2026年版・1-7

一般構造(鉄筋コンクリート構造)の一問一答

2級建築施工管理技士「建築学」から、一般構造(鉄筋コンクリート構造)に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問11-7

鉄筋コンクリート構造のかぶり厚さに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①直接土に接する柱や梁では、20mm以上とされている。
  • ②耐力壁以外の壁や床では、20mm以上とされている。
  • ③柱及び梁の最小かぶり厚さは、30mm以上とされている。
  • ④基礎では、捨コンクリートの部分を除き60mm以上とする。
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正解 ①直接土に接する柱や梁では、20mm以上とされている。
解説
かぶり厚さとは、鉄筋の表面からコンクリート表面までの最短距離をいい、建築基準法施行令で部位ごとに最小値が定められています。直接土に接する壁・柱・床・梁および布基礎の立上り部分は40mm以上と定められており、20mm以上では不足します。土に接する部分は常に水分や土中の塩分にさらされ、乾湿の繰り返しも受けるため、鉄筋が腐食しやすい厳しい環境にあります。そのため他の部位より厚いかぶりを確保して、鉄筋を保護する必要があります。

他の選択肢が不適切な理由
「柱及び梁の最小かぶり厚さは、30mm以上とされている。」は正しく、耐力壁も同じ30mm以上です。「耐力壁以外の壁や床では、20mm以上とされている。」も正しく、外気や土に直接触れない部位として最も小さい値が定められています。「基礎では、捨コンクリートの部分を除き60mm以上とする。」も正しく、地中で最も過酷な環境に置かれるため最大の値が要求されています。

試験の罠
施行令第79条の数値は「壁・床が2cm、耐力壁・柱・梁が3cm、直接土に接する部分が4cm、基礎が6cm」と、2・3・4・6の並びで覚えます。土に接するかどうかで数値が上がる点が最も問われやすい箇所です。
問21-7

鉄筋のかぶり厚さを確保する目的として、最も不適当なものはどれか。

  • ①鉄筋を火熱から保護し、耐火性能を確保するため。
  • ②コンクリートの圧縮強度そのものを高めるため。
  • ③中性化による鉄筋の腐食の進行を遅らせるため。
  • ④鉄筋とコンクリートの付着を十分に確保するため。
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正解 ②コンクリートの圧縮強度そのものを高めるため。
解説
コンクリートの圧縮強度は、水セメント比やセメントの種類、養生の条件などの調合と施工によって決まる材料としての性質であり、鉄筋のかぶり厚さを厚くしても強度そのものが高まるわけではありません。かぶり厚さが果たす役割は、内部の鉄筋を外部環境や火熱から守り、あわせて鉄筋とコンクリートを一体として働かせることにあります。かぶりが不足すると、鉄筋に沿ったひび割れやコンクリートの剥落が生じ、構造体の耐久性が大きく損なわれます。

他の選択肢が不適切な理由
「鉄筋を火熱から保護し、耐火性能を確保するため。」は正しく、鋼材は高温で強度が急激に低下するためコンクリートで覆って温度上昇を遅らせます。「中性化による鉄筋の腐食の進行を遅らせるため。」も正しく、中性化が鉄筋位置に達するまでの時間はかぶり厚さで大きく変わります。「鉄筋とコンクリートの付着を十分に確保するため。」も正しく、周囲に必要な厚さがなければ付着力を発揮できません。

試験の罠
かぶり厚さの目的は、耐火性の確保、中性化による鉄筋の腐食の防止、鉄筋とコンクリートの付着の確保の3つです。コンクリート自体の圧縮強度は水セメント比や材料で決まる性質であり、かぶり厚さでは変わりません。
問31-7

鉄筋コンクリート造の柱に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①主筋は、4本以上とし帯筋と緊結しなければならない。
  • ②帯筋比は、0.2%以上としなければならないとされる。
  • ③主筋の全断面積は、柱の断面積の0.4%以上とする。
  • ④柱の小径は、主要な支点間距離の1/15以上とする。
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正解 ③主筋の全断面積は、柱の断面積の0.4%以上とする。
解説
柱の主筋は、コンクリートの全断面積に対して0.8%以上の断面積を確保することが建築基準法施行令で定められています。主筋は柱に生じる曲げモーメントによる引張力を負担するとともに、圧縮力の一部も分担する重要な鉄筋です。主筋の量が少ないと、地震時に柱がもろく壊れる脆性的な破壊を起こすおそれがあるため、下限が定められています。0.4%以上では規定の半分にすぎず不足します。あわせて主筋は4本以上とすることも定められており、いずれも柱の基本的な要求事項です。

