2026年版・5-3

工事法:給水管の埋設深さ・明示・防護の一問一答

給水装置工事主任技術者試験「給水装置工事法」から、工事法:給水管の埋設深さ・明示・防護に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は四肢択一式と五肢択一式が混在しますが、ここでは全て4択で出題しています。

問15-3
宅地部分に布設する給水管の埋設深さの標準として、適当なものはどれか。
  • ①1.5m以上
  • ②0.6m以上
  • ③0.3m以上
  • ④1.2m以上
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正解 ③0.3m以上
解説
宅地部分に布設する給水管の埋設深さは、荷重、衝撃等を考慮して0.3m以上を標準とします。
道路部分に布設する給水管の埋設深さは、道路管理者との協議によります。道路法施行令第11条の3では、水管の本線の頂部と路面との距離は1.2m(工事実施上やむを得ない場合は0.6m)を超えていることとされています。寒冷地では、これらに加えて凍結深度より深く埋設します。

他の選択肢が誤りである理由
・0.6mは、道路法施行令で工事実施上やむを得ない場合の水管の本線の値です。
・1.2mは、道路法施行令の水管の本線の値です。
・1.5m以上という標準はありません。

覚え方のポイント
「宅地0.3m以上」「道路の本線1.2m(やむを得ない場合0.6m)」。
問25-3
次の図の道路の断面で、道路法施行令に定める、道路の地下に設ける水管の本線の頂部と路面との距離として、適当なものはどれか。
路面水管(本線)距離は?頂部
  • ①0.3m(工事実施上やむを得ない場合は0.1m)を超えていること
  • ②0.6m(工事実施上やむを得ない場合は0.3m)を超えていること
  • ③1.5m(工事実施上やむを得ない場合は1.2m)を超えていること
  • ④1.2m(工事実施上やむを得ない場合は0.6m)を超えていること
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正解 ④1.2m(工事実施上やむを得ない場合は0.6m)を超えていること
解説
道路法施行令第11条の3第1項第2号ロは、水管又はガス管を地下に設ける場合、その本線の頂部と路面との距離が1.2m(工事実施上やむを得ない場合にあっては0.6m)を超えていることを求めています。
道路の下に給水管を布設する場合の具体的な埋設深さは、道路管理者との協議によって決まります。

他の選択肢が誤りである理由
・0.6m(0.3m)、1.5m(1.2m)、0.3m(0.1m)という組合せは、道路法施行令の規定ではありません。

覚え方のポイント
道路の水管・ガス管の本線は「1.2m、やむを得なければ0.6m」。
問35-3
道路部分に布設する給水管の明示に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①口径75mm以上の給水管は、明示テープや明示シートなどで管を明示する。
  • ②口径13mm以上のすべての給水管に、明示テープを巻かなければならない。
  • ③給水管の明示は宅地部分だけに行い、道路部分の給水管には行わない。
  • ④給水管の明示には、ガス管と同じ色である緑色の明示テープを使用する。
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正解 ①口径75mm以上の給水管は、明示テープや明示シートなどで管を明示する。
解説
道路部分に布設する口径75mm以上の給水管には、明示テープ、明示シートなどにより管を明示します。道路法施行規則では、外径0.08mに満たない水管などは明示の対象から除かれており、明示する事項は名称・管理者・埋設した年などで、おおむね2m以下の間隔で行うこととされています。
明示の色は、水道管は青色とされています(ガス管は緑色、下水道管は茶色など)。他の工事で誤って掘削・損傷されることを防ぐためのものです。

他の選択肢が誤りである理由
・すべての口径が対象ではありません。
・道路部分でこそ、他工事による損傷を防ぐための明示が重要です。
・水道管の明示は青色です。緑色はガス管です。

