決定木の特徴として、最も不適切なものを1つ選びなさい。
- ①学習の前に、特徴量ごとの値の大きさを必ずそろえておく必要がある。
- ②条件分岐の流れを図で示せるため、予測の根拠を説明しやすい。
- ③木を深くしすぎると学習データに合わせすぎ、過学習を起こしやすい。
- ④分割の基準として、ジニ不純度や情報利得などの指標が使われる。
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決定木は、「年齢が30歳以上か」「年収が500万円以上か」のような条件分岐を木の形に積み重ねて、分類や回帰を行う手法です。それぞれの分岐では、1つの特徴量について「ある値より大きいか小さいか」を判定するだけなので、特徴量どうしの値の大きさ(スケール)の違いは結果に影響しません。そのため、正規化や標準化といったスケールをそろえる前処理は、基本的に必要ありません。
他の選択肢が不適切な理由
※この問題は「不適切なもの」を選ぶ問題です。以下は決定木の特徴として正しい記述です。
・予測の根拠を説明しやすい:分岐の流れを図で示せるため、解釈しやすいモデルの代表とされます。
・深くしすぎると過学習を起こしやすい:分岐を細かくするほど学習データに合わせすぎるため、木の深さを制限したり、枝を刈り込んだり(剪定)して防ぎます。
・ジニ不純度や情報利得を使う:分割後のデータがどれだけ1つのクラスにまとまったかを表す指標で、分割の基準に使われます。
覚え方のポイント
決定木の長所は「解釈しやすい」「スケーリング不要」、短所は「過学習しやすい」。この短所を、多数の木を組み合わせて補うのがランダムフォレストです。