他の選択肢が不適切な理由
「主筋は、4本以上とし帯筋と緊結しなければならない。」は正しく、隅の4か所に配置して帯筋で拘束します。「帯筋比は、0.2%以上としなければならないとされる。」も正しく、帯筋は主筋の座屈を防ぐとともにせん断補強の役割を担います。「柱の小径は、主要な支点間距離の1/15以上とする。」も正しく、細長い柱となって座屈することを防ぐための規定です。

試験の罠
施行令第77条の数値は「主筋は4本以上」「帯筋比0.2%以上」「主筋の断面積の和はコンクリート断面積の0.8%以上」「柱の小径は支点間距離の1/15以上」です。0.2%(帯筋比)と0.8%(主筋比)を取り違えないようにします。
問41-7

鉄筋コンクリート造の梁に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①あばら筋比は、0.2%以上を確保することとされている。
  • ②あばら筋の間隔は、梁せいの3/4以下と定められている。
  • ③梁は、上下に主筋を配した複筋梁とすることが原則とされる。
  • ④梁に設ける貫通孔の径は、梁せいの1/2以下を原則とする。
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正解 ④梁に設ける貫通孔の径は、梁せいの1/2以下を原則とする。
解説
梁に設備配管などのための貫通孔を設けると、その位置でせん断耐力と曲げ耐力が低下します。そのため日本建築学会の鉄筋コンクリート構造計算規準では、貫通孔の径を梁せいの1/3以下とし、位置は応力の大きい梁端部を避けて中央寄りとすることを標準としています。あわせて孔の周囲には、斜め筋やスパイラル筋による補強を行います。梁せいの1/2まで許容すると、断面の半分が失われることになり、孔を起点としたせん断ひび割れが急速に進展します。したがって1/2以下を原則とするという記述は誤りです。

他の選択肢が不適切な理由
「あばら筋の間隔は、梁せいの3/4以下と定められている。」は正しく、建築基準法施行令第78条に規定されています(臥梁では30cm以下)。「梁は、上下に主筋を配した複筋梁とすることが原則とされる。」も正しく、同条に定められています。地震時には梁の上下で引張側が入れ替わるためです。「あばら筋比は、0.2%以上を確保することとされている。」も正しく、せん断ひび割れの発生後も耐力を保持させるために必要な量として、設計上の下限とされています。

試験の罠
梁の貫通孔は径を梁せいの1/3以下とし、位置は梁端部を避けて中央寄りとするのが原則です。1/2と1/3の取り違えが定番です。あばら筋の間隔は施行令第78条で梁せいの3/4以下と定められている点も併せて押さえます。
問51-7

鉄筋コンクリート造の耐力壁に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①壁筋には、径6mm以上の鉄筋を用いることとされている。
  • ②せん断補強筋比は、直交する各方向で0.25%以上とされる。
  • ③壁の厚さは、120mm以上とすることが求められている。
  • ④開口部の周囲には、補強筋を配置しなければならない。
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正解 ①壁筋には、径6mm以上の鉄筋を用いることとされている。
解説
耐力壁に用いる鉄筋は、径9mm以上のものを用いることが建築基準法施行令で定められています。耐力壁は地震時の水平力の大半を負担する部材であり、壁面全体にわたって力を伝えるため、一定以上の太さの鉄筋を格子状に配置する必要があります。径6mm以上では規定を満たしません。あわせて、鉄筋の間隔は縦横とも30cm以下(複配筋とする場合は45cm以下)とすることも定められており、太さと間隔の両面から補強の密度が確保される仕組みになっています。

他の選択肢が不適切な理由
「壁の厚さは、120mm以上とすることが求められている。」は正しく、あわせて壁の内法高さの1/30以上も必要です。「せん断補強筋比は、直交する各方向で0.25%以上とされる。」も正しく、縦横いずれの方向にも同じ下限が定められています。「開口部の周囲には、補強筋を配置しなければならない。」も正しく、開口の隅は応力が集中してひび割れが生じやすい部分です。

試験の罠
施行令第78条の2の数値は「壁厚12cm以上」「壁筋は径9mm以上」「開口部周囲の補強筋は径12mm以上」です。9mmと12mmという2つの径が出てくるため、どちらがどの部位かをセットで覚えておく必要があります。
問61-7

