2026年版・5-5

工事法:管種別の接合方法の一問一答

給水装置工事主任技術者試験「給水装置工事法」から、工事法:管種別の接合方法に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は四肢択一式と五肢択一式が混在しますが、ここでは全て4択で出題しています。

問15-5
硬質ポリ塩化ビニルライニング鋼管の切断に使用する工具として、適当なものはどれか。
  • ①高速砥石切断機
  • ②パイプカッター
  • ③ガス切断器
  • ④自動金のこ盤
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正解 ④自動金のこ盤
解説
ライニング鋼管を切断するときは、自動金のこ盤(帯のこ盤・弦のこ盤)や、ねじ切り機に搭載された自動丸のこ機などを使い、管軸に対して直角に切断します。
パイプカッター、高速砥石、ガス切断などは、切断時の発熱で内面のライニングが溶けたりはく離したりするほか、管端が変形したり大きなバリができたりするおそれがあるため、使用しません。

他の選択肢が誤りである理由
・パイプカッターは、管端が内側に絞られて変形し、ライニングを傷めるおそれがあります。
・高速砥石切断機は、発熱でライニングを損傷するおそれがあります。
・ガス切断は、高温でライニングが溶けるため使用できません。

覚え方のポイント
ライニング鋼管は「熱をかけない・管端を変形させない」切断が鉄則。金のこ盤で直角に切ります。
問25-5
ライニング鋼管のねじ接合に関する次の記述ア〜エの正誤の組合せとして、適当なものはどれか。

ア 管端のねじ部の腐食を防ぐため、管端防食継手を使用する。
イ ねじ切り後は、管端の内面のライニング部分を面取りして、継手のコアが確実に挿入できるようにする。
ウ ねじ接合の後は、管端をガスの炎であぶって密着させる。
エ 管の切断には、高速砥石切断機を使うのが適している。
  • ①ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:正
  • ②ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
  • ③ア:誤 イ:正 ウ:誤 エ:正
  • ④ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:誤
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正解 ②ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
解説
ア 正。切断してねじを切ると管端やねじ部で鋼が露出するため、コアを内蔵した管端防食継手で管端が水に触れないようにします。
イ 正。面取りをしないと、コアが確実に挿入できません。
ウ 誤。ガスの炎であぶると、ライニングを損傷します。
エ 誤。高速砥石切断機やガス切断は、熱でライニングを傷めるため使いません。自動金のこ盤など、熱を加えにくい工具で切断します。

覚え方のポイント
ライニング鋼管は「熱を加えない(切断もあぶりも×)」「面取り」「管端防食継手」の3点が要点です。
問35-5
水道用ポリエチレン二層管を金属継手で接合する場合の作業に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの組合せはどれか。

ア 管を管軸に対して直角に切断する。
イ 管に接着剤を塗って継手に差し込み、しばらく保持して接着させる。
ウ 管端にインコアを奥まで確実に挿入してから、継手に差し込んで締め付ける。
エ 管と継手を電熱線で加熱して融着させ、締付けは一切行わない。
  • ①ア、ウ
  • ②イ、ウ
  • ③イ、エ
  • ④ア、エ
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正解 ①ア、ウ
解説
ア 適当。斜めに切断すると、継手への挿入や水密性が不十分になります。
イ 不適当。ポリエチレン管は接着剤では接合できません。
ウ 適当。インコアが、締付けによる管のつぶれを防ぎます。
エ 不適当。電熱線による融着は、電気融着式継手の方法です。
したがって、適当なものの組合せは「ア、ウ」です。

覚え方のポイント
ポリエチレン二層管の金属継手接合は「直角に切断→インコアを奥まで挿入→差し込んで締付け」。接着剤も融着も使いません。
問45-5
電気融着式継手(EF継手)による接合作業に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの数はどれか。

