問11-7
鉄筋コンクリート構造のかぶり厚さに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ①直接土に接する柱や梁では、20mm以上とされている。
- ②耐力壁以外の壁や床では、20mm以上とされている。
- ③柱及び梁の最小かぶり厚さは、30mm以上とされている。
- ④基礎では、捨コンクリートの部分を除き60mm以上とする。
答えと解説を見る
正解
①直接土に接する柱や梁では、20mm以上とされている。
解説
かぶり厚さとは、鉄筋の表面からコンクリート表面までの最短距離をいい、建築基準法施行令で部位ごとに最小値が定められています。直接土に接する壁・柱・床・梁および布基礎の立上り部分は40mm以上と定められており、20mm以上では不足します。土に接する部分は常に水分や土中の塩分にさらされ、乾湿の繰り返しも受けるため、鉄筋が腐食しやすい厳しい環境にあります。そのため他の部位より厚いかぶりを確保して、鉄筋を保護する必要があります。
他の選択肢が不適切な理由
「柱及び梁の最小かぶり厚さは、30mm以上とされている。」は正しく、耐力壁も同じ30mm以上です。「耐力壁以外の壁や床では、20mm以上とされている。」も正しく、外気や土に直接触れない部位として最も小さい値が定められています。「基礎では、捨コンクリートの部分を除き60mm以上とする。」も正しく、地中で最も過酷な環境に置かれるため最大の値が要求されています。
試験の罠
施行令第79条の数値は「壁・床が2cm、耐力壁・柱・梁が3cm、直接土に接する部分が4cm、基礎が6cm」と、2・3・4・6の並びで覚えます。土に接するかどうかで数値が上がる点が最も問われやすい箇所です。
かぶり厚さとは、鉄筋の表面からコンクリート表面までの最短距離をいい、建築基準法施行令で部位ごとに最小値が定められています。直接土に接する壁・柱・床・梁および布基礎の立上り部分は40mm以上と定められており、20mm以上では不足します。土に接する部分は常に水分や土中の塩分にさらされ、乾湿の繰り返しも受けるため、鉄筋が腐食しやすい厳しい環境にあります。そのため他の部位より厚いかぶりを確保して、鉄筋を保護する必要があります。
他の選択肢が不適切な理由
「柱及び梁の最小かぶり厚さは、30mm以上とされている。」は正しく、耐力壁も同じ30mm以上です。「耐力壁以外の壁や床では、20mm以上とされている。」も正しく、外気や土に直接触れない部位として最も小さい値が定められています。「基礎では、捨コンクリートの部分を除き60mm以上とする。」も正しく、地中で最も過酷な環境に置かれるため最大の値が要求されています。
試験の罠
施行令第79条の数値は「壁・床が2cm、耐力壁・柱・梁が3cm、直接土に接する部分が4cm、基礎が6cm」と、2・3・4・6の並びで覚えます。土に接するかどうかで数値が上がる点が最も問われやすい箇所です。