2026年版・3-6

概要:給水用具(水栓・ボールタップ・逆流防止用具)の一問一答

給水装置工事主任技術者試験「給水装置の概要」から、概要:給水用具(水栓・ボールタップ・逆流防止用具)に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

全10問/解説つき・基本無料

アプリ形式で解く(全600問) 給水装置の概要の要点解説を読む
問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は四肢択一式と五肢択一式が混在しますが、ここでは全て4択で出題しています。

問13-6
湯水混合水栓に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの組合せはどれか。

ア シングルレバー式は、1本のレバーハンドルで吐水・止水と、吐水量・温度の調整ができる。
イ シングルレバー式は、手を離すと一定の時間が経過した後に自動的に止水する。
ウ サーモスタット式は、温度調節ハンドルで温度を設定すると、給水・給湯の圧力や温度が変動してもほぼ一定の温度の湯を出す。
エ 2ハンドル式は、温度調節ハンドルで設定した温度を自動で保つ。
  • ①イ、ウ
  • ②ア、ウ
  • ③ア、エ
  • ④イ、エ
答えと解説を見る
正解 ②ア、ウ
解説
ア 適当。レバーを上下させて吐水・止水と吐水量を、左右に動かして温度を調整します。
イ 不適当。手を離すと一定時間後に自動的に止水するのは、自閉水栓です。
ウ 適当。内部の感温部が温度を感知して、湯と水の混合比を自動的に調整します。
エ 不適当。2ハンドル式は、湯と水のハンドルをそれぞれ回して温度と量を調整します。設定温度を自動で保つのはサーモスタット式です。
したがって、適当なものの組合せは「ア、ウ」です。

覚え方のポイント
混合水栓は「シングルレバー=1本で量も温度も」「サーモスタット=設定温度を自動で保つ」「2ハンドル=湯と水を別々に」。
問23-6
給水用具とその働きに関する次の記述ア〜エの正誤の組合せとして、適当なものはどれか。

ア サーモスタット式混合水栓は、温度調節ハンドルで設定した温度の湯を自動的に出す。
イ 自閉水栓は、ハンドルやボタンから手を離すと、一定時間後に自動的に止水する。
ウ ボールタップは、管内が負圧になると空気を取り入れて逆流を防止する。
エ バキュームブレーカは、浮き玉の上下によって水槽の水位を一定に保つ。
  • ①ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:正
  • ②ア:誤 イ:誤 ウ:誤 エ:正
  • ③ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
  • ④ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
答えと解説を見る
正解 ③ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
解説
ア 正。感温部(形状記憶合金のばねなど)が混合比を自動で調整します。
イ 正。閉め忘れによる水の浪費を防げるため、公共施設などで使われます。
ウ 誤。負圧時に空気を取り入れて逆流を防ぐのはバキュームブレーカです。ボールタップは、浮き玉の上下で水位を一定に保つ給水用具です。
エ 誤。浮き玉で水位を保つのはボールタップです。

覚え方のポイント
名前と働きの取り違えが定番のひっかけです。ボールタップ=水位、バキュームブレーカ=負圧時の吸気による逆流防止、自閉水栓=自動で止水。
問33-6
自閉水栓の特徴として、適当なものはどれか。
  • ①手を離すと、ばねなどの働きにより、一定時間後に自動的に止水する。
  • ②水位が下がると開き、一定の水位になると自動的に閉じる構造である。
  • ③1本のレバーハンドルで、吐水量と温度の両方を調整する構造である。
  • ④管内が負圧になると空気を取り入れ、逆流を防止する構造のものである。
答えと解説を見る
正解 ①手を離すと、ばねなどの働きにより、一定時間後に自動的に止水する。
解説
自閉水栓は、ハンドルやボタンから手を離すと、ばねの力や水圧を利用して一定時間後に自動的に止水する水栓です。閉め忘れによる水の浪費を防ぐことができるため、公共施設の手洗い場などで使われます。

他の選択肢が誤りである理由
・水位に応じて開閉するのは、ボールタップです。
・1本のレバーで吐水量と温度を調整するのは、シングルレバー式混合水栓です。
・負圧時に空気を取り入れて逆流を防ぐのは、バキュームブレーカです。

覚え方のポイント
「自閉=自分で閉まる」。節水のための水栓です。
問43-6
ボールタップに関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの数はどれか。

