問13-9
鉄骨の加工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ①切断面のノッチは、深さが3mm以下であればそのまま残す。
- ②高力ボルト用の孔は、原則としてドリルあけによるものとする。
- ③板厚が13mm以下の鋼板は、せん断切断とすることができる。
- ④ひずみの矯正を加熱によって行う場合は、加熱後に空冷する。
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正解
①切断面のノッチは、深さが3mm以下であればそのまま残す。
解説
切断面に生じたノッチ(切欠き状のくぼみ)は、応力が集中して疲労き裂や脆性破壊の起点になるため、その深さは1mm以下に抑えることとされています。1mmを超えるノッチが生じた場合は、グラインダーで滑らかに削り取るか、補修溶接をしたうえで整形します。したがって「切断面のノッチは、深さが3mm以下であればそのまま残す。」という記述は不適当です。鋼材の加工では、断面の形状を滑らかに保ち、応力の集中する箇所をつくらないことが基本になります。
他の選択肢が不適切な理由
「高力ボルト用の孔は、原則としてドリルあけによるものとする。」は正しく、孔の周囲を傷めない加工が求められます。「板厚が13mm以下の鋼板は、せん断切断とすることができる。」も正しく、厚い板ではせん断による断面の傷みが大きくなります。「ひずみの矯正を加熱によって行う場合は、加熱後に空冷する。」も正しく、急冷は材質を硬化させ脆くします。
試験の罠
数値は「ノッチは深さ1mm以下、せん断切断は板厚13mm以下、高力ボルト孔はドリルあけ」でまとめます。ノッチの1mmを3mmに緩める出題に注意します。
切断面に生じたノッチ(切欠き状のくぼみ)は、応力が集中して疲労き裂や脆性破壊の起点になるため、その深さは1mm以下に抑えることとされています。1mmを超えるノッチが生じた場合は、グラインダーで滑らかに削り取るか、補修溶接をしたうえで整形します。したがって「切断面のノッチは、深さが3mm以下であればそのまま残す。」という記述は不適当です。鋼材の加工では、断面の形状を滑らかに保ち、応力の集中する箇所をつくらないことが基本になります。
他の選択肢が不適切な理由
「高力ボルト用の孔は、原則としてドリルあけによるものとする。」は正しく、孔の周囲を傷めない加工が求められます。「板厚が13mm以下の鋼板は、せん断切断とすることができる。」も正しく、厚い板ではせん断による断面の傷みが大きくなります。「ひずみの矯正を加熱によって行う場合は、加熱後に空冷する。」も正しく、急冷は材質を硬化させ脆くします。
試験の罠
数値は「ノッチは深さ1mm以下、せん断切断は板厚13mm以下、高力ボルト孔はドリルあけ」でまとめます。ノッチの1mmを3mmに緩める出題に注意します。