2026年版・2-5

メンタルヘルスケアの一問一答

第二種衛生管理者試験「労働衛生」から、メンタルヘルスケアに関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

全10問/解説つき・基本無料

アプリ形式で解く(全390問) 労働衛生の要点解説を読む
問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問12-5

「労働者の心の健康の保持増進のための指針」における「4つのケア」に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①4つのケアのうち、事業場外資源によるケアだけは、必ず他の3つに先立って実施しなければならないとされている。
  • ②4つのケアとは、運動・栄養・睡眠・休養という4つの基本的な生活習慣要素のみをいうとされている。
  • ③4つのケアは、その中のいずれか1つのみを選択して実施すれば十分に足り、連携は想定されていない。
  • ④4つのケアとは、セルフケア、ラインによるケア、産業保健スタッフによるケア、事業場外資源によるケアをいう。
答えと解説を見る
正解 ④4つのケアとは、セルフケア、ラインによるケア、産業保健スタッフによるケア、事業場外資源によるケアをいう。
解説
厚生労働省の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」では、メンタルヘルスケアを、労働者自身が行う「セルフケア」、管理監督者が行う「ラインによるケア」、産業医・衛生管理者等が行う「事業場内産業保健スタッフ等によるケア」、外部の専門機関を活用する「事業場外資源によるケア」の4つに整理し、これらを継続的かつ計画的に、相互に連携させて推進することとしています。

他の選択肢が不適切な理由
運動・栄養・睡眠・休養の4要素とする記述、いずれか1つの選択でよいとする記述、事業場外資源によるケアを最優先で実施しなければならないとする記述は、いずれも指針の内容と異なります。
問22-5

「ラインによるケア」に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①ラインによるケアは、人事労務管理とは全く一切何ら関係のない活動として明確に位置付けられているとされる。
  • ②ラインによるケアとは、労働者自身が自らのストレスに気付き、これに対処するケアをいうとされている。
  • ③ラインによるケアとは、日常的に労働者に接する管理監督者が、職場環境の把握と改善、相談対応を行う。
  • ④ラインによるケアとは、産業医が単独で行う極めて専門的な精神科の治療そのものを指すとされている。
答えと解説を見る
正解 ③ラインによるケアとは、日常的に労働者に接する管理監督者が、職場環境の把握と改善、相談対応を行う。
解説
ラインによるケアは、日常的に労働者と接する機会が多い管理監督者が、部下の様子の変化に気付き、職場環境等の把握と改善、労働者からの相談対応等を通じてメンタルヘルス不調を早期に発見・対応するケアです。

他の選択肢が不適切な理由
労働者自身が行うケアとする記述はセルフケアの説明であり、産業医が単独で行う専門治療とする記述、人事労務管理と一切関係ないとする記述は、いずれもラインによるケアの内容と異なります。
問32-5

セルフケアの推進のために事業者が行うべき取組に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①セルフケアに関する教育研修は、入社後10年以上経過した労働者にのみ実施すれば足りるとされている。
  • ②セルフケアの推進は、管理監督者にのみ必要な取組であり、一般の労働者には全く不要であるとされる。
  • ③事業者は、労働者にストレスやメンタルヘルスの知識を持たせる教育の研修を行うことが必要とされる。
  • ④セルフケアは専ら労働者個人の問題であるため、事業者が教育研修等を行う必要は一切ないとされている。
答えと解説を見る
正解 ③事業者は、労働者にストレスやメンタルヘルスの知識を持たせる教育の研修を行うことが必要とされる。
解説
セルフケアを効果的に行うためには、労働者自身がストレスやメンタルヘルスについて正しく理解している必要があり、事業者はそのための教育研修や情報提供を行うことが求められています。

他の選択肢が不適切な理由
事業者が教育研修等を行う必要が一切ないとする記述、管理監督者にのみ必要とする記述、入社10年以上の労働者にのみ実施すればよいとする記述は、いずれも指針の考え方と異なります。
問42-5

