2026年版・3-5

鉄筋の継手・定着・ガス圧接の一問一答

2級建築施工管理技士「躯体施工」から、鉄筋の継手・定着・ガス圧接に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問13-5

鉄筋の重ね継手に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①重ね継手の長さは、鉄筋の径が同じであれば種類によらず一定である。
  • ②重ね継手の長さは、コンクリートの設計基準強度が高いほど短くできる。
  • ③D35以上の異形鉄筋には、原則として重ね継手を用いてはならない。
  • ④フック付き重ね継手の長さには、フックの折曲げ部の長さを含めない。
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正解 ①重ね継手の長さは、鉄筋の径が同じであれば種類によらず一定である。
解説
重ね継手の長さは、鉄筋の強度の種類によって変わります。重ね継手が成立する仕組みは、一方の鉄筋に生じた引張力が付着を介していったんコンクリートへ伝わり、それが再び他方の鉄筋へ伝えられるという流れにあります。したがって鉄筋の強度が高いほど、伝えるべき力が大きくなり、必要な重ね長さも長くなります。同じD19でも、SD295とSD390では必要な長さが異なります。あわせてコンクリートの設計基準強度も影響し、コンクリートが強いほど付着力が大きくなるため、必要な長さは短くなります。実際の値は、鉄筋の種類とコンクリート強度の組合せの表から読み取ります。

他の選択肢が不適切な理由
「重ね継手の長さは、コンクリートの設計基準強度が高いほど短くできる」は正しい記述で、付着強度が高まるためです。「D35以上の異形鉄筋には、原則として重ね継手を用いてはならない」も正しく、太径の鉄筋では必要な重ね長さが過大となり、鉄筋が密集して充填不良を招くためガス圧接や機械式継手を用います。「フック付き重ね継手の長さには、フックの折曲げ部の長さを含めない」も正しく、直線部分の長さで表します。

試験の罠
重ね継手の長さは、鉄筋の種類(SD295・SD345・SD390)とコンクリートの設計基準強度の組合せで決まる。強度が高いほど付着力が大きいので短くできる。D35以上は重ね継手を用いず、ガス圧接や機械式継手とする。
問23-5

鉄筋の継手位置に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①継手は、原則として応力の小さい位置に設けることとする。
  • ②隣り合うガス圧接部は、200mm以内にそろえて設ける。
  • ③梁の主筋の継手は、部材の変形能力を考慮して位置を定める。
  • ④隣り合う継手の位置は、相互に適切にずらして設けるのがよい。
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正解 ②隣り合うガス圧接部は、200mm以内にそろえて設ける。
解説
隣り合うガス圧接部の位置は、原則として400mm以上ずらして設けます。圧接部は鉄筋の断面がわずかに膨らみ、材質も母材とまったく同じではないため、部材の中で弱点となりうる箇所です。これが同じ断面位置に集中すると、その断面だけが他より弱くなり、地震時などに変形や損傷が集中する原因となります。位置をずらすことで、仮にひとつの圧接部が所定の性能に達していなかったとしても、その影響が断面全体に及ばないようにする考え方です。同じ理由から、重ね継手についても隣り合う継手を相互にずらすことが求められています。

他の選択肢が不適切な理由
「継手は、原則として応力の小さい位置に設けることとする」は正しい記述です。継手部に大きな応力が作用しない位置を選ぶことで、安全性の余裕が確保されます。「隣り合う継手の位置は、相互に適切にずらして設けるのがよい」も正しく、断面内で弱点が重ならないようにするためです。「梁の主筋の継手は、部材の変形能力を考慮して位置を定める」も正しく、梁端部のように塑性化が想定される領域を避ける配慮が必要です。

試験の罠
隣り合うガス圧接部は400mm以上ずらすのが原則。継手が同じ断面に集中すると、その位置が弱点になる。『そろえて設ける』『同一断面に集める』という記述は誤り。
問33-5

鉄筋のガス圧接部の外観に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①圧接面のずれは、鉄筋径の5分の1以下とする。
  • ②圧接部のふくらみの長さは、鉄筋径の1.1倍以上とする。
  • ③圧接部のふくらみの直径は、鉄筋径の1.1倍以上とする。
  • ④圧接部における鉄筋中心軸の折曲がりは、2度以下とする。
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正解 ③圧接部のふくらみの直径は、鉄筋径の1.1倍以上とする。
解説
ガス圧接部のふくらみの直径は、鉄筋径の1.4倍以上としなければなりません。ガス圧接は、鉄筋の端面どうしを突き合わせて加熱し、軸方向に圧力を加えて一体化させる方法です。十分な加熱と加圧が行われると、材料が軸方向に縮んだ分だけ半径方向へ押し出され、規定以上のふくらみとなって現れます。つまりふくらみの直径は、必要な加熱温度と圧縮力が確かに与えられたことを外観から判断するための指標です。1.4倍に満たないふくらみは、加熱不足または加圧不足を意味し、内部で十分な接合が得られていないおそれがあるため、不合格として再施工の対象となります。

