2026年版・2-4

行政:水質検査と衛生上の措置の一問一答

給水装置工事主任技術者試験「水道行政」から、行政:水質検査と衛生上の措置に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

全10問/解説つき・基本無料

アプリ形式で解く(全600問) 水道行政の要点解説を読む
問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は四肢択一式と五肢択一式が混在しますが、ここでは全て4択で出題しています。

問12-4
水道法第20条に定める水道事業者の水質検査に関する次の記述ア〜エの正誤の組合せとして、適当なものはどれか。

ア 水道事業者は、環境省令の定めるところにより、定期及び臨時の水質検査を行わなければならない。
イ 水質検査を行ったときは記録を作成し、検査を行った日から起算して5年間保存しなければならない。
ウ 水質検査に必要な検査施設は、登録水質検査機関に委託する場合でも、必ず自ら設けなければならない。
エ 水質検査の記録は、検査を行った日から起算して1年間保存すればよい。
  • ①ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:誤
  • ②ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:正
  • ③ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
  • ④ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正
答えと解説を見る
正解 ③ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
解説
ア 正。水道法第20条第1項のとおりです。
イ 正。同条第2項のとおりです。
ウ 誤。同条第3項により、必要な検査施設を設けなければなりませんが、地方公共団体の機関又は国土交通大臣及び環境大臣の登録を受けた者に委託して行うときは、この限りではありません。
エ 誤。保存期間は5年間です。1年間は健康診断の記録の保存期間です。

覚え方のポイント
水質検査は「定期及び臨時」「記録は5年保存」「登録水質検査機関などへの委託も可」。健康診断(1年)・工事の記録(3年)と保存期間を区別しましょう。
問22-4
水道法施行規則に定める定期の水質検査のうち、1日1回以上行うものとして、適当なものはどれか。
  • ①水質基準の全項目についての網羅的な検査
  • ②一般細菌と大腸菌についての細菌検査
  • ③色・濁り・消毒の残留効果に関する検査
  • ④鉛や鉄などの金属類についての成分検査
答えと解説を見る
正解 ③色・濁り・消毒の残留効果に関する検査
解説
水道法施行規則第15条第1項第1号イにより、定期の水質検査として、1日1回以上、色及び濁り並びに消毒の残留効果(残留塩素)に関する検査を行います。
これに加え、水質基準の各項目について、項目ごとに定められた回数以上の検査を行います。例えば一般細菌・大腸菌などは、おおむね1か月に1回以上とされています。

他の選択肢が誤りである理由
・一般細菌と大腸菌は、おおむね1か月に1回以上の検査項目です。
・水質基準の全項目を毎日検査する必要はありません。
・金属類は、原則としておおむね3か月に1回以上の検査で、1日1回ではありません。

覚え方のポイント
毎日の検査は「色・濁り・残留塩素」の3つ。蛇口で誰でも異常に気づける項目だと考えると覚えやすくなります。
問32-4
水道法施行規則に定める定期の水質検査で、一般細菌及び大腸菌の検査の回数として、適当なものはどれか。
  • ①おおむね1週間に1回以上
  • ②おおむね1年に1回以上
  • ③おおむね3か月に1回以上
  • ④おおむね1か月に1回以上
答えと解説を見る
正解 ④おおむね1か月に1回以上
解説
水道法施行規則第15条第1項第3号により、水質基準の表の1の項(一般細菌)・2の項(大腸菌)などの検査は、おおむね1か月に1回以上行うこととされています。塩化物イオン、有機物(全有機炭素)、pH値、味、臭気、色度、濁度も同じく、おおむね1か月に1回以上です(連続的に計測・記録している項目は、おおむね3か月に1回以上とすることができます)。

他の選択肢が誤りである理由
・1週間に1回以上という回数は定められていません。
・おおむね3か月に1回以上は、金属類など多くの化学物質の項目の回数です。
・おおむね1年に1回以上は、一般細菌・大腸菌の回数ではありません。金属類などの項目で、過去3年間の検査結果がすべて基準値の5分の1以下である場合などに、3か月に1回以上から緩和できる回数です(水道法施行規則第15条第1項第3号ハただし書)。

