2026年版・3-4

鉄筋工事(加工・組立・かぶり厚さ)の一問一答

2級建築施工管理技士「躯体施工」から、鉄筋工事(加工・組立・かぶり厚さ)に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

全10問/解説つき・基本無料

アプリ形式で解く(全740問) 躯体施工の要点解説を読む
問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問13-4

鉄筋のかぶり厚さに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①かぶり厚さは、鉄筋の中心からコンクリート表面までの距離をいう。
  • ②設計かぶり厚さは、最小かぶり厚さに10mmを加えた値とする。
  • ③土に接する柱では、最小かぶり厚さを40mm以上としなければならない。
  • ④かぶり厚さは、鉄筋の表面からコンクリート表面までの最短距離をいう。
答えと解説を見る
正解 ①かぶり厚さは、鉄筋の中心からコンクリート表面までの距離をいう。
解説
かぶり厚さとは、鉄筋の表面からそれを覆うコンクリートの表面までの最短距離をいいます。鉄筋の中心からの距離ではありません。この厚さが確保されるべき理由は三つあります。第一に、コンクリートのアルカリ性によって鉄筋の表面に不動態被膜を保ち、錆の発生を防ぐこと。第二に、火災時に鉄筋の温度上昇を遅らせ、構造耐力を一定時間維持すること。第三に、鉄筋とコンクリートの付着を確保して、両者が一体となって力を伝えられるようにすることです。かぶり不足は鉄筋の腐食による膨張とコンクリートの剥落に直結するため、施工上最も重視される管理項目のひとつです。

他の選択肢が不適切な理由
「かぶり厚さは、鉄筋の表面からコンクリート表面までの最短距離をいう」は正しい定義であり、正解と真っ向から対立します。「設計かぶり厚さは、最小かぶり厚さに10mmを加えた値とする」も正しく、施工誤差を吸収するための割増しです。「土に接する柱では、最小かぶり厚さを40mm以上としなければならない」も正しく、建築基準法施行令が直接土に接する部分について定めている値です。

試験の罠
かぶり厚さは必ず「鉄筋の表面から」測る。中心から測ると鉄筋径の半分だけ大きく見積もることになり、実際のかぶりが不足する。設計かぶり厚さ=最小かぶり厚さ+10mmで、この10mmが施工誤差の吸収分である。
問23-4

建築基準法施行令に定める鉄筋の最小かぶり厚さに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①耐力壁以外の壁及び床では、20mm以上としなければならない。
  • ②布基礎の立上り部分では、20mm以上としなければならない。
  • ③柱及びはりでは、30mm以上としなければならない。
  • ④基礎では、捨てコンクリートの部分を除いて60mm以上とする。
答えと解説を見る
正解 ②布基礎の立上り部分では、20mm以上としなければならない。
解説
建築基準法施行令第79条は、鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さの最低値を部位ごとに定めています。布基礎の立上り部分は、直接土に接する部分と同じ扱いで40mm以上としなければなりません。地面に近く、常に湿気や地中の水分にさらされる部位は、鉄筋が腐食しやすい環境に置かれるため、屋内の壁や床より厚いかぶりが必要になるという考え方です。20mm以上でよいのは耐力壁以外の壁と床であり、これは屋内の乾燥した環境を前提とした値です。部位ごとの数値は、その部位が置かれる環境の厳しさに対応していると理解すると覚えやすくなります。

他の選択肢が不適切な理由
「耐力壁以外の壁及び床では、20mm以上としなければならない」は正しい値です。「柱及びはりでは、30mm以上としなければならない」も正しく、耐力壁も同じ30mm以上です。「基礎では、捨てコンクリートの部分を除いて60mm以上とする」も正しく、基礎は最も厳しい環境に置かれる部位として最大の値が定められています。捨てコンクリートはかぶり厚さに算入できません。