鉄筋の配筋に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①重ね継手の長さは、鉄筋の径と強度に応じて定められる。
  • ②鉄筋のあきは、粗骨材の最大寸法の1.25倍以下とする。
  • ③隣り合う鉄筋の継手位置は、原則としてずらして設ける。
  • ④異形鉄筋は、丸鋼に比べて付着強度が大きいという特徴をもつ。
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正解 ②鉄筋のあきは、粗骨材の最大寸法の1.25倍以下とする。
解説
鉄筋のあきとは、隣り合う鉄筋の表面どうしの間隔をいい、粗骨材の最大寸法の1.25倍以上、呼び名の数値の1.5倍以上、および25mm以上のうち最も大きい値以上を確保します。すなわち「以下」ではなく「以上」を確保すべき寸法です。この間隔は、コンクリートが鉄筋の間を通り抜けて隅々まで充填されるために必要なもので、狭すぎると粗骨材が鉄筋に引っかかって空隙(ジャンカ)を生じ、付着不良や耐久性の低下を招きます。

他の選択肢が不適切な理由
「重ね継手の長さは、鉄筋の径と強度に応じて定められる。」は正しく、コンクリートの設計基準強度によっても必要な長さが変わります。「隣り合う鉄筋の継手位置は、原則としてずらして設ける。」も正しく、同一断面に継手が集中すると、その断面の耐力が低下するためです。「異形鉄筋は、丸鋼に比べて付着強度が大きいという特徴をもつ。」も正しく、表面のふしがコンクリートと機械的にかみ合うためです。

試験の罠
鉄筋のあきは「粗骨材の最大寸法の1.25倍以上」で、上限ではなく下限です。あきが狭いと粗骨材が通らず、コンクリートが鉄筋の裏側に回りません。「以上」と「以下」が入れ替えられた選択肢が典型です。
問71-7

鉄筋コンクリート構造の力学的な性質に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①コンクリートは圧縮に強く、引張には著しく弱い材料である。
  • ②アルカリ性のコンクリートが、内部の鉄筋の腐食を防いでいる。
  • ③コンクリートと鉄筋では、線膨張係数が大きく異なっている。
  • ④引張力は、主として鉄筋が負担するものとして設計されている。
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正解 ③コンクリートと鉄筋では、線膨張係数が大きく異なっている。
解説
コンクリートと鋼材の線膨張係数は、いずれもおよそ1×10⁻⁵/℃であり、ほぼ等しい値です。この性質があるために、温度が変化しても両者が同じだけ伸び縮みし、内部に大きな応力差が生じません。もし線膨張係数が大きく異なっていれば、日射や気温の変化のたびに界面で応力が生じ、付着が失われて一体として働かなくなってしまいます。線膨張係数がほぼ等しいことは、コンクリートのアルカリ性が鉄筋を保護することと並んで、この2つの材料を組み合わせて用いることができる根本的な理由の一つです。

他の選択肢が不適切な理由
「コンクリートは圧縮に強く、引張には著しく弱い材料である。」は正しく、引張強度は圧縮強度の1/10程度にすぎません。「アルカリ性のコンクリートが、内部の鉄筋の腐食を防いでいる。」も正しく、鉄筋表面に不動態被膜が形成されます。「引張力は、主として鉄筋が負担するものとして設計されている。」も正しく、断面算定ではコンクリートの引張強度は無視するのが原則です。

試験の罠
鉄筋とコンクリートの線膨張係数はいずれもおよそ1×10⁻⁵/℃でほぼ等しく、この一致こそが両者を一体で使える理由です。「大きく異なる」としたものは誤りで、鉄筋コンクリートが成立する前提を否定してしまいます。
問81-7

鉄筋コンクリート造の床スラブに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①スラブの厚さは、80mm以上とすることが定められている。
  • ②厚さは、短辺方向の有効張り間長さの1/40以上とする。
  • ③配筋は、短辺方向の鉄筋を長辺方向より外側に配置する。
  • ④四辺固定スラブでは、短辺方向より長辺方向の応力が大きい。
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正解 ④四辺固定スラブでは、短辺方向より長辺方向の応力が大きい。
解説
四辺を梁で支持された長方形のスラブに鉛直荷重が作用すると、荷重は短辺方向と長辺方向の両方に分かれて伝わりますが、短辺方向のほうが支点間の距離が短く変形しにくいため、荷重の大部分は短辺方向を通って梁へ伝わります。その結果、短辺方向に生じる曲げモーメントのほうが長辺方向より大きくなります。したがって「長辺方向の応力が大きい」という記述は逆です。短辺方向の鉄筋を主筋として扱い、より太い鉄筋や狭い間隔で配置するのはこの理由によります。

