2026年版・7-2

図記号(機器・盤・開閉器)の一問一答

第一種電気工事士「配線図」から、図記号(機器・盤・開閉器)に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問17-2

屋内配線図で、点滅器の図記号に傍記が付いて「●3」と示されている。この点滅器の種類として正しいものはどれか。

  • ①3個口の連用点滅器
  • ②3路点滅器
  • ③4路点滅器
  • ④定格3アンペアの点滅器
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正解 ②3路点滅器
解説
詳細解説
点滅器の図記号に付く数字の傍記は、その点滅器の路数を表します。「3」は3路点滅器で、階段の上下など2か所から同じ照明を入切するときに2個一組で使います。「4」と傍記されていれば4路点滅器で、3路点滅器2個の間に挟み、3か所以上から点滅させるときに用います。
連用箇所の個数は図記号の数そのもので表すため、数字の傍記で個数を示すことはありません。定格電流を傍記するのは自動点滅器の場合で、そのときは「●A(3A)」のようにアルファベットと組み合わせて示されます。
数字の傍記=路数、アルファベットの傍記=機能や形状、と役割を分けて覚えると読み間違いを防げます。

他の選択肢が不適切な理由
4路の点滅器は、2個の3路点滅器の間に挟んで3か所以上から操作するときに用いる器具なので、階段の上下のように2か所から操作する一般的な配線には現れません。連用する器具の数は記号を並べて表すため、数字の傍記が個数を意味することはありません。定格電流を示す場合は単位を伴う形で示され、路数を表す数字とは書き方そのものが違うので、傍記の形を見れば区別できます。
問27-2

屋内配線図の点滅器の図記号に、傍記「H」が付いている。この点滅器の名称として正しいものはどれか。

  • ①確認表示灯内蔵形の点滅器
  • ②熱線式自動スイッチ
  • ③位置表示灯内蔵形の点滅器
  • ④遅延形の点滅器
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正解 ③位置表示灯内蔵形の点滅器
解説
詳細解説
傍記「H」は位置表示灯内蔵形の点滅器を表します。負荷が消えている間だけ小さなランプが点灯し、暗い廊下や寝室でもスイッチの位置が分かるようにしたもので、いわゆるほたるスイッチです。
紛らわしいのが傍記「L」で、こちらは確認表示灯内蔵形の点滅器です。負荷が動作している間にランプが点灯し、換気扇や屋外灯など、離れた場所の負荷が今動いているかどうかを手元で確認するために使います。HとLは点灯するタイミングがちょうど逆になります。
熱線式自動スイッチの傍記は「RAS」、遅らせて消灯する遅延形の傍記は「D」です。
「Hは位置、Lは動作の確認」と役割で覚えると取り違えません。

他の選択肢が不適切な理由
確認表示灯を内蔵した点滅器は、負荷が動いている間に光る器具で、屋外灯や換気扇のように離れた場所の負荷が今動いているかを手元で知るために使います。光るのが消灯中か動作中かという点で用途がまったく逆になります。熱線式の自動スイッチは人の動きを検知して自動で入切する器具、遅延形は操作してからしばらくたって消える器具で、いずれも表示灯によって位置を示す機能とは別の系統の機能です。
問37-2

屋内配線図で、コンセントの図記号に傍記「EET」が付いている。このコンセントの種類として正しいものはどれか。

  • ①接地極付接地端子付コンセント
  • ②接地端子付コンセント
  • ③接地極付コンセント
  • ④漏電遮断器付コンセント
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正解 ①接地極付接地端子付コンセント
解説
詳細解説
コンセントの傍記は、記号を組み合わせて読み解きます。「E」は接地極付、「ET」は接地端子付を表し、両方を備えたものが「EET」すなわち接地極付接地端子付コンセントです。接地極は差込プラグの接地刃を受ける第三の極、接地端子はねじ止めで接地線をつなぐ端子で、機器の側の仕様がどちらであっても接地がとれるようにしたものです。
接地端子だけのものは「ET」、接地極だけのものは「E」と傍記します。漏電遮断器付コンセントの傍記は「EL」であり、記号が似ているため注意が必要です。
洗濯機や電子レンジなど、水気のある場所で使う機器の回路で指定されることが多い器具です。

他の選択肢が不適切な理由
傍記は記号を組み合わせて読む決まりなので、接地極だけ、あるいは接地端子だけを表す傍記では、片方の機能しか備えていないことになります。差込プラグの接地刃を受ける極と、接地線をねじ止めする端子は別のものであり、機器の側がどちらの方式であっても接地がとれるようにするには両方が必要です。漏電遮断器を内蔵した器具を表す傍記は、接地の機能そのものを示すものではありません。
問47-2