ア 一般形ボールタップは、浮き玉の上下の動きがてこで弁に伝わり、弁を直接開閉して水位を調整する。
イ 副弁付定水位弁は、副弁を用いず、浮き玉の動きで主弁を直接開閉する構造である。
ウ ダイヤフラム式ボールタップは、給水圧力による止水位の変動が大きく、ウォータハンマが起こりやすい。
エ 一般形ボールタップは、電磁弁とタイマーで設定した時刻に給水する構造である。
  • ①1
  • ②2
  • ③3
  • ④4
答えと解説を見る
正解 ①1
解説
ア 適当。水洗便所のロータンクや小さな水槽の給水に使われます。
イ 不適当。副弁付定水位弁は、主弁と副弁(小口径のボールタップ)を組み合わせ、副弁の開閉によって主弁を開閉させる構造です。
ウ 不適当。ダイヤフラム式ボールタップは、給水圧力による止水位の変動が小さく、ウォータハンマが起こりにくいのが特徴です。
エ 不適当。電磁弁とタイマーで給水する構造は、ボールタップではありません。
したがって、適当なものは1つです。

覚え方のポイント
ボールタップの3種類は「一般形=てこで直接開閉」「副弁付定水位弁=副弁で主弁を操作(大容量)」「ダイヤフラム式=圧力室とダイヤフラム(止水位の変動小・水撃が起きにくい)」。
問53-6
副弁付定水位弁に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①下流側の水圧を一定に保つため、上流側の高い水圧を下げて減圧する弁である。
  • ②浮き玉の動きをてこで伝え、主弁を直接開閉するだけの単純な構造である。
  • ③管内が負圧になったときに空気を取り入れ、逆流を防止するための弁である。
  • ④主弁に副弁として小口径ボールタップを組み合わせ、副弁で主弁を開閉する。
答えと解説を見る
正解 ④主弁に副弁として小口径ボールタップを組み合わせ、副弁で主弁を開閉する。
解説
副弁付定水位弁は、主弁と、副弁として働く小口径のボールタップを組み合わせた弁です。副弁が水位に応じて開閉すると、主弁の上下の圧力差が変わって主弁が開閉します。
小さな力で大口径の主弁を確実に開閉できるため、受水槽などの大きな水槽への給水に使われます。

他の選択肢が誤りである理由
・てこで主弁を直接開閉するのは、一般形ボールタップです。
・負圧時に空気を取り入れるのは、バキュームブレーカです。
・下流側の水圧を一定に保つのは、減圧弁です。

覚え方のポイント
「定水位弁=副弁(小さなボールタップ)が主弁を動かす」。受水槽の給水口の代表的な器具です。
問63-6
ダイヤフラム式ボールタップに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①給水圧力による止水位の変動が大きく、開閉が急なため水撃が起きやすい。
  • ②給水管内の空気を自動的に排出するための器具で、水位の調整機能はない。
  • ③圧力室内の圧力変化でダイヤフラムを動かして開閉し、止水位の変動が小さい。
  • ④浮き玉を使わずに、タイマーによって一定時間だけ給水するための器具である。
答えと解説を見る
正解 ③圧力室内の圧力変化でダイヤフラムを動かして開閉し、止水位の変動が小さい。
解説
ダイヤフラム式ボールタップは、浮き玉の動きで圧力室内の圧力を変化させ、その圧力変化によってダイヤフラム(ゴム製の膜)を動かして弁を開閉する構造です。
給水圧力の変化による止水位の変動が小さく、弁の開閉が緩やかなため、水撃作用が起こりにくいという特徴があります。

他の選択肢が誤りである理由
・止水位の変動が小さく、開閉が緩やかなため水撃が起こりにくいのが特徴です。
・浮き玉の動きを利用する器具で、タイマーで給水する器具ではありません。
・空気を排出するのは空気弁で、ダイヤフラム式ボールタップは水位を調整する器具です。

覚え方のポイント
「ダイヤフラム式=止水位が安定・開閉が緩やか・水撃が起きにくい」。
問73-6
大便器洗浄弁に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①一定量の水を瞬間的に多量に流すため、給水管の口径は25mm以上とする。
  • ②使用する水量が少ないため、給水管の口径は13mm以下にする必要がある。
  • ③汚水の逆流防止には逆止弁を設ければ、バキュームブレーカは不要である。
  • ④ロータンクに水をためてから流す方式で、水道の圧力は流量に影響しない。
答えと解説を見る
正解 ①一定量の水を瞬間的に多量に流すため、給水管の口径は25mm以上とする。
解説
大便器洗浄弁(フラッシュバルブ)は、ハンドルを操作すると一定量の水を瞬間的に多量に流して便器を洗浄し、自動的に閉じる給水用具です。瞬間的に大きな流量を必要とするため、給水管の口径は25mm以上とされています。
便器の汚水が逆流しないよう、バキュームブレーカを取り付けます。十分な水圧と流量が必要なため、給水方式や口径の決定の際に注意が必要です。

他の選択肢が誤りである理由
・瞬間的に多量の水を使うため、口径は25mm以上とします。
・大便器洗浄弁には、負圧による汚水の逆流を防ぐためバキュームブレーカを取り付けます。逆止弁を設ければ不要になるというものではありません。
・ロータンクを使わず、給水管から直接流す方式です。そのため水圧が流量に大きく影響します。