覚え方のポイント
「道路の75mm以上は明示・水道は青」。宅地部分でも、維持管理上必要な場合は明示杭などで位置を示します。
問45-3
給水管を他の埋設物に近接して布設する場合の間隔として、一般に確保するよう求められているものはどれか。
  • ①5cm以上
  • ②10cm以上
  • ③30cm以上
  • ④1cm以上
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正解 ③30cm以上
解説
給水管を他の埋設物(ガス管、下水道管、電線管など)に近接して布設すると、他の埋設物の工事の際に給水管を損傷したり、漏水による土砂の流出(サンドブラスト現象など)で他の埋設物を傷つけたりするおそれがあります。
このため、給水管と他の埋設物との間隔は、原則として30cm以上確保します。やむを得ず間隔がとれない場合は、防護措置を講じます。

他の選択肢が誤りである理由
・10cm以上、5cm以上、1cm以上では、他の工事による損傷や相互の影響を防ぐには不十分です。

覚え方のポイント
「他の埋設物とは30cm以上離す」。分岐位置の30cmと同じ数字です。
問55-3
給水管の布設に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの数はどれか。

ア 給水管が水路を横断する場合は、原則として水路の下を横断する。
イ やむを得ず水路の上を越して横断する場合は、低水位の高さに設ければ防護は不要である。
ウ 給水管が構造物の基礎や壁を貫通する場合は、防護せずに構造物に接触させたまま布設する。
エ 給水管は、構造物の基礎の中にコンクリートで直接埋め込んで固定するのが望ましい。
  • ①1
  • ②2
  • ③3
  • ④4
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正解 ①1
解説
ア 適当。水路の下をくぐらせる伏越しが原則です。
イ 不適当。水路の上を越す場合は、高水位以上の高さに設け、さや管などで防護します。
ウ 不適当。貫通部にはさや管を設けるなどして給水管を防護します。接触させたままだと、振動や変位で損傷するおそれがあります。
エ 不適当。基礎の中に直接埋め込むと、変位で破損したときに修理ができません。
したがって、適当なものは1つです。

覚え方のポイント
水路の横断は「原則は下(伏越し)」「上を越すなら高水位以上+防護」。構造物の貫通部はさや管で防護し、埋め込まないのが原則です。
問65-3
構造物と給水管の関係に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの組合せはどれか。

ア 給水管が構造物の基礎や壁を貫通する場合は、貫通部にさや管を設けるなどして給水管を防護する。
イ 家屋の主配管は、漏水時に構造物を壊して修理できるよう、構造物の下を通過させる経路とする。
ウ 給水管は、構造物に接触させたまま布設してよい。
エ 構造物の沈下や地震による変位を考慮し、伸縮可とう性のある継手を使うなどの配慮をする。
  • ①イ、エ
  • ②ア、エ
  • ③イ、ウ
  • ④ア、ウ
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正解 ②ア、エ
解説
ア 適当。貫通部で給水管が構造物に接したままだと、振動や構造物の変位で給水管が損傷するおそれがあるためです。
イ 不適当。家屋の主配管は、構造物の下の通過を避けること等により、漏水時の修理を容易に行うことができるようにしなければなりません(給水装置の構造及び材質の基準に関する省令第1条第3項)。
ウ 不適当。構造物に接触させたままだと、振動や変位で損傷するおそれがあります。
エ 適当。給水管に無理な力がかからないようにするためです。
したがって、適当なものの組合せは「ア、エ」です。

覚え方のポイント
構造物の周りの給水管は「貫通部はさや管で防護」「変位を吸収する継手」「家屋の主配管は構造物の下を避ける」。
問75-3
埋設した給水管の埋戻しに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①管の直上を重機で強く締め固めて、1回で一気に地表まで埋め戻す。
  • ②管の周囲には掘削で出た石やコンクリート片をそのまま入れて埋め戻す。
  • ③管の周囲は良質な土砂で埋め戻し、層ごとに十分に締め固めていく。
  • ④管の周囲は掘削土をそのまま戻し、最後に地表面だけを締め固める。
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正解 ③管の周囲は良質な土砂で埋め戻し、層ごとに十分に締め固めていく。
解説
埋戻しは、管の周囲を良質な土砂(石などを含まないもの)で埋め戻し、一定の厚さごとに十分締め固めます。締固めが不十分だと、後で地盤が沈下して管に無理な力がかかったり、道路の路面が陥没したりする原因になります。
道路部分の埋戻しは、道路管理者の定める方法に従います。

