2026年版・3-8

感覚器系の一問一答

第二種衛生管理者試験「労働生理」から、感覚器系に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

全10問/解説つき・基本無料

アプリ形式で解く(全390問) 労働生理の要点解説を読む
問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問13-8

眼の水晶体の働きに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①水晶体の厚さは、毛様体筋ではなく虹彩の働きによって変化し、遠近の焦点(ピント)を調節するものとされている。
  • ②水晶体は、毛様体筋の働きによって厚さを変化させることで、遠近の焦点(ピント)を調節する役割を担うとされている。
  • ③水晶体は、水晶体自身ではなく、光を感知して電気信号に変換する神経細胞が集まった網膜の部位そのものを指す用語である。
  • ④水晶体は、音の振動を感知して脳に伝えるための器官であり、視覚とは全く関係のない感覚器官であるとされている。
答えと解説を見る
正解 ②水晶体は、毛様体筋の働きによって厚さを変化させることで、遠近の焦点(ピント)を調節する役割を担うとされている。
解説
水晶体は眼球内にあるレンズの役割を果たす組織で、周囲の毛様体筋が収縮・弛緩することでその厚さを変化させ、網膜上に像が正しく結ばれるように遠近の焦点(ピント)を調節しています。近くを見るときは毛様体筋が収縮し水晶体は厚くなります。

他の選択肢が不適切な理由
光を電気信号に変換する神経細胞の集まりとする記述(これは網膜の説明です)、厚さの変化が虹彩の働きによるとする記述(虹彩は瞳孔の大きさを変えて光量を調節する組織であり、水晶体の厚さを変えるのは毛様体筋です)、音を感知する器官とする記述は、いずれも水晶体の機能と異なります。
問23-8

網膜の働きに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①網膜は、眼球内に入ってきた光の刺激を受け取り、電気信号に変換して視神経を通じて脳に伝える役割を担っている。
  • ②網膜は、眼球の最も外側にあって眼球全体を覆い保護する透明な膜であり、光の刺激の受容とは全く無関係な組織である。
  • ③網膜は、涙を分泌して眼球の表面を潤し、乾燥や異物の侵入から保護する役割を専ら担う器官であるとされている。
  • ④網膜には、光を感知して電気信号に変換する視細胞は存在せず、そのため光を受容する機能を持たないとされている。
答えと解説を見る
正解 ①網膜は、眼球内に入ってきた光の刺激を受け取り、電気信号に変換して視神経を通じて脳に伝える役割を担っている。
解説
網膜は眼球の最も内側にある薄い膜で、光を感知する視細胞(明るい場所や色を感知する錐体細胞、暗い場所で働く杆体細胞)が存在し、受け取った光の刺激を電気信号に変換して視神経を通じて脳に伝える役割を担います。

他の選択肢が不適切な理由
涙を分泌する役割とする記述、光の刺激と無関係な保護膜とする記述、視細胞が存在しないとする記述は、いずれも網膜の機能と異なります。
問33-8

暗順応と明順応に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①暗順応は、瞳孔の収縮のみによってほぼ瞬時に完了する現象であり、明順応よりも常に短い時間で完了するとされている。
  • ②暗い場所から明るい場所に移動した際に、徐々に目が慣れて見えるようになっていく現象を暗順応というとされている。
  • ③暗順応及び明順応は、いずれも視覚とは全く無関係であり、専ら聴覚のみに関する現象であるとされている用語である。
  • ④明るい場所から暗い場所に移った際に目が慣れていく現象を暗順応といい、明順応よりも長い時間がかかるとされている。
答えと解説を見る
正解 ④明るい場所から暗い場所に移った際に目が慣れていく現象を暗順応といい、明順応よりも長い時間がかかるとされている。
解説
明るい場所から急に暗い場所に入ったときに、最初は見えにくいものが徐々に見えるようになる現象を暗順応といい、数十分程度の時間を要するとされます。一方、暗い場所から明るい場所に出たときに眩しさに慣れる現象を明順応といい、暗順応より短時間(数十秒〜数分程度)で完了するとされています。

他の選択肢が不適切な理由
暗い場所から明るい場所への順応を暗順応とする記述(逆です)、暗順応が明順応より短時間で完了するとする記述、聴覚に関する現象とする記述は、いずれも定義・性質と異なります。
問43-8