他の選択肢が不適切な理由
「圧接部のふくらみの長さは、鉄筋径の1.1倍以上とする」は正しい値です。直径の1.4倍以上と混同しやすいため、区別して覚える必要があります。「圧接面のずれは、鉄筋径の5分の1以下とする」も正しく、圧接面が中心からずれると偏心による曲げが生じます。「圧接部における鉄筋中心軸の折曲がりは、2度以下とする」も正しく、軸が折れ曲がると圧接部に想定外の曲げ応力が作用します。

試験の罠
ガス圧接部の数値は「ふくらみの直径=1.4d以上」「ふくらみの長さ=1.1d以上」「圧接面のずれ=1/5d以下」「折曲がり=2度以下」。直径と長さの1.4と1.1を入れ替えた選択肢が最も多い引っかけである。
問43-5

鉄筋のガス圧接の施工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①圧接端面は、グラインダーなどで直角かつ平滑に仕上げる。
  • ②圧接部の加熱には、酸素とアセチレンの混合ガスを用いる。
  • ③圧接によって鉄筋は軸方向に縮むため、その分を見込んで加工する。
  • ④加熱は、初めに中性炎で行い、密着した後に還元炎に切り替える。
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正解 ④加熱は、初めに中性炎で行い、密着した後に還元炎に切り替える。
解説
ガス圧接では、圧接端面がまだ開いている加熱の初期に空気が触れると、端面が酸化して接合の妨げになります。そこで初期は、酸素よりアセチレンが多い還元炎で端面を包み、酸化を防ぎながら加熱します。端面どうしが密着したのちは、最も温度が高く効率のよい中性炎に切り替え、所定の温度まで加熱しながら圧力を加えてふくらみを形成します。したがって「加熱は、初めに中性炎で行い、密着した後に還元炎に切り替える。」という記述は順序が逆であり不適当です。

他の選択肢が不適切な理由
「圧接端面は、グラインダーなどで直角かつ平滑に仕上げる。」は正しく、端面が傾いていると偏心や未接合の原因になります。「圧接部の加熱には、酸素とアセチレンの混合ガスを用いる。」も正しく、酸素アセチレン炎を用います。「圧接によって鉄筋は軸方向に縮むため、その分を見込んで加工する。」も正しく、1箇所あたり鉄筋径の1倍から1.5倍程度の縮みを見込みます。

試験の罠
加熱は「初めは還元炎、密着後は中性炎」の順です。順序を入れ替える出題が定番です。圧接端面の加工は、酸化を避けるため圧接作業の直前に行う点も併せて押さえます。
問53-5

鉄筋のガス圧接を行うことができる鉄筋の組合せに関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①径の差が7mm以下であれば、原則として圧接することができる。
  • ②径の差が7mmを超える異形鉄筋どうしでも、原則として圧接できる。
  • ③種類の異なる鉄筋どうしは、径が同じであれば無条件に圧接できる。
  • ④圧接する鉄筋の径の差については、特に制限は設けられていない。
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正解 ①径の差が7mm以下であれば、原則として圧接することができる。
解説
ガス圧接では、突き合わせる鉄筋の径の差が7mmを超える場合、原則として圧接を行いません。径の差が大きいと、加熱したときに細い鉄筋のほうが早く高温になり、太い鉄筋がまだ所定の温度に達していない段階で細い側が過熱されてしまいます。その結果、両者に均等な加熱と加圧が与えられず、接合部の内部に未接合の部分が残ったり、細い側の材質が劣化したりします。同じ理由から、圧接後のふくらみの寸法も細いほうの鉄筋径を基準として判定します。径の差がやむを得ず大きくなる場合は、機械式継手など別の継手方法を検討します。

他の選択肢が不適切な理由
「径の差が7mmを超える異形鉄筋どうしでも、原則として圧接できる」は制限を逆に述べており誤りです。「種類の異なる鉄筋どうしは、径が同じであれば無条件に圧接できる」も誤りで、強度の種類が異なる鉄筋の圧接は、材質が異なることによる接合部の性能が確認されている場合に限られ、無条件ではありません。「圧接する鉄筋の径の差については、特に制限は設けられていない」も誤りで、7mmという明確な目安が定められています。

