住宅の単相2線式100Vの電灯回路について複線図を描くとき、最初に行うべき配線として正しいものはどれか。
- ①電源の接地側電線を照明などの負荷へ直接つなぐ
- ②電源の非接地側電線を照明などの負荷へ直接つなぐ
- ③電源の接地側電線を点滅器の端子へつなぐ
- ④電源の非接地側電線を接地極へ直接つなぐ
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詳細解説
複線図は手順を固定して描くと間違えません。まず電源の接地側電線、すなわち白色の電線を、照明器具やコンセントの接地側極へ何も経由せずにつなぎます。次に非接地側電線、すなわち黒色の電線を点滅器へ送り、点滅器から出た戻り線を照明器具へつなぎます。最後にリングスリーブで接続する箇所を確定します。
接地側電線を点滅器に入れてしまうと、消灯していても照明器具に電圧が残り、ランプ交換時に感電するおそれがあります。非接地側電線を負荷へ直接つなぐ描き方では、点滅器の位置が決まりません。非接地側電線を接地極につなぐのは短絡そのもので、絶対に行いません。
「白は負荷へ、黒はスイッチへ」が複線図の合言葉です。
他の選択肢が不適切な理由
非接地側の電線をいきなり負荷につないでしまうと、点滅器を通る道が図の中に残らず、どこで入切するのかが決まらない図になります。接地側を点滅器へ入れる描き方は、回路としては点いたり消えたりするものの、消灯中も器具側に電圧が残る配線になるため施工してはならない形です。非接地側を接地極につなぐ描き方は、電源を直接大地へ落とすことにあたり、遮断器が動作します。