試験の罠
建築基準法施行令第79条の数値は「耐力壁以外の壁・床=20mm」「耐力壁・柱・はり=30mm」「土に接する部分と布基礎の立上り=40mm」「基礎=60mm」。布基礎の立上り部分だけが基礎本体(60mm)と別扱いで40mmになる点が最大の引っかけ。
問33-4

異形鉄筋の末端部のフックに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①135度フックの余長は、鉄筋径の6倍以上としなければならない。
  • ②180度フックの余長は、鉄筋径の4倍以上としなければならない。
  • ③90度フックの余長は、鉄筋径の3倍以上としなければならない。
  • ④90度フックの余長は、鉄筋径の8倍以上としなければならない。
答えと解説を見る
正解 ③90度フックの余長は、鉄筋径の3倍以上としなければならない。
解説
フックの余長は、折曲げ角度が小さいほど長く必要になります。標準は、180度フックで鉄筋径の4倍以上、135度フックで6倍以上、90度フックで8倍以上です。この関係は、フックがコンクリートから抜け出そうとする力にどう抵抗するかで説明できます。180度フックは鉄筋が完全に折り返されており、それだけで大きな引抜き抵抗が得られるため、余長は短くて済みます。一方、90度フックは折り返しの角度が浅く、フックだけでは抜け出しに対する抵抗が小さいため、直線部分をより長く伸ばして付着による抵抗で補う必要があります。したがって90度フックの余長を3倍とするのは大幅な不足です。

他の選択肢が不適切な理由
「135度フックの余長は、鉄筋径の6倍以上としなければならない」は正しい値です。あばら筋や帯筋の末端によく用いられます。「180度フックの余長は、鉄筋径の4倍以上としなければならない」も正しく、三つの角度のうち最も短い余長で済みます。「90度フックの余長は、鉄筋径の8倍以上としなければならない」も正しく、この値と正解の記述が矛盾する形になっています。

試験の罠
フックの余長は「180度=4d」「135度=6d」「90度=8d」。折曲げ角度が小さいほど鉄筋が抜けやすいので余長が長くなる、という理屈で覚えると4・6・8の順番を間違えない。
問43-4

鉄筋の加工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①鉄筋の切断には、シヤーカッターや電動カッターなどを用いる。
  • ②SD345のD16の折曲げ内法直径は、鉄筋径の3倍以上とする。
  • ③あばら筋及び帯筋の加工寸法の許容差は、プラスマイナス5mmとする。
  • ④鉄筋は、加工しやすくするためガスバーナーで加熱して曲げる。
答えと解説を見る
正解 ④鉄筋は、加工しやすくするためガスバーナーで加熱して曲げる。
解説
鉄筋の加工は、原則として常温で行う冷間加工とします。異形鉄筋は製造の過程で所定の強度が与えられており、ガスバーナーなどで局部的に加熱すると、その部分の金属組織が変化して降伏点や引張強さが低下します。しかも加熱の温度や冷却の速度を現場で管理することは事実上できないため、どの程度性能が落ちたのかを確認する手段もありません。強度が確認できない鉄筋を構造体に用いることは許されないため、曲げ加工は必ず鉄筋加工機による常温での曲げとします。仮に誤って加熱してしまった鉄筋は、その部分を使用しないのが原則です。

他の選択肢が不適切な理由
「SD345のD16の折曲げ内法直径は、鉄筋径の3倍以上とする」は正しい値で、D16以下のSD295およびSD345は3倍以上とされています。「あばら筋及び帯筋の加工寸法の許容差は、プラスマイナス5mmとする」も正しく、かぶり厚さに直接影響するため他の鉄筋より厳しく定められています。「鉄筋の切断には、シヤーカッターや電動カッターなどを用いる」も正しく、切断も常温で行うのが原則です。

試験の罠
鉄筋の曲げ加工は常温(冷間)で行うのが原則。加熱すると材質が変化し、規格どおりの強度が保証できなくなる。折曲げ内法直径はSD295・SD345のD16以下で3d以上、D19〜D41で4d以上と径によって変わる。
問53-4

