臭気、味、色、濁りなどの水質を確認し、使用を開始します。
異物が残っていると、給水用具の故障や、水質の異常の原因になります。

他の選択肢が誤りである理由
・通水・洗浄の後は、工事を行った側で残留塩素・臭気・味・色・濁りなどの水質を確認してから使用を開始します。
・ストレーナに異物が詰まると、水の出が悪くなるなどの原因になります。
・管内の空気は排出してから使用します。

覚え方のポイント
使用開始前は「通水・洗浄 → 水質確認」。
問55-8
給水装置の漏水の有無を調べる方法として、適当なものはどれか。
  • ①水道メーターの検定の有効期間を確認して、期間内であれば漏水はないと判断する。
  • ②すべての給水栓を開けた状態で、水道メーターの指針が速く回転していることを確認する。
  • ③すべての給水栓を閉めた状態で、メーターのパイロットが回転していないか確認する。
  • ④給水栓を閉めた状態で、パイロットが止まっていれば漏水があると判断する。
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正解 ③すべての給水栓を閉めた状態で、メーターのパイロットが回転していないか確認する。
解説
建物内のすべての給水栓を閉めた状態で、水道メーターのパイロット(わずかな水の流れでも回転する部分)が回転していれば、メーターより下流側のどこかで漏水している可能性があります。
漏水が疑われる場合は、止水栓などで区間を区切って、漏水箇所を絞り込みます。

他の選択肢が誤りである理由
・給水栓を開けた状態では、使用による回転と漏水による回転を区別できません。
・検定の有効期間は、漏水の有無とは関係ありません。
・給水栓を閉めた状態でパイロットが止まっていれば、メーターより下流側で漏水している疑いは低いといえます。

覚え方のポイント
「全部閉めてもメーターが回る=漏水の疑い」。
問65-8
給水装置の維持管理に関する次の記述のうち、一般的な考え方として適当なものはどれか。
  • ①維持管理は需要者が行うのが原則だが、メーターまでの漏水の修繕は水道事業者が行う場合が多い。
  • ②給水装置の維持管理は、給水装置のすべての範囲について、常に水道事業者が行わなければならない。
  • ③給水装置の維持管理は、工事を行った指定給水装置工事事業者が永久に責任を負わなければならない。
  • ④給水装置の維持管理は、需要者に代わって、給水区域を管轄する都道府県知事がすべて行う。
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正解 ①維持管理は需要者が行うのが原則だが、メーターまでの漏水の修繕は水道事業者が行う場合が多い。
解説
給水装置は需要者の財産であるため、その維持管理は原則として需要者(所有者)が行います。
ただし、配水管から分岐して水道メーターまでの部分は、道路の下にあることが多く、漏水が配水管の水量や周辺の道路に影響するため、水道事業者が漏水修繕を行っている場合が多くあります。具体的な取扱いは、水道事業者の供給規程などで確認します。

他の選択肢が誤りである理由
・すべての範囲を水道事業者が維持管理するわけではありません。
・工事を行った事業者が永久に責任を負うわけではありません。
・都道府県知事が維持管理を行うわけではありません。

覚え方のポイント
「給水装置の管理は需要者が原則。メーターまでの漏水は水道事業者が修繕することが多い」。
問75-8
鉛製給水管に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①鉛製給水管は柔軟で漏水しにくいため、残存していても布設替えは不要である。
  • ②鉛が溶け出すおそれがあり、残存している場合は早期の布設替えが望まれる。
  • ③鉛製給水管から鉛が溶け出しても、水質基準がないので問題にはならない。
  • ④鉛製給水管は、長時間使わなかった朝一番の水を飲用に使うのが望ましい。
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正解 ②鉛が溶け出すおそれがあり、残存している場合は早期の布設替えが望まれる。
解説
鉛製給水管は、かつて加工のしやすさから広く使われましたが、鉛が水に溶け出すおそれがあるため、現在は新設には使われていません。水道事業者は鉛製給水管の解消を進めており、残存している場合は早期の布設替えが望まれます。
鉛製給水管が残っている場合は、朝一番の水や長時間使わなかったあとの水は、飲用以外に使うよう呼びかけられています。鉛の水質基準は0.01mg/L以下です。

