2026年版・3-7

コンクリート工事(調合・運搬・打込み)の一問一答

2級建築施工管理技士「躯体施工」から、コンクリート工事(調合・運搬・打込み)に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問13-7

普通コンクリートの調合に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①単位水量は、多いほど乾燥収縮が小さくなるので有利である。
  • ②単位セメント量は、270kg/m3以上とすることを原則とする。
  • ③空気量は、普通コンクリートでは4.5パーセントを標準とする。
  • ④単位水量は、185kg/m3以下とすることを原則とする。
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正解 ①単位水量は、多いほど乾燥収縮が小さくなるので有利である。
解説
単位水量とは、コンクリート1立方メートルに含まれる水の質量です。水はセメントの水和反応に使われる分を除くと、時間の経過とともに蒸発していきます。この蒸発によってコンクリートの体積が減るのが乾燥収縮であり、単位水量が多いほど収縮量は大きくなります。収縮が拘束されればひび割れとなって現れ、耐久性や防水性を損ないます。また単位水量が多いとブリーディングも増え、コンクリート上面に脆弱な層ができ、鉄筋下面に水の膜が残って付着を弱めます。こうした理由から、所要のワーカビリティーが得られる範囲でできる限り少なくし、185kg/m3以下を原則としています。

他の選択肢が不適切な理由
「単位水量は、185kg/m3以下とすることを原則とする」は正しい値です。「単位セメント量は、270kg/m3以上とすることを原則とする」も正しく、少なすぎるとワーカビリティーが悪化し、豆板や充填不良の原因となります。「空気量は、普通コンクリートでは4.5パーセントを標準とする」も正しく、適量の空気を連行することで凍結融解に対する抵抗性と施工性が向上します。

試験の罠
調合の三つの数値「単位水量185kg/m3以下」「単位セメント量270kg/m3以上」「空気量4.5パーセント」はセットで覚える。水は少なく、セメントは多く、と向きが逆である点に注意。水が多いほど乾燥収縮もひび割れも大きくなる。
問23-7

コンクリートの水セメント比に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①水セメント比が小さいほど、コンクリートの圧縮強度は大きくなる。
  • ②水セメント比が大きいほど、コンクリートは緻密で耐久的になる。
  • ③水セメント比が小さいほど、コンクリートの中性化は遅くなる。
  • ④普通ポルトランドセメントを用いる場合の上限は、65パーセントである。
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正解 ②水セメント比が大きいほど、コンクリートは緻密で耐久的になる。
解説
水セメント比は、セメントの質量に対する水の質量の比です。水和反応に必要な量を超えて加えられた水は、硬化後に蒸発して微細な空隙として残ります。したがって水セメント比が大きいほど組織は粗くなり、強度が下がるだけでなく、二酸化炭素や塩化物イオン、水分が内部へ侵入しやすくなって耐久性が低下します。中性化の進行も速まり、鉄筋を守っている不動態被膜が失われて腐食が始まります。逆に水セメント比を小さくすると組織が緻密になり、強度と耐久性がともに向上します。この関係が、コンクリートの品質を語るうえで最も基本となる考え方です。

他の選択肢が不適切な理由
「水セメント比が小さいほど、コンクリートの圧縮強度は大きくなる」は正しい記述で、両者はほぼ反比例の関係にあります。「水セメント比が小さいほど、コンクリートの中性化は遅くなる」も正しく、緻密な組織が二酸化炭素の侵入を妨げます。「普通ポルトランドセメントを用いる場合の上限は、65パーセントである」も正しく、計画供用期間の級が標準の場合の上限値です。

試験の罠
水セメント比が小さい(水が少ない)ほど、強度は高く、緻密で、中性化も遅い。つまり小さいほど良いと覚えれば、向きを問う選択肢はすべて判断できる。上限値は普通ポルトランドセメントで65パーセント。
問33-7

レディーミクストコンクリートの受入れ検査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①スランプ18cmの場合の許容差は、2.5cmの範囲内である。
  • ②空気量の許容差は、普通コンクリートでは1.5パーセントである。
  • ③圧縮強度の試験用供試体は、1回の試験につき1個を採取する。
  • ④塩化物イオン量は、原則として0.30kg/m3以下とする。
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正解 ③圧縮強度の試験用供試体は、1回の試験につき1個を採取する。
解説
圧縮強度の試験は、1回につき3個の供試体を採取して行い、その3個の平均値をもってその回の試験値とします。3個とするのは、コンクリートの圧縮強度が本来ばらつきを持つ材料であり、1個だけの値では偶然の要因に左右されて、そのコンクリートの実力を正しく代表できないためです。試験の回数は、打込み日ごと、打込み工区ごと、かつ150立方メートルまたはその端数ごとに1回を標準とします。判定は、3回の試験の平均値が設計基準強度以上であること、および1回の試験値が設計基準強度の85パーセント以上であることの両方を満たすかどうかで行います。