屈折異常(近視・遠視・乱視)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①遠視は、眼軸が短い等の理由により、平行光線が網膜より手前で像を結んでしまう屈折異常であるとされている。
  • ②屈折異常には、近視・遠視・乱視という区分は医学的には全く存在せず、単に個人差の範囲内であるとされている。
  • ③近視は、眼軸が長い等の理由で、平行光線が網膜より手前で像を結んでしまう、比較的頻度の高い屈折異常である。
  • ④乱視とは、加齢に伴い水晶体の弾力性が低下することで生じる、いわゆる調節機能の低下(老視)のみを指す用語である。
答えと解説を見る
正解 ③近視は、眼軸が長い等の理由で、平行光線が網膜より手前で像を結んでしまう、比較的頻度の高い屈折異常である。
解説
近視は、眼軸が長い等の理由で、平行光線(遠方からの光)が網膜より手前で像を結んでしまう屈折異常であり、遠くのものが見えにくくなります。遠視は逆に網膜より後ろで像を結ぶ状態、乱視は角膜等の歪みにより像が一点に結ばれない状態を指します。

他の選択肢が不適切な理由
遠視を網膜より手前で像を結ぶとする記述(これは近視の説明です)、乱視を加齢による調節機能の低下(老視)と同一視する記述、近視・遠視・乱視の区分が存在しないとする記述は、いずれも定義と異なります。
問53-8

耳の構造と外耳・中耳・内耳に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①鼓膜は、外耳や中耳ではなく、内耳の最も奥深くに位置する構造であり、音の振動とは無関係であるとされている。
  • ②耳は、外耳、中耳、内耳の3つに大別され、鼓膜は外耳と中耳の境界に位置し、音の振動を受け取る役割を果たす。
  • ③耳の構造は、専ら平衡感覚の維持にのみ関与するものであり、音を感知する聴覚の機能は一切持たないとされている。
  • ④耳は、内耳のみによって構成されている器官であり、外耳や中耳という区分は医学的には存在しないとされている。
答えと解説を見る
正解 ②耳は、外耳、中耳、内耳の3つに大別され、鼓膜は外耳と中耳の境界に位置し、音の振動を受け取る役割を果たす。
解説
耳は、耳介や外耳道からなる外耳、鼓膜と耳小骨からなる中耳、蝸牛や前庭・半規管からなる内耳に大別されます。鼓膜は外耳道と中耳の境界に位置する薄い膜で、音の振動を受け取り、耳小骨を通じて内耳に伝える役割を果たします。

他の選択肢が不適切な理由
耳が内耳のみで構成されるとする記述、鼓膜が内耳の最も奥に位置するとする記述、耳の構造が平衡感覚の維持にのみ関与し聴覚機能を持たないとする記述(平衡感覚も内耳の役割の一つですが、蝸牛による聴覚の機能も併せ持ちます)は、いずれも耳の構造・機能と異なります。
問63-8

内耳の機能に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①前庭及び半規管は、専ら聴覚のみを担う器官であり、身体の平衡感覚には全く関与しないとされている。
  • ②蝸牛は、専ら平衡感覚のみを担う器官であり、音を感知する聴覚には全く関与しないとされている。
  • ③内耳には、音を感知する蝸牛と、身体の平衡感覚を感知する前庭及び半規管がそれぞれ存在するとされる。
  • ④内耳には、聴覚に関する器官のみが存在しており、平衡感覚に関する器官は一切存在しないとされている。
答えと解説を見る
正解 ③内耳には、音を感知する蝸牛と、身体の平衡感覚を感知する前庭及び半規管がそれぞれ存在するとされる。
解説
内耳には、音の振動を電気信号に変換する渦巻き状の器官である蝸牛(聴覚)と、身体の傾きや回転を感知する前庭及び半規管(平衡感覚)が存在し、それぞれ別々の神経を通じて情報を脳に伝えています。

他の選択肢が不適切な理由
平衡感覚に関する器官が存在しないとする記述、蝸牛が平衡感覚を担うとする記述、前庭・半規管が聴覚を担うとする記述は、いずれも各器官の機能が逆又は誤りです。
問73-8

音の伝わり方(気導と骨導)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①骨導とは、頭蓋骨の振動ではなく、専ら外耳道のみを通じて空気の振動として音が伝わる経路のみを指すとされている。
  • ②音が外耳道・鼓膜・耳小骨を経て内耳に伝わる経路を気導、頭蓋骨の振動を通じて直接内耳に伝わる経路を骨導という。
  • ③気導とは、外耳道や鼓膜を経由せず、専ら頭蓋骨の振動のみを通じて音が伝わる経路を指すとされている。
  • ④音の伝わり方には、気導・骨導という区分による性質の違いは存在せず、常に同一の経路で伝わるとされている。
答えと解説を見る
正解 ②音が外耳道・鼓膜・耳小骨を経て内耳に伝わる経路を気導、頭蓋骨の振動を通じて直接内耳に伝わる経路を骨導という。
解説
音の伝わり方には、空気の振動が外耳道・鼓膜・耳小骨を経て内耳に伝わる「気導」と、頭蓋骨の振動が直接内耳に伝わる「骨導」の2つの経路があります。

