2026年版・5-6

工事法:配管上の留意点の一問一答

給水装置工事主任技術者試験「給水装置工事法」から、工事法:配管上の留意点に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は四肢択一式と五肢択一式が混在しますが、ここでは全て4択で出題しています。

問15-6
給水管の配管に関する次の記述ア〜エの正誤の組合せとして、適当なものはどれか。

ア 給水管と排水管が交差する場合は、給水管を排水管の上方に配管する。
イ 給水管と排水管が平行して埋設される場合は、互いに接触させて配管する。
ウ 配管は、直管と継手の接続を原則とする。
エ ライニング鋼管は、熱を加えて自由な角度に曲げ加工してよい。
  • ①ア:誤 イ:正 ウ:誤 エ:誤
  • ②ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正
  • ③ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:正
  • ④ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
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正解 ④ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
解説
ア 正。排水管から汚水が漏れても、給水管の方へ流れにくくするためです。
イ 誤。接触させると、振動や腐食で互いに損傷するおそれがあります。十分な間隔を確保します。
ウ 正。施工上やむを得ず曲げ加工を行う場合は、管の材質に応じた適正な方法で行います。
エ 誤。ライニング鋼管は曲げ加工を行いません。不適切な曲げ加工は、ライニングのはく離などの原因になります。

覚え方のポイント
給水管は「排水管の上方・十分な間隔」「直管と継手が原則」「曲げるなら材質に応じた方法(ライニング鋼管は曲げない)」。
問25-6
給水管の曲げ加工に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの組合せはどれか。

ア 配管は曲げ加工を主体として行い、どの管材でも熱を加えて自由な角度に曲げてよい。
イ ステンレス鋼鋼管の曲げ加工は、専用のベンダーを使って行う。
ウ ステンレス鋼鋼管の曲げ加工は、管を加熱して焼曲げで行う。
エ 不適切な曲げ加工は、管の断面の変形や、内面のライニングのはく離などの原因になる。
  • ①ウ、エ
  • ②ア、イ
  • ③ア、ウ
  • ④イ、エ
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正解 ④イ、エ
解説
ア 不適当。熱を加えると材質を傷めるものがあり、自由な角度に曲げてよいわけではありません。配管は直管と継手の接続が原則です。
イ 適当。管の材質に応じた適正な方法で加工します。
ウ 不適当。ステンレス鋼鋼管は、加熱による焼曲げは行わず、ベンダーを使って曲げます。
エ 適当。このため、曲げ加工は材質に応じた方法でのみ行います。
したがって、適当なものの組合せは「イ、エ」です。

覚え方のポイント
曲げ加工は「やむを得ない場合だけ」「材質に応じた方法(ステンレス鋼鋼管はベンダー、ライニング鋼管は曲げない)」。
問35-6
中高層の建物の給水装置の配管に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの数はどれか。

ア 給水立て管から各階へ分岐する箇所には、止水栓を設ける。
イ 給水立て管の頂部には、管内の空気の排出と負圧時の吸気を行う吸排気弁を設けることがある。
ウ 給水立て管の途中には、空気がたまりやすい凸部を多く設ける。
エ 給水立て管の頂部には、空気を抜くための逆止弁を設ける。
  • ①1
  • ②2
  • ③3
  • ④4
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正解 ②2
解説
ア 適当。1つの階の修理や改造の際に、他の階への給水を止めずに作業できるようにするためです。
イ 適当。空気だまりの解消と、負圧の解消を兼ねた弁です。
ウ 不適当。凸部は空気だまりの原因になるため、避けます。
エ 不適当。空気を抜くのは吸排気弁や空気弁で、逆止弁は逆流を防ぐための弁です。
したがって、適当なものは2つです。