他の選択肢が不適切な理由
「スランプ18cmの場合の許容差は、2.5cmの範囲内である」は正しい値で、スランプ8cm以上18cm以下の範囲に適用されます。「空気量の許容差は、普通コンクリートでは1.5パーセントである」も正しく、標準値4.5パーセントに対する許容範囲です。「塩化物イオン量は、原則として0.30kg/m3以下とする」も正しく、鉄筋の腐食を防ぐための上限値です。

試験の罠
受入れ検査の数値は「スランプ8cm以上18cm以下は許容差±2.5cm」「空気量は±1.5パーセント」「塩化物イオン量0.30kg/m3以下」。圧縮強度の供試体は1回の試験につき3個を採取し、その平均で判定する点が引っかけになる。
問43-7

コンクリートの練混ぜから打込み終了までの時間に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①外気温にかかわらず、180分以内であれば問題はない。
  • ②外気温が25度未満の場合は、90分以内としなければならない。
  • ③外気温が25度以上の場合は、150分以内としてよい。
  • ④外気温が25度以上の場合は、90分以内としなければならない。
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正解 ④外気温が25度以上の場合は、90分以内としなければならない。
解説
練混ぜから打込み終了までの時間は、外気温が25度未満の場合は120分以内、25度以上の場合は90分以内とします。時間が制限されるのは、コンクリートが練り混ぜた瞬間から凝結に向かって進行していく材料だからです。時間が経過すると流動性が失われ、型枠の隅々や鉄筋のあいだに充填できなくなり、豆板や空洞の原因となります。気温が高い場合に制限が厳しくなるのは、温度が高いほどセメントの水和反応が速く進み、同じ時間でも流動性の低下が著しいためです。この管理には、運搬時間だけでなく現場での荷卸し待ちや打込み作業の時間も含まれます。

他の選択肢が不適切な理由
「外気温が25度未満の場合は、90分以内としなければならない」は数値が誤りで、25度未満であれば120分以内です。「外気温が25度以上の場合は、150分以内としてよい」も誤りで、150分は打重ね時間の間隔として用いられる別の値です。「外気温にかかわらず、180分以内であれば問題はない」も誤りで、気温による区分を無視しており、いずれの区分の値も超えています。

試験の罠
練混ぜから打込み終了までは「25度以上で90分、25度未満で120分」。打重ね時間の限度が「25度以上で120分、25度未満で150分」であるのと数値が近いため、どちらの時間の話か問題文で必ず確かめること。
問53-7

コンクリートのポンプ圧送に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①圧送が困難な場合は、現場で加水して流動性を高めるとよい。
  • ②先送りモルタルは、原則として型枠内に打ち込まずに廃棄する。
  • ③輸送管は、径が大きいほど圧送の抵抗が小さくなる。
  • ④圧送に先立ち、富調合のモルタルを圧送して輸送管の内面を潤す。
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正解 ①圧送が困難な場合は、現場で加水して流動性を高めるとよい。
解説
現場での加水は、いかなる理由があっても行ってはなりません。加水すれば水セメント比が上昇し、圧縮強度が低下するだけでなく、乾燥収縮の増大によるひび割れ、中性化の進行、鉄筋の腐食といった長期的な劣化を一度に招きます。しかも加水された水量は記録に残らないため、後から品質を確認する手段もありません。圧送が困難な場合は、輸送管の径を大きくする、配管の曲がりを減らす、水平換算距離を短くする、あらかじめ高性能AE減水剤を用いた調合とするなど、水を加えずに流動性を確保する方法で対処します。

他の選択肢が不適切な理由
「圧送に先立ち、富調合のモルタルを圧送して輸送管の内面を潤す」は正しい記述で、コンクリートの先頭部分が管内で閉塞することを防ぎます。「先送りモルタルは、原則として型枠内に打ち込まずに廃棄する」も正しく、調合が構造体用と異なるためです。「輸送管は、径が大きいほど圧送の抵抗が小さくなる」も正しく、断面が大きいほど管内の摩擦の影響が相対的に小さくなります。

試験の罠
現場での加水は絶対に行わない。水セメント比が大きくなり、強度も耐久性も一気に低下するためである。流動性が足りないときは、あらかじめ調合で高性能AE減水剤を用いるなどして対応する。先送りモルタルは型枠内に打ち込まず廃棄する。
問63-7

