屋内配線図において、一点鎖線で描かれた配線が示す施設方法として正しいものはどれか。
- ①露出配線
- ②床隠ぺい配線
- ③地中埋設配線
- ④天井隠ぺい配線
答えと解説を見る
詳細解説
配線図では、配線をどこに施設するかを線の種類で描き分けます。実線は天井隠ぺい配線、破線は床隠ぺい配線、点線は露出配線、一点鎖線は地中埋設配線を表します。一点鎖線は、建物から屋外の照明や物置へ電源を送る場合など、地面の下を通す配線に用いられます。
地中埋設配線であることが分かれば、施工方法の判定も変わります。管路式や直接埋設式では埋設深さの規定があり、車両などの重量物の圧力を受けるおそれがある場所では1.2メートル以上、その他の場所では0.6メートル以上とすることが電気設備技術基準の解釈で定められています。
線の種類を取り違えると施工方法の判定問題を丸ごと落とすため、四つの線種はまとめて覚えます。
他の選択肢が不適切な理由
他の三つは、天井裏、床下、造営材の表面という建物の中のどこに施設するかを表す線種です。屋外の地面の下を通す配線をこれらと読み違えると、埋設の深さや使用できる管の種類といった、地中電線路にだけ課される決まりが図から読み取れなくなります。線の種類は単なる描き分けではなく、その後の施工方法の判定を左右する情報である点を意識して読む必要があります。