覚え方のポイント
「毎日=色・濁り・残留塩素」「毎月=一般細菌・大腸菌など」「3か月ごと=化学物質の多く」。
問42-4
水道事業者が毎事業年度の開始前に策定しなければならない、水質検査の項目・採水の場所・回数などを定めた計画として、適当なものはどれか。
  • ①水質検査計画
  • ②水安全計画
  • ③水道基盤強化計画
  • ④水道施設整備計画
答えと解説を見る
正解 ①水質検査計画
解説
水道法施行規則第15条第6項により、水道事業者は、毎事業年度の開始前に、定期及び臨時の水質検査の計画(水質検査計画)を策定しなければなりません。
計画には、検査を行う項目・採水の場所・検査の回数とその理由、検査を省略する項目とその理由、臨時の検査に関する事項などを記載します(同条第7項)。水質検査計画は、水道事業に関する情報として需要者に提供されます(同法第24条の2)。

他の選択肢が誤りである理由
・水安全計画は、水源から蛇口までの危害を分析して管理する計画で、国が策定を推奨しているものです。この規則の義務の名称ではありません。
・水道基盤強化計画は、都道府県が定めることができる計画です(同法第5条の3)。
・水道施設整備計画は、この規則が定める計画の名称ではありません。

覚え方のポイント
「毎年度、始まる前に水質検査計画」。策定の主体は水道事業者です。
問52-4
水道法に定める水道技術管理者に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの組合せはどれか。

ア 水道事業者は、水道の管理について技術上の業務を担当させるため、水道技術管理者1人を置かなければならない。
イ 水道技術管理者は、指定給水装置工事事業者の事業所ごとに置かなければならない。
ウ 水道事業者は、自ら水道技術管理者となることができる。
エ 水道技術管理者には資格の要件がなく、誰でもなることができる。
  • ①イ、ウ
  • ②イ、エ
  • ③ア、エ
  • ④ア、ウ
答えと解説を見る
正解 ④ア、ウ
解説
ア 適当。水道法第19条第1項のとおりです。
イ 不適当。水道技術管理者は水道事業者が置くものです。指定給水装置工事事業者が事業所ごとに置くのは、給水装置工事主任技術者です。
ウ 適当。同条第1項ただし書のとおりです。
エ 不適当。水道技術管理者は、政令で定める資格(地方公共団体の場合は、その資格を参酌して条例で定める資格)を有する者でなければなりません(同条第3項)。
したがって、適当なものの組合せは「ア、ウ」です。

覚え方のポイント
水道技術管理者は「水道事業者が1人置く」「自らなってもよい」「資格要件あり」。事業所ごとに置く給水装置工事主任技術者と取り違えないようにしましょう。
問62-4
水道法第19条に定める水道技術管理者の事務に該当しないものはどれか。
  • ①給水の緊急停止と危険の周知
  • ②給水装置工事主任技術者の選任
  • ③水道施設の台帳の作成
  • ④給水装置の基準への適合性の検査
答えと解説を見る
正解 ②給水装置工事主任技術者の選任
解説
水道法第19条第2項は、水道技術管理者が従事し、監督する事務として、施設基準への適合の検査(点検を含む)、給水開始前の水質検査及び施設検査、給水装置の構造及び材質が基準に適合しているかどうかの検査、定期・臨時の水質検査、健康診断、衛生上の措置、水道施設台帳の作成、給水の緊急停止、給水停止(同法第37条)を挙げています。

他の選択肢が正しい理由
・給水装置の基準適合の検査、給水の緊急停止、水道施設台帳の作成は、いずれも第19条第2項に挙げられた事務です。

誤りの理由
・給水装置工事主任技術者の選任は、指定給水装置工事事業者が行うものです(同法第25条の4第1項)。水道技術管理者の事務ではありません。

覚え方のポイント
水道技術管理者の事務は「検査(施設・水質・給水装置)」「健康診断」「衛生措置」「台帳」「緊急停止・給水停止」。水道の安全を技術面で守る仕事です。
問72-4
水道法第23条に定める給水の緊急停止に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの数はどれか。

ア 水道事業者は、その供給する水が人の健康を害するおそれがあることを知ったときは、直ちに給水を停止しなければならない。
イ 給水を停止したときは、その水を使用することが危険である旨を関係者に周知させる措置を講じなければならない。
ウ 水道事業者以外の者は、水道事業者の供給する水が人の健康を害するおそれがあることを知っても、通報する義務はない。
エ 給水を停止するには、あらかじめ国土交通大臣の許可を受けなければならない。
  • ①1
  • ②2
  • ③3
  • ④4
答えと解説を見る
正解 ②2
解説
ア 適当。水道法第23条第1項のとおりです。
イ 適当。同項のとおりです。
ウ 不適当。水道法第23条第2項により、そのことを知った者は、直ちにその旨を水道事業者に通報しなければなりません。
エ 不適当。国の許可を待たず、直ちに給水を停止しなければなりません。
したがって、適当なものは2つです。