職場復帰支援プログラムの第1ステップに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①職場復帰支援の第1ステップは、最終的かつ確定的な職場復帰の決定を行う段階であると一般に理解されている。
  • ②職場復帰支援の第1ステップは、労働者が病気休業を開始し、療養できるよう情報提供等を必ず行う段階である。
  • ③職場復帰支援の第1ステップは、職場復帰後のフォローアップを継続的に行う段階であるとされているものである。
  • ④職場復帰支援の第1ステップは、職場復帰支援プランをあらかじめ作成する段階であるとされているものである。
答えと解説を見る
正解 ②職場復帰支援の第1ステップは、労働者が病気休業を開始し、療養できるよう情報提供等を必ず行う段階である。
解説
厚生労働省の「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」では、職場復帰支援を5つのステップで整理しており、第1ステップは病気休業開始及び休業中のケア、第2ステップは主治医による職場復帰可能の判断、第3ステップは職場復帰の可否の判断及び支援プランの作成、第4ステップは最終的な職場復帰の決定、第5ステップは職場復帰後のフォローアップとされています。

他の選択肢が不適切な理由
フォローアップは第5ステップ、最終的な職場復帰の決定は第4ステップ、支援プランの作成は第3ステップの内容であり、第1ステップの説明としては誤りです。
問52-5

職場復帰の可否の判断に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①職場復帰の可否は、主治医の診断書のみで必ず常に機械的かつ一律に決定しなければならないとされている。
  • ②職場復帰の可否は、主治医の診断書に加え、産業医等が精査し、総合的に判断することが望ましいとされる。
  • ③職場復帰の可否は、休業期間の長さのみによって常に自動的かつ一律に、機械的に決定されるものとされる。
  • ④職場復帰の可否の判断に、産業医が関与することは制度上一切全く想定されていないものであるとされる。
答えと解説を見る
正解 ②職場復帰の可否は、主治医の診断書に加え、産業医等が精査し、総合的に判断することが望ましいとされる。
解説
主治医の判断は日常生活における回復程度を基準としていることが多いため、実際の職場で求められる業務遂行能力とは必ずしも一致しないことがあり、産業医等が就業上の配慮の観点から精査した上で、事業者が総合的に職場復帰の可否を判断することが望ましいとされています。

他の選択肢が不適切な理由
主治医の診断書のみで機械的に決定するとする記述、産業医の関与が想定されていないとする記述、休業期間の長さのみで自動的に決定するとする記述は、いずれも手引きの考え方と異なります。
問62-5

職場復帰後のフォローアップに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①職場復帰後は、再燃・再発を確認するため、管理監督者や保健スタッフがフォローアップを行うことが求められる。
  • ②職場復帰後のフォローアップは、労働者本人が強く希望した場合であっても実施してはならないとされている。
  • ③職場復帰後は、労働者を通常勤務に戻した時点で、事業者側の対応はすべて完全に終了するとされている。
  • ④職場復帰後のフォローアップの実施は、法律上明確かつ厳格に禁止されている行為であるとされているものである。
答えと解説を見る
正解 ①職場復帰後は、再燃・再発を確認するため、管理監督者や保健スタッフがフォローアップを行うことが求められる。
解説
職場復帰後は、症状の再燃・再発、勤務状況及び業務遂行能力の状況等を定期的に確認するため、管理監督者や事業場内産業保健スタッフ等によるフォローアップを継続的に行うことが重要とされています。

他の選択肢が不適切な理由
通常勤務に戻した時点で対応が終了するとする記述、フォローアップが法律上禁止されているとする記述、本人の希望があっても実施してはならないとする記述は、いずれも手引きの考え方と異なります。
問72-5

職場のメンタルヘルス不調の予防(一次予防・二次予防・三次予防)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①一次予防、二次予防、三次予防は、いずれも職場復帰支援のみを指す全く同一の意味の用語であるとみなされる。
  • ②三次予防とは、メンタルヘルス不調を未然に防止するための教育研修そのものを常に指すとされている。
  • ③メンタルヘルス対策における一次予防とは、既に発症した労働者の治療そのものを指すとされている。
  • ④メンタルヘルス対策の一次予防は不調の未然防止、二次予防は早期発見と対応、三次予防は職場復帰支援を指す。
答えと解説を見る
正解 ④メンタルヘルス対策の一次予防は不調の未然防止、二次予防は早期発見と対応、三次予防は職場復帰支援を指す。
解説
職場のメンタルヘルス対策は、疾病予防の一般的な考え方に基づき、不調の未然防止を図る一次予防、不調の早期発見と適切な対応を図る二次予防、不調となった労働者の職場復帰支援や再発防止を図る三次予防の3段階で整理されます。