覚え方のポイント
中高層の配管は「各階の分岐に止水栓」「立て管の頂部に吸排気弁」「凸部(空気だまり)を作らない」。
問45-6
給水管をボイラーや煙道など高温となる設備の近くに配管する場合の留意点として、適当なものはどれか。
  • ①高温となる設備から離して配管し、特に樹脂管は熱で変形しないよう注意する。
  • ②高温となる設備の近くに配管すれば、給水の温度が上がり凍結防止に有効である。
  • ③高温となる設備の近くでは、耐熱性のない樹脂管を使用するのが望ましい。
  • ④金属管であれば熱で変形しないため、高温となる設備に接触させて配管してよい。
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正解 ①高温となる設備から離して配管し、特に樹脂管は熱で変形しないよう注意する。
解説
給水管は、ボイラー、煙道、温水配管など高温となる設備から離して配管します。高温にさらされると、特に樹脂管は熱で軟化・変形したり、劣化したりするおそれがあります。また、給水の温度が上がると、残留塩素の減少や細菌の繁殖の原因にもなります。

他の選択肢が誤りである理由
・給水の温度が上がることは、水質の面で好ましくありません。凍結防止は保温などで行います。
・高温となる設備の近くでは、耐熱性のない樹脂管は避けます。
・金属管でも、接触させると給水の温度が上がり水質に影響するほか、管の損傷のおそれもあるため離して配管します。

覚え方のポイント
「給水管は熱源から離す」。樹脂管の弱点(熱)を思い出せば判断できます。
問55-6
給水管の配管経路に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
  • ①シアンや六価クロムなどを扱う施設の近くは避ける。
  • ②浄化槽の近くでも、樹脂管を使えば特に問題なく配管できる。
  • ③漏水時の修理のため、構造物の下の通過は避ける。
  • ④ボイラーや煙道など、高温となる設備からは離して配管する。
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正解 ②浄化槽の近くでも、樹脂管を使えば特に問題なく配管できる。
解説
給水管は、便所、汚水ます、浄化槽など汚染源となるおそれのある施設の近くを避けて配管します。給水管が損傷したり、管内が負圧になったりしたときに、汚水が給水装置に入り込むおそれがあるためです。樹脂管を使っても、管の損傷や負圧による汚水の侵入のおそれは変わらないため、汚染源の近くは避けます。

他の選択肢が正しい理由
・高温となる設備の近くでは、樹脂管の変形や水温の上昇のおそれがあるため、離して配管します。
・水を汚染するおそれのある物を扱う施設に近接して設置してはなりません(給水装置の構造及び材質の基準に関する省令第2条第3項)。
・家屋の主配管は、構造物の下の通過を避けます(同省令第1条第3項)。

覚え方のポイント
配管経路は「汚染源から離す・構造物の下を避ける・熱源から離す」。
問65-6
水圧が高い地域で給水装置を設ける場合の措置として、適当なものはどれか。
  • ①給水管の口径を小さくして、管内の流速を速くする。
  • ②減圧弁を設けて、給水装置にかかる水圧を適正な値に下げる。
  • ③水撃防止器具を設けて、給水装置にかかる静水圧を下げる。
  • ④定流量弁を設けて、給水装置にかかる水圧を適正な値に下げる。
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正解 ②減圧弁を設けて、給水装置にかかる水圧を適正な値に下げる。
解説
配水管の水圧が高い地域では、給水用具の故障や水撃作用、水の出すぎによる浪費などが起こりやすくなります。このような場合は、減圧弁を設けて給水装置にかかる水圧を適正な値に下げます。

他の選択肢が誤りである理由
・水撃防止器具は水撃による急な圧力の上昇を吸収する器具で、静水圧そのものを下げるものではありません。
・口径を小さくすると流速が速くなり、水撃作用が起こりやすくなります。
・定流量弁は流量を一定に保つ弁で、水圧を適正な値に下げる弁ではありません。

覚え方のポイント
「高水圧には減圧弁」。水撃・故障・浪費の予防になります。
問75-6
建物内の露出配管や天井内の配管を支持・固定する場合の留意点として、適当なものはどれか。
  • ①支持金具で適切な間隔に固定し、振動や水撃で管が動かないようにする。
  • ②支持金具は継手の部分だけに設け、直管部には設けないようにするのがよい。
  • ③支持金具は、振動を逃がせるよう、すき間を大きくとって緩く留める。
  • ④支持金具は、管の中央付近に1か所だけ設けておけば、それで十分である。
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正解 ①支持金具で適切な間隔に固定し、振動や水撃で管が動かないようにする。
解説
建物内の露出配管や天井内・壁内の配管は、支持金具などを用いて適切な間隔で建物に固定します。固定が不十分だと、管の自重によるたわみ、振動、水撃作用などで管が動き、継手部の緩みや漏水、異常音の原因になります。