コンクリートの打込みに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①打込みは、低い位置から鉛直に落とし、材料分離を避ける。
  • ②コンクリートを型枠内で横流しして、遠い位置まで移動させる。
  • ③壁と梁の打込みでは、壁を先に打ち込み、沈みを待ってから梁を打つ。
  • ④打込み速度は、締固めが十分に行える範囲となるよう計画する。
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正解 ②コンクリートを型枠内で横流しして、遠い位置まで移動させる。
解説
型枠内でコンクリートを横方向へ流して移動させると、重い粗骨材はその場に残り、モルタル分だけが先に流れていくため、著しい材料分離が生じます。流れ着いた先は骨材が不足したモルタルの多い部分となり、元の位置は粗骨材が集中して豆板となります。どちらも強度と耐久性を損なう欠陥です。したがってコンクリートは、打ち込むべき位置のできるだけ近くへ直接排出し、振動機も締固めのために用いるのであって、横流しの手段としては使いません。配管の先端やホースを適切に移動させ、打込み位置を細かく移していく計画とすることが基本です。

他の選択肢が不適切な理由
「打込みは、低い位置から鉛直に落とし、材料分離を避ける」は正しい記述で、自由落下の高さが大きいと骨材が分離します。「壁と梁の打込みでは、壁を先に打ち込み、沈みを待ってから梁を打つ」も正しく、壁のコンクリートの沈降が収まる前に上部を打つと、境界部に沈みひび割れが生じます。「打込み速度は、締固めが十分に行える範囲となるよう計画する」も正しく、供給が速すぎると締固めが追いつきません。

試験の罠
材料分離を防ぐ原則は「低い位置から」「鉛直に」「打ち込む位置の近くへ直接」。横流しやバイブレーターによる移動は、モルタル分だけが先に流れて粗骨材が取り残されるため禁じられている。
問73-7

コンクリートに用いる骨材に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①粗骨材の最大寸法は、普通コンクリートで20mmや25mmとする。
  • ②粗骨材の最大寸法は、部材の最小寸法の5分の1以下とする。
  • ③粗骨材の最大寸法は、大きいほど型枠の隅々まで充填しやすくなる。
  • ④細骨材率が大きすぎると、単位水量が増えて乾燥収縮が大きくなる。
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正解 ③粗骨材の最大寸法は、大きいほど型枠の隅々まで充填しやすくなる。
解説
粗骨材の最大寸法が大きいと、鉄筋と鉄筋のあいだや鉄筋と型枠のあいだを骨材が通り抜けにくくなり、狭い部分に骨材が引っかかって、その先へコンクリートが行き渡らなくなります。したがって最大寸法が大きいほど充填しやすいという記述は逆で、配筋が密な部材ではむしろ小さい寸法を選びます。一方で、最大寸法を大きくすると同じスランプを得るのに必要な単位水量とセメント量を減らせるという利点があるため、部材の断面が大きく配筋に余裕がある場合には40mmが用いられることもあります。部材の条件に応じた使い分けが求められます。

他の選択肢が不適切な理由
「粗骨材の最大寸法は、部材の最小寸法の5分の1以下とする」は正しい記述で、狭い断面に大きな骨材が詰まるのを防ぐための条件です。「粗骨材の最大寸法は、普通コンクリートで20mmや25mmとする」も正しく、一般的な建築物で標準的に用いられる寸法です。「細骨材率が大きすぎると、単位水量が増えて乾燥収縮が大きくなる」も正しく、砂の表面積が増えるためより多くの水が必要になります。

試験の罠
粗骨材は大きいほど充填しにくい。鉄筋のあきの規定が「粗骨材最大寸法の1.25倍以上」であることを裏返せば、粗骨材の最大寸法はあきの0.8倍以下ということになる。あわせて部材の最小寸法の5分の1以下という制限もかかる。
問83-7

コンクリートの混和材料に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①AE剤は、微細な空気泡を連行して施工性と耐凍害性を高める。
  • ②AE減水剤は、所要のスランプを得るための単位水量を減らせる。
  • ③フライアッシュは、適切に用いるとワーカビリティーを改善する。
  • ④高性能AE減水剤は、コンクリートの凝結を著しく促進させる。
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正解 ④高性能AE減水剤は、コンクリートの凝結を著しく促進させる。
解説
高性能AE減水剤は、セメント粒子を強く分散させることで、少ない水量でも高い流動性を得られるようにする混和剤です。その主たる目的は減水と流動性の確保であり、凝結を著しく促進させる性質は持ちません。むしろ製品によっては凝結がやや遅れる傾向を示すものもあります。凝結を早めたい場合に用いるのは促進形の混和剤であり、目的が異なります。高性能AE減水剤を用いる利点は、水セメント比を下げて高強度と高耐久性を得ながら、同時に施工しやすい軟らかさを保てる点にあり、高強度コンクリートや高流動コンクリートに欠かせない材料となっています。

