問15-14
場所打ちコンクリート杭の施工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ①コンクリートは、トレミー管の先端を孔底に置いて打ち込む。
- ②掘削の完了後には、孔底のスライムの処理を行うこととする。
- ③鉄筋かごには、所定の間隔でスペーサーを取り付けておく。
- ④リバース工法では、孔内の水位を地下水位より高く保持する。
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正解
①コンクリートは、トレミー管の先端を孔底に置いて打ち込む。
解説
場所打ちコンクリート杭では、孔内に水や安定液が満たされた状態でコンクリートを打ち込むため、コンクリートが水と混じらないようにトレミー管を用います。打込みの間、トレミー管の先端は常に打ち込んだコンクリートの中に2メートル以上入れておき、管の中のコンクリートが直接水に触れないようにしなければなりません。先端を孔底に置いたままでは、コンクリートが押し出されずに管が詰まり、また抜き上げの管理ができません。挿入が浅くなると、コンクリートに水が混入して強度が著しく低下し、杭が欠陥となります。
他の選択肢が不適切な理由
「掘削の完了後には、孔底のスライムの処理を行うこととする」は、孔底に沈積した泥や細粒分をそのままにするとコンクリートと支持地盤の間に軟らかい層が残り、支持力が発揮されないためであり、適当な記述です。「鉄筋かごには、所定の間隔でスペーサーを取り付けておく」は、かぶり厚さを確保するためであり、適当です。「リバース工法では、孔内の水位を地下水位より高く保持する」は、水圧の差によって孔壁を保つ工法であるためで、これも適当な記述です。
試験の罠
トレミー管は「先端を打ち込んだコンクリートの中に2メートル以上入れたまま引き上げる」が原則です。孔底に置く、水中に抜き出すといった記述はいずれも誤り。管の中のコンクリートが水に触れない、という目的から手順を逆算して覚えてください。
場所打ちコンクリート杭では、孔内に水や安定液が満たされた状態でコンクリートを打ち込むため、コンクリートが水と混じらないようにトレミー管を用います。打込みの間、トレミー管の先端は常に打ち込んだコンクリートの中に2メートル以上入れておき、管の中のコンクリートが直接水に触れないようにしなければなりません。先端を孔底に置いたままでは、コンクリートが押し出されずに管が詰まり、また抜き上げの管理ができません。挿入が浅くなると、コンクリートに水が混入して強度が著しく低下し、杭が欠陥となります。
他の選択肢が不適切な理由
「掘削の完了後には、孔底のスライムの処理を行うこととする」は、孔底に沈積した泥や細粒分をそのままにするとコンクリートと支持地盤の間に軟らかい層が残り、支持力が発揮されないためであり、適当な記述です。「鉄筋かごには、所定の間隔でスペーサーを取り付けておく」は、かぶり厚さを確保するためであり、適当です。「リバース工法では、孔内の水位を地下水位より高く保持する」は、水圧の差によって孔壁を保つ工法であるためで、これも適当な記述です。
試験の罠
トレミー管は「先端を打ち込んだコンクリートの中に2メートル以上入れたまま引き上げる」が原則です。孔底に置く、水中に抜き出すといった記述はいずれも誤り。管の中のコンクリートが水に触れない、という目的から手順を逆算して覚えてください。