他の選択肢が不適切な理由
「スラブの厚さは、80mm以上とすることが定められている。」は正しく、建築基準法施行令に定める最小厚さです。「厚さは、短辺方向の有効張り間長さの1/40以上とする。」も正しく、たわみを抑えるための規定です。「配筋は、短辺方向の鉄筋を長辺方向より外側に配置する。」も正しく、外側に置くほど有効せいが大きくなり、応力の大きい短辺方向を効率よく補強できます。

試験の罠
四辺固定スラブは短辺方向のほうが応力が大きくなるため、短辺方向の鉄筋を外側(有効せいが大きくなる側)に配置します。厚さは8cm以上かつ短辺方向の有効張り間長さの1/40以上です(施行令第77条の2)。
問91-7

鉄筋コンクリート造の構造計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①腰壁や垂れ壁が付いた柱は、せん断破壊を生じにくくなる。
  • ②偏心率が大きい建物は、ねじれによる被害を受けやすくなる。
  • ③耐力壁は、平面的にも立面的にも均等に配置するのがよい。
  • ④柱は、せん断破壊よりも曲げ降伏が先行するよう設計する。
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正解 ①腰壁や垂れ壁が付いた柱は、せん断破壊を生じにくくなる。
解説
柱に腰壁や垂れ壁が取り付くと、その部分では柱が壁に拘束されて変形できず、実質的に自由に変形できる高さが短くなります。これを短柱といいます。短柱は水平剛性が大きいため地震時に大きな水平力を引き受ける一方、変形できる長さが短いために曲げでは降伏せず、粘りのないせん断破壊を起こしやすくなります。過去の地震でも短柱のせん断破壊による被害が数多く報告されています。したがって「せん断破壊を生じにくくなる」という記述は逆であり、対策として構造スリットを設けて壁と柱を絶縁する方法がとられます。

他の選択肢が不適切な理由
「耐力壁は、平面的にも立面的にも均等に配置するのがよい。」は正しく、力の流れを単純にして応力集中を避けられます。「偏心率が大きい建物は、ねじれによる被害を受けやすくなる。」も正しく、重心と剛心が離れているとねじれ変形が生じます。「柱は、せん断破壊よりも曲げ降伏が先行するよう設計する。」も正しく、粘り強い壊れ方を確保する基本的な考え方です。

試験の罠
腰壁や垂れ壁が取り付くと柱の変形できる長さが短くなり、いわゆる短柱となってせん断力が集中し、脆いせん断破壊を起こしやすくなります。防ぐには構造スリットで壁を柱から切り離します。「曲げ降伏先行・せん断破壊後行」が耐震設計の原則です。
問101-7

鉄筋コンクリートの耐久性に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①中性化が鉄筋位置まで進むと、鉄筋は腐食しやすくなる。
  • ②水セメント比を大きくすると、中性化の進行は遅くなる。
  • ③ひび割れ幅が大きいほど、鉄筋の腐食は進行しやすくなる。
  • ④塩化物イオンは、鉄筋の不動態被膜を破壊する要因となる。
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正解 ②水セメント比を大きくすると、中性化の進行は遅くなる。
解説
中性化とは、空気中の二酸化炭素がコンクリート内部へ侵入し、アルカリ性を失わせていく現象です。進行の速さは、コンクリートの組織がどれだけ緻密かによって決まります。水セメント比を大きくすると、余剰の水が蒸発した跡が空隙として残り、組織が粗くなるため二酸化炭素が侵入しやすくなり、中性化はかえって速く進みます。したがって「進行は遅くなる」という記述は逆です。耐久性を高めるには、水セメント比を小さくして密実なコンクリートとすることが最も基本的な対策となります。

他の選択肢が不適切な理由
「中性化が鉄筋位置まで進むと、鉄筋は腐食しやすくなる。」は正しく、アルカリ性により保たれていた不動態被膜が失われるためです。「ひび割れ幅が大きいほど、鉄筋の腐食は進行しやすくなる。」も正しく、ひび割れが水分や酸素の通り道になります。「塩化物イオンは、鉄筋の不動態被膜を破壊する要因となる。」も正しく、海砂の使用や飛来塩分が原因となります。

試験の罠
水セメント比が大きいほどコンクリートは多孔質になり、二酸化炭素が浸入しやすくなるため中性化は速く進みます。「水セメント比が大きい=密実でない=劣化に弱い」と一本の筋で覚えると、強度・耐久性の設問がまとめて解けます。

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