屋内配線図で、コンセントの図記号に傍記「LK」が付いている。このコンセントの種類として正しいものはどれか。

  • ①防雨形コンセント
  • ②医用コンセント
  • ③漏電遮断器付コンセント
  • ④抜け止め形コンセント
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正解 ④抜け止め形コンセント
解説
詳細解説
傍記「LK」はロック、すなわち抜け止め形のコンセントを表します。差込プラグを差し込んでから回転させることで刃が引っかかり、簡単には抜けなくなる構造です。冷蔵庫や自動販売機など、電源が不用意に抜けると困る機器に用います。
防雨形の傍記は「WP」で、屋外や軒下に設けるものです。医用コンセントの傍記は「H」で、病院の医用室に施設します。漏電遮断器付コンセントの傍記は「EL」です。
なお、施錠できる箱に入れるという意味ではない点に注意します。傍記のアルファベットは英語の頭文字が由来であることが多く、LKはlock、WPはweather proofと結び付けると記憶しやすくなります。

他の選択肢が不適切な理由
この器具は差込プラグを回して刃を引っかけ、抜けにくくする構造のものであり、雨水の侵入を防ぐ構造や、漏電したときに電路を切る機能を備えているわけではありません。したがって屋外用の器具や漏電遮断器を内蔵した器具とは目的が異なります。医用室に施設する器具は、接地の確実さや電源の信頼性のために別に定められたもので、プラグの抜けにくさを主な目的とした器具ではありません。
問57-2

住宅の屋外の軒下に設ける屋外用コンセントについて、配線図の図記号に付けるべき傍記として正しいものはどれか。

  • ①ET
  • ②WP
  • ③LK
  • ④EL
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正解 ②WP
解説
詳細解説
屋外や軒下など雨がかかるおそれのある場所に設けるコンセントには、防雨形を用い、図記号には傍記「WP」を付けます。WPはweather proofの略で、器具本体に扉やパッキンを備え、水が内部に入らない構造になっています。
「ET」は接地端子付、「LK」は抜け止め形、「EL」は漏電遮断器付を表す傍記であり、防水性能とは関係がありません。ただし実際の屋外コンセントは、感電防止のために接地極付や漏電遮断器付と組み合わせて施設することが多く、一つの記号に複数の傍記が並ぶこともあります。
屋外コンセントの回路には、電気設備技術基準の解釈により漏電遮断器の施設が求められる場合があるため、傍記の読み取りと施工方法の判定は合わせて問われます。

他の選択肢が不適切な理由
接地端子付を表す傍記、抜け止め形を表す傍記、漏電遮断器を内蔵した器具を表す傍記は、いずれも接地のとり方や抜けにくさ、漏電時の動作に関する記号であって、水が内部に入らない構造を表すものではありません。屋外では防雨の構造に加えて接地や漏電対策も併せて求められることが多く、一つの図記号に複数の傍記が並ぶことがあるため、記号ごとの意味を分けて読み取る必要があります。
問67-2

分電盤の内部を示した図で、ある器具の傍記が「BE」となっている。この器具の名称として正しいものはどれか。

  • ①配線用遮断器
  • ②開閉器
  • ③過負荷保護付漏電遮断器
  • ④電磁開閉器
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正解 ③過負荷保護付漏電遮断器
解説
詳細解説
分電盤内の器具の傍記は、「B」が配線用遮断器、「E」が漏電遮断器を表します。これを組み合わせた「BE」は、漏電の検出に加えて過負荷や短絡の保護もできる器具、すなわち過負荷保護付漏電遮断器を意味します。住宅の分電盤の主幹に使われるのがこの形です。
単に「E」とだけ傍記されている場合は、漏電の検出だけを行い過電流保護機能を持たない漏電遮断器です。開閉器の傍記は「S」で、電流を入切するだけの器具です。電磁開閉器の傍記は「MS」で、電磁接触器と熱動継電器を組み合わせた電動機の始動停止用の器具です。
アルファベットを一文字ずつ分解して読む習慣を付けると、組み合わせの傍記にも対応できます。

他の選択肢が不適切な理由
配線用遮断器は電線を過電流から守る器具で、大地へ漏れる電流は検出できないため、人が感電する事故を防ぐ役目は果たせません。単なる開閉器は電流を入切するだけで、保護のための検出機能をまったく持ちません。電磁開閉器は電動機を離れた場所から始動停止させ、過負荷から守るための器具で、住宅の分電盤の主幹に置かれるものではありません。傍記は一文字ずつが機能を表しています。
問77-2

屋内配線図で、傍記「TS」が付された器具の名称として正しいものはどれか。

  • ①タイムスイッチ
  • ②タンブラスイッチ
  • ③端子台
  • ④切換スイッチ
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正解 ①タイムスイッチ
解説
詳細解説
傍記「TS」はタイムスイッチを表します。あらかじめ設定した時刻に接点を開閉する器具で、屋外灯や看板照明、電気温水器などを決まった時間に運転させるために用います。図記号は四角の中にTSと書く形で示されます。
タンブラスイッチは一般的な壁の点滅器そのもののことで、独自の傍記はありません。端子台は電線どうしをねじで接続する部材で、配線図では別の記号で示されます。切換スイッチは回路を切り替える器具で、これも「TS」とは表しません。
似た働きの器具に、周囲の明るさで自動的に入切する自動点滅器があり、こちらの傍記は「A」です。時刻で動くのがTS、明るさで動くのがA、と対比して覚えると区別しやすくなります。