他の選択肢が誤りである理由
・石やコンクリート片が管に当たると、管を損傷するおそれがあります。
・管の直上を重機で強く締め固めたり、一気に埋め戻したりすると、管を損傷したり締固めが不十分になったりします。
・地表面だけを締め固めても下の層は締まらず、後で地盤沈下や管の損傷の原因になります。

覚え方のポイント
埋戻しは「良質土・層ごとに・十分締固め」。
問85-3
寒冷地で給水管を地中に埋設する場合の埋設深さに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①凍結深度に関係なく、宅地部分の標準である0.3mで埋設すれば足りる。
  • ②凍結深度より深く埋設し、できない場合は保温材で被覆するなどで対策する。
  • ③凍結深度より浅く埋設し、冬季は管内の水を常に流し続けて凍結を防止する。
  • ④凍結深度にかかわらず、道路と同じく1.2mの深さで一律に埋設すればよい。
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正解 ②凍結深度より深く埋設し、できない場合は保温材で被覆するなどで対策する。
解説
寒冷地では、給水管を凍結深度より深く埋設することが凍結防止の基本です。凍結深度は地域によって異なり、水道事業者が定めている値を参考にします。
やむを得ず凍結深度より浅く埋設する場合や、屋外に露出する部分は、保温材で被覆したり、水抜き用の給水用具を設けたりする措置をとります。

他の選択肢が誤りである理由
・凍結深度より浅いと凍結のおそれがあります。水を流し続ける方法は水の浪費になります。
・寒冷地では、宅地の標準の0.3mでは凍結深度に達しないことがあります。
・凍結深度は地域によって異なり、一律の深さでは凍結深度に達しない場合があります。

覚え方のポイント
「寒冷地は凍結深度より深く」。0.3mはあくまで一般の宅地の標準です。
問95-3
埋設した給水管の位置を示すための明示に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
  • ①道路部分の口径75mm以上の給水管は、明示テープなどで明示する。
  • ②明示する事項には、名称、管理者、埋設した年などがある。
  • ③宅地部分でも、維持管理上必要な場合は明示杭などで位置を示す。
  • ④水道管の明示テープの色は、ガス管と同じ緑色が用いられる。
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正解 ④水道管の明示テープの色は、ガス管と同じ緑色が用いられる。
解説
埋設物の明示の色は、埋設物の種類ごとに決められており、水道管は青色、ガス管は緑色、下水道管は茶色などとされています。色を分けることで、掘削工事の際に埋設物の種類を見分け、誤って損傷することを防ぎます。

他の選択肢が正しい理由
・道路部分の口径75mm以上の給水管は、明示テープなどで明示します。
・道路法施行規則では、明示する事項として名称、管理者、埋設した年などが定められています。
・宅地部分でも、維持管理のために明示杭や明示板で位置を示すことがあります。

覚え方のポイント
「水道=青、ガス=緑、下水=茶」。
問105-3
給水管の埋設と防護に関する次の記述ア〜エの正誤の組合せとして、適当なものはどれか。

ア 宅地部分に布設する給水管の埋設深さは、0.3m以上を標準とする。
イ 給水管と他の埋設物との間隔は、原則として30cm以上確保する。
ウ 水路を横断する場合は、原則として水路の上を越して布設する。
エ 道路部分の口径75mm以上の給水管は、明示テープなどで明示する。
  • ①ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:正
  • ②ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
  • ③ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:誤
  • ④ア:誤 イ:誤 ウ:誤 エ:正
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正解 ①ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:正
解説
ア 正。宅地部分は0.3m以上が標準です。
イ 正。他の埋設物とは原則として30cm以上離します。
ウ 誤。水路の横断は、原則として水路の下を横断します。やむを得ず上を越す場合は、高水位以上の高さに設けて防護します。
エ 正。道路部分の口径75mm以上の給水管は明示します。

覚え方のポイント
埋設の数字は「宅地0.3m・本線1.2m(0.6m)・離隔30cm・明示75mm以上」。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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