他の選択肢が誤りである理由
・継手の部分だけでは直管部がたわむため、適切な間隔で支持します。
・1か所だけでは固定が不十分です。
・緩く留めると、振動や水撃で管が動き、継手の緩みや漏水、異常音の原因になります。

覚え方のポイント
「管は適切な間隔で支持・固定」。水撃や振動による漏水を防ぎます。
問85-6
異なる種類の金属管を接続して配管する場合の措置として、適当なものはどれか。
  • ①接続部の外面に防食テープを巻くだけで、両者を直接接続する。
  • ②異種金属どうしでも、ねじ接合であれば直接接続してよい。
  • ③絶縁継手を用いるなどして、異種金属接触腐食を防止する。
  • ④接続部をガスの炎で加熱して、金属どうしを溶け込ませる。
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正解 ③絶縁継手を用いるなどして、異種金属接触腐食を防止する。
解説
銅管と鋼管など異なる種類の金属管を直接接続すると、電位差によって電位の低い金属が腐食する異種金属接触腐食(マクロセル腐食の一種)が起こります。これを防ぐため、絶縁継手を用いるなどして、両者を電気的に絶縁します。

他の選択肢が誤りである理由
・ねじ接合でも、異種金属どうしが直接接していれば電気が流れ、腐食が進みます。
・ガスの炎で加熱して接続する方法は、防食の措置ではありません。
・外面にテープを巻いても、管どうしが直接つながっていれば電気的に絶縁されず、異種金属接触腐食は防げません。

覚え方のポイント
「異種金属は絶縁してつなぐ」。
問95-6
給水管の配管で、行き止まり配管とならないようにする理由として、適当なものはどれか。
  • ①水道メーターが正しく計量できるように、流量を増やすため
  • ②水が勢いよく流れすぎて、配管が振動するのを防ぐため
  • ③配管の中に空気が入らず、水撃作用が起きないようにするため
  • ④水が停滞して残留塩素が失われ、水質が悪化するのを防ぐため
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正解 ④水が停滞して残留塩素が失われ、水質が悪化するのを防ぐため
解説
行き止まり配管では、末端部の水が使われずに停滞し、残留塩素が失われて細菌が繁殖するなど、水質が悪化するおそれがあります。給水装置の構造及び材質の基準に関する省令第2条第2項でも、末端部が行き止まりとなっていること等により水が停滞する構造であってはならないとされています(排水機構を設けた場合を除く)。

他の選択肢が誤りである理由
・行き止まり配管の問題は、流れすぎではなく停滞です。
・空気の混入や水撃の防止が目的ではありません。
・メーターの計量とは関係ありません。

覚え方のポイント
「行き止まり=停滞=水質悪化」。
問105-6
給水管の配管上の留意点に関する次の記述ア〜エの正誤の組合せとして、適当なものはどれか。

ア 給水管と排水管が交差する場合は、給水管を下方に配管する。
イ 水圧が高い地域では、減圧弁を設けて水圧を下げる。
ウ 給水立て管から各階へ分岐する箇所には、止水栓を設ける。
エ 異種金属管の接続には、絶縁継手を用いるなどの措置をとる。
  • ①ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:正
  • ②ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:正
  • ③ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:正
  • ④ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
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正解 ③ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:正
解説
ア 誤。給水管は排水管の上方に配管します。
イ 正。高水圧による故障や水撃作用を防ぐため、減圧弁を設けます。
ウ 正。各階の修理などの際に、他の階の給水を止めずに済むよう止水栓を設けます。
エ 正。異種金属接触腐食を防ぐため、絶縁継手などを用います。

覚え方のポイント
配管上の留意点は「給水管は上・高水圧は減圧・各階に止水栓・異種金属は絶縁・熱源と汚染源から離す」。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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