覚え方のポイント
緊急停止は「直ちに停止」「危険である旨を周知」「知った者は直ちに通報」の3点。いずれも許可や事前の手続は不要です。
問82-4
水道事業者が、配水池などの水道施設を新設・増設・改造して給水を開始しようとするときの手続に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①あらかじめ国土交通大臣の許可を受け、施設検査だけを行い、その記録を1年間保存する。
  • ②あらかじめ国土交通大臣に届け出て、水質検査と施設検査を行い、記録を5年間保存する。
  • ③給水を開始した後に都道府県知事へ届け出れば足り、水質検査は特に必要ない。
  • ④あらかじめ需要者全員の同意を得れば、水質検査と施設検査の両方を省略できる。
答えと解説を見る
正解 ②あらかじめ国土交通大臣に届け出て、水質検査と施設検査を行い、記録を5年間保存する。
解説
水道法第13条第1項により、水道事業者は、配水施設以外の水道施設又は配水池を新設・増設・改造して給水を開始しようとするときは、あらかじめ国土交通大臣にその旨を届け出て、かつ、水質検査と施設検査を行わなければなりません。
同条第2項により、これらの検査の記録を作成し、検査を行った日から起算して5年間保存しなければなりません。

他の選択肢が誤りである理由
・許可ではなく届出で、施設検査だけでなく水質検査も必要です。記録の保存期間は5年間です。
・届出はあらかじめ行う必要があり、水質検査も必要です。
・需要者の同意によって検査を省略できる規定はありません。

覚え方のポイント
給水開始前は「届出+水質検査+施設検査+記録5年」。
問92-4
水道法第24条の2に定める水道事業者の情報提供に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①需要者に対し、水質検査の結果その他水道事業に関する情報を提供する義務がある。
  • ②水道の需要者から請求があった場合に限り、水質検査の結果を提供すればよい。
  • ③水質検査の結果は一般には公表せず、都道府県知事にのみ報告しなければならない。
  • ④情報の提供は努力義務にとどまり、提供するかどうかは水道事業者の任意である。
答えと解説を見る
正解 ①需要者に対し、水質検査の結果その他水道事業に関する情報を提供する義務がある。
解説
水道法第24条の2は、水道事業者は、水道の需要者に対し、国土交通省令で定めるところにより、水質検査の結果その他水道事業に関する情報を提供しなければならないと定めています。
提供する情報には、水質検査計画、水質検査の結果、水道施設の整備や料金に関する情報などが含まれ、ホームページなどで公表されています。

他の選択肢が誤りである理由
・請求の有無にかかわらず、情報を提供する義務があります。
・水質検査の結果は需要者に提供する情報の代表例で、非公開にするものではありません。
・「提供しなければならない」とされており、努力義務ではありません。

覚え方のポイント
水道事業者の情報提供は「義務」。需要者が水道の状況を知ることができるようにするための規定です。
問102-4
水道法に定める水道事業者の義務に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの数はどれか。

ア 定期及び臨時の水質検査を行い、その記録を5年間保存する。
イ 浄水場などの業務従事者の健康診断を行い、その記録を1年間保存する。
ウ 給水栓で所定の残留塩素を保持するよう塩素消毒をする。
エ 供給する水が人の健康を害するおそれがあると知ったときは、直ちに給水を停止する。
  • ①1
  • ②2
  • ③3
  • ④4
答えと解説を見る
正解 ④4
解説
ア 適当。水道法第20条第1項・第2項のとおりです。
イ 適当。同法第21条のとおりです。対象は取水場・浄水場・配水池で業務に従事している者と、これらの施設の構内に居住している者です。
ウ 適当。同法第22条と水道法施行規則第17条のとおりで、平常時は遊離残留塩素0.1mg/L(結合残留塩素0.4mg/L)以上を保持します。
エ 適当。同法第23条第1項のとおりで、あわせて使用が危険である旨を関係者に周知させます。
したがって、適当なものは4つです。

覚え方のポイント
「適当なものの数」を問う形式は、すべて適当・すべて不適当という答えもありえます。1つずつ条文と照らし合わせ、思い込みで数を減らさないようにします。

給水装置工事主任技術者試験の対策問題(全600問)に戻る

非公式の資格試験対策サイトです。公益財団法人給水工事技術振興財団及び国土交通省・環境省とは一切関係ありません。

※本ページでは、アクセス解析(Googleアナリティクス)と、広告の配信・成果の計測(A8.net)のためにCookie等を利用し、閲覧に関する情報をGoogle LLC・株式会社ファンコミュニケーションズへ送信しています。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

【PR】