鉄筋相互のあきに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①鉄筋のあきは、示された複数の値のうち、最も小さい値以上を確保する。
  • ②粗骨材の最大寸法の1.25倍以上を、あきの必要値のひとつとする。
  • ③隣り合う鉄筋の平均径の1.5倍以上を、あきの必要値のひとつとする。
  • ④あきは、コンクリートが鉄筋の間を確実に通るために必要な間隔である。
答えと解説を見る
正解 ①鉄筋のあきは、示された複数の値のうち、最も小さい値以上を確保する。
解説
鉄筋のあきは、複数の条件から求めた値のうち、最も大きい値以上を確保しなければなりません。あきは、粗骨材が鉄筋の間を通り抜け、鉄筋の周囲をコンクリートが確実に取り巻くために必要な間隔であり、示された条件のどれか一つでも満たさなければ、その条件に対応する不具合が生じるためです。最も小さい値を選んでしまうと、他の条件を満たさないまま配筋することになり、粗骨材の詰まりによる充填不良や、鉄筋とコンクリートの付着不足を招きます。したがって「鉄筋のあきは、示された複数の値のうち、最も小さい値以上を確保する。」という記述は不適当です。

他の選択肢が不適切な理由
「粗骨材の最大寸法の1.25倍以上を、あきの必要値のひとつとする。」は正しく、粗骨材が通り抜けられる間隔を確保するための条件です。「隣り合う鉄筋の平均径の1.5倍以上を、あきの必要値のひとつとする。」も正しく、鉄筋径に応じた条件です。「あきは、コンクリートが鉄筋の間を確実に通るために必要な間隔である。」も正しく、あきを設ける目的そのものです。

試験の罠
あきは複数の条件の「最大値以上」を確保します。かぶり厚さも規定値以上で、いずれも小さいほうを選んではいけません。あきは鉄筋の表面間の距離、間隔は鉄筋の中心間の距離である点も区別します。
問63-4

鉄筋のスペーサーに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①スラブに用いるスペーサーは、上端筋・下端筋それぞれに配置する。
  • ②柱に用いるスペーサーは、施工の効率上、最上部の1箇所だけでよい。
  • ③梁の側面に用いるスペーサーは、型枠に接する面を防錆処理した鋼製とする。
  • ④スペーサーは、鉄筋のかぶり厚さを確保するために用いる部材である。
答えと解説を見る
正解 ②柱に用いるスペーサーは、施工の効率上、最上部の1箇所だけでよい。
解説
柱のスペーサーは、上下方向に間隔をおいて複数の高さに配置します。柱主筋は長い部材であり、1箇所だけで支えても、その間で鉄筋がたわんだり、コンクリートの側圧や打込み時の振動によって型枠側へ寄ったりして、かぶり厚さを確保できません。一般には上段と下段の2段以上に設け、それぞれの段で各面に配置します。スペーサーの役割は、コンクリートが固まるまでの間、鉄筋を設計上の位置に保ち続けることにあります。打込みの衝撃や作業員の踏み込みに耐えられる数と間隔を確保しなければ、外観からは見えない位置でかぶり不足が生じ、後年の鉄筋の腐食につながります。

他の選択肢が不適切な理由
「スラブに用いるスペーサーは、上端筋・下端筋それぞれに配置する」は正しい記述で、上端筋と下端筋はいずれもかぶり厚さの確保が必要です。「梁の側面に用いるスペーサーは、型枠に接する面を防錆処理した鋼製とする」も正しく、防錆処理をしないと錆がコンクリート表面に浮き出ます。「スペーサーは、鉄筋のかぶり厚さを確保するために用いる部材である」も正しい説明です。

試験の罠
スペーサーはかぶり厚さを確保する部材なので、かぶりが不足しそうな箇所すべてに必要数を配置する。柱では上下方向に複数段設ける。型枠に接する部分に鋼製を使う場合は、錆が表面に出ないよう防錆処理したものを用いる。
問73-4