他の選択肢が不適切な理由
気導を頭蓋骨の振動を通じた経路とする記述、骨導を外耳道を通じた経路とする記述(両者の定義が逆です)、区分による違いが存在しないとする記述は、いずれも定義と異なります。
問83-8

皮膚感覚に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①皮膚感覚は、脳を全く経由することなく、皮膚のみで完結して認識される独立した現象であるとされている。
  • ②皮膚感覚の受容器は、指先や唇等の部位も含め、身体のどの部位でも全く同じ密度で分布しているとされる。
  • ③皮膚感覚は、専ら痛覚のみによって構成されており、触覚や温覚等の他の感覚は存在しないとされている。
  • ④皮膚感覚には、触覚、痛覚、温覚、冷覚等があり、皮膚に存在する様々な感覚受容器によって感知される。
答えと解説を見る
正解 ④皮膚感覚には、触覚、痛覚、温覚、冷覚等があり、皮膚に存在する様々な感覚受容器によって感知される。
解説
皮膚感覚には、触れた感覚を感知する触覚、痛みを感知する痛覚、温かさを感知する温覚、冷たさを感知する冷覚等があり、皮膚に分布する様々な感覚受容器がこれらの刺激を感知し、神経を通じて脳に伝えています。

他の選択肢が不適切な理由
痛覚のみで構成されるとする記述、脳を経由せず皮膚のみで完結するとする記述、受容器がどの部位でも同じ密度で分布するとする記述(指先等は受容器の密度が高いことが知られています)は、いずれも皮膚感覚の性質と異なります。
問93-8

深部感覚(自己受容感覚)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①深部感覚とは、筋肉や関節等の内部組織ではなく、専ら皮膚の表面のみで感知される感覚を指す用語であるとされている。
  • ②深部感覚とは、筋肉や関節等の身体内部の受容器によって感知される、身体各部の位置や運動の状態に関する感覚をいう。
  • ③深部感覚は、筋肉や関節とは無関係に、専ら聴覚器官(内耳)の内部にのみ存在する感覚であるとされている。
  • ④深部感覚は、専ら視覚のみによって代替される感覚であるとされ、独自の受容器は一切存在しないとされている。
答えと解説を見る
正解 ②深部感覚とは、筋肉や関節等の身体内部の受容器によって感知される、身体各部の位置や運動の状態に関する感覚をいう。
解説
深部感覚(自己受容感覚)は、筋肉、腱、関節等に存在する受容器によって感知される、身体各部の位置関係や運動の状態(位置覚、運動覚等)に関する感覚であり、目を閉じていても自分の手足の位置が分かる等の機能を支えています。

他の選択肢が不適切な理由
皮膚の表面で感知される感覚のみを指すとする記述、視覚のみによって代替され独自の受容器がないとする記述、内耳にのみ存在するとする記述は、いずれも深部感覚の性質と異なります。
問103-8

嗅覚と味覚に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①嗅覚は鼻腔内の嗅細胞が、味覚は舌の味蕾が、それぞれ化学物質を感知することによって生じる感覚である。
  • ②嗅覚は舌の味蕾が、味覚は鼻腔内の嗅細胞が、それぞれ化学物質を感知することによって生じる感覚であるとされている。
  • ③味覚は、舌の味蕾とは無関係に、専ら聴覚(耳)と全く同じ仕組みによって生じるとされている感覚である。
  • ④嗅覚と味覚は、鼻や舌ではなく、いずれも同一の器官である耳のみによって感知される感覚であるとされている。
答えと解説を見る
正解 ①嗅覚は鼻腔内の嗅細胞が、味覚は舌の味蕾が、それぞれ化学物質を感知することによって生じる感覚である。
解説
嗅覚は、鼻腔の奥にある嗅細胞が空気中の化学物質(におい成分)を感知することで、味覚は舌の表面等に存在する味蕾が唾液に溶けた化学物質を感知することで、それぞれ生じる化学的感覚(化学感覚)です。

他の選択肢が不適切な理由
両者が同一の器官(耳)で感知されるとする記述、嗅覚と味覚を感知する器官が入れ替わっているとする記述(嗅覚は鼻腔内の嗅細胞、味覚は舌の味蕾がそれぞれ担います)、味覚が聴覚と全く同じ仕組みとする記述は、いずれも感覚の仕組みと異なります。

第二種衛生管理者試験の対策問題(全390問)に戻る

※本ページはアクセス解析のためCookieを利用し、その情報を外部(Google)へ送信しています。

※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。