試験の罠
径の差は7mm以下が原則。ただしSD490は他の種類の鉄筋と圧接できず、圧接する場合は施工前試験が必要になる。「径の差」と「鉄筋の種類」は別々の制限であり、どちらか一方を満たすだけでは足りない。
問63-5

鉄筋のガス圧接部の検査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①外観検査は、圧接部の全数について行うことを原則とする。
  • ②ふくらみの直径が不足する圧接部は、切り取って再圧接する。
  • ③外観検査で不合格となった圧接部は、程度に応じた是正を行う。
  • ④超音波探傷試験は、抜取り検査によって行うことができる。
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正解 ②ふくらみの直径が不足する圧接部は、切り取って再圧接する。
解説
圧接部の外観検査で不合格となった場合の是正方法は、不良の程度によって使い分けます。ふくらみの直径や長さが不足している場合、また折れ曲がりが生じている場合は、その部分を再加熱して所定の形状に修正すれば足ります。一方、圧接面のずれが大きい、明らかな折損があるなど、加熱では直せない不良の場合に限り、圧接部を切り取って再圧接します。したがって「ふくらみの直径が不足する圧接部は、切り取って再圧接する。」という記述は不適当で、この場合は再加熱による修正が原則です。

他の選択肢が不適切な理由
「外観検査は、圧接部の全数について行うことを原則とする。」は正しく、目視と計測により全数を確認します。「外観検査で不合格となった圧接部は、程度に応じた是正を行う。」も正しく、再加熱と切取り再圧接を使い分けます。「超音波探傷試験は、抜取り検査によって行うことができる。」も正しく、内部欠陥は抜取りで確認します。

試験の罠
是正方法は「形が足りない・曲がっている=再加熱して修正」「ずれが大きい・折損=切り取って再圧接」と対で覚えます。外観検査は全数、超音波探傷試験は抜取りという検査方法の違いも要点です。
問73-5

鉄筋の定着に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①定着とは、鉄筋が引き抜けないよう他の部材に埋め込むことをいう。
  • ②梁主筋を柱に定着する場合は、柱せいの中心を超えて折り曲げる。
  • ③定着の長さは、コンクリートの設計基準強度が高いほど長くなる。
  • ④小梁やスラブの下端筋の定着長さは、上端筋より短くできる。
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正解 ③定着の長さは、コンクリートの設計基準強度が高いほど長くなる。
解説
定着長さは、コンクリートの設計基準強度が高いほど短くなります。定着が成り立つのは、鉄筋の表面とコンクリートとの間に働く付着の力によるものであり、コンクリートが強いほど単位面積あたりの付着強度が大きくなるため、同じ引張力を伝えるのに必要な埋め込み長さは短くて済みます。逆にコンクリート強度が低い場合は、長い定着長さが必要になります。この関係は重ね継手の長さにも同様に当てはまります。設計図書ではコンクリート強度と鉄筋の種類の組合せごとに数値が表で示されるため、施工にあたっては該当する欄を必ず確認します。

他の選択肢が不適切な理由
「定着とは、鉄筋が引き抜けないよう他の部材に埋め込むことをいう」は正しい説明です。「梁主筋を柱に定着する場合は、柱せいの中心を超えて折り曲げる」も正しく、折曲げ位置を柱の中心より奥に取ることで、必要な水平投影長さを確保します。「小梁やスラブの下端筋の定着長さは、上端筋より短くできる」も正しく、下端筋には上端筋ほど大きな引張力が作用しないためです。

試験の罠
定着長さも重ね継手長さも、コンクリートの設計基準強度が高いほど「短く」なる。強度が高いほど鉄筋との付着が強いためである。長くなると書いてあれば誤り、と機械的に判断してよい。
問83-5

鉄筋の機械式継手及び溶接継手に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①機械式継手は、太径の鉄筋やD35以上の鉄筋の継手にも用いられる。
  • ②溶接継手は、突合せ溶接によって鉄筋を接合する継手である。
  • ③機械式継手には、カップラーにグラウトを充填する形式のものがある。
  • ④機械式継手は、鉄筋どうしを直接溶かし合わせて接合する継手である。
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正解 ④機械式継手は、鉄筋どうしを直接溶かし合わせて接合する継手である。
解説
機械式継手は、鉄筋の端部をカップラーやスリーブと呼ばれる鋼管状の部材にはめ込み、その中にグラウトを充填したり、ねじで締め付けたり、外側から圧着したりして力を伝える継手です。鉄筋そのものを溶かして一体化させるものではありません。鉄筋を溶融させて接合するのは溶接継手であり、両者は原理がまったく異なります。機械式継手の利点は、火気を用いないため防火上の制約が少なく、天候の影響を受けにくいこと、そして施工者の技量による品質のばらつきが比較的小さいことです。太径鉄筋や、鉄筋が密集して圧接作業の空間が確保しにくい箇所で多く採用されています。