鉄筋の組立てに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①鉄筋の組立ては、コンクリート打込み時に動かないよう堅固に行う。
  • ②鉄筋の交点は、径0.8mm以上のなまし鉄線などで結束する。
  • ③組立て用鋼材は、鉄筋の位置を保つため主筋に直接アーク溶接する。
  • ④鉄筋には、コンクリートの付着を妨げる油や泥を付着させない。
答えと解説を見る
正解 ③組立て用鋼材は、鉄筋の位置を保つため主筋に直接アーク溶接する。
解説
鉄筋を組み立てる際、位置を保つための組立て用鋼材や仮設材を主筋にアーク溶接することは、原則として認められません。溶接によって主筋が局部的に高温にさらされると、その部分の金属組織が変化して強度が低下し、さらに溶接の止端部が切欠きとなって、繰返し応力や地震時の変形に対するひび割れの起点となるからです。主筋は建物の耐力を直接負担する部材であり、目に見えない性能低下を許容できません。組立て用鋼材を固定する必要がある場合は、結束線による緊結や専用の金物を用いるなど、母材を傷めない方法を選びます。

他の選択肢が不適切な理由
「鉄筋の交点は、径0.8mm以上のなまし鉄線などで結束する」は正しい記述で、結束線の径も定められています。「鉄筋の組立ては、コンクリート打込み時に動かないよう堅固に行う」も正しく、打込み時の圧力や振動で配筋が乱れると、かぶり厚さや有効せいが設計どおりになりません。「鉄筋には、コンクリートの付着を妨げる油や泥を付着させない」も正しく、型枠用の剥離剤の付着にも注意が必要です。

試験の罠
鉄筋への直接のアーク溶接は禁止。溶接した部分が急冷されてもろくなり、そこから破断するおそれがあるためである。組立ては径0.8mm以上のなまし鉄線による結束で行う。
問83-4

鉄筋のガス圧接を行わない部分における鉄筋の加工寸法の許容差に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①あばら筋及び帯筋の各部の寸法の許容差は、プラスマイナス5mmとする。
  • ②D25以下の主筋の各部の寸法の許容差は、プラスマイナス15mmとする。
  • ③加工後の全長の許容差は、鉄筋の径によらずプラスマイナス20mmとする。
  • ④D25以下の主筋の加工後の全長の許容差は、プラスマイナス5mmとする。
答えと解説を見る
正解 ④D25以下の主筋の加工後の全長の許容差は、プラスマイナス5mmとする。
解説
鉄筋の加工寸法の許容差は、その寸法の狂いが何に影響するかによって厳しさが変わります。加工後の全長については、鉄筋の径にかかわらずプラスマイナス20mmが標準であり、5mmという厳しい値ではありません。全長は多少前後しても、重ね継手長さや定着長さに余裕を見込んで配筋すれば構造性能に影響しないためです。一方、あばら筋や帯筋の各部の寸法はプラスマイナス5mmと厳しく定められています。これらの寸法が大きくなればかぶり厚さが不足し、小さくなれば主筋を所定の位置に納められなくなるため、直接的に品質を左右するからです。

他の選択肢が不適切な理由
「あばら筋及び帯筋の各部の寸法の許容差は、プラスマイナス5mmとする」は正しい値で、かぶり厚さに直結するため最も厳しく管理されます。「D25以下の主筋の各部の寸法の許容差は、プラスマイナス15mmとする」も正しい値です。「加工後の全長の許容差は、鉄筋の径によらずプラスマイナス20mmとする」も正しく、この値と正解の記述が矛盾する関係になっています。

試験の罠
加工寸法の許容差は「あばら筋・帯筋=±5mm」「D25以下の主筋=±15mm」「D29〜D41の主筋=±20mm」、そして「加工後の全長=径によらず±20mm」。各部の寸法と全長で数値が別であることを押さえる。
問93-4