他の選択肢が不適切な理由
3つがいずれも職場復帰支援のみを指すとする記述、一次予防を治療そのものとする記述、三次予防を未然防止の教育研修とする記述は、いずれも各予防段階の定義と異なります。
問82-5

事業場外資源によるケアに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①事業場外資源によるケアとは、事業場内の産業医が院外で行う診療行為のみを指すとされているものである。
  • ②事業場外資源によるケアとは、地域産業保健センターや医療機関等、EAP機関等を活用したケアをいう。
  • ③事業場外資源によるケアは、常時1000人以上の労働者を使用する事業場でのみ認められているとされる。
  • ④事業場外資源によるケアの活用は、労働安全衛生法上明確に一切禁止されているとされているものである。
答えと解説を見る
正解 ②事業場外資源によるケアとは、地域産業保健センターや医療機関等、EAP機関等を活用したケアをいう。
解説
事業場外資源によるケアは、事業場内の体制だけでは十分に対応できない場合等に、地域産業保健センター、外部の医療機関、従業員支援プログラム(EAP)機関等の事業場外の専門機関・専門家の支援を活用して行うケアです。

他の選択肢が不適切な理由
事業場内産業医の院外診療のみとする記述、労働安全衛生法上禁止されているとする記述、1000人以上の事業場でのみ認められるとする記述は、いずれも制度の内容と異なります。
問92-5

メンタルヘルス不調者に対する管理監督者の対応に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①管理監督者は、部下に精神的な不調が疑われる場合、自らの判断のみで診断や治療を行わなければならないとされている。
  • ②管理監督者は、部下のメンタルヘルス不調に気付いても、常に一切の対応をとってはならないとされているものである。
  • ③管理監督者がメンタルヘルス不調の部下に対応することは、プライバシー侵害に当たるため常に一律に禁止されている。
  • ④管理監督者は、部下の様子の変化に気付いた場合、傾聴等の初期対応を行い、保健スタッフへつなぐことが期待される。
答えと解説を見る
正解 ④管理監督者は、部下の様子の変化に気付いた場合、傾聴等の初期対応を行い、保健スタッフへつなぐことが期待される。
解説
ラインによるケアの一環として、管理監督者は日頃から部下の様子を把握し、いつもと違う変化に気付いた場合には話を聴くなどの初期対応を行い、必要に応じて産業医や保健師等の事業場内産業保健スタッフにつなぐことが期待されています。

他の選択肢が不適切な理由
管理監督者自らが診断・治療を行わなければならないとする記述、一切の対応をとってはならないとする記述、対応が常にプライバシー侵害に当たり禁止されるとする記述は、いずれも実際の役割と異なります。
問102-5

衛生委員会とメンタルヘルス対策の関係に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①メンタルヘルス対策に関する事項は、衛生委員会での調査審議の対象には一切全くならないとされている。
  • ②メンタルヘルス対策に関する調査審議は、労働基準監督署が事業場に代わって行うものであるとされる。
  • ③メンタルヘルス対策は、産業医が単独ですべてを決定するものであり、衛生委員会の関与は完全に排除される。
  • ④メンタルヘルスケアの実施に関する基本的な計画の策定は、衛生委員会等で調査審議することが求められる。
答えと解説を見る
正解 ④メンタルヘルスケアの実施に関する基本的な計画の策定は、衛生委員会等で調査審議することが求められる。
解説
「労働者の心の健康の保持増進のための指針」では、事業者は衛生委員会等においてメンタルヘルスケアの実施に関する基本的な計画(心の健康づくり計画)の策定等について調査審議することが求められています。

他の選択肢が不適切な理由
衛生委員会での調査審議の対象にならないとする記述、産業医が単独で決定し衛生委員会の関与が排除されるとする記述、労働基準監督署が代わって行うとする記述は、いずれも指針の内容と異なります。

第二種衛生管理者試験の対策問題(全390問)に戻る

※本ページはアクセス解析のためCookieを利用し、その情報を外部(Google)へ送信しています。

※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。