2026年版・4-5

構造:水撃限界・耐寒・耐久性能基準の一問一答

給水装置工事主任技術者試験「給水装置の構造及び性能」から、構造:水撃限界・耐寒・耐久性能基準に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は四肢択一式と五肢択一式が混在しますが、ここでは全て4択で出題しています。

問14-5
給水装置の構造及び材質の基準に関する省令に定める水撃限界性能基準の内容として、適当なものはどれか。
  • ①流速1m/s又は動水圧1.5MPaで止水機構を急閉止したとき、上昇する圧力が0.15MPa以下であること。
  • ②流速2m/s又は動水圧0.15MPaで止水機構を急閉止したとき、上昇する圧力が1.5MPa以下であること。
  • ③流速2m/s又は動水圧0.15MPaで止水機構を急閉止したとき、上昇する圧力が1.75MPa以上であること。
  • ④流速5m/s又は動水圧0.5MPaで止水機構をゆっくり閉止しても、上昇する圧力が全く生じないこと。
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正解 ②流速2m/s又は動水圧0.15MPaで止水機構を急閉止したとき、上昇する圧力が1.5MPa以下であること。
解説
省令第3条により、水栓その他水撃作用を生じるおそれのある給水用具は、給水用具内の流速を2m/s又は動水圧を0.15MPaとする条件で、止水機構を急閉止(自動で閉止するものは自動閉止)したとき、その水撃作用により上昇する圧力が1.5MPa以下である性能を有していなければなりません。

他の選択肢が誤りである理由
・流速・動水圧・上昇圧力の値が入れ替わっています。
・上昇する圧力は1.5MPa以下でなければなりません。1.75MPaは耐圧性能試験の値です。
・急閉止したときの性能を確かめる試験です。

覚え方のポイント
水撃限界は「2m/s・0.15MPa → 上昇1.5MPa以下」。
問24-5
給水装置の構造及び材質の基準に関する省令に定める水撃限界性能基準に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの数はどれか。

ア 水栓その他水撃作用を生じるおそれのある給水用具は、流速2m/s又は動水圧0.15MPaの条件で止水機構を急閉止したとき、上昇する圧力が1.5MPa以下であること。
イ 水撃限界性能を有しない給水用具でも、上流側に近接してエアチャンバーその他の水撃防止器具を設置すれば、この基準の適用を受けない。
ウ 水撃限界性能を有しない給水用具は、下流側の遠く離れた位置に逆止弁を設置すれば、この基準の適用を受けない。
エ 水撃作用を小さくするには、給水用具の止水機構を、より急速に閉止できる構造のものにするとよい。
  • ①1
  • ②2
  • ③3
  • ④4
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正解 ②2
解説
ア 適当。省令第3条本文のとおりです。
イ 適当。同条ただし書のとおりです。水撃は止水した箇所から上流側に伝わるため、上流側に近接して設置します。
ウ 不適当。逆止弁は逆流防止の器具で、水撃の防止にはなりません。また、水撃防止器具は上流側に近接して設置します。
エ 不適当。急速に閉止すると、水撃はかえって大きくなります。
したがって、適当なものは2つです。

覚え方のポイント
水撃限界は「2m/s又は0.15MPaで急閉止→上昇1.5MPa以下」。適合しないものは「上流側に近接してエアチャンバー等」で救済されます。
問34-5
水撃作用を生じるおそれのある給水用具として、一般に挙げられるものの組合せとして、適当なものはどれか。
  • ①空気弁・吸排気弁・バキュームブレーカ
  • ②仕切弁・ボール止水栓・甲形止水栓・玉形弁
  • ③レバー式水栓・ボールタップ・電磁弁
  • ④減圧式逆流防止器・逆止弁・定流量弁
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正解 ③レバー式水栓・ボールタップ・電磁弁
解説
水撃作用は、止水機構が急に閉止したときに生じます。シングルレバー式水栓(レバーを押し下げるだけで瞬時に閉じる)、ボールタップ(水位が上がると閉じる)、電磁弁(電気で瞬時に閉じる)のほか、洗浄弁や元止め式瞬間湯沸器などが、水撃作用を生じるおそれのある給水用具として挙げられます。

他の選択肢が誤りである理由
・仕切弁や止水栓は、ハンドルを何回も回して開閉するものが多く、急閉止による水撃は起こりにくい器具です(ボール止水栓は急に操作しないよう注意します)。
・空気弁、吸排気弁、バキュームブレーカは、空気の出し入れをする器具です。
・逆流防止器、逆止弁、定流量弁は、止水のための操作をする器具ではありません。