他の選択肢が不適切な理由
「AE剤は、微細な空気泡を連行して施工性と耐凍害性を高める」は正しい記述です。独立した気泡が水の凍結による膨張圧を逃がします。「AE減水剤は、所要のスランプを得るための単位水量を減らせる」も正しく、空気連行と減水の両方の効果を併せ持ちます。「フライアッシュは、適切に用いるとワーカビリティーを改善する」も正しく、球状の粒子が流動性を高め、水和熱の低減にも寄与します。

試験の罠
混和剤の働きの向きを覚える。AE剤は空気泡を連行して施工性と耐凍害性を上げる。減水剤・AE減水剤・高性能AE減水剤は単位水量を減らす。凝結を促進するのは硬化促進剤で、寒中コンクリートに用いるものである。
問93-7

暑中コンクリートに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①コンクリートの練混ぜから打込み終了までの時間は、120分とする。
  • ②打込み時のコンクリートの温度は、原則として35度以下とする。
  • ③運搬中の温度上昇を抑えるため、輸送管に散水するなどの措置をとる。
  • ④日平均気温の平年値が25度を超える期間に適用されるものである。
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正解 ①コンクリートの練混ぜから打込み終了までの時間は、120分とする。
解説
練混ぜから打込み終了までの時間の限度は、外気温が25度を超える場合は90分以内、25度以下の場合は120分以内とされています。気温が高いほどセメントの水和反応が速く進み、スランプの低下や凝結の開始が早まるため、許される時間はむしろ短くなります。暑中コンクリートは外気温が25度を超える条件で施工するものですから、限度は90分以内です。したがって「コンクリートの練混ぜから打込み終了までの時間は、120分とする。」という記述は不適当です。

他の選択肢が不適切な理由
「打込み時のコンクリートの温度は、原則として35度以下とする。」は正しく、暑中コンクリートの管理値です。「運搬中の温度上昇を抑えるため、輸送管に散水するなどの措置をとる。」も正しく、直射日光を受ける輸送管の温度上昇を抑えます。「日平均気温の平年値が25度を超える期間に適用されるものである。」も正しく、暑中コンクリートの適用期間の定義です。

試験の罠
時間の限度は「25度を超えれば90分、25度以下なら120分」と対で覚えます。暑中は90分側です。打込み時のコンクリート温度は35度以下という管理値も併せて押さえます。
問103-7

寒中コンクリートに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①日平均気温の平年値が4度以下となる期間に適用されるものである。
  • ②凍結した骨材をそのまま用いて、練混ぜ水の温度で溶かすとよい。
  • ③圧縮強度5N/mm2に達するまで、凍結させないように養生する。
  • ④加熱養生を行う場合は、コンクリートの乾燥にも十分注意する。
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正解 ②凍結した骨材をそのまま用いて、練混ぜ水の温度で溶かすとよい。
解説
凍結した骨材や、氷雪が混入した骨材をそのまま用いてはなりません。骨材の内部や表面に付いた氷は、練混ぜの際にすべてが溶けるとは限らず、溶け残ったまま打ち込まれると、その部分が硬化後に空隙として残ります。また溶けた氷は計量されていない水として加わるため、水セメント比が想定より大きくなり、強度が低下します。凍結した骨材は、あらかじめ加熱するか、溶かしてから使用します。なお加熱する場合でも、セメントを直接加熱することは急結を招くため行わず、練混ぜ水や骨材を温めるという方法をとります。

他の選択肢が不適切な理由
「日平均気温の平年値が4度以下となる期間に適用されるものである」は正しい記述で、寒中コンクリートとして扱う期間の定義です。「圧縮強度5N/mm2に達するまで、凍結させないように養生する」も正しく、この強度に達する前に凍結すると内部組織が破壊され、その後の養生でも回復しません。「加熱養生を行う場合は、コンクリートの乾燥にも十分注意する」も正しく、加熱によって表面の水分が奪われるためです。

試験の罠
寒中コンクリートは「日平均気温の平年値が4度以下となる期間」に適用。初期凍害を防ぐため、圧縮強度5N/mm2に達するまで凍結させない。凍った骨材は氷の分だけ水量が狂うため、必ず溶かして水分量を確認してから用いる。

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