他の選択肢が不適切な理由
「溶接継手は、突合せ溶接によって鉄筋を接合する継手である」は正しい記述で、機械式継手との違いを明確に示しています。「機械式継手には、カップラーにグラウトを充填する形式のものがある」も正しく、代表的な方式のひとつです。「機械式継手は、太径の鉄筋やD35以上の鉄筋の継手にも用いられる」も正しく、重ね継手が使えない太径鉄筋の有力な選択肢となります。

試験の罠
「機械式継手=カップラーやスリーブでかみ合わせ、グラウトやねじで固定する」「溶接継手=突合せ溶接で溶かし合わせる」。鉄筋どうしを溶かして接合するのは溶接継手とガス圧接であり、機械式継手ではない。
問93-5

鉄筋のガス圧接部のずれ及びすき間に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①圧接面のずれは、細いほうの鉄筋径の2分の1以下であればよい。
  • ②圧接部のふくらみにおける頂部の位置は、圧接面から著しくずれない。
  • ③圧接面のずれが規定を超えた場合は、その部分を切り取って再圧接する。
  • ④圧接端面のすき間は、突き合わせた状態でできるだけ小さくする。
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正解 ①圧接面のずれは、細いほうの鉄筋径の2分の1以下であればよい。
解説
圧接面のずれ、すなわち上下の鉄筋の中心軸の食い違いは、細いほうの鉄筋径の5分の1以下としなければなりません。2分の1では規定の2倍以上のずれを許すことになり、明らかに過大です。中心軸がずれた圧接部に引張力が作用すると、力の通り道が屈曲するために偏心による曲げモーメントが生じ、圧接部の縁に応力が集中します。この曲げは設計で想定されていないため、圧接部の性能が確保できなくなります。ずれが規定を超えている場合は再加熱では直せず、その部分を切り取って新たに圧接し直すか、添え筋による補強を行う必要があります。

他の選択肢が不適切な理由
「圧接端面のすき間は、突き合わせた状態でできるだけ小さくする」は正しい記述で、すき間が大きいと加熱の際に端面が酸化し、接合不良の原因となります。「圧接部のふくらみにおける頂部の位置は、圧接面から著しくずれない」も正しく、頂部が大きく偏っている場合は加熱位置が不適切であったことを示します。「圧接面のずれが規定を超えた場合は、その部分を切り取って再圧接する」も正しい是正方法です。

試験の罠
圧接面のずれの基準は「細いほうの鉄筋径の5分の1以下」。2分の1、3分の1といった大きい値はすべて誤り。ふくらみの頂部の位置が圧接面から著しくずれている場合も、加熱が偏った証拠として不合格になる。
問103-5

鉄筋のガス圧接に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①圧接技量資格者の種別により、圧接できる鉄筋の径に制限がある。
  • ②圧接部のふくらみの直径は、鉄筋径の1.2倍以上とする。
  • ③SD490の鉄筋を圧接する場合は、施工前試験を行う必要がある。
  • ④圧接端面の加工は、圧接作業の直前に行うことが望ましい。
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正解 ②圧接部のふくらみの直径は、鉄筋径の1.2倍以上とする。
解説
ガス圧接部のふくらみは、加熱と加圧が適切に行われたことを示す形状で、その直径は鉄筋の直径の1.4倍以上、長さは鉄筋の直径の1.1倍以上を確保することとされています。ふくらみが小さいということは、加える圧力や加熱の量が不足しており、接合面が十分に密着していないおそれがあることを意味します。したがって「圧接部のふくらみの直径は、鉄筋径の1.2倍以上とする。」という記述は不適当で、正しくは1.4倍以上です。径の異なる鉄筋を圧接する場合は、細いほうの鉄筋の径を基準として判定します。

他の選択肢が不適切な理由
「圧接技量資格者の種別により、圧接できる鉄筋の径に制限がある。」は正しく、種別に応じて作業できる鉄筋径の範囲が定められています。「SD490の鉄筋を圧接する場合は、施工前試験を行う必要がある。」も正しく、高強度の鉄筋のため事前の確認が求められます。「圧接端面の加工は、圧接作業の直前に行うことが望ましい。」も正しく、加工後に時間が空くと端面が酸化します。

試験の罠
数値は「ふくらみの直径は1.4倍以上、長さは1.1倍以上、圧接面のずれは鉄筋径の4分の1以下、中心軸の偏心は5分の1以下」でまとめて覚えます。1.4倍を1.2倍に下げる出題が定番です。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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