他の選択肢が不適切な理由
壁に付ける一般的な点滅器は人が手で操作する器具であり、決まった時刻に無人で入切する働きを持ちません。端子台は電線どうしをねじで接続するための部材で、そもそも回路を開閉する接点を備えていません。切換スイッチは回路の行き先を人が選んで切り替える器具です。いずれも時刻を設定して自動で動作するという、この器具の中心となる働きを備えていない点が共通しています。
問87-2

屋内配線図で、点滅器の図記号に傍記が付いて「●B」と示されている器具の名称として正しいものはどれか。

  • ①配線用遮断器
  • ②ブザー
  • ③防爆形の点滅器
  • ④電磁開閉器用押しボタン
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正解 ④電磁開閉器用押しボタン
解説
詳細解説
点滅器の図記号に傍記「B」が付いた「●B」は、電磁開閉器用押しボタンを表します。電動機を運転停止するとき、電動機の大きな電流を直接この押しボタンで入切するのではなく、押しボタンで電磁開閉器の操作回路を制御し、電磁接触器の主接点が電動機の電流を開閉します。押しボタンの配線は操作回路であるため細い電線で足ります。
配線用遮断器の傍記も「B」ですが、こちらは点滅器の記号ではなく分電盤内の四角い記号に付きます。同じ文字でも、どの図記号に付いた傍記かで意味が変わる点が重要です。
ブザーは音を出す機器で別の図記号を持ち、防爆形の点滅器の傍記は「EX」です。

他の選択肢が不適切な理由
配線用遮断器は分電盤の中に描かれる四角い記号に付く傍記であり、壁に付ける点滅器を表す記号の位置に描かれることはありません。ブザーは音を出す負荷であって、人が押して操作する器具ではないため、点滅器の記号で表すのは筋が通りません。防爆形は爆発のおそれのある場所で使う構造上の区別を示すもので、電動機を離れた場所から操作するという用途とは別の観点の分類です。
問97-2

屋内配線図で、自動点滅器の図記号に「●A(3A)」と傍記されている。この「3A」が示す内容として正しいものはどれか。

  • ①接点の定格電流が3アンペアであることを示している
  • ②点灯するまでの遅れ時間が3秒であることを示している
  • ③自動点滅器を3個並列に接続することを示す
  • ④接続できる照明が3灯までであることを示す
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正解 ①接点の定格電流が3アンペアであることを示している
解説
詳細解説
自動点滅器は、周囲の明るさをセンサで検出し、暗くなると接点を閉じて屋外灯などを自動点灯させる器具です。図記号は点滅器の記号に傍記「A」を付けて表し、続く括弧の中の数値はその接点が開閉できる定格電流を示します。「(3A)」であれば定格3アンペアであり、接続する照明の合計電流がこれを超えないよう選定します。
点灯までの遅れ時間を図記号に書く決まりはありません。器具の個数は図記号の数そのもので表すため、傍記で示すことはありません。接続できる灯数は負荷の消費電流によって変わるため、灯数として傍記されることもありません。
屋外灯の回路では、定格電流の不足が接点の焼損につながるため、この数値の確認は実務でも重要です。

他の選択肢が不適切な理由
点灯するまでの遅れ時間を図記号に書く決まりはなく、器具の個数は記号を並べた数そのもので表します。接続できる照明の数は、その照明1灯あたりの電流によって変わるため、器具の仕様として灯数で示すことができません。同じ数の照明でも消費電流が大きければ接点の容量を超えてしまうからです。だからこそ、灯数ではなく電流の値で上限を示す表し方がとられています。
問107-2

屋内配線図で、リモコン配線の系統に用いられる図記号「▲」が示す機器の名称として正しいものはどれか。

  • ①リモコンスイッチ
  • ②リモコン変圧器
  • ③リモコンリレー
  • ④リモコンセレクタスイッチ
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正解 ③リモコンリレー
解説
詳細解説
リモコン配線は、多数の照明を離れた場所から少ない電線で制御する方式です。図記号「▲」はリモコンリレーを表し、実際に照明回路を開閉する接点を持つ機器で、分電盤や制御盤の中に集めて取り付けます。
操作する側のリモコンスイッチは点滅器の図記号に傍記「R」を付けて「●R」と表します。リモコンリレーを動かすための直流24ボルトなどの低い電圧をつくるリモコン変圧器は、変圧器の図記号に傍記「R」を付けて表します。リモコンセレクタスイッチは複数のリモコンスイッチを1か所にまとめて操作するための器具であり、照明回路を開閉するリレーそのものではありません。
「動かす側がR付きのスイッチ、動く側が▲のリレー」と対にして整理すると読み違えません。

他の選択肢が不適切な理由
操作する側のスイッチや、複数の操作を1か所にまとめる器具は、人が触れる側の器具であって、照明回路そのものを開閉する接点を持ちません。リモコン変圧器は低い電圧をつくって操作回路へ送る機器で、照明の電路には入りません。これらはいずれも別の図記号で表されるため、記号の形と役割を一組にして覚えておくと、系統図の中で操作する側と動く側を取り違えずに読めます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。