ア 融着する管の外面は、酸化した表層を残したまま切削せずに接合する。
イ 切削した面の清掃には、エタノールやアセトンではなく水を含ませた布を使う。
ウ 雨天時は、通電中だけ接合部を覆えば、事前に乾燥させる必要はない。
エ 融着が終わったら、所定の冷却時間は動かさない。
  • ①1
  • ②2
  • ③3
  • ④4
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正解 ①1
解説
ア 不適当。管の外面の酸化した表層は、専用のスクレーパで切削して新しい面を出してから接合します。
イ 不適当。切削した面は、エタノールやアセトンなどを含ませた布で清掃し、乾燥させてから接合します。水分や汚れは融着不良の原因になります。
ウ 不適当。水や泥、油分が付着していると融着不良の原因になるため、よく乾燥させてから通電します。雨天時は、作業の前から接合部がぬれないよう養生します。
エ 適当。冷却中に管を動かすと、接合部が不良になります。
したがって、適当なものは1つです。

覚え方のポイント
EF継手は「スクレーパで切削→清掃・乾燥→差込み→通電→冷却中は動かさない」。ぬれた管に通電しないことが最大の注意点です。
問55-5
硬質ポリ塩化ビニル管のTS継手による接合作業に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①接着剤を多量に塗り、塗布後しばらく乾かしてから挿入する。
  • ②接着剤を適量均一に塗り、すぐに挿入して所定の時間保持する。
  • ③接着剤を受口にだけ塗り、管の外面には塗らずに挿入する。
  • ④接着剤を塗って挿入した後は、すぐに手を離して次の接合に移る。
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正解 ②接着剤を適量均一に塗り、すぐに挿入して所定の時間保持する。
解説
TS継手の接合では、管の外面と受口の内面に接着剤を適量均一に塗り、塗布後すぐに管を受口に挿入し、管が押し戻されないよう所定の時間保持します。はみ出した接着剤は拭き取ります。
接着剤を塗ってから時間を置くと、接着剤が乾いて十分に接着できなくなります。また、塗りすぎると溶剤が管を傷めたり、管内に溶剤の蒸気が残って水に臭いがついたりする原因になります。

他の選択肢が誤りである理由
・多量に塗ったり、乾かしてから挿入したりしてはいけません。
・管の外面と受口の内面の両方に塗ります。
・挿入した後は、管が押し戻されないよう所定の時間保持します。

覚え方のポイント
TS接合は「適量・均一・すぐ挿入・保持・拭き取り」。
問65-5
ステンレス鋼鋼管のプレス式継手による接合に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①所定の位置まで挿入したことを確認し、専用工具でプレスして接合する。
  • ②管を挿入した後、プレス工具は使わずに、ナットを締め付けて固定する。
  • ③管と継手に接着剤を塗って差し込み、しばらく保持して接着させる。
  • ④管を挿入する深さは確認せず、差し込めた位置でそのままプレスする。
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正解 ①所定の位置まで挿入したことを確認し、専用工具でプレスして接合する。
解説
プレス式継手は、継手の中のゴム輪で水密性を保ち、専用の工具で継手を管にプレスして固定する継手です。管に挿入深さの印(マーキング)をつけ、所定の位置まで確実に挿入したことを確認してからプレスします。
挿入が不十分なままプレスすると、抜け出しや漏水の原因になります。

他の選択肢が誤りである理由
・ナットを締め付けて固定するのは伸縮可とう式継手などの方法で、プレス式継手は専用工具でプレスします。
・接着剤は使いません。
・挿入深さの確認は欠かせません。

覚え方のポイント
プレス式は「マーキング・挿入確認・専用工具でプレス」。
問75-5
銅管のろう付け(はんだ付け)接合に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①管の外面と継手の内面は清掃せず、フラックスはできるだけ多く使うようにする。
  • ②ろう付けの前に、管と継手のすき間をできるだけ大きくとっておくのがよい。
  • ③管の外面と継手の内面を清掃し、フラックスは必要以上に使わないようにする。
  • ④ろう付けは、管と継手のすき間に接着剤を流し込んで固める方法である。
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正解 ③管の外面と継手の内面を清掃し、フラックスは必要以上に使わないようにする。
解説
銅管のろう付けは、管と継手のすき間に溶かしたろう(はんだなど)を流し込んで接合する方法です。管の外面と継手の内面をよく清掃し、ろうのなじみをよくするフラックスを適量塗って行います。
フラックスを使いすぎて管内に残ると、腐食の原因になるため、必要以上に使わないようにします。