覚え方のポイント
「瞬時に閉まる器具=水撃の要注意リスト」。レバー式水栓・ボールタップ・電磁弁・洗浄弁・元止め式瞬間湯沸器。
問44-5
給水装置の構造及び材質の基準に関する省令に定める耐寒性能基準の試験条件として、適当なものはどれか。
  • ①零下10度プラスマイナス2度の温度で1時間保持した後に通水する。
  • ②零下20度プラスマイナス2度の温度で1時間保持した後に通水する。
  • ③零下20度プラスマイナス2度の温度で24時間保持した後に通水する。
  • ④零下40度プラスマイナス5度の温度で10分間保持した後に通水する。
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正解 ②零下20度プラスマイナス2度の温度で1時間保持した後に通水する。
解説
省令第6条により、耐寒性能試験では、零下20度プラスマイナス2度の温度で1時間保持した後に通水し、そのうえで耐圧性能、水撃限界性能、逆流防止性能及び負圧破壊性能(第5条第1項第1号の性能)のうち、その給水装置に係るものを有していることを確かめます。
対象は、屋外で気温が著しく低下しやすい場所その他凍結のおそれのある場所に設置されている給水装置です。

他の選択肢が誤りである理由
・温度は零下20度プラスマイナス2度です。零下10度ではありません。
・保持する時間は1時間です。24時間ではありません。
・零下40度・10分間という条件はありません。

覚え方のポイント
耐寒は「−20±2℃・1時間」。その後に「耐圧・水撃限界・逆流防止(負圧破壊を含む)」の性能を確かめます。
問54-5
凍結のおそれのある場所に設置される給水装置の耐寒性能基準に関する次の記述のうち、省令の規定として適当なものはどれか。
  • ①弁類は、耐久性能試験で10万回開閉してから耐寒性能試験を行う。
  • ②弁類は、耐久性能試験で1万回開閉してから耐寒性能試験を行う。
  • ③耐寒性能基準は、暖房が効いた屋内の給水装置にも必ず適用される。
  • ④断熱材で被覆するなど凍結防止の措置を講じても、必ず適用される。
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正解 ①弁類は、耐久性能試験で10万回開閉してから耐寒性能試験を行う。
解説
省令第6条により、屋外で気温が著しく低下しやすい場所その他凍結のおそれのある場所に設置されている給水装置のうち、減圧弁・逃し弁・逆止弁・空気弁・電磁弁(弁類)は、耐久性能試験で10万回の開閉操作を繰り返し、かつ、耐寒性能試験で零下20度プラスマイナス2度の温度で1時間保持した後に通水したとき、耐圧・水撃限界・逆流防止(負圧破壊を含む)の性能を有していなければなりません。
ただし、断熱材で被覆すること等により適切な凍結の防止のための措置が講じられているものは、この限りではありません。

他の選択肢が誤りである理由
・弁類の耐久性能試験は10万回の開閉操作です。1万回ではありません。
・対象は凍結のおそれのある場所に設置されるものです。
・断熱材で被覆するなどの措置が講じられていれば、適用されません。

覚え方のポイント
「凍結のおそれのある場所の弁類=10万回+−20℃」。断熱材などの措置があれば適用除外です。
問64-5
給水装置の構造及び材質の基準に関する省令に定める耐久性能基準の内容として、適当なものはどれか。
  • ①給水管について、10年間の使用の後、耐圧・浸出・耐寒の性能を有していること。
  • ②弁類について、1万回の開閉操作の後、耐圧・浸出・負圧破壊の性能を有すること。
  • ③水栓について、10万回の開閉操作の後、耐圧・水撃限界・逆流防止の性能を有すること。
  • ④弁類について、10万回の開閉操作の後、耐圧・水撃限界・逆流防止の性能を有すること。
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正解 ④弁類について、10万回の開閉操作の後、耐圧・水撃限界・逆流防止の性能を有すること。
解説
省令第7条により、弁類(前条本文に規定するもの=凍結のおそれのある場所のものを除く)は、耐久性能試験により10万回の開閉操作を繰り返した後、当該給水装置に係る耐圧性能、水撃限界性能、逆流防止性能及び負圧破壊性能(第5条第1項第1号の性能)を有していなければなりません。
弁類は、人が操作しなくても水圧などで頻繁に作動を繰り返しながら長期間使われるため、使い続けても性能が保たれることを確かめるのです。

他の選択肢が誤りである理由
・開閉操作の回数は10万回で、確かめる性能は耐圧・水撃限界・逆流防止です。
・耐久性能基準の対象は弁類で、水栓は対象ではありません。
・給水管の使用年数で判断する基準ではありません。