鉄筋の末端部にフックを必要とする箇所に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①スラブの下端筋の末端部にも、フックを設けなければならない。
  • ②煙突に用いる鉄筋の末端部には、フックを設けなければならない。
  • ③柱及び梁の出隅部分の鉄筋の末端部には、フックを設ける。
  • ④あばら筋及び帯筋の末端部には、フックを設けなければならない。
答えと解説を見る
正解 ①スラブの下端筋の末端部にも、フックを設けなければならない。
解説
末端部にフックを設けなければならないのは、丸鋼、あばら筋及び帯筋、煙突の鉄筋、柱及び梁(基礎梁を除く)の出隅部分の鉄筋です(建築基準法施行令第73条、JASS5)。これらは、付着だけでは抜け出しやすい、あるいは高温にさらされて付着が失われるおそれがあるといった理由から、機械的な引っ掛かりを与える必要があるためです。スラブの下端筋のような一般部の異形鉄筋は、表面のふしによって十分な付着が得られるため、末端部のフックは必要とされていません。したがって「スラブの下端筋の末端部にも、フックを設けなければならない。」という記述は不適当です。

他の選択肢が不適切な理由
「煙突に用いる鉄筋の末端部には、フックを設けなければならない。」は正しく、高温を受けて付着が低下するためです。「柱及び梁の出隅部分の鉄筋の末端部には、フックを設ける。」も正しく、出隅ではかぶりが外側へはがれやすいためです。「あばら筋及び帯筋の末端部には、フックを設けなければならない。」も正しく、コンクリートを拘束する働きを確実にするためです。

試験の罠
フックが必要なのは「丸鋼・あばら筋・帯筋・煙突・柱梁の出隅」と並べて覚えます。基礎梁の出隅は除かれること、異形鉄筋の一般部には不要であることが引っ掛けどころです。
問103-4

鉄筋のかぶり厚さの確保に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①杭基礎におけるかぶり厚さは、杭天端からの距離で確保する。
  • ②捨てコンクリートの厚さは、基礎のかぶり厚さに算入できる。
  • ③屋外に面する部位では、屋内より大きなかぶり厚さを確保する。
  • ④設計かぶり厚さを目標とすることで、施工誤差を吸収する。
答えと解説を見る
正解 ②捨てコンクリートの厚さは、基礎のかぶり厚さに算入できる。
解説
捨てコンクリートは、墨出しや型枠の建込みの基準を得ることを目的として、根切り底に薄く打つコンクリートです。構造体としての強度も耐久性も期待されておらず、配合も構造用コンクリートと同等ではないため、鉄筋を保護する層としては算入できません。したがって基礎のかぶり厚さは、捨てコンクリートの上面から鉄筋の表面までの距離で確保しなければなりません。この点を誤解して捨てコンクリートの厚さを含めて計算すると、実際のかぶり厚さが規定値を下回り、最も湿潤な環境に置かれる基礎の鉄筋が早期に腐食する原因となります。

他の選択肢が不適切な理由
「杭基礎におけるかぶり厚さは、杭天端からの距離で確保する」は正しい記述で、杭に支持される基礎ではこの考え方によります。「屋外に面する部位では、屋内より大きなかぶり厚さを確保する」も正しく、雨掛かりや温度変化にさらされる環境の厳しさを反映したものです。「設計かぶり厚さを目標とすることで、施工誤差を吸収する」も正しく、最小かぶり厚さに10mmを加えた値を施工上の目標とします。

試験の罠
捨てコンクリートはかぶり厚さに算入できない。施行令第79条にも「捨コンクリートの部分を除く」と明記されている。杭基礎の基礎筋のかぶりは杭天端からの距離で確保する点とセットで覚える。

2級建築施工管理技士の対策問題(全740問)に戻る

※本ページはアクセス解析のためCookieを利用し、その情報を外部(Google)へ送信しています。

※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。