他の選択肢が誤りである理由
・鉛製給水管は、鉛が溶け出すおそれがあるため、漏水の有無にかかわらず早期の布設替えが望まれます。
・鉛には水質基準があり、健康への影響が懸念されます。
・長時間滞留した朝一番の水は、鉛が溶け出している可能性が高いため、飲用以外に使います。

覚え方のポイント
「鉛製給水管は早期の布設替え・滞留水は飲まない」。
問85-8
直結加圧形ポンプユニットの維持管理に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①ポンプユニットの点検は、配水管の水圧が低いときにだけ行えばよい。
  • ②ポンプユニットの点検は、水道メーターの取替えと同じ8年ごとに行えばよい。
  • ③設置者は、ポンプユニットの機能を保つため定期点検を行う必要がある。
  • ④ポンプユニットの維持管理は、すべて水道事業者が行うこととなっている。
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正解 ③設置者は、ポンプユニットの機能を保つため定期点検を行う必要がある。
解説
直結加圧形ポンプユニットは、機械や電気の部品で構成されており、故障すると給水が止まったり、逆流防止の機能が損なわれたりするおそれがあります。設置者は、ポンプユニットの機能を保つため、専門の業者などに依頼して定期的に点検を行う必要があります。

他の選択肢が誤りである理由
・メーターの取替えの周期に合わせるのではなく、機能を保つため定期的に点検します。
・点検は定期的に行う必要があります。
・ポンプユニットは設置者が管理するもので、水道事業者がすべての維持管理を行うわけではありません。

覚え方のポイント
「動く機械には定期点検」。減圧式逆流防止器も同じく定期点検が必要です。
問95-8
給水装置工事の完了に関して、主任技術者が水道事業者に対して行う職務として、水道法施行規則に定められているものはどれか。
  • ①給水装置工事の見積書を作成した旨の連絡
  • ②給水装置工事の請負代金の額についての報告
  • ③給水装置の所有者が変わった旨の連絡
  • ④軽微な変更を除く給水装置工事の完了の連絡
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正解 ④軽微な変更を除く給水装置工事の完了の連絡
解説
水道法施行規則第23条は、主任技術者の職務のうち水道事業者との連絡又は調整の1つとして、給水装置工事(軽微な変更を除く)を完了した旨の連絡を定めています。
水道事業者は、この連絡を受けて竣工検査などを行います。

他の選択肢が誤りである理由
・請負代金の額の報告は、規則に定められた職務ではありません。
・所有者の変更の連絡は、規則に定められた主任技術者の職務ではありません。
・見積書の作成は、規則に定められた水道事業者への連絡事項ではありません。

覚え方のポイント
水道事業者との連絡調整は「配水管の位置確認・工事上の条件・完了の連絡」。
問105-8
給水装置の検査と維持管理に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの組合せはどれか。

ア 竣工検査では、書類検査と現地検査を行う。
イ 耐圧試験は、給水装置を使い始めてから数年後に行えばよい。
ウ すべての給水栓を閉めてもメーターのパイロットが回っていれば、漏水の疑いがある。
エ 工事の完了後は、通水して管内を洗浄してから水質を確認する。
  • ①ア、イ、ウ
  • ②ア、ウ、エ
  • ③イ、ウ、エ
  • ④ア、イ、エ
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正解 ②ア、ウ、エ
解説
ア 適当。竣工検査は、書類検査と現地検査で構成されます。
イ 不適当。耐圧試験は、工事の完了時(埋戻し前など)に行います。
ウ 適当。全栓を閉めてもパイロットが回るのは、漏水の疑いがあるサインです。
エ 適当。通水・洗浄をしてから、残留塩素などの水質を確認します。
したがって、適当なものはア、ウ、エです。

覚え方のポイント
工事の最後は「耐圧試験 → 通水・洗浄 → 水質確認 → 主任技術者による竣工検査 → 水道事業者への完了の連絡 → 水道事業者の検査」という流れで押さえます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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