問13-7
普通コンクリートの調合に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ①単位水量は、多いほど乾燥収縮が小さくなるので有利である。
- ②単位セメント量は、270kg/m3以上とすることを原則とする。
- ③空気量は、普通コンクリートでは4.5パーセントを標準とする。
- ④単位水量は、185kg/m3以下とすることを原則とする。
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正解
①単位水量は、多いほど乾燥収縮が小さくなるので有利である。
解説
単位水量とは、コンクリート1立方メートルに含まれる水の質量です。水はセメントの水和反応に使われる分を除くと、時間の経過とともに蒸発していきます。この蒸発によってコンクリートの体積が減るのが乾燥収縮であり、単位水量が多いほど収縮量は大きくなります。収縮が拘束されればひび割れとなって現れ、耐久性や防水性を損ないます。また単位水量が多いとブリーディングも増え、コンクリート上面に脆弱な層ができ、鉄筋下面に水の膜が残って付着を弱めます。こうした理由から、所要のワーカビリティーが得られる範囲でできる限り少なくし、185kg/m3以下を原則としています。
他の選択肢が不適切な理由
「単位水量は、185kg/m3以下とすることを原則とする」は正しい値です。「単位セメント量は、270kg/m3以上とすることを原則とする」も正しく、少なすぎるとワーカビリティーが悪化し、豆板や充填不良の原因となります。「空気量は、普通コンクリートでは4.5パーセントを標準とする」も正しく、適量の空気を連行することで凍結融解に対する抵抗性と施工性が向上します。
試験の罠
調合の三つの数値「単位水量185kg/m3以下」「単位セメント量270kg/m3以上」「空気量4.5パーセント」はセットで覚える。水は少なく、セメントは多く、と向きが逆である点に注意。水が多いほど乾燥収縮もひび割れも大きくなる。
単位水量とは、コンクリート1立方メートルに含まれる水の質量です。水はセメントの水和反応に使われる分を除くと、時間の経過とともに蒸発していきます。この蒸発によってコンクリートの体積が減るのが乾燥収縮であり、単位水量が多いほど収縮量は大きくなります。収縮が拘束されればひび割れとなって現れ、耐久性や防水性を損ないます。また単位水量が多いとブリーディングも増え、コンクリート上面に脆弱な層ができ、鉄筋下面に水の膜が残って付着を弱めます。こうした理由から、所要のワーカビリティーが得られる範囲でできる限り少なくし、185kg/m3以下を原則としています。
他の選択肢が不適切な理由
「単位水量は、185kg/m3以下とすることを原則とする」は正しい値です。「単位セメント量は、270kg/m3以上とすることを原則とする」も正しく、少なすぎるとワーカビリティーが悪化し、豆板や充填不良の原因となります。「空気量は、普通コンクリートでは4.5パーセントを標準とする」も正しく、適量の空気を連行することで凍結融解に対する抵抗性と施工性が向上します。
試験の罠
調合の三つの数値「単位水量185kg/m3以下」「単位セメント量270kg/m3以上」「空気量4.5パーセント」はセットで覚える。水は少なく、セメントは多く、と向きが逆である点に注意。水が多いほど乾燥収縮もひび割れも大きくなる。