覚え方のポイント
「大便器洗浄弁=瞬間的に大流量・口径25mm以上・バキュームブレーカ付き」。
問83-6
寒冷地で使用される不凍栓(水抜栓)の働きとして、適当なものはどれか。
  • ①地中の凍結しない位置で止水し、止水位置より下流側の管内の水を排出する。
  • ②給水管に電熱線を巻き付け、電気で温めて管内の凍結を防止する器具である。
  • ③管内の水を高い圧力で循環させ、流れを止めないことで凍結を防止している。
  • ④凍結した水を自動的に解かすため、給水管の内部に温水を送り込む器具である。
答えと解説を見る
正解 ①地中の凍結しない位置で止水し、止水位置より下流側の管内の水を排出する。
解説
不凍栓(水抜栓)は、寒冷地で給水管の凍結を防ぐため、凍結深度より深い地中などの凍結しない位置で止水し、止水した位置より下流側の配管内の水を地中へ排出する(水を抜く)器具です。夜間や長期間使わないときに操作して、配管内に凍結する水を残さないようにします。
排出した水は地中に浸透させるため、排水口の周りに砂利を入れるなどの配慮をします。

他の選択肢が誤りである理由
・電熱線で温める器具は、凍結防止ヒーターなどで、不凍栓ではありません。
・水を循環させて凍結を防ぐ器具ではありません。
・温水を送り込んで解かす器具ではありません。

覚え方のポイント
「不凍栓=凍らない深さで止めて、上の水を抜く」。寒冷地の凍結防止の代表的な方法です。
問93-6
ホースを接続して使用する散水栓などの水栓に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①散水栓は一度に多量の水を吐水するため、必ず受水槽を経由して給水しなければならない。
  • ②ホース接続型の水栓は吐水口空間が常に確保されるため、逆流防止の機能は要らない。
  • ③散水栓は屋外に設ける給水用具であるため、構造・材質基準の適用を受けない。
  • ④ホースの先端が水に浸かり逆流するおそれがあるため、逆流防止機能付きのものを使う。
答えと解説を見る
正解 ④ホースの先端が水に浸かり逆流するおそれがあるため、逆流防止機能付きのものを使う。
解説
ホースを接続する水栓では、ホースの先端がバケツや池の水、汚れた水に浸かったまま給水管内が負圧になると、その水が吸い込まれて逆流するおそれがあります。
このため、ホース接続型の水栓には、バキュームブレーカなどの逆流防止機能を持つものを使います。

他の選択肢が誤りである理由
・ホースの先端が水に浸かると吐水口空間がなくなるため、逆流防止の機能が必要です。
・屋外の散水栓も給水装置であり、構造・材質基準の適用を受けます。
・散水栓のために受水槽を経由しなければならないという決まりはありません。

覚え方のポイント
「ホースの先は水に浸かるかもしれない=逆流に備える」。水受け容器と吐水口の関係の応用です。
問103-6
二重式逆流防止器に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①2つの逆止弁の間に逃し弁を設け、中間室の水を排水して逆流を確実に防ぐものである。
  • ②独立して作動する2つの逆止弁を組み込み、テストコックで個々の性能を確認できる。
  • ③逆止弁が1つだけの構造で、性能を確認するための機構は備えていないものである。
  • ④逆止弁の代わりにダイヤフラムを用い、管内の空気を排出する機能だけを持つものである。
答えと解説を見る
正解 ②独立して作動する2つの逆止弁を組み込み、テストコックで個々の性能を確認できる。
解説
二重式逆流防止器は、個々に独立して作動する第1逆止弁と第2逆止弁を組み込んだ逆流防止器です。テストコックを使って、それぞれの逆止弁の性能を個別に確認できます。
1つの逆止弁が故障しても、もう1つの逆止弁で逆流を防ぐことができるため、単式の逆止弁より信頼性が高くなっています。

他の選択肢が誤りである理由
・逆止弁が1つだけのものは、単式逆止弁です。
・2つの逆止弁の間に逃し弁を設けて中間室の水を排水するのは、減圧式逆流防止器です。
・空気を排出するのは空気弁で、逆流防止器ではありません。

覚え方のポイント
「二重式=逆止弁2つ+テストコック」「減圧式=逆止弁2つ+中間室の逃し弁」。違いは逃し弁の有無です。

給水装置工事主任技術者試験の対策問題(全600問)に戻る

非公式の資格試験対策サイトです。公益財団法人給水工事技術振興財団及び国土交通省・環境省とは一切関係ありません。

※本ページでは、アクセス解析(Googleアナリティクス)と、広告の配信・成果の計測(A8.net)のためにCookie等を利用し、閲覧に関する情報をGoogle LLC・株式会社ファンコミュニケーションズへ送信しています。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

【PR】