他の選択肢が誤りである理由
・清掃は必要で、フラックスの使いすぎは腐食の原因になります。
・ろうは毛細管現象ですき間に流れ込むため、すき間を大きくすると接合不良になります。
・ろう付けは、接着剤ではなく溶かした金属(ろう)で接合する方法です。

覚え方のポイント
銅管のろう付けは「清掃・フラックスは適量」。
問85-5
ダクタイル鋳鉄管のメカニカル継手(K形など)の接合に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①押輪のボルトは締め付けず、管の自重だけで受口に差し込んで固定する。
  • ②押輪のボルトは、1本ずつ順番に最後まで強く締め付けてから、次に移る。
  • ③ゴム輪は、挿し口に装着する前に接着剤で受口に固定しておく。
  • ④押輪のボルトは、対角の位置のものを順に少しずつ均等に締め付ける。
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正解 ④押輪のボルトは、対角の位置のものを順に少しずつ均等に締め付ける。
解説
メカニカル継手は、受口と挿し口の間にゴム輪を入れ、押輪をボルトで締め付けてゴム輪を圧縮し、水密性を確保する継手です。ボルトは、対角の位置のものを順に少しずつ締めていき、押輪と受口の間隔が全周で均等になるように締め付けます。
1本ずつ最後まで締めると、押輪が傾いてゴム輪が均等に圧縮されず、漏水の原因になります。

他の選択肢が誤りである理由
・1本ずつ締めると、締付けが不均等になります。
・ゴム輪は挿し口に装着し、滑剤を塗って受口に挿入します。接着剤は使いません。
・押輪のボルトを締め付けて接合します。

覚え方のポイント
ボルトの締付けは「対角・少しずつ・均等に」。サドル付分水栓と同じ考え方です。
問95-5
管と、その管の一般的な接合方法の組合せとして、不適当なものはどれか。
  • ①ライニング鋼管 ― 管端防食継手によるねじ接合
  • ②硬質ポリ塩化ビニル管 ― TS継手による接着接合
  • ③ポリエチレン二層管 ― TS継手による接着接合
  • ④水道配水用ポリエチレン管 ― 電気融着式継手
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正解 ③ポリエチレン二層管 ― TS継手による接着接合
解説
ポリエチレンは接着剤が効きにくいため、水道用ポリエチレン二層管は接着剤による接合ができません。インコアを挿入して締め付ける金属継手で接合します。

他の選択肢が正しい理由
・ライニング鋼管は、管端防食継手を使ってねじ接合します。
・硬質ポリ塩化ビニル管は、TS継手による接着接合やゴム輪形継手で接合します。
・水道配水用ポリエチレン管は、電気融着式継手や金属継手で接合します。

覚え方のポイント
「接着剤=塩ビ管だけ」。ポリエチレン系は「金属継手か融着」です。
問105-5
給水管の接合方法に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの数はどれか。

ア ライニング鋼管の切断には、パイプカッターを使うのがよい。
イ ポリエチレン二層管の金属継手による接合では、インコアを使用する。
ウ 電気融着式継手の接合では、融着面を切削して清掃し、乾燥させる。
エ 硬質ポリ塩化ビニル管のTS接合では、接着剤を塗布後すぐに挿入する。
  • ①1
  • ②2
  • ③3
  • ④4
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正解 ③3
解説
ア 不適当。パイプカッターは管端を変形させ、ライニングを傷めるおそれがあるため使いません。自動金のこ盤などで直角に切断します。
イ 適当。インコアで管の変形を防ぎます。
ウ 適当。スクレーパで切削し、エタノールなどで清掃・乾燥させてから融着します。
エ 適当。接着剤が乾かないうちに挿入し、所定の時間保持します。
したがって、適当なものはイ、ウ、エの3つです。

覚え方のポイント
接合の不良は漏水・抜け出し・水質悪化に直結します。管種ごとの「やってはいけないこと」を押さえます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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