覚え方のポイント
耐久は「弁類・10万回・その後に耐圧・水撃限界・逆流防止(負圧破壊を含む)」。耐寒の後に確かめる性能と同じです。
問74-5
耐寒性能試験や耐久性能試験の後に、有していることを確認する性能の組合せとして、適当なものはどれか。
  • ①耐圧性能・浸出性能・負圧破壊性能
  • ②浸出性能・水撃限界性能・負圧破壊性能
  • ③耐圧性能・水撃限界性能・逆流防止性能
  • ④浸出性能・水撃限界性能・耐寒性能
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正解 ③耐圧性能・水撃限界性能・逆流防止性能
解説
省令第6条(耐寒)と第7条(耐久)は、いずれも試験の後に、当該給水装置に係る第1条第1項に規定する性能(耐圧)、第3条に規定する性能(水撃限界)、第5条第1項第1号に規定する性能(逆流防止・負圧破壊)を有していることを求めています。
凍結や繰り返しの使用によって、器具の強さ・止水時の水撃・逆流防止の機能が損なわれていないかを確かめるためです。

他の選択肢が誤りである理由
・浸出性能は、耐寒・耐久の試験後の確認項目ではありません。
・耐寒性能そのものは、確認項目ではありません。
・なお、第5条第1項第1号には負圧破壊性能も含まれるため、負圧破壊性能を持つ給水用具では、耐寒・耐久の試験後に負圧破壊性能も確認します。

覚え方のポイント
「寒さや使い込みの後に確かめるのは、耐圧・水撃限界・逆流防止(負圧破壊を含む)」。浸出は含みません。
問84-5
耐寒性能基準が適用される給水装置の設置場所として、省令に定められているものはどれか。
  • ①地中の凍結深度より十分に深い位置に埋設されて凍結しない場所
  • ②日当たりのよい南向きの屋外で、冬でも凍結のおそれのない場所
  • ③暖房設備のある屋内で、一年を通じて常に室温が保たれている場所
  • ④屋外で気温が著しく低下しやすい場所など凍結のおそれのある場所
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正解 ④屋外で気温が著しく低下しやすい場所など凍結のおそれのある場所
解説
省令第6条は、耐寒性能基準の対象を「屋外で気温が著しく低下しやすい場所その他凍結のおそれのある場所に設置されている給水装置」としています。
寒冷地の屋外に露出する給水用具などが代表的な対象です。

他の選択肢が誤りである理由
・凍結のおそれのない場所は、対象ではありません。
・常に室温が保たれている屋内は、凍結のおそれがないため対象ではありません。
・凍結深度より深く埋設された部分は、凍結のおそれがありません。

覚え方のポイント
耐寒は「凍結のおそれのある場所」の給水装置が対象。凍結のおそれがなければ適用されません。
問94-5
耐久性能基準が弁類に適用されている理由として、適当なものはどれか。
  • ①一度取り付けると二度と作動しないため、取付け時の性能だけを確かめれば足りるから。
  • ②頻繁に作動を繰り返しつつ長期間使われるため、性能の低下を確かめる必要があるから。
  • ③飲用の水が直接触れる部品であるため、水質への影響を確かめる必要があるから。
  • ④凍結のおそれのない屋内でしか使用しないため、特別な試験は必要がないから。
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正解 ②頻繁に作動を繰り返しつつ長期間使われるため、性能の低下を確かめる必要があるから。
解説
減圧弁・逃し弁・逆止弁・空気弁・電磁弁などの弁類は、使用者が意識しなくても水圧の変化などに応じて頻繁に作動を繰り返し、しかも長期間使われます。そのため、多数回の開閉操作を繰り返した後でも性能が保たれていることを、耐久性能試験(10万回)で確かめます(省令第7条)。

他の選択肢が誤りである理由
・弁類は頻繁に作動するため、耐久性能が問われます。
・水質への影響は、浸出性能基準で確かめます。
・弁類は屋外などでも使われ、凍結のおそれのある場所では耐寒性能も求められます。

覚え方のポイント
「自動で何度も動く弁=耐久性能が必要」。
問104-5
水撃限界・耐寒・耐久性能基準に関する次の記述ア〜エの正誤の組合せとして、適当なものはどれか。

ア 水撃限界性能基準では、急閉止による上昇圧力が1.5MPa以下であることが求められる。
イ 耐寒性能試験では、零下20度プラスマイナス2度で24時間保持した後に通水する。
ウ 耐久性能試験では、弁類について10万回の開閉操作を繰り返す。
エ 水撃防止器具は、給水用具の下流側に離して設置する。
  • ①ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
  • ②ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
  • ③ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:正
  • ④ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正
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正解 ①ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
解説
ア 正。省令第3条のとおりです。
イ 誤。保持する時間は1時間です(省令第6条)。
ウ 正。省令第6条・第7条のとおりです。
エ 誤。水撃防止器具は、給水用具の上流側に近接して設置します(省令第3条ただし書)。

覚え方のポイント
数字は「水撃=2m/s・0.15MPa・1.5MPa」「耐寒=−20±2℃・1時間」「耐久=10万回